
ピンク
猫のホテル
ザ・スズナリ(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/13 (水)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
30周年とのことだが、ずっと同じ仲間で芝居を続けてきたというのは驚異的だ。今回のストーリーも、暗いのか明るいのかわからなくなるぐらい面白い。芝居をやる楽しさが伝わってくる。

盲年【東京公演】
幻灯劇場
こまばアゴラ劇場(東京都)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/04 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
一週間記憶を寝かせたら、「風景」はクリアに焼き付いてるがストーリーがぼんやり。思い出してみると・・劇は謎解き式の進行だが一観客的には最後にもつれた糸が解けてスッキリ、とは行き切れず。ただ盲の息子と父、母という三者のストーリー自体は数行で説明できたように思う。これに絡まる人物らとの関係がややこしかった(メインストーリーを盛り立てる役どころなのか、もう一つの物語として存在感を持つべき役どころなのかがいまいちハッキリせず)。
だがアウトラインを部分的に書き込んで行くタッチの中に、情動を伴って「父」が存在感をもたげるあたりがこの作品の核で、演出、演技がドライにドローイングした石灰色のカンバスにうっすら「色」が浮かんでいる的な、画法が売りのようである。
若い俳優のキャラも生かしつつの当て書きに思える所があったが、キャラ頼みのリアリティの薄いキャラを演じる姿より、もっと重層的な(つまりは人間の)役を担う俳優の頑張りを観たい・・とは劇団の志向の否定か?

ヨコハマ・ヤタロウ~望郷篇~
theater 045 syndicate
KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)
2021/09/30 (木) ~ 2021/10/03 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
あ~面白かった。小さなスタジオで観た一作目は「伝説の男」と恐れられたヤタロウが砂塵から現れても、喋っても納得させる台詞と異色な風体の役者が「伝説」性を裏切らず、度肝を抜いた傑作だった(佃典彦脚本)。下北沢での再演もB1と狭い小屋だったが「望郷篇」ではKAAT大スタジオに。観劇体験としてはステージが遠いのはやや淋しいがパワー全開で見劣りなし。殺した相手の「人生を引き受ける」ため奔走し、13人が相手でも拳銃で!負けないヤタロウ(そんなもんいるか)、怪し気な新市長に「キレイな町」にされた近未来の横浜を舞台に幾つかのエピソードが錯綜して最後に合わさる。だがドラマの構成よりも、広い廃墟の銭湯(言わば底辺)から社会を牛耳ってほしいままにする階層を眼差す視線のベクトルに同期し、どす黒い世界イメージが「現代」を穿って現実とクロスする。私にはそれがこの舞台の魅力。アウトロー任侠西部劇カテゴリーのはち切れんばかりのノリにその通奏低音が響いている。(映画ブレードランナーはストーリーもさりながら画面を支配する世界観という通奏低音が快感。)

未来からの手紙
アンティークス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
アンティークスさんの作品を拝見するのは2回目なので、そんなに語れるほどの者ではないのですが『内容をジックリ染み入らせて、やがてウルウル』そんな作風をイメージとして持っていたので、今回はちょっとビックリ。
※『やがてウルウル』の方は健在でした
「ある日見た坂道で」
BGMも含めて鉄拳さんのYouTubeを彷彿させる冒頭。
途中「あっ、これって!」と思わせる伏線を発見するも、突如夫婦間での男女入れ替わり騒動が勃発。
そんな夫婦宅に訪ねてくる人、人、
彼女等の会話から芽生えてくる違和感の真意を探るのに夢中、あれよあれよ、あっという間だったなぁという印象。
もうひとつの作品もそうですが、当たり前に思っていた事が、心許なく消え去ってしまう様なあやふやさに惑わされます。
「未来からの手紙」
結構攻めた作品、ガッツリな見応え感。
さらに中々に入り組んだ世界観の作品でもあったのですが、登場人物達、それぞれに置かれた立場から発せられる台詞の数々が構造を解き明かしている感じが特徴的。
決して説明的に走らない所にこだわりを感じます。
イメージが変わっていてビックリ。と最初に書きましたが、劇団としての幹の部分はそのままあり続けながらも、出演される役者さん達のキャラクター・持ち味を活かして枝葉のカタチを臨機応変に変えていき、だから自然と作風も・・・っていう事なのかも。
だとすると、次は、そのまた次は、どんな役者さんで、どんなカタチで仕上がってくるのか毎回楽しみな劇団さんではないかと思いました。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
今公演は3回見ることができました。見る方向が違うといろいろ発見があって面白いです。上手から見た今日は、ああ、このシーンでこの人はこんな視線を送っていたのだと気づくことができました。
初日は夢中で見ていましたが、2回目では「ああもう!!なんで吹原さんを信じて逃げようって思わないの!!」とヒロインが焦ったく思えました。千穐楽の今日は、ここまでこれたことがひたすらに嬉しくて、開演時に涙ぐみました。そんな自分の変化も面白かったです。
毎回汗だくだった南さん。吹原そのものに思えました。ラストシーンの向こうに幸せな二人がいることを祈らずにいられません。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
めっちゃ良かったです。芸達者たちで、見せ方もいい!せつなくて、最後まで釘づけでした。良い時間をありがとうございます。

無一文ヒーロー
猿博打
中板橋 新生館スタジオ(東京都)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
びっくりするくらいよかった〜
役者も芸達者たち。見せ方もいい!熱演でコミカルで、全員から目が離せない!
未見の劇団さんで、こんなスゴイのがまだあったなんて
これだから小劇場はやめられない!
ありがとうございました。

多摩のタマばあちゃん
市民劇場TAMA
多摩市立関戸公民館・ヴィータホール(東京都)
2021/10/09 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
地域に根付いた感じの作品で
やはり1時間ほどで
小品だったけど温もりがあったなぁと
タブレットPCを
難なく使ってるお婆ちゃんの
キャラと行動がしたたかでコミカルで楽しめた(^ー^)

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台美術がなかなかのもの
鉄格子の中で演技するのかと思ったら、流れで自然にするすると開きなるほど
クロノス・ジョウンターも良くできていた
キャストは劇場のサイズに合った演技をしていた
失敗の繰り返しがちょっとくどく、もどかしさを通り越した感じがあった

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
時間SFが
しっくりと馴染んで進行する作品でした
いろいろと人の繋がりを丁寧に見せるようした演出だったかなぁ
と感想です(^ー^)

ヒラカタ・ノート
ニットキャップシアター
ひらしんイベントホール(大阪府)
2021/10/08 (金) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
満席🈵💺でのダブルコール。スタンディングオベーションも。過去ニットキャツプをみたが、難しかったのを覚えていたが、今回はキレイで団地内の人間模様が分かりやすく、観て良かったです😊東京ノートも観て比べたかったが…。

タイプライト・舞台版
BLACK★TIGHTS
SPACE9(大阪府)
2021/10/09 (土) ~ 2021/10/11 (月)公演終了
満足度★★★
個人的意見になるが、映像が多すぎてせっかくの顔ぶれで演じているのに、残念感が残った。古いのかもしれないが、映像であれば配信でよく、観客がなぜわざわざ劇場に足を運ぶのかを考えたら、自ずと答えは出てくる。内容が良かっただけに…。

心は孤独なアトム
“STRAYDOG”
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
過去に負い目を持つシナリオ作家が、1人の少女と出会う事で、その過去と向き合うまでの葛藤を描いた作品。
何度も上演された作品という事でしたが、今回初めて観劇させて頂きました。
B班の公演を2回観劇しましたが、心にグッとくる物があり、良い舞台に出逢えたという感想です。
役者さんの演技力、要所要所で入る歌やダンスも、かなりの完成度で、1時間50分があっという間でした。
皆様、素晴らしい演技でしたが、特に目当ての役者さんであったB班出演の辻野花さん、素晴らしかった!(完全に贔屓目です。。。)
再演の機会があるなら、是非観劇に行きたいと思っております。
今回、コロナ禍の影響で、2回の延期の末の公演という事でしたが、本当にお疲れ様でした!!

未来からの手紙
アンティークス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
2本だからか急いでいるような内容で分かりにくいところがあり、もっとじっくりと見たかったなぁ。
面白いストーリーだったので少し残念。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
台詞量が多いのにテンポよくあっという間の2時間でした。
どんどんどんどん引き込まれ見終わった後には充実感!楽しませてもらいました。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
日曜の中目は何処もかしこも行列でコロナ騒ぎもすっかり終わったような賑やかさ。キンケロ・シアターの前にも大行列が見えて驚愕。それは隣で行われているモデルの大屋夏南さんのフリマだった。
傑作。成井豊作品は押し付けがましい感動と気恥ずかしい人間讃歌が嘘臭くていまいち好きになれなかった。(大して観ていないので失礼だが。)『劇場版ドラえもん』を小学生ではなく、大の大人が演っている感覚。新興宗教的“感動ポルノ”とは流石に言い過ぎだが。
だが今作は素直に面白い。兎に角話の進め方人物の紹介の仕方がスピーディーで、何を簡略化してどの情報をどの順番で提示するのかのセンスも冴えている。舞台美術も壮麗で、要のクロノス・ジョウンターのデザインの美しいこと、まるで原子炉のような。これが象徴するのは崇めるべき“神”であり、どうにもならない無慈悲な現実でもある。オープニング、鉄格子の重い扉がゆっくりと左右に開かれた時、“神”と人間との戦いが火蓋を切る。
深夜の科幻博物館に侵入者。社員の平田友貴氏が殴って捕まえ、館長の今出舞さんに報告。館長は警察を呼ぶ前にその男と話したいと言う。気絶していた男、南翔太氏はここに展示されているガラクタ機械、クロノス・ジョウンターを求めていた。二人はその理由を訊ねる。男が語り出すのは、誰にも信じて貰えない“時間”との壮大な戦いの話。いつしか二人はその話にのめり込んでゆく。
美人館長役、今出舞さんの最大の武器である滑舌の良い早口が炸裂。熊本弁の無骨な平田友貴氏の体育会系キャラとの相性も悪くない。この二人がずっと南翔太氏の回想話を袖で聴いている設定がいい。時に応援し、時に突っ込み、観客のガイドラインとしての役割を果たしてくれる。今出舞さんは本当に良い女優になっている。主演の南翔太氏の汗だくの熱演、好感が持てるキャラなので観客はその姿をずっと観ていられる。看護婦役の梅山涼さんは出てきた時、「この娘がヒロインだな」と勝手に思っていた程綺麗。後輩のプロボクサー役堀田怜央氏は畑山隆則っぽい肉付けでカッコイイ。妹役難波なうさんは強烈な芝居の味付けで作品にコクを齎す。架空の話には手触りの重力が必須。
クロノス・ジョウンターの設定も秀逸。タイムマシンとは根本的に違う。物質を過去に転送する装置なのだが、時間流の反発に遭って未来へと弾き飛ばされてしまう。過去から現在へは帰れないのだ。余りにも大きいそのリスク。主人公は中学時代からずっと片想いしていた女性の事故死を救う為、全てを捨てて装置を作動させる。

暫しのおやすみ
劇団競泳水着
駅前劇場(東京都)
2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
出てくる女優出てくる女優が魅力的で演技が上手い。
芸能界を舞台に不倫スキャンダルや独立騒動などよく聞く話をテーマにしながら、そのスキャンダルをワイドショー的に取り上げるのではなく、その中でしっかりと生きぬく女優たちを群像劇として丁寧に描いている。
シーンシーンの情緒と演技力で見せる大人の芝居だ。
今をときめく人気女優や実力派の女優を演じる俳優陣が本当にそう見え、オーラさえ感じさせるのがすごい。ここら辺が上野マジックか。
登場人物ひとりひとりが愛おしくなり、今後の活躍を願ってしまうほど感情移入させられた。シリーズにしてこの続きも描いて欲しい。

クロノス
LOGOTyPE
中目黒キンケロ・シアター(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
とても面白かったです。評判もよい作品。初めて観劇しましたが、2時間があっという間に、感じられ、役者の熱演、ストーリーに引き込まれました。好きな劇場でことのはメンバーの関わる作品とと言うことで、期待して観に行きましたが、期待を裏切らない素晴らしいものでした。次回も期待です。

未来からの手紙
アンティークス
インディペンデントシアターOji(東京都)
2021/10/06 (水) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
アンティークスさんは大好きな劇団です。短編形式は見たこと無いと思いますが、二本ともとても面白かったです。2時間で二本なので、少し駆け足になっちゃたような、気がしました。役者さんの演技はいつもながら安定の実力で心暖まるシーンもちゃんとあって、あっという間の2時間でした。また、次回も心が暖まるいいお芝居を期待です。今回もよかったです。

暫しのおやすみ
劇団競泳水着
駅前劇場(東京都)
2021/10/02 (土) ~ 2021/10/10 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
#暫しのおやすみ
#劇団競泳水着
#鮎川桃果 さんと #都倉有加 さんの共演なんて堪らん。しかもオープニングでいきなりの絡み。興奮して鼻血が出るかと思った。
左右に二つの部屋のセットが組まれ、左が白で撮影現場の楽屋、右が緑でリビング。見事なコントラストで、女優のonとoff、表と裏を作り出す。スキャンダルで休養を余儀なくされた実力も人柄も絶賛される人気女優を鮎川桃果さんが演じる。これがまたなんとも美しい。彼女だけが左右の部屋を跨いで演じ、作品の心臓を担う。笑顔からの号泣は、実力を讃えられる女優役に相応しい。今作を観た誰もが心奪われるに違いない。
今作に実質的なネジを巻きスイッチを押すのがマネージャーを演じる都倉有加さん。芸能事務所によくある問題を見事に立ち上げる。そのリアリティに目眩がする俳優も少なくないのではなかろうか。彼女が今作のMVPだと思う。
#川村紗也 さんの出演も目玉のひとつ。劇団を離れてからの時間で得たであろう人生と演技の深まりが、作品の中心からひとつ隣に移した今回のポジションに生かされているのだと思う。そこに絡む #谷田部美咲 さんが小気味よい。彼女の繰り出す少しヤンチャなパンチが作品を豊かにした。
それぞれのスタートやリスタートが豊かな時間になることを願う。