最新の観てきた!クチコミ一覧

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みえないランドセル

みえないランドセル

演劇集団 Ring-Bong

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

久しぶりの観劇でした。

明るくふるまう兄キャラは死んでるんだよね??虐待で・・
気になったのはいくつもあるけど、スモークか、換気目視のためにんだろか

現実はマスク生活だからこっちが正解なのわかるが、いい加減芝居でマスク演劇すんのやめてもらえないかな。役者観にいって顔が見れないなんてやっぱ変だよ。

超ではない能力

超ではない能力

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

旗揚げおめでとうございます。
若いメンバーさんの一生懸命な芝居は観てて気持ちいい!元気をもらいました。お話も練り上げられてて面白かった、はなまるです。

遥かなる希望の地平線 ―喜劇王 暗殺指令―

遥かなる希望の地平線 ―喜劇王 暗殺指令―

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シアターOM(大阪府)

2021/05/14 (金) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かった。今までのOMにない感じ。個人的にまわりみちファンでもあるので楽しめたし、勉強にもなりました。OMの自虐的ネタは、演劇ファンとしては不安。頑張って👊😆🎵欲しいです。

Smells Like Milky Skin【5月8日~5月11日公演中止】

Smells Like Milky Skin【5月8日~5月11日公演中止】

MCR

ザ・スズナリ(東京都)

2021/05/08 (土) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

◼️約100分◼️
子供を亡くしたことで関係が軋んでいく夫婦の物語。非現実的な設定の導入がよかったのかどうかについては、いまだ判断がつかずにいる。

ネタバレBOX

喫煙所のシーンには笑いました。
みえないランドセル

みえないランドセル

演劇集団 Ring-Bong

こまばアゴラ劇場(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

◼️約155分(途中休憩込み)◼️
ネグレクト問題を入り口にして、人間が生きていく上で何が大切なのかを教えてくれる、二時間をゆうに超える力作。
ヒロインの人物造形が定まらないところにずっと引っかかりを感じていたが、最終盤の素晴らしさたるや、そんなことがどうでもよくなるほど。

ネタバレBOX

なかなか笑わなかった赤ちゃんが最終盤で初めて笑って、我が事のように喜びました。
ライライライ!

ライライライ!

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今回も見終わった後温かい気持ちになった。少し残念なのはいつもよりは笑えるところが少なかったかなぁ。

王将【大阪公演中止 動画配信&緊急YouTubeライブ】

王将【大阪公演中止 動画配信&緊急YouTubeライブ】

新ロイヤル大衆舎

KAAT神奈川芸術劇場 アトリウム特設劇場(神奈川県)

2021/05/15 (土) ~ 2021/06/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ネタばれ

ネタバレBOX

長塚圭史の『王将・三部作』の第一部を観劇。

大阪・天王寺の素人将棋士・坂田三吉は三度の飯より将棋が好きで、家族は迷惑を被っている。
そんな三吉が将棋大会で関根七段に惨敗したことをきっかけに本気で将棋の世界に身を投じ、関根七段に屈辱を晴らそうと躍起になる。八年後、その機会に巡り会い関根七段に勝利するが、その手は決して喜ばしいものではなく、苦し紛れに放った手であった。妻・小春は喜ぶが、長女・玉江は父親の実力の無さと将棋に対する品の無さに激怒する。
娘の叱咤激励に三吉はこれまで以上に将棋に真摯に取り組み、一流の将棋士になっていくのである…。

庶民が感じる不安や矛盾を描くのが長塚圭史の演劇での使命かと思っていたが、北條秀司の傑作戯曲『王将』を選んだことに驚きを隠せないのが正直なところだ。
三吉の波乱万丈の人生をひとりよがりにはせず、家族と仲間たちによって支えられ、群像劇にしているのが特徴だ。更に妻・小春と長女・玉江を陰と陽の関係に当てはめているからか、三吉の成功と妻・小春の悲劇が物語を最高潮に盛り上げる。
まさか長塚圭史に泣かされるとは…。
第一部は人生の始まりだが、第二部、第三部では更に続いていく。
今回は一部だけの観劇だと思っていたが、どうやら残りの三吉の残りの人生の生き様を見たいがゆえ、終演後、チケット売り場に駆け込み散財してしまったのは言うまでもない。
これは演劇史に残る傑作である。
蝶の筆

蝶の筆

CROWNS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/23 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

6月6日追記し満足度を4から5に変更しました。
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5月15日無観客配信を1回観た時点での感想としては、
・3人の主役いずれも素晴らしい。はやく劇場で観たい。
・照明がめちゃくちゃ綺麗。○○○○のシーンこだわりすぎでしょう。はやく劇場で観たい。
・電話の描写、良い。なるほど素晴らしい情報のとりかた。
・ははあ、あの人がこうなってあの人がこうなるかー。やられた。
といったあたり。

途中まで登場人物の関係が掴みにくい。当日パンフに役の名前があるとありがたい。(でも、観ながらつい確認したくなるかも)
フライヤー現物を作らないということなので、もしかしたら当日パンフも無いのかもしれませんが、ちょっとお芝居だけでは観たあとにフラストレーション感じるかも。
なお、★4は5月15日時点でのものです。
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6月6日追記。
5月15日・16日に定点映像を視聴し話の筋を理解して17日に劇場で観劇。
まず映像と実演鑑賞では受け取るものがこんなにも違うのかというのがショックなくらいだった。
パワーがすさまじかったのだ。演劇への情熱、緊急事態宣言下での旗揚げ公演を支えるという気概。
映像でも理解したつもりだった座組の信頼感のようなものは劇場ではもっと強く感じられ、おそらくは今公演が団体初主宰となる主演兼プロデューサー塩崎こうせいをがっちりと支える結束力なのだろうと思った。これはもうスクラムだ。

・劇場にはA4両面を半分折りにした当日パンフがあり配役表がありました。もちろん主宰挨拶も。ありがとうございました。
・劇場で見たのは通算3回目、さすがに物語は把握。見れば見るほど物語はシンプルだと感じるのだが、おそらくは詰め込みすぎなのだろう。時代ドラマにできるほどの内容。
・着物の着こなしが素晴らしい。主人公3人のうち大野清志演じる木島虎蔵は和装と洋装が入り交じり1幕と2幕の着こなしも異なるため目に楽しい。女性陣の着こなしも同じく。駒子姉さんの襟の角度と厚みがすき。塩崎こうせい演じる矢代露風は袂に手を隠しがちなのも良い。さひがしジュンペイ演じる剣持のおじさんが手紙を袂にさっと隠す仕草がプロ。江里菜演じる静子も衣装が多い人物、芸妓姿のだらりとした帯に上前が斜めになった着かたが艶やか。2幕の洋装も良い。なお今作品唯一の実在の人物は登場から一貫して洋装。好き。
・照明はやはりこだわりすぎでした笑。定点配信でまったく見えなかった照明を客席でみたときは度肝を抜かれましたよ。最後にまわる照明、良いですね。
・劇伴のほとんどがクラシック曲。月明かりのシーンに「月の光」、別離のシーンに「別れの曲」、嵐の見えるシーンには「テンペスト」、カーテンコールは「蝶々」。クラシック音楽が好きな自分は気持ちよく作品に没入できました。
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以下ネタバレBOXへ追記。

ネタバレBOX

上記に「○○○○のシーンこだわりすぎでしょう。」と書いたのは「月明かりのシーン」でした。
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公開されているあらすじから、もっと関東大震災を掘り下げるのかと予想してしまっていたがそんなことはなかった。
これは良い意味でも悪い意味でも(こちらの勝手なミスリードなのだが)肩すかしをくらった気分。
なんとなく、関東大震災をみんなが生き延びて(もっと大きい災厄がこの先あるにしても)希望を持って生きていく姿を見せることで、コロナ禍をみんなで生き延びようというメッセージを受け取ったような、そんな気がしている。
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6月6日追記
上記に書いたように物語のボリュームは大きい。特に後半はいろいろごちゃっとしていたかなあ。筋はシンプルなのだが所見時は正直頭の上に「?」がたくさん浮かんでいた。
露風の「おじちゃん」という呼びかけがとても素朴で良い。が、それゆえに当初は血縁ある「叔父or伯父」とミスリードした。兄の上官だった、それだけの「おじちゃん」だったんですね。
前島さんの英語、何を言っているかわかっていませんごめんなさい泣 たぶん分かりやすく言ってくれてると思うんですが。

物語の山場はいろいろあると思うが、最大の山がちゃんと露風のところに剣持がやってくる場面とコンクールの結果にあるように感じるのが演出の妙だと思うし座組の作品読解力によるものと感じる。
全ての登場人物に見せ場がありながらも適材適所、突出しているのはちゃんと主人公になっている。そういった総合的な見せかたこそが手練れの腕の見せどころなのかもしれない。
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・矢代露風(塩崎こうせい)
 声音と表情でつくる感情表現が繊細で丁寧。
 不自然な演技ではない、矢代露風というひとがそこに生きているただそれだけ。心地よかった。
 露風と兄・露運の演じ分けも鮮烈。
 新聞社で露風だけ正座している場面がいかにも現在とは違う感じが出ていてよかった。
 ラストの笑顔に救われ、ラストの台詞にここから先の彼を思う。
・青山千太郎(末原拓馬)
 着流しの襟ぐりが開きまくっているのに品がある透明感。
 恵まれた生まれに才能、誰もが羨むものを持ちながら満たされない本人の苦悩が
 重すぎない案配でしっかり漏れ出していた。
 千太郎だけが編集長を「藤堂さん」と呼ぶのがすき。
・木島虎蔵(大野清志)
 正直に申し上げてこんな大野さんを見たかったという感想。
 優しく不器用な青年を好演。
 千代に別れを告げられるシーンの静かに悲しみを受け入れる感じがたまらない。
・編集長(福地教光)
 ネクタイの印象が強すぎて衣装替えが無かったのが残念笑。
 主人公3人を見守る器の大きさ、目に映る範囲の人間くらいは守りたいという正義感。
 彼の報道が前島を動かし物語を動かしたというのがうまい物語である。
 完全に物語の中で生きる"登場人物"としての演技。堂々とした編集長っぷりだった。
・田島さん(有賀さやか)
 日露戦争で夫を亡くした未亡人。
 当時に未亡人が生活していくために女性が職に就けるようにする風潮があったと聞くが彼女が新聞社で記者をするのもそういうことなのだろう。
 これからも空白を埋めるように世間にしっかりしがみついていってほしい。

以下追記予定
超ではない能力

超ではない能力

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

物語は最後まで分からない、と言うか分からせない。何となくある映画のラストシーンを思い出すのだが…。「超ではない能力」、その設定は凝らしており楽しめたが、自分的にはもっと深堀してほしいところがあり少し残念だ。
(上演時間65分)

ネタバレBOX

場内(客席)は、三方に二列づつ設えており、前列はフェイスシールドの着用あり。コーナーに縁台のようなものが置かれ、ラストに近いシーンで使用される。超ではない能力を持った男女6人が集まって、それぞれの能力を披歴するところから物語は始まる。この微妙な「超能力で悩んでいる人」のオフ会そのものが、ラストシーンを考えるとフェイクのような描き方なのだが…。さて”超”能力は、サイコキネシス、テレキニシス、テレパシー、透視、予知、テレポーションの6つ。能力の披歴と同時に悩みも打ち明ける。また自分が置かれている諸々の状況も吐露する。この1人ひとりの紹介的な場面は定番、しかし、どんな能力を秘めているのか明かさない訳にはいかない。ここが1つの見せ場であろう。

超ではない能力を持つことの悩みをもう少し掘り下げてほしかった。人と違う能力、端的に言えば特殊な能力をもった人を認めた場合、周りの人の反応はどうだろうか。奇異な目で見る、その挙句 偏見・疎外、虐めの対象にされる。劇中でその悩みを打ち明ける。世間は特殊(信じられない)な能力に不寛容であるかもしれない。

このオフ会を通じて同じ悩みを共有し、世間に少しでも知ってもらう、理解してもらう行動(経済的な面も含め)としてYouTube配信を行う。自分の能力を多少過大に見せるため、ある細工をするが見破られネット炎上する。本人にしてみれば些細な事であり、寛容さを求めるような気持もあっただろう。しかし信用を失えば一気に見向きもされないのも現代だ。インターネットという玉石混淆の情報が飛び交う中で、真に必要な情報等を得るのは当たり前だ。この(不)寛容という問題を人の生き様に照らし合わせて描いてほしかったところ。せっかくの問題提起をしておきながらスルーして勿体なかった。

旗揚げ公演であるためか、やはり演技が少し かたい ような気がする。総じて若いキャストで、何となく演技をしてますといった感じで自然体ではない。もっと伸び伸びと演じてほしい。一生懸命に演じている、そこには好感が持てるだけに残念。
物語のクライマックスは自殺しようとしている女子高生を、超ではない能力で何とか助けようと…。

さて、この集会の呼びかけ人・東山崇は、脚本家志望(現在はバイト)という設定である。オフ会解散後、誰もいなくなった場内でパソコンを1人打つ姿は、この物語そのものがこの人物が書いた劇中劇のような気(悦に入った表情)がするのだが。映画「蒲田行進曲」では大階段落ち後、カチンコを鳴らし監督の「カット!」の声で、現実へ。同じようにパソコンキーを打ち終え画面を閉じた「パタン」という音が…そう想像したら何ともシュールな公演ではなかろうか。
次回公演も楽しみにしております。
雨が空から降れば

雨が空から降れば

Pカンパニー

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

別役実が舞台にかかればできるだけ観るようにしているが、特にこの作品はすっとぼけた登場人物ばかりでおもしろい。

「母 MATKA」【5/17公演中止】

「母 MATKA」【5/17公演中止】

オフィスコットーネ

吉祥寺シアター(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/20 (木)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

ザ・母親、というj感じ。幽霊たちの会話のユーモラスさやエンディングはやっぱりカレル・チャペックだなと思わされた。

エンれぱ!Vol.14【無観客配信に変更になりました】

エンれぱ!Vol.14【無観客配信に変更になりました】

しむじゃっく

新中野ワニズホール ( Waniz Hall )(東京都)

2021/05/05 (水) ~ 2021/05/09 (日)公演終了

映像鑑賞

鑑賞日2021/05/08 (土) 18:00

価格2,000円

配信で視聴。尖った台本だけに、どう「面白く」見せるか工夫と力量が問われる作品であった

超ではない能力

超ではない能力

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

いやいや、そんなことでも普通の人はできないのでやはり超能力で良いのではないでしょうか。のっけから、たかみんの超能力の表現に笑わされました。まさかの・・・
この状況下での旗揚げは大変だったと思いますが、これからもいろんなお芝居を見せてください。応援しています。

超ではない能力

超ではない能力

24/7lavo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2021/05/13 (木) ~ 2021/05/17 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

まあ超能力っぽいものを持っている人達が集まるOFF会。まあそれなりにそれなりなのだが、発起人の男には世界に打って出る野望があった。

ステージを囲んで三方向で二列。一列目はフェイスシールド必須。
開幕からかなり面白い。センスのあるシナリオで話にぐぐっと惹き込まれてゆく。ネタ自体は結構あるモノなので、これをどう落とし込むかに興味がいく。
超能力(?)の発現を補佐する黒子がまたいい味を出す。
ニートと恋愛無縁が一つのステータスを象徴するかのようで興味深い。
地底アイドル役の環幸乃(たまきゆきの)さんが余りに本物だったので、そういう方面の人だと勝手に思い込んで観ていた。彼女の役回りはかなり重要でここを温くすると一気にぐだぐだになってしまう。作者の提示する世界観を観客が共有出来るかどうかの分水嶺。
コミュ障役の安藤悠馬氏も実に魅力的だった。

ネタバレBOX

youtubeでメンバーを人気者にしようとする発起人。けれども上手くいかず空中分解の憂き目。
クライマックスは飛び降り自殺を試みる女子高生を止めようとするメンバー達。勿論それぞれの超能力は全く何の役にも立ちはしない。「何の役にも立たないことにも何某かの意味がある!」との暴論が勇ましい。いつの時代も意味や価値は行動の後の報酬でしかない。それ自体に意味や価値の無いものを情熱で無理矢理中身をパンパンに膨らませてこそが宗教や革命の源泉であったのだ。

『七瀬ふたたび』のように超能力者狩りの秘密結社に追われても面白かった。
ライライライ!

ライライライ!

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度

見る前の方に偏見は持ってほしくないので、ネタバレに書きます。

ネタバレBOX

ひどかった。震災後からトツゲキさんを見続けて10年くらい。ほかのお客さんにはもっと長い人もいるようにおもう。今回のはほんとにひどかった。よくあんなものでお金取れるなあ、感染リスクの中見に行ったことを後悔した。あの舞台を見るために、予約、お金、移動、行った行動全て全てが無駄だった。冒頭に演劇とは何かとか言ってたが何ほざいてたんだよっておもった。話がつまらないとか、ある役者の演技が気になったとかのレベルではない。未完成のまま、見せられたような感覚があった。

・脚本が甘い
甘いというのは、ストーリーや大切なワードをちゃんと説明しないで、急に展開や感情の変化が起こり、強引に話が進んでいくシーンがいくつも見受けられた。はじめはあえてそういうシーンを入れたのかとおもったが、違っていた。嫌なのは観客を置いていっているということ。あれ?今の言葉、なに?ってなると話に集中してたのが気になってしまう。そして、次のセリフや会話が頭に入って来なくなる。そうすると、もう自分は演劇の外側に行っていて、また集中が必要になる。
・演技下手で見てられない
全員、コロナで演技が下手になったのでしょうか。
ひとりひとりがずーっとひとりで喋っているようだった。前の人が言い終わったらセリフを言うロボットみたいだった。
演劇というのは多少わざとらしさがあるのはわかるが、感情がおかしい。このキャラクターがこういう感情や気持ちになったからこういう動きになる、じゃなくて、こういう面白おかしいキャラクターを演じたいから声を変えたり、大きくしたりとにかくずーっと違和感があった。
セリフを一度も間違えていなかったようにおもう。しかし前回までは何度も飛ばしそうになったりいい間違えているのを見たことがある。そんなのどうでもいいことで、感情が動きすぎてスムーズに言葉がでないことのほうがキャラクターとして自然。でもひとりで話してるようだったから間違いはなかったのでは?

・感情や状況的に無理のあるキャラクター、必要
のないキャラクターが多すぎ
大人数でたくさんしゃべる、騒がしいシーンがトツゲキさんはよく見られるが、コロナで、大人数がたくさん話すシーンはできないんだろうなとおもった。なら無理してキャスト多くしなくても。舞台も狭いんだし。最後のシーンなんて、全員集合した学芸会じゃないんだから。

・最初の三文芝居やめて
へらへらした役者程見苦しいものはない。へらへらしてても人は笑わない。ほんと演劇がどうこう言う前に自分達の技術に目を向けてほしい。

まとめ
ほんとひどかった。びっくりした。実際の観劇は久しぶりで大変楽しみにしていたのだが、その分落胆が大きかった。全体的な話はいつものトツゲキさんのようで、感情的になった人もいるだろう。もしかしたらコロナで舞台を見なくなって、自分の感性がトツゲキさんが表現するものを好まなくなったのかもしれない。そんなことも思った。役者さん、舞台全体に「私は舞台に戻ってこれた、お客さまありがとう(ウルウル)」みたいな空気が感じられた。そんなのいらないとおもった。むしろそんな雰囲気を出してほしくなかった。色んなことが変わっていく中で、とんでもない状況の中で、つらいことがあってもそこに希望を見出すような、笑って、泣いて、話して、また笑って、明日、こういう日常が来れば、幸せだなあって、思えるような、変わらないトツゲキ倶楽部を見たかった。
ライライライ!

ライライライ!

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2021/05/12 (水) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

実演鑑賞

鑑賞日2021/05/15 (土)

価格3,900円

15日17時開演回(100分)を拝見。

ネタバレBOX

【訂正】
記載内容につき、私の誤解でしたので、一定期間経過後に削除いたしました。
ころぬのこと【全公演配信実施】

ころぬのこと【全公演配信実施】

東京ノ温度

nakano f(東京都)

2021/05/08 (土) ~ 2021/05/11 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

11日火曜日、東京・中野のNakano fで上演された東京ノ温度第十四回公演『ころぬのこと おうたむ』を観てきた。これは、知人の役者・水野以津美が出演していた関係からである。思えば、一番最初に水野以津美の役者としての姿を観たのが東京ノ温度の公演であった。

この作品は上映時間約60分で、コロナが流行しているさなか、父親が生前遺言状を書いたことがきっかけで起こる三人娘の動揺というか心に起こったさざ波を、弁護士や長女の夫も巻き込んで進んでいくというもの。水野以津美はその長女役であった。
舞台は三人娘の一人の友人がバイトしている喫茶店。三人娘がそれぞれ資格の異なる役柄を上手く演じていた。ただ、前回の公演でもそうだったのだが役者がマスクをしているので表情がよく分からない。声と身振りで演じている内容を理解しなくてはならないのがちょっと苦痛。体調管理を充分にし、観客との距離をしっかり取っての公演ならマスクなしでも可能ではないだろうか。

なお、当日は本編上演後にやく15分の『ころぬのころに』も上演されたが、頭の中は本編のことで一杯。この『ころぬのころに』の印象が薄かった。終わり方がちょっと中途半端だなぁと言う印象だけが残った。

『"she"』『座席』『○』『ソーニャ』

『"she"』『座席』『○』『ソーニャ』

○○企画

ライト商會三条店 2 階ギャラリー(京都府)

2021/05/09 (日) ~ 2021/06/25 (金)公演終了

満足度★★★

四人の女性が短時間で自分を表現。
とても綺麗でしたが、満足感は足りない。バレエ系は難しい。

事件

事件

村川拓也

京都芸術劇場(京都芸術大学) 春秋座(京都府)

2021/05/14 (金) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

満足度

うーん😔。よくわからん😵🌀。なんなんこれといった感じ。

ひとりじゃないって素敵なことね

ひとりじゃないって素敵なことね

かんから館

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2021/05/14 (金) ~ 2021/05/16 (日)公演終了

満足度★★★★

タイムリーな話題を取り入れながら、生きていくことの大変さ、大切さそして仲間がいることの良さを上手く表現した作品。京都らしさは残るが、楽しめた‼️

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