最新の観てきた!クチコミ一覧

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眠れぬ姫は夢を見る

眠れぬ姫は夢を見る

サヨナラワーク

劇場HOPE(東京都)

2021/12/15 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

数年前に解散した地下アイドルグループが一夜限りの再結成ライブを開催するということでかつて起きた事件について取材するローカル局のアナウンサー……という体で始まる物語。冒頭から演劇的トリックが仕掛けられており、それ以降にもヒントがちりばめられて、それらが繋がって真相が明かされる仕組み。このテの話が好きな身として読めた部分あり「そこもソレだったか!」な部分ありで楽しんだ。
また、アイドルのキャラに関するネタ(?)には度々ニヤリ。
あと、プロジェクションマッピング的な照明と装置の効果もイイ。開場してしばらくはそういう色合いの装置なのかと思ったくらいで。

#31.5『パブリック・リレーションズ』

#31.5『パブリック・リレーションズ』

JACROW

雑遊(東京都)

2021/12/21 (火) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

現実はともかくドラマなどで「あるある」な「マズい状況」をこれでもかと言わんばかりに盛り込んで、業種は違えどサラリーマン経験のある身にとっては悪夢……どころか拷問のような展開。初演も観ていたが「ヤな芝居」だねぇ。(笑)

嫉妬深子の嫉妬深い日々

嫉妬深子の嫉妬深い日々

U-33project

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/11/26 (金) ~ 2021/11/30 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

卒業以来の同窓会を機に高校時代からの来し方を振り返る女性。心象系かと思いきや「十年後の自分」が現れるという「跳び具合」(笑)にビックリ。同窓生たちも誇張気味のキャラが立っており、ある意味「これぞ演劇!」的な?
また、ウワサに聞いた舞台美術も下手が左脳的、上手が右脳的か?などと深読み。(爆)

マツバラQ

マツバラQ

グワィニャオン

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2021/11/24 (水) ~ 2021/11/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前年の「刹那的な暮らしと(後略)」の続編だが前作より現代パートに重点を置き「創り出す」楽しさ・悦び(と難しさ)を主題にした新たな展開は流石。そして笑いや殺陣はもちろん、ムード歌謡(!)まで盛り込むグワィニャオンの真骨頂、堪能堪能♪

娘

ゆうめい

ザ・スズナリ(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/29 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

作者と妻とその父母・祖父母を描いた夫婦・親子の話。内容(壮絶な部分もあるが今までの作風から推察するにほぼ実話か?)はもちろん、三層の額縁あるいは枡を3つ入れ子にしたような装置と投射される文字の効果が秀逸でネットに書き込みをする場面の描写など(キーボードの表現も含め)舌を巻いた。

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』

『つやつやのやつ』と『ファンファンファンファーレ!』

ムシラセ

オメガ東京(東京都)

2021/12/08 (水) ~ 2021/12/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

お笑い界を背景とした友情譚2編。前編たる「つやつやのやつ(再演)」は売れない芸人コンビ、後編的な「ファンファンファンファーレ!(新作)」はその1年後のファンを描いて、基本的には笑わせつつ「待て待て待て、ええ話やないかい!」にもってゆくのが絶妙。
また、人物設定/造形と配役、表現も絶妙……どころか完璧か?
冒頭とラストシーンの工夫も好きだなぁ。

ネタバレBOX

再演とその続編的な新作の中編連作ではあるが、考えようによっては第一幕とその1年後を描いた第二幕の二幕もので……ってか、対になったオープニングとエンディングのことも思えばむしろ後者では?
Transcendent Express

Transcendent Express

Cuebicle

上野ストアハウス(東京都)

2021/12/10 (金) ~ 2021/12/19 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

「お見合い列車」な寝台特急の中の出来事ということで暗く閉鎖的、悪夢を思わせる印象の中で進行。主人公が頭痛持ちでクスリを常用していることや後半で明かされるある事から「心象風景的なもの?」と思わせて……な展開が巧み。
また、ファンタジックホラーと紙一重なダークファンタジーのような雰囲気も好み。初演時(2017年)には「昭和の文学のような印象」も持ったが今回はそうでもなかったのは舞台美術によるものが大きいか? そう言えば冒頭(本編前)の全員を照らした明かりが印象的。

意味なしサチコ、三度目の朝

意味なしサチコ、三度目の朝

かるがも団地

インディペンデントシアターOji(東京都)

2021/08/05 (木) ~ 2021/08/08 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

東京で派遣社員をしている幸恵があるきっかけから十代を過ごした(そして今も父が住んでいる)秋田県能代市の団地にしばし戻ったことから始まる彼女とかつての友人たちの過去、現在、そして……な物語。
過去の場面などノスタルジックかつあるある的だし、時制の移動もなめらかかつはっきりワカるし巧み。そしてその時制の行き来の中で少しずつあれこれを明かす語り口たるや。
あと。モブキャラの表現。もう、出てきた時から「あ、あれはモブね」とワカるのもイイ。
さらに「ここで終わりかな?」と思わせた後のアレに映画のエンディングクレジットロールの合間や横で見せるテを連想。

第70回公演「ベンガルの虎」

第70回公演「ベンガルの虎」

新宿梁山泊

花園神社(東京都)

2021/06/12 (土) ~ 2021/06/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

外連味あふれる

雨

こまつ座

世田谷パブリックシアター(東京都)

2021/09/18 (土) ~ 2021/09/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

人が変わっていく。。その変貌がすごい

みんながらくた

みんながらくた

アタリ・パフォーマンス

本多劇場(東京都)

2021/02/26 (金) ~ 2021/03/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

伊東四朗さんすごすぎる

舞台「パタリロ!」~霧のロンドンエアポート~

舞台「パタリロ!」~霧のロンドンエアポート~

舞台「パタリロ!」製作委員会

天王洲 銀河劇場(東京都)

2021/01/21 (木) ~ 2021/01/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

コミックから抜け出したみたい

日本人のへそ

日本人のへそ

こまつ座

横浜関内ホール(神奈川県)

2021/04/06 (火) ~ 2021/04/07 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

猥雑さがすごい。いやーこんなことしていいんだ

サンタクロースが歌ってくれた

サンタクロースが歌ってくれた

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

懐かしくて泣ける

未練の幽霊と怪物

未練の幽霊と怪物

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2021/06/05 (土) ~ 2021/06/26 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

すごいものを見たとしかいえない

オバケッタ

オバケッタ

Co.山田うん

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2021/07/02 (金) ~ 2021/07/04 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

かわいいお化けたち

湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。

湊横濱荒狗挽歌〜新粧、三人吉三。

KAAT神奈川芸術劇場

KAAT神奈川芸術劇場・大スタジオ(神奈川県)

2021/08/27 (金) ~ 2021/09/12 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

香港映画見てるみたい

TOGEアトリウム(無料パフォーマンス)

TOGEアトリウム(無料パフォーマンス)

カンパニーデラシネラ

KAAT神奈川芸術劇場<アトリウム>(神奈川県)

2021/12/09 (木) ~ 2021/12/11 (土)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

とにかく見ていて楽しい

白鳥の湖<新制作>

白鳥の湖<新制作>

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2021/10/23 (土) ~ 2021/11/03 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

冒頭からとてもインパクトあり

ラヴィアンローズ

ラヴィアンローズ

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2021/03/24 (水) ~ 2021/03/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

いわゆるオレオレ詐欺を追う公安刑事を主人公にした犯罪サスペンスで、過去の事件も絡めた設定や登場人物の造形などよくできており社会問題も絡めて見応えアリ。がしかし基本的には満足したものの、観終わってわだかまり的なものも残った。(以下ネタバレboxへ)

ネタバレBOX

主犯格が外国人で犯行動機の根本である反日感情はかつて彼の身体に傷痕が残るほどの迫害をした日本人が植え付けた……というのは理解するが、たとえそういう動機で、更に上に彼を利用する日本人の黒幕がいようが、外国人を悪人にしている訳で、下手をするとヘイトを招きかねない気がする。、

迫害された本人が復讐するのでなく、たとえば(本人はそれを苦に自殺してしまい)その友人(日本人)が復讐するのならその危険性は回避できるが、対象が日本人全体となることに無理が阿ったのではないか?

いわゆる「悪の側」だけにとどまらず登場人物の多くが「何らかの恨み」を行動原理にしているような作品を作家に書かせた現代社会が一番コワい。

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