最新の観てきた!クチコミ一覧

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魔と怨の伝説

魔と怨の伝説

劇団1980

シアターX(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

ストーリーや演出が今ひとつまとまりがなくちぐはぐな印象。最後は、えっ?ここでおわり?となってしまった。

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

瓶詰めの海は寝室でリュズタンの夢をうたった

おぼんろ

Mixalive TOKYO・Theater Mixa(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

昨年の公演と舞台美術や演出、出演者も変わって新鮮です!次回はまた違う組み合わせというミックスキャストの魅力を確認したいです。

ネタバレBOX

トノキヨでない時のめぐさんは何をしているの?と思っていたら弁士でした!!
ムルワカ

ムルワカ

劇団ようきたなぁ

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2022/07/30 (土) ~ 2022/07/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

楽日観劇。
初めて拝見する劇団さん。
サービス精神旺盛な演出に、しっかり笑わせて貰った。
今の日本で聞く事がなくなった「八紘一宇」、小国愛に胸がグッときた。
最後の演説も素晴らしく、そのまま日本人にも聞かせたい。
チョコっと詰まったりはご愛敬!
愉しかった。

ほにゃらら殺人事件

ほにゃらら殺人事件

劇団第一主義

未来ワークスタジオ(大阪府)

2022/07/27 (水) ~ 2022/07/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

旅回り劇団·鬼頭一座で○○型○室殺人か!?
と思ったら、流石、この劇団さんが普通の事件を扱う筈もなく…
前作『死なない薬』でもエッ?!と思ったが、
今作『ほにゃらら殺人事件』でもオッ?!て感じで、しっかりダークな部分もあって、愉しかった。

追伸、よしひろ特典もゲット!幸せ!

見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

MODE

ウイングフィールド(大阪府)

2022/07/28 (木) ~ 2022/07/31 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

この演目拝見するのは実に4~5回目?!

今回は、いつもより衣装も少しモダンで、現代に少し寄せた演出。
感情表現もストレートで、気持ちが直に伝わってきて、グッときた。
近大出身の若い役者さんに、演技派の俳優さんが加わり、見応えあるお芝居に。
あっという間の2時間45分でした。

ミュージカル『どうにかなるさ~神戸ジャズ物語~』

ミュージカル『どうにかなるさ~神戸ジャズ物語~』

劇団青海波

青海波 劇場波乗亭(兵庫県)

2022/07/16 (土) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

主演3人(皆さん劇団四季ご出身)含め皆さん芸達者、歌·演技·ダンスどれも上手っ!
客入れ含め劇中20曲近い珠玉のジャズナンバーを生演奏!
夢と笑い詰め込んだ、レベルの高いミュージカル、とても良かった!
これで¥3800は超お得!

淡路島西側で少し遠い(舞子からだと高速バスとシャトルバスで1時間弱で着きます)ですが…、お薦めです。
その界隈には、“HALLO KITTY SHOW BOX”,“HALLO KITTY SMILE”,“CRAFT CIRCUS”があり、楽しめました。シャトルバス沿線には“淡路シェフガーデン”など、名店多数、公演以外でも淡路島を一日どっぷり満喫、楽しめた。

怪人二十面相

怪人二十面相

NPO法人劇研

THEATRE E9 KYOTO(京都府)

2022/07/23 (土) ~ 2022/07/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

初回観劇。
Pさんの(怪しさレベち)公演も観たが、今回のBさんは大人数で迫力があり、役変わり少ない分、観やすかった。
Pさんの公演に加え、講談の二十面相も拝見した為か、内容もより深く入ってきた気が…

とても良い二十面相でした。

蝶々結び

蝶々結び

LUCKUP

上野ストアハウス(東京都)

2022/08/03 (水) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2022/08/12 (金) 19:00

 夏の日差しが強い中、旅人の男ははっきりとどこといった固有名詞のない駅に降り立ちつ。
 閑散としていた駅はやがて人々で賑わい、遊び、歌い、そして踊っているが、それを傍から眺め、時に関わる旅人の男は彼らに、そして今自分がいる空間に何か違和感を感じ、この駅に降り立った本当の理由を懸命に必死になって探し、物語が進むにつれて段々と旅行者の男の本当の名は牧陽介で、今自分がいるのは牧陽介の記憶の中の世界だということ、現実の未来の牧陽介は、心を閉ざし、現実から目を背け、部屋にずっと引きこもっていること。
 また、記憶の中の自分は、現在の牧陽介だということ、そして記憶の中で関わった学生は過去の自分だということ、過去の自分がある事をきっかけに責任を感じて、将来的には引きこもってしまったことなど、過去と現在と未来の牧陽介を同時に介在させて、さらに記憶の中にはもう亡くなった若かりし頃のお母さんが出てきたりと、伏線が複雑に絡み合い、色んな要素を同時多発的に盛り込み、進行させ、余計に物語を分かりづらくしている部分もあったが、その複雑化し、終わり方は多少希望が見えるものの、はっきりとした答えを出さず、記憶の中の出来事が、本当に記憶の中だけで繰り広げられていたのかどうかも判然とさせない終わらせ方に共感し、眼にしっかりと焼き付いて離れない、素晴らしい劇だった。

 牧陽介とお母さんとの物語や学生時代の事故があった後のやり取り、奥さんとのやり取りの物語が印象的で、グッと来て、感動した。

 劇中、シリアスで緊張する場面も多く、また、大人の引きこもりをテーマにしていて、かなり重い内容なはずだが、良い意味でくだらなくも、笑える場面も多く、自然と大笑いできて、気分もスッキリと出来て良かった。

 
 劇が始まる前にあらすじを読んだ感じの印象だと、別役実に大きく影響を受けた作品なのかなと思ったが、確かに劇の途中まではそう思わせるような不条理劇の節があったが、後半になるにつれ、真相が明らかになっていき、良い意味で、予想を裏切られたと感じ、大いに劇を楽しめたと感じた。

舞台『うしおととら』

舞台『うしおととら』

カプセル兵団

シアターサンモール(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

舞台上に展開する闘いのシーンが迫力ありました。
原作を読んでいないので、登場人物の名前とか覚えきれませんでしたが3時間のステージでストーリーは大体わかりましたし、うしおととらの絆が深くなっていくのを感じました。久しぶりのカプセル兵団。初めて見た時の衝撃も思い出して、感慨深いものがありました。グッズ付きチケットにしたことを忘れていたので、プレゼントをもらえたような気分になれました。忘れっぽいのも悪いことばかりじゃないですね。
次回も楽しみにしています。

魔ガサス幻想-MAGASASU FANTASY-

魔ガサス幻想-MAGASASU FANTASY-

エンターテインメント風集団 秘密兵器

「劇」小劇場(東京都)

2022/08/13 (土) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

フライヤーのイメージ通り、滅茶苦茶楽しい舞台。
始まる前から、まるで漫才みたいな前説で会場を温め
先ずは3つの日替わりコント。
特筆すべきはこれらがただの前座的コントではなく、後のメインストーリーに直結、なだれ込んでいくという丸っと伏線コント、心憎い構成力。
3つの全く異なった内容&登場人物で大笑いした後、み~んな繋がっていく面白味が待っているという優れ技。
どう繋がっていくのか、きっと予想もつかないので目の前の流れに身を任せて、ただただ楽しんで観るのが正解。

メインストーリーではしっかりドラマ要素も加わっていくし、笑わせ方も含めて中々の実力派集団である事を確信。
色んなタイプのおじさん5人、体も張っての熱血系、そこにキレイどころとか沢山加わって、もう最後の最後までたっぷり楽しめる構成。
サービス精神というかファミリー的な温かさがある生の良さ
コロナ禍のルールに乗っ取った中でもこの部分はしっかり伝わってきました。

プラネット・ドリーム

プラネット・ドリーム

夢団

川崎市幸市民館(神奈川県)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/19 (金)公演終了

実演鑑賞

良い舞台だったと思います。

舞台「プロパガンダゲーム」

舞台「プロパガンダゲーム」

メディアミックス・ジャパン

サンモールスタジオ(東京都)

2022/08/11 (木) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2022/08/19 (金) 13:00

とてもストーリーに引き込まれ、ゲーム展開や裏切り者を推測しながら観劇できて楽しかった。
舞台の写真を撮るのは禁止のはずだが、上演前も終演後もチラホラ見かけて、気になった。
(あまり観劇に慣れていない方が多いのかな?)

観るお化け屋敷「カーテン」

観るお化け屋敷「カーテン」

下北沢企画

ザ・スズナリ(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

へぇ、スズナリは40年前はアパートだったのか、それを本多さんが買い取って・・・
下北愛が感じられる「観るお化け屋敷」
突然の爆音以外驚きもせず、あんまり怖くはなかったけど、入るまでに劇場のあちらこちら通されるのがバックステージツアーみたいになってて面白かった

ネタバレBOX

入場の途中もいろいろ仕掛けがあるのだけれど、一番怖かったのは暗いところで気付かぬ間にいきなり手が上がって「こちらです」と低く呟いたスタッフだった
ひとつオノレのツルハシで

ひとつオノレのツルハシで

MyrtleArts

ザムザ阿佐谷(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/22 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

はじめてみる関西の劇団だが、成熟した大人の芝居になっている。
作者・くるみざわしんは関西を中心に既に幾つもの新人賞を取っていて、この芝居も、新人離れした完成度である。三十歳を超えてから演劇の現場に入ってきた精神科医と言う特異な経歴も作品に生かされている。
マートルアーツと言う劇団の公演となっているが、現実的にはプロデュース公演。東京の演劇人が起用されていて、その組み合わせ方も新鮮だ。3〇〇のベテランと新人、女優は新宿梁山泊、演出がジテキンの鈴木裕美。
登場人物は三人, 1時間半ほどの掌編だが、夏目漱石のもとを訪ねてきた農民上がりの田中正造信奉の青年、漱石の妻の三人による日本の近代の在り方に対する弾劾である.面白く出来ていて、無駄がない。タイトルになっているオノレのツルハシの使い方なんか、うまいものだ。作家として自立して牛込で講演した日。正造が死んだ日、それぞれの翌日に世間師の青年が訪ねてくる。
討論の内容や漱石、正造の人物像は、もう描きつくされているので、さして新しい発見はないが、芝居つくりがうまいのである。ことに近藤結有花演じる漱石の妻が生活の場から二人を逆襲する終盤が面白かった。川口龍の世間師は少し動きすぎだとも思うが、こういうリアリズムを外した人物造形は鈴木裕美のいいところで、狙いをよく呑み込んで、小さな舞台を飽きさせもしないし、引き締めてもいる。低音で使っている現実音の効果も選曲音楽もいい。
関西から、iakuとか、Kunioとか、芝居で勝負する人たちが東京に攻め上ってくる。正面からの戦いだから、東京勢も油断できない。これらはまともな戦いだからだ。観客も楽しみである。

プラズマ再臨

プラズマ再臨

無名劇団

神戸三宮シアター・エートー(兵庫県)

2022/08/19 (金) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

過去拝見したが、かなり内容が変わっていたので、新鮮だった。直近で二人コロナになり、直前で1/3を変更したらしいけど、上手くまとまっていました。流石島原さん。このまま、千秋楽まで頑張って欲しい‼️

シュレック・ザ・ミュージカル【8月18日~24日公演中止】

シュレック・ザ・ミュージカル【8月18日~24日公演中止】

フジテレビジョン/アークスインターナショナル/サンライズプロモーション東京

東京建物 Brillia HALL(東京都)

2022/08/15 (月) ~ 2022/08/28 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

大人気アニメ映画のミュージカル。映画未見で少し不安もあったが、十分楽しめる内容。というか、キャストさんの歌唱レベルの高さに大満足でした。夏休み期間で内容的にもお子さんにも、とてもお薦めですね。観劇後にキャストさんを色々調べてしまう位、魅力的なキャストさんが多かったです。

ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ

ハリウッド版 ラ・ラ・ランド ザ・ステージ

パルコ・プロデュース

東京国際フォーラム ホールA(東京都)

2022/08/18 (木) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★

13、000円のS席(15列目上手側ブロック)で鑑賞。
途中休憩20分を含めて2時間半のステージだが、はっきり言って始まって30分程度でもうがっかり。
既存のフィルム・コンサートとは一線を画すとの触れ込みだったが、80名超のフルオーケストラと60名の合唱団による演奏も、最近の音響効果が進歩した映画館と比較すればそれほどの迫力は感じないし、12名のダンサーにしても、ダンス・テクニックの点でも(さらにカメラワークの効果も加味すれば)どうしてもスクリーンで上映されている映画本編の方に目がいってしまう。売り物のひとつだった花火にしても2つのシーンでステージ両脇で3m程度の高さの火花があがるだけで、それほどスゴイとも感じない。

これで13,000円とは何たるぼったくり!

下山 ~親鸞の覚悟~

下山 ~親鸞の覚悟~

文化芸術教育支援センター

中目黒キンケロ・シアター(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/21 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 先ずは、虚心坦懐に見るベシ!

ネタバレBOX

 板上はその前後中央を下手から上手まで通る平台。この平台の中央から迫り出した一段低いほぼ矩形の平台を手前に置きここから中央の平台の奥に重ねてそのセンターに一段、幅の狭い平台を置く。最上段の高所を左右から挟むように鳥居のような木製構造物。各々の柱の内側には黒幕、ホリゾントは紗のような薄い幕で覆われており、この紗幕がスクリーンとして用いられる。基本的に中央平台の奥、上手・下手が生演奏者のスペースであるが、楽器を持って移動しながらの演奏や弾き語りもあり、これらの演奏の素晴らしさ、映像の用い方の上手さは一度体験しておきたい。殊に生演奏では、和太鼓、小鼓、鉦、篠笛、津軽三味線、ヴァイオリン、洋式パーカッション、琴に似た形状だが自分には名称の分からない筝の一種であろう楽器(ギターのように斜め横に抱えて演奏)等々を奏する演奏者陣。尚、出捌けは上手・下手各2カ所、都合4カ所。
 全体として、若い主人公(達)を歌舞伎俳優、ベテランが上手に盛り立て、若手の役者は、内側に力の籠った演技で奮闘している。この辺りのキャスティング・演出もグー。法然役は歌舞伎役者の市村家橘さんが演ずるが、流石の品を感じさせる。
 物語は、オープニングで法然や慈円(親鸞の剃髪をした後の天台座主)、親鸞の生きた時代背景を活写する所から始まるが、この際、平家物語の冒頭が筝の弾き語りで演じられ、この場面では身の顫えを覚えた。また、この場面では同時に平家の落人武者、山賊や、叡山に居るものの経も読めない僧、常に収奪の対象となる貧しい民、今は体を開くしかなくなった元白拍子等々が現れて、末法の世界を視覚化している。
 親鸞は9歳で慈円の下に赴き剃髪したが、この時詠んだ歌を聴いて慈円がこの子は病んでいる。(無論、心を。現代流に言えば深いトラウマを抱えていた)ことを見抜くのは流石である。法然と慈円との関係も天台絡みであり、無論親鸞も慈円を経由し延暦寺で29歳迄修行して後下山することになった訳だが、この三者の因縁も無論仏縁と解釈することができよう。これらエリート僧たちと対比されて京の都の荒れ果てた様が挿入されたり、里での民衆の苦労や盗賊・山賊らの危険が対比されつつ描かれていることで、作品はいやが上にも厚みを持つ。この間親鸞は、殺生を禁じる仏法の為肉や魚も食えず、戒律の為女人を禁じられる兄弟子、同輩らと厳しい修行に耐えながらも煩悩の頸城から逃れ得ぬ己を責め苛む。この聡明極まるが故に理知的に煩悩を越えようとする方法に根本的な疑義を抱いたのが法然と親鸞であったということであろう。そして慈円には彼らを理解し赦す度量があった。無論、親鸞の兄弟子や同輩にも親鸞同様の悩みを抱える者達があった訳だが、この結末は終盤で表現される。
 ところで親鸞自身は、どうしても理論で煩悩を脱することが出来なかった。解脱の切っ掛けは、女人禁制の延暦寺に命の危険も顧みずやってきた女人に対峙した際、彼女が女性であることで無意識に不浄の者と下げすんだことであった。彼女は問い掛けた。「お母さまはいらっしゃいますか?」 と。最終的な答えは無論‟母から生まれた“である。女性は更に問うた。「お母さまは女性です、女性が不浄ならば、あなたは不浄から生まれたのですか?」と。親鸞は答えられなかった。これが親鸞が覚醒する切っ掛けとなった事件である。後は観てのお楽しみだが、今作、史実に基づいて書かれているという。随所に現れる仮借ない人の世の有様は、史実の持つリアリティーであることを肝に銘じたい。
夢・桃中軒牛右衛門の【8月16日~17日公演中止】

夢・桃中軒牛右衛門の【8月16日~17日公演中止】

流山児★事務所

小劇場B1(東京都)

2022/08/10 (水) ~ 2022/08/17 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

新劇合同プロジェクト「美しきものの伝説」に続く宮本研戯曲の観劇。こちらは対話に妙味少なく、出来事をなぞっていくようなつくり。最後の中国人学生(毛沢東)との会話が一番面白かった。とはいえ、これも宮崎滔天が学生の中国革命への考えを聞く、という形で、対話としてのぶつかりや発展はない。

もう一つの見どころは浪曲の師匠、桃中軒の病床での妻への愛と後悔を語る場面。これは、死んだ妻も三味線を持って再度現れる。師匠役の名演技だった。

歌を派手に使った場面で盛り上げるのが、長い展開の芝居を飽きさせないで見られた。「草枕」の那美モデルが、宮崎滔天妻の姉で、主要人物の一人として男まさりのキップの良さを振りまく。那美役の女優も、啖呵を切った威勢のいい演技で舞台を引っ張った。

HEISENBERG【Aキャスト全公演中止】

HEISENBERG【Aキャスト全公演中止】

conSept

ザ・ポケット(東京都)

2022/07/29 (金) ~ 2022/08/14 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

孤独な魂の切ない触れ合いを描く。前半は小島聖の、恥隠しを秘めたハイテンションに引っ張られ、後半は平田満のいぶし銀の優しさに心動かされた。後味のいい芝居だった。

ロンドンの地下鉄駅で女(小島聖)が、ベンチの初老の男(平田満)に突然話しかける。しかも首筋にキスして。とにかく喋り続ける女と訝しむ男。女は男の店(肉屋)探し当ててデートに誘い出し、レストランではセックスを持ちかける。事後、「たまってたの?」という女に。「いや。おれはマスターベーションの達人だから」といなす男。そして女は、男にある要件を持ち出す。最初から狙いはそれだった。女には別れた恋人との間に19歳?の一人息子がいて、家を出て今米ニュージャージー州にいる。男は芽吹いた恋心が砕けるのを感じつつ、男の思いがけない提案が女の心を開く。

セットは簡素ながらも、ベンチやベッド、肉屋のカウンターなどを用いて、場面のリアリティを助ける。俳優が舞台奥で着替えるのも悪くない。

男のセリフ「個性や人格なんてものはない。人は自分のしてきたことの集まりにすぎない」「人は自分が何かを気にしすぎだ。何をするかを考えたほうがいい」が、人生論として広がりがある。思わずメモしたいいセリフだった。平野啓一郎の分人主義にも通じる。

りょうと上條恒彦のAパートを見る予定だったが、コロナでまさかの全部中止。急遽、当日券でBパートを見た。客席が6割の入りだったのは勿体なかった。

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