麻里鈴の観てきた!クチコミ一覧

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ミュージカル「ブルックリン」

ミュージカル「ブルックリン」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2007/02/18 (日) ~ 2007/02/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

再演希望な舞台!!
舞台は1989年あたりのブルックリン地区のお話です。
ニューヨークが最も治安が悪かった時代ですね。
その頃、ニューヨークに駐在していたので
懐かしかったです。
当時は、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン6番街から
西には行っちゃ駄目って言われてました。
地下鉄も一人では乗ったことなかったです。
そのブルックリンのAラインの地下鉄の轟音が
舞台では効果的に使われていました。

キャストも、素晴らしい♪
マルシアにシルビア・グラブ、今井清隆、石井一孝と
ミュージカル界を代表するキャストじゃないですか!!
ミュージカル初挑戦・初主演の伴都美子さんも
演技や動作はまだまだ素人っぽいけど、
一生懸命で、そんな姿が新鮮でした。
歌唱力はさすが・・・・存分に発揮してました。

出演者がたった5人しかいないため、
みんなメインボーカル以外のほとんどの曲のコーラスにも参加して、
出ずっぱりでしたが、役に入り込んでいるようで楽しそうでした。

廃品を利用した手作り風の衣裳が素晴らしかったです。
パラダイスのゴミ袋とペットボトルのドレス、
可愛かったぁ~!!
ぬいぐるみがいっぱいのストールも・・・・
ブルックリンのキャンディとスナック菓子の袋で
出来たキャミソールもポップで可愛い!!

舞台美術も、廃材を上手く使っていて
ブルックリンの雰囲気が伝わってくる感じ。
電球で、天使の輪ってのは、くすっときちゃいました。
手作り感がいい感じです!

石井一孝さん、ギターもダンスも気持ちだけですが、
披露してくれて、ニッコリ!!
ベトナム戦争の場面は、『ミス・サイゴン』をチョット思い出してホロリ♪
しかし、お父さん役する年齢になったんですね。

ストリートシンガー役の今井清隆さんは、
やっぱりいい声ですね。

コンタクト

コンタクト

劇団四季

四季劇場 [秋](東京都)

2007/01/06 (土) ~ 2007/03/31 (土)公演終了

満足度★★

うーん!何ともいえぬ!
四季劇場で「コンタクト」を観てきました。
全編ダンスプレイというこのミュージカル、興味深々でした。

でも、私的にはよくわからなかったというのが本音です。
ダンスは、それは素晴らしく、歌も雰囲気があってよかったのですが
ミュージカルという雰囲気からは、程遠く・・・・・
やはり、ダンスプレイなんですね。

3つの短編のオムニバスという構成で、
それぞれ時代も背景も違うのですが、
共通するものは抑圧された男女の愛?のような気がします。
人と人とのかかわり=コンタクトをテーマにしているのですが
どうもSM的な自虐的な愛、ある種のゆがんだ愛を
見たのは私だけでしょうか?!

2002年に東京初演で、名古屋、大阪、福岡と上演したそうですが、
私は初めての「コンタクト」!
2度、3度観るとよさがわかるとも聞きますが、
どうも・・・・・???という感じです。

ただ、「これぞアメリカ!」といった粋な感じ、
艶っぽさは伝わってきました。

Song & Dance ハムレット

Song & Dance ハムレット

メジャーリーグ

サンシャイン劇場(東京都)

2007/02/13 (火) ~ 2007/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

観てヨカッタ♪
何気なく行った舞台ですが、ヨカッタです!
最近、あまり期待してなくてフラッと行く方がアタリが多いような・・・・
キャストも素晴らしい役者さんが揃っていました。
みなさん、それぞれの持ち味を生かしたお芝居で、どの人も◎!!

舞台の上にトランクを置いて、衣装を変え、役になる。
8名の役者さんは常に舞台にいて、控えめにたたずんでいたと思ったら、
ハムレットや国王役の役者さえ、バックダンサーになったりと
チョット驚きの舞台で、8人の旅芸人の一座を見ているようでした!

ピアノだけという音楽も、ヨカッタです。
ハムレットは、これまで何度か観てきましたが、
今までにない身近に感じられる舞台でした。

堀内敬子さんがオフィーリアを演ってらして、
ユーミンミュージカル「ガールフレンズ」で見て以来、
ファンになった私は嬉しかったです。
ホントに歌がお上手!

安寿ミラさんのハムレットも、なかなかのもの!
難しいシェイクスピアの台詞もわかりやすかったです。
歌にのせているからかな?!

舘形比呂一さん演じる王妃ガートルードは、
どこかお茶目でコミカルで。。。。。最高!

最後はスタンディング!
いい舞台でした!!

ブロードウェイミュージカル「シカゴ」

ブロードウェイミュージカル「シカゴ」

TBS

日生劇場(東京都)

2007/02/08 (木) ~ 2007/03/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました!
「シカゴ」を日生劇場で観てきました。
3,4年前に観にいった時には、
実はあんまりよくわかんなかった私。
なんで、これが連日SOLD OUTなの??と思ったが、
今回は違った!

私の大好きなリチャード・ギア様主演で映画化されたこともあり、
映画はしっかり見て、DVDも購入!
一昨年、ニューヨークに行った時に、
ブロードウェイで『シカゴ』を見る機会があり・・・と
何度も見て、話が頭に入っていたせいか?
なんだか楽しめました!

”ALL THAT JAZZ”をはじめ、「ああ、聞いたことある」と言う曲がたくさんで、
帰り道も口ずさんでいる私がいました。

しかし、皆さん、スタイルがよろしいですね。
体の線が丸見えの網タイツが、見事に似合ってらっしゃる!
ロキシー役のテラ・C・マクラウドさんは、
ついブロードウェイのブルック・シールズや、映画のレニー・ゼルウィガーと
比較してしまい、もう少し体型が・・・・なんて少し思いましたが!

弁護士役のケヴィン・リチャードソンは、雰囲気ピッタリでした。
カッコよくて、頭良さそうで、何だか危なげで!
ヴェルマ役のテラ・C・マクラウドさんも素敵でした。

朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

松竹

大阪松竹座(大阪府)

2007/02/03 (土) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

大阪まで行ったかいあり!
東京で何気なく観た公演!ではまってしまい、ついに大阪公演のチケット押さえちゃいました。行ってよかった!あの興奮よ再びじゃないけれど、やはりすごいです!何だか進化しているように感じるのは私だけでしょうか?

ミュージカル「カーネギーの日本人」

ミュージカル「カーネギーの日本人」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2007/02/10 (土) ~ 2007/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★

考えさせられる舞台!重いです
パンフレットに”おりも政夫”の名前を見つけ、
「懐かしい~!!フォーリーブスだぁ~」と
郷愁にかられちゃいました。

お話は、第二次大戦中にニューヨークで暮らしていた日本人たちの物語です。
おりも政夫扮する歯科医を中心に、1944年6月6日『史上最大の作戦』で有名なD-day、
ノルマンディ上陸作戦の日から始まります。

日本人とは何?と考えさせられる舞台です。

ネタバレBOX

歯科医久保をはじめ、日本人画家クマガイや、振り付け師&ダンサーのエイジは、アメリカに大きな夢を持ってやってきました。
しかし、アメリカン・ドリームへの道は、太平洋戦争により
見直しを余儀なくされ、思いは二つに引き裂かれます。
望郷と自由の国、アメリカへの捨て切れぬ憧れ。

太平洋戦争のさなか、西海岸の日系人たちは
住み慣れた土地を追われ、隔離収容所に入れられたことは
知っていましたが、日本人ニューヨーカーたちには
夜間の外出は禁止だったが、強制収監はなかったのは
チョット驚きました。

日本人が収容所に強制収監された西海岸の様子や、
日系人部隊が最前線で戦ったヨーロッパの戦争、
敗色が濃くなる日本の様子etc・・・・・
視覚的に上手く描かれている作品でした。

歯科医の娘の恋人が日系人部隊に召集され、
二度とニューヨークには戻れないことを
対日宣伝部の華子が、恋人の歯科医師に告げてしまう
場面は切なかったし、割り切れない悲しさを感じました。

画家のクマガイは、最高の賞を取りながらも、
新聞にジャブに汚された賞と誹謗中傷され、
故郷広島に原爆投下の計画があることを知り・・・・
とうとう最後には顔を白く塗り、
病院の壁から出ることはないという
とても、悲しく辛く重たい舞台でもありました。

ラスト、自由の国アメリカに元通り生活が帰ってきて、
平和を謳歌する歌で終わるのですが、
「永遠の問い、日本人とは何か…。」を
最後まで問われているような気がしました。

恋のカーニヴァル ~セーヌに咲いた4つの愛の物語~

恋のカーニヴァル ~セーヌに咲いた4つの愛の物語~

パルコ・プロデュース

ル テアトル銀座 by PARCO(東京都)

2007/02/02 (金) ~ 2007/02/14 (水)公演終了

満足度★★★

「恋のカーニヴァル」観てきました!
春・夏・秋・冬とオムニバス形式で、
男女の様々な愛の形が描かれていきます。
出演者は、風間杜夫さんと秋吉久美子さん他!

恋の都、パリでの男女の恋の駆け引き!
楽しく見れました。
どの話も、きちんと落としどころがあって・・・・
四季それぞれの物語、ひとつひとつに入り込んで
主人公になった気分で観てしまいました。

秋吉さんって、なんてコケティッシュなんでしょう!
年齢を感じさせない方ですね。
風間さんも、色んなタイプの役柄がお似合いで・・・・・
特に、ペンキ屋さん!
魅力ありましたよ♪

音楽も素敵でしたね。
何も考えずに楽しめるお芝居でした。
あっという間に舞台が終わっちゃったって感じです!

寿初春大歌舞伎

寿初春大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/01/26 (金)公演終了

満足度★★★★

今月は本当に大顔合わせです!!
新春ということもあってか、豪華な顔合わせで『廓三番叟』『金閣寺』 『春興鏡獅子』『切られお富』 と、どれも満足!!『金閣寺』 の雪姫役の玉さまは、やはり美しかったです。幸四郎さんの大膳は、ワルですね!!『春興鏡獅子』の勘三郎さんも、素敵でした。満足して帰ってきました。

タイタニック

タイタニック

フジテレビジョン

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2007/01/15 (月) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★★

「タイタニック」観てきました!!
「タイタニック」と言うと、レオナルド・ディカプリオ主演の映画を
思い出しますが、ストーリーは違います。
事故までの時間経過や出来事を事実に基づき再現。
その中での人間模様を描いたミュージカルでした。

キャストも豪華ですね。
船長役の宝田明をはじめ、岡幸二郎、鈴木綜馬、光枝明彦
紫吹淳、大澄賢也、岡田浩暉、浦井健治、森口博子、
「もっとこの人の歌を聞きたいのに~」と思わせるほどの贅沢さです。
設計士役の松岡充さんは、この作品がミュージカルデビューだそうですが、
ナカナカ・・・・の役者ぶりです。

セットは、ごくシンプルで最初から最後まで
殆ど変わりません。
上手く使っているなぁ~と感心しました。

光枝明彦さんと諏訪マリーさんとの息の合った
『Still(スティル)』には、オォッ~!!
鈴木綜馬さんと岡幸二郎さんのデュエットもさすがです。

終盤の船が沈むシーン、船尾が高く持ち上がり、
マストが客席側に迫るように倒れてくる場面は
やはり迫力ありました。
しかし、動きがスローで、ちょっと違和感が・・・・

音楽は、評判どおりヨカッタです。

王子とこじき

王子とこじき

劇団四季

文京シビックホール(東京都)

2007/01/05 (金) ~ 2007/01/05 (金)公演終了

満足度★★★

家族で楽しめます
いつか必ず「本当のこと」がわかると信じて、
「真実」を主張し続けるエドワード王子とこじきの子トム、
彼らの声を聴く耳もたない大人たち、
その中で、彼らを信じてみようとする大人と出逢い、
「どんな時でも真実を言う勇気の大切さ」と
「身なりや姿形で人を区別してはいけない」ということを
訴えていました。
ファミリーミュージカルではあるけれど、
おとなの私たちに訴えているような気がします。

しかし、主役の王子役とこじき役の女優さん。
似てましたね。

あっという間に時間が過ぎちゃいました。
四季のファミリーミュージカルでは、
お約束の歌を劇中で歌い・・・・・
久々に思いっきり声を出したら気持ちよかったです。

ヘイズコード

ヘイズコード

宝塚歌劇団

【閉館】日本青年館・大ホール(東京都)

2007/01/04 (木) ~ 2007/01/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

楽しめました!!
安蘭けい(瞳子)さん、のどを痛めてらっしゃったそうですが、
もう大丈夫そうですね。
ヨカッタです。!!

お話は、とっても面白いコメディで、やり取りに沢山笑わせて頂きました。
いい作品ですね。
曲も、タップダンスも素敵でした。
新年から、いい作品を見せてもらったって感じです。

カーテンコールで、手にチラシを持って客席に降りてきたのには
ちょっとビックリ!!
娘は大喜びしてました♪
なんと出演者のサインが・・・・・サプライズでした!

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

ライオンキング【東京】【2023年1月22日昼公演中止】

劇団四季

四季劇場 [春](東京都)

2000/01/01 (土) ~ 2016/05/28 (土)公演終了

満足度★★★★

何度見ても新鮮です!
ライオンキング、久々に観てきました。大阪、東京、福岡、名古屋、東京と、もう観劇回数も10回になりました。観るたびに新しい発見があり、感動があります。ソウルでも演っていますが、是非一度は足を運びたいと思います。

スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2007/01/05 (金) ~ 2007/01/29 (月)公演終了

満足度★★

映画は観てみたいけれど・・・・・
市村正親さんと大竹しのぶさん。
決してストーリー的に好きな話じゃないし、どちらかというと
苦手な方なのですが、ぐいぐい舞台に引き込まれてしまいました。
大竹しのぶさん、ミュージカルは意外にも初めてだそうですが
なんのその、市村さんに負けていません。

歌も印象に残るようなのはなくて、お話も明るくなくて
私的には、やはりあまり好きじゃない演目でしたが
これを演じられる方は、なかなかいないでしょうね。
スゴク難しいと思うのに、皆さん、それぞれ
ハマッていたと思います。

水夫役の城田優くん、爽やかな好青年でした。
でも、あの水夫の衣装はイマヒトツ!!

アンソニーとジョアンナは、何も知らずに結局復讐に幕が下りました。
これで、HAPPY END?知らなくて幸せなんでしょうね。
トッドの復讐は成功?それとも?
確かだと思われた正義だけど、人間の悲しさ・欺瞞を見ました。
ラストは衝撃的でしたね。

最後に、市村さんと大竹さんが手を取って踊っていた姿
お茶目でした。

ティム・バートンが、ジョニー・デップと組んで
映画化も決まっている「スウィーニー・トッド」
こちらが気になります。

鹿鳴館

鹿鳴館

劇団四季

自由劇場(東京都)

2006/12/01 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

名作ですね!!
日下さん、やはり四季の創設当時のメンバーで、浅利さんにも一目おかれるだけあって、存在感がすごいです。野村さんもさすが!お着物も似合ってらっしゃいました。こういった作品が見られるということは嬉しいです。

維新回天・竜馬伝!/ ザ・クラシック

維新回天・竜馬伝!/ ザ・クラシック

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2007/01/02 (火) ~ 2007/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

「維新回転・竜馬伝!/ザ・クラシック」観てきました!
「維新回転・竜馬伝!」ですが、いつもの宝塚の雰囲気とは違い、
結構コメディタッチで、ところどころ、笑っちゃいました。
西郷隆盛、勝海舟、中岡慎太郎、新撰組と幕末から維新にかけて
歴史に登場する人物が、出てきて歴史好きの私は面白かったです。
幕末という激動の時代を駆け抜けた坂本竜馬、
あの時代にあって、日本という国を大きな目で見られた人物なんですね。
今迄は、”坂本竜馬”ってそんなに興味なかったんですね。
薩長の手を握らせ、倒幕に影響を与えたというのはスゴイけど
私的には興味なくて・・・・・
竜馬ファンってよく聞くのですが、それだから天邪鬼の私は
尚、無関心だったんですが、これを見てチョット心を動かされています。

でも、ビジュアル的に好きなのは中岡慎太郎役の大和悠河さん。
次のトップ役の方なんですよね?!
お顔も素敵ですが、ポーズがお上手!決まっていました♪

公家コンビのお二方も面白かった。
味がありましたね。
駄々っ子の公家なんて・・・楽しい!
いいコンビでした。

竜馬暗殺のシーン、花嫁姿のお龍が引く月琴の
よさこい節が切なかったです。
とても悲しみを誘いました。
なのに、舞台は一転。
よさこい節をバックにした竜馬とお龍の華やかなダンス。
やっぱり宝塚ですね!!


レビューの「ザ・クラシック」は、ショパンのクラシック曲をモチーフにした
宝塚らしい優雅で豪華絢爛、ゴージャスなショーでした。
まるで、ルミナリエ、ミレナリオを思わせるような
豪華なキレイなセットにうわぁ~!!
夢のような世界でした。
これぞ、宝塚♪
とってもロマンチックなショーでした。

どうして、ショパン??と思ったら、
最後の”別れの曲”これが使いたかったのかな??
貴城けいさんの「この曲を聴いたら、私の事を思い出して下さい」
という台詞に、一瞬ウルっ!!

舞台の階段がピアノの鍵盤になっていて
さすが、細かい!!とチョット感動しちゃいました。

クレイジー・フォー・ユー

クレイジー・フォー・ユー

劇団四季

京都劇場(京都府)

2006/12/01 (金) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

「クレイジー・フォー・ユー」最高!!
面白~い。楽し~い。o(*^▽^*)o~♪
流れるように続く音楽とダンス。
タップのリズム。
ブロードウェイの香りいっぱい。
これぞ、ミュージカルって感じでした。
いすをあれよあれよと積み上げるシーンは
おおっ~と!!
赤い旗を振り出したとき、
娘はすかさず「レ・ミゼだよ」
最後の最後まで、目いっぱい楽しませて頂きました。

ユーミンソング・ミュージカル「ガールフレンズ」

ユーミンソング・ミュージカル「ガールフレンズ」

ホイチョイ・プロダクションズ

博品館劇場(東京都)

2006/12/01 (金) ~ 2006/12/26 (火)公演終了

満足度★★★★

ミュージカル「ガールフレンズ」観てきました♪
セリフが全くなく、ユーミンソングだけで話が進められていく舞台でした。
話の内容は、切ない恋物語と友情ですね。
思わず、自分の昔の思い出に重ね合わせたりして・・・・
でも、内向的な真理子ちゃん、どうしてそうなのって感じで
チョット、いらいら・・・・!!
私的には、裕子タイプかもしれませんね?!

今日の主演だった堀内敬子さんの可愛らしいこと!
本当は、私朋チャン、華原朋美さんの方を見たかったんですね。
でも堀内敬子さんの舞台、胸きゅんでした。

台詞がなくても、十分でした。
さすが、元劇団四季の方、実力派ですね。
親友を演じていた池田由希子さんも素晴らしかったですね。
歌うのは、この二人だけというのにもチョットビックリ!!
共演者の4人(杵鞭麻衣、植木理奈子、大橋明日香、宮菜穂子)は、
マイクもつけていませんでした。

この舞台「ガールフレンズ」というだけあって、
出演者は全員女性でした。
男役を女性が演じてて、ちょっと宝塚みたい?!
バンドもガールズで、全員女性!!
おまけに舞台で演奏していて、今までにない感じを受けました。

私なんか、すご~くユーミンファンというわけじゃないので、
知らない曲も多かったけれど、海辺、スキー場、
カフェテリアと、ユーミンの歌詞の世界って、
ホントに様々な場所や季節を表しているんですね。
選曲がいいんですよね。これって!
ピッタリ、場面にマッチしていました。

パリ・シャトレ座「レ・パラダン」

パリ・シャトレ座「レ・パラダン」

Bunkamura

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2006/11/04 (土) ~ 2006/11/08 (水)公演終了

満足度★★★★

「レ・パラダン-遍歴騎士-」不思議な世界でした。
『レ・パラダン --遍歴の騎士--』は、
遍歴の旅の騎士(中世ヨーロッパで行われていた若者たちの武者修行)
アティスと美しい娘アルジの恋と、それを邪魔するものと妖精の物語です。
でも、あんまり話はわからなかったです。
踊りが満載で、衣裳もカラフルで美しくて、
退屈はしないかったのですが、感動もあまりありませんでした。
CGや実写を組み合わせた雲の上の世界や
パリの地下鉄の映像が映し出され、
その映像と音楽にのせて歌手が歌い、
ダンサーたちがさまざまなダンスを披露していきます。
雲の上の世界を、ふわふわと漂っているような
不思議な時間でした。

このオペラは、バロック期のフランスオペラです。
音楽はとっても素敵でしたね。
当時の音楽に、イマドキなダンスでオシャレですね。
ヒップ・ホップ、アフリカン・ダンス、
クラシック・バレエ、コンテンポラリー・ダンスと
色々な踊りで表現されます。

それぞれの歌手に、その心情を担当するダンサーがつき、
言葉だけでは表現しきれない隠された恋心や嫉妬を
表現していました。

演出も斬新です。
巨大スクリーンに映し出されるCG画像、
これがまたグラフィツクです。
この映像とバロック音楽が妙にマッチするのも不思議な感じです。

作曲家は、ラモー。
晩年のオペラだそうです。
バッハと同じ時代の人なんですね。
王侯貴族が華やかなこの時代。
ラモーのこのオペラ、どう受け止められていたのでしょうか?
斬新でビックリしたのでは??

途中、素っ裸の女性と男性が!!
思わず、目が釘付けに!!
恥ずかしい~私。
舞台の上で、堂々とギリシャ彫刻真っ青のポーズをとる彼、
彼女らにいやらしさは感じませんでした。
これが、芸術なのか・・・と感心!!

変幻自在の舞台、おとぎ話ような世界でした。

エビータ

エビータ

劇団四季

新名古屋ミュージカル劇場(愛知県)

2007/01/07 (日) ~ 2007/02/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

エビータ大好き
「エビータ」
最初に知ったのは、もう今から10年程前のこと
マドンナ主演の映画でです。
ロイド・ウェバーの音楽の素晴らしさと
何より「エビータ」の生き方にひどく感銘して
虜になってしまいました。
当時、エビータ関連の書物を読み漁り、
アルゼンチンに訪問したくらいの熱の入れようでした。
レコレッタ墓地にも行きました。
お墓にペロン大統領とエビータの絵が飾ってありましたね。

四季の「エビータ」も当然何回か観たことがあった私。
そういえば、去年も観たような。。。。
でも、何度行ってもやはりいいですね。
エビータに心酔しているからか?
音楽の素晴らしさで引き込まれるのか?
また今回も熱中して観てしまいました。
エバ役の井上さんも、顔が変わっていくのですね。
すごい迫力。後半は少し怖かったくらい・・・
ドレス姿は素敵でした。とっても似合ってる。
前半の何とも言えないダサイ洋服のせいか
まさにさなぎから蝶です。
ペロンの下村さんは、顔を塗り過ぎていて、
あれはいただけないです。
妙に太~く見えたのですが、貫禄をつけるため??
何か巻いていたの??それとも???
チェ役の芝さん、頑張っていましたね。
今回も大音声で聴かせてくれましたね。

四季の役者さんは、踊りも合唱もさすがですね。
基礎が叩き込まれてるって感じ!!

ペテン師と詐欺師

ペテン師と詐欺師

ホリプロ

天王洲 銀河劇場(東京都)

2006/10/06 (金) ~ 2006/11/05 (日)公演終了

満足度★★★★

大人のためのコメディ
鹿賀丈史さんに市村正親さん、両ベテランの共演ということで
かなり期待して出かけてきました。
幕になっていた2枚の紙幣、
鹿賀丈史さんと市村正親さんのお顔で・・・・
クスッ、最初から笑わせてくれました。

イギリス人詐欺師 ローレンス・ジェイムソンを演じる鹿賀丈史
アメリカ人ペテン師 フレディ・ベンソンを演じる市村正親
それぞれのキャラにピッタリですね。
お二人とも、お年を感じさせない演技。
”さすが”の一言です。
鹿賀さんは、上品で身のこなしが素敵でした。
なのに、どこかお茶目。
市村さんも、けちな野暮天のアメリカ人を演じているのですが
コミカルな中にも、惹きつけるものがあります。
二人の対比が個性的で、魅力をはなっていました。

奥菜恵さん。
純情なアメリカ少女から、最後はどんでん返し。
色気ありました。
最初の少女の雰囲気が一新。すごいです。

愛華みれさん。
さすが宝塚の華だった人。
オーラがあります。
つい目が行っちゃいました。

鶴見辰吾さん。
最近、ミュージカルでよくお見かけしていて注目しています。
今回は、主役のお二人の影に隠れていたかなと、
思うもののナカナカの堂々ぶり。

歌あり,ダンスありの楽しいミュージカルで、
お話も最後、どんでん返しと最高です!
リピーターしたくなりますね。
ペテン師・詐欺師というと、あまりいい感じがしないけど
全然嫌味がなくて、とにかく楽しい。
面白い。
まさに、大人のためのコメディですね。
本当にリラックスして見れるよい舞台でした。

原作の映画も観てみたいですね。

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