miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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彼らの敵

彼らの敵

ミナモザ

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★

無題767(13-195)
19:30の回(曇)、18:30受付開始、18:37会場着、受付(整理番号券あり、101番から)、19:00開場、入って左、1段高くなったところから客席3列。舞台、下手はオフィス風、テーブルと椅子、ラック。上手、テント、銃...。中央の床に大きな円...青く輝く月(か鏡か...)のようにみえます。BGM、虫、鳥の声、水のせせらぎ。19:28前説(120分)、19:31開演~21:32終演、アフタートーク21:36~22:05。ハッキリわからないのですが、何処かで何か(魚の小骨みたいな)が引っかかっているみたいで…☆4。

以下は駄文

ネタバレBOX

メインは中央の円、ここはいろんな場所に使われ、下手は雑誌社のオフィス、上手はパキスタン…テント、強盗団のアジト。基本、この3箇所に役者さんがいます。モデルである服部氏の体験をミナモザが「彼らの敵」という「事実」としてみせてくれた作品。「大騒ぎ」になったことを中心に時間と場所を入れ替え「事実」は一つではないことが感情のぶつかり合いに織り込んであります。

バッシングは日常ごとにすぎないように思えます。仲間、同僚、地域、世代、国境、男女…差異のあるところ、亀裂があるところ、どこにでも。責めることはとても動的な感覚を産み、高みに立っている気分になりますが、そのためには「下」に置かれるターゲットが必要なのでしょう。

@喫茶店、記事内容についてテーブルを囲んでのやり取り、マスコミと読者と「対象者」との間にある埋めることのできない深み、「真実」「現実」「事実」が反発し合う様は、憎たらしくなるほどの演技に溶け込んでいます。
 女の子ものがたり  

女の子ものがたり  

“STRAYDOG”

SPACE107(東京都)

2013/07/24 (水) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題766(13-194)
19:00の回(雨)。18:35会場着、受付(全席指定)...当日券は空いている席に順に誘導していたのかな...?本作品は3回目、2011/4(@赤坂RED/THEATER)、2012/10(@紀伊國屋ホール)。お話の筋はもちろん、どこが「水」のシーンかもわかっている、今日が初日、ちょっとセリフが硬かったような気もしますが、いつものように歌とバンド演奏、テレキャスター(ブラウンサンバースト?)、ベースは5弦で木目が綺麗(..チョッパー演って、ヴォリューム奏法も自然に)、黒のドラムキットにサックスは川村さん、そして抱腹絶倒、重松さん住吉さんのMC、キャストのみなさんでした。評価はバンド演奏込みで。

パイプ椅子、1〜5列まで平地。18:57前説と水よけの練習、19:06客席内で開演〜20:56終演、21:16アフタートーク終了、役者さんたちは階段に並んでお客さんに挨拶。

ネタバレBOX

3回目で一番舞台よりでした、ちょっと小さめのセット。そうめん、おっちゃんのスコップ、ハム、レジ袋からはみ出ているネギ、いろいろよくみえました。大人になって振り返る、小さい私、家族、仲良しだったあの子たち、あの頃、あの海。演ずる役者さんは代わっても、またみに来ましょう。
anther9~ルール変更に伴う注意事項について~

anther9~ルール変更に伴う注意事項について~

tea for two

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/07/22 (月) ~ 2013/07/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

無題765(13-193)
20:00の回(小雨)。19:25受付(ここで、あるスポーツのルール変更に関する委員会「会議資料」を渡されますので開演前にご一読を)、19:30開場、最前列ミニ椅子、2列目から会場最後列までパイプ椅子席、小さな舞台にはテーブルと椅子、上手に椅子と譜面台。当パンにはホットな話題...選挙についてびっしり。20:00開演~21:33終演。「ヒットパレードvol.10」に続いての2作目です。

こんなにひとりの役者さんを見続けたお芝居はありません。みごとな一人芝居。脚本、照明、そして節目に聴こえてくるヴァイオリンの響き、どれも素晴らしいものでした。

ネタバレBOX

西尾さん演ずる委員長が仕切る会議、委員やマスコミとのやりとり、選手とのプライベート。どれもが「9条改正」と関係ありながら少しも重たさを感じさせず、臨場感あふれた演技で楽しませてくれました。首の傾げ方、目線の移ろい、唇の変化、ペンを持つ指、笑って、戸惑って、訝って、泣いて...そのすべてが実に自然。席を立ち委員会に臨むときには照明が切り替わり、観客も参加している気持ちになります。一方的なセリフでありながら会話になっているのがあまりに普通にみえてきました。終わってからあらためて驚嘆。またみに来たいと思います。
Memories

Memories

ダンスワークス

昭和女子大学 人見記念講堂(東京都)

2013/07/20 (土) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題764(13-192)
12:30の回(晴)。9:40会場着、開場2時間前に整理券配布、この時間で「28番」、50人くらい並んでいました。時間をつぶし、10分前に戻り、12:00開場。1Fほぼ満席、12:30前説(アナウンス)、12:35開演~13:32、休憩、13:50~15:00。パンフによると総勢300名のダンサー。大音量の音楽、変幻自在の照明、そしてなによりもダンサーひとりひとりの表情、会場からの応援。真夏の大イベント、2回目です。いく千ものライトが会場を巡り、ベース音が体に響いてきます。ラップ、タップ、バレエ、ファンタジーからバーレスクまで。全22演目。ダンスの魅力が目いっぱいつまった150分でした。1回目、2011/7「THE HAPPYOU-KAI」のDVDを購入。また来年。

「わたしって可哀想」

「わたしって可哀想」

プリンレディ

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

無題763(13-191)
14:00の回(曇)。13:00受付、チケット/整理券ともなし、しかたなく会場前で待つ、13:30開場。会場へ入ると、満席予想であり奥から詰めてと誘導されます。14:00前説、14:05〜15:35終演。1時間前受付はいいとして、チケットも整理券もなし(もちろん何の説明もない…これには驚いた)でどうしろというのでしょう。やむなくそのまま待ちます。受付横に椅子が数脚、ところがそこに吸殻入れがあるためスタッフ数名が喫煙、雑談。どうもお客様を迎える雰囲気ではありません。(個人的に)座席を指示されるのは嫌い(みやすい席のお勧め、間を詰めてというのはOK)、開演前ですが、すでに今日はダメだろうという気持ちになってしまいました…スタッフの対応が悪い場合、見る前の「気持ち」に100%影響するので…観劇後、すみませんがダメでした。

外と内

外と内

劇団セカンドキッチン

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

無題762(13-190)
17:00の回(やや曇)。16:30受付、開場。出演:金刺さんの代わりに木下さん。こちらは初めて。舞台は「6階建て雑居ビルの屋上」、白いフェンス。2人×3話。16:55前説(45分)~17:46終演。喫煙シーンあり(但し、舞台奥)。

ネタバレBOX

舞台手前に屋上のフェンス。自殺しようとする者とそれをみている者この2人が3つの組み合わせで3話。なぜ、もう一人までもがわざわざ6階まで上がってくるのか...。こういったところでお話が弱いのと、会話(セリフ)が少ないこと、役者さんの動きが少なく間が持たないこと、ときどき車の音、鳥のさえずりが聞こえるものの無音が長いこと、などによりおとなしすぎる、という印象。もっとセリフとカラダの動きで芝居にメリハリをつけることができるのではないかと思いました。

劇団ピアチェーレの「命を弄ぶ女ふたり(2013/4)」も屋上で自殺しようとする者のお話でしたが、違いはフェンスの位置、本作は手前、なのでその向こうにいる役者さんが少し見にくかったです。

フェンスを超えていることより屋上に来ていることの方が重要で、フェンスが先に視界に入る必要はあまりなかったのでは…

ひとつのパターン(そうは言ってもお腹は空く)、飴、ここらをもっと表に出し、明るいトーンで締めくくったほうがよかったのではないかと感じました。夜明けに再び歩き出すためにも。

コメントはまだ途中なのですが、次回作もみたいと思っています。
ライクアプラスチック

ライクアプラスチック

あひるなんちゃら

ザ・スズナリ(東京都)

2013/07/19 (金) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★

無題761(13-189)
20:00の回(曇)。19:15受付、整理番号券あり、19:30開場。舞台、斜めに机と椅子が2セット(ここは仕事場)、筆記用具、ファイルボックス、電話、ゴミ箱、中央床面に「あひる」の照明。前2列が低めのベンチシート、以降最後列まで雛段、椅子席、満席。20:00前説(川村紗也さん、約5分)、開演~21:16終演(川村さんの告知)。こちらは初めて(根津さんは客演をみています)。

説明にあるように「なんでか楽しい日々。脳天気な70分」でした。

ネタバレBOX

川村さん(他のお二人も)が競泳水着を退団されたのは先日知りました。

なんともユルくてカルいお話、ちょっとやめられないスナック菓子的でした。自分の道を突き進む各キャラクターのちぐはぐさ(マイペースぶり)がほどよくブレンドされていました。

「かごしまスイートポテトン」というお土産があるんですね。

役名は、浜岡賢次、北道正幸、望月峯太郎(三起也、花梨...)、つばな(第七女子会彷徨?)...などでしょうか。
冒した者

冒した者

世田谷シルク

アトリエ春風舎(東京都)

2013/07/16 (火) ~ 2013/07/18 (木)公演終了

満足度★★★★★

無題760(13-188)
19:30の回(雨)。19:12受付、開場。入って奥が客席、ベンチシート+一部椅子席。横長の舞台、白い(木製)の椅子が9つ、役者さんが数名舞台に(だんだん増える)、床には白線(特に意味はないそうです)。19:31前説(堀川さん)、稽古2週間での無料、公開(カンパあり)。客入れによる役者の緊張感を企図、19:35「では始めます」で開演~20:35終演。

尾崎さんのお名前をみつけ、予約しました。

ネタバレBOX

初めてみたのは「泣けば心がなごむけど、あなたの前では泣けません」。まるっきり違った作風。ちいさな狂気が突然巨大な力となってすべてを覆い尽くすような印象を受けました。

追記します。
昼下りの岸田

昼下りの岸田

ENBUゼミナール

王子小劇場(東京都)

2013/07/16 (火) ~ 2013/07/17 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題759(13-187)
19:30の回(曇)。19:00受付、コの字型の座席、舞台に斜めに突き刺さる銀色の円柱、細い堤。役者さんはこの堤の上、周辺を彷徨う。19:30前説、19:35開演~21:08終演、アフタートーク21:15~21:28。

中屋敷さんのクラス卒業公演。ENBUの公演は、「さくら+(土屋クラス)2012/7」、「24の瞳の次世代の最初の道筋(ノゾエクラス)2012/3)」、「墓場、女子高生(福原クラス)2011/4」、「さくら(土屋クラス)2011/3」をみてます。最近、「さくら」に出ていた女優さん(川田さん)の芝居をみてちょっと久しぶりにやってきました。今までは笹塚でしたが、今夜は王子。正直なところ岸田氏の作品に興味があって...ではなく、役者さんたちをみにきました。中屋敷さんの演出ということだと「柿」のようなものかと思いましたが、そうではありませんでした。

お話(岸田作品)は...やはりダメでしたが、それは予想していたことで、大切なのはこの「10人」の中から、必ず近い将来、本格的に芝居に関わっている人がでてくるはず、という思い込み。その時、きっと声をかけましょう、「卒業公演みましたよ」と。評価は「期待値」。

当パンに真雪さん、本間さんの「予定」が載っています。

【ご来場ありがとうございました!】渇望

【ご来場ありがとうございました!】渇望

ロ字ック

nakano f(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題758(13-186)
14:00の回(曇 暑)。13:16受付(整理番号札あり)、13:31開場。ここは2回目、
2階へ上がるとカウンター/キッチンが舞台で、その手前に椅子席が目いっぱい。黒いスツールが4脚。グラス、カップ/皿、レンジ、冷蔵庫、炊飯器、なべ/やかん。上手が手洗い。カウンターと客席とは約1メートル、エビス駅前劇場よりは余裕あり。13:55前説(50分、喫煙シーンあり)、14:02開演~14:57終演。終演後、台本を購入。

山田さん、「ハロー!新宿ちゃん」をみたのは5月(半券割で)、そのときも感じたのは湧き出るパワー、どこにあるのか、尽きることのない源泉、センター確保のためにはサインだってしちゃう傍若無人ぶり、そこに惹かれてまたみに行くのです。

ネタバレBOX

ある夜、同窓会の後、しばらく開けていないお店、沈み込んでいたコトバが感情を伴い手綱を引きちぎり浮かび上がり、相手に刺さる、自分にも刺さる、すべて吐き出すまで止めようもない、止められない自分に気づく、夜は明け、また一日が繰り返される、繰り返される。
シアター21フェス vol.92"夏編"

シアター21フェス vol.92"夏編"

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/07/13 (土) ~ 2013/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題757(13-185)
17:00の回(曇 夕立)。16:30受付、ほんの少し待ち開場。小川麻子さん(3月の「ダンス専科2013」をみに行ったときお隣にいらしたので)がでるということでみにきました。全7演目、先にコメントありますように開けるたびに違った味わい、面白さ、まだまだいろんな表現があるんだなと(いまさらですが)思いました。

17:03前説(4番目と5番目との間に10分の休憩あり)、17:09開演~18:42(出演者紹介)終演。各演目約10分。

マイムのようなコミカルなもの、水辺の揺らぎが見えてくるもの、鳥を肩に不思議な動きをするもの、絵本の中の物語のようなもの、どれも印象的でした。

(y-e-t)クラシックギター系の生演奏はほとんどみる機会がないので、奏者をみるかダンスか...で悩みました。

ネタバレBOX

y-e-t 「必ず、アラームかけるってよ」
藤井咲恵「眠らないカフカと鳥瞰の緑」
目澤、久津美「わだつみ」
ブラバニ「未定」
小川麻子WSチーム「花はどこへいった・・・・・」
中島加奈子「狼と小鳥の夜」
DEBEDEBE☆1号「Zwerg ツヴェルク」
The Swing of Sympathy

The Swing of Sympathy

The Bambiest

Neuro Cafe Tokyo(東京都)

2013/07/12 (金) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

満足度★★★★

無題756(13-184)
19:30の回(晴、暑)。外苑前で降り3番出口へ...と、すでに行列ができています。ゆっくり進むと歩道沿いに出店、弁当、ピール、餃子、から揚げ...神宮球場(広島×ヤクルト)に行く人たちでした。滅多に来ないところなので「日本青年館」まで行ってみます。1985/12、ここで(Vo)フィッシュ時代のMarillion「Misplaced Childhood」ツアーをみました。The Art of Noise(1986/6)、Madison(1987/3)と3回通ったのですが、Marillion以外はすっかり忘れていました。

雑居ビルの2回、奥の外階段を上がって開場を待ちます...風が通らないのでいっそう蒸します。19:01受付(靴は脱ぎ)、ドリンク券(トランプ)を受け取り席へ。入って右は受付カウンター(真っ赤)、座席は丸いクッションの桟敷とその後ろに椅子席、椅子席に座ります。奥に...折りたたみの子供用テント(サーカス小屋)ですね。赤と黄。椅子が2脚。その右の壁に布が掛けられているのはここが窓だからなのでしょう。床はフローリング、天井は低めで大きな空調。

19:25正面壁に映像、インタビューシーン、続いて、19:30事務局から(文章が流れ)案内があり文末には、この曲が終わると始まる、と。19:36前説、19:38開演~20:41終演。3部構成、①(映像)尾角さんインタビュー②(映像)本作品③本公演。

2011/11(@世田谷ものづくり学校)「Wrong wrong right wrong」をみていまして、2作目です。(神楽坂)セッションハウスの公演を眺めていて名前をみつけ、サイトでこの公演を知りました。前者が明るい「月のおもて」としたら、本公演は闇の中の「月のうら」。ずいぶん印象が違いました。映像との組み合わせは、①映像の中でのもの②映像が重ねられたものの2パターン。前者はLiveをみに来ているので参考程度としても、後者は①に引きずられたような印象を受けました。作家(創り手)の意図を(映像で)先に提示するのは、あとがきを先に読んでしまったような気がしました。もっとも知っていてみるのと、知らないでみるのと...どちらがいいのかは好みの問題かと。

『さくら』

『さくら』

幸野ソロ

ワーサルシアター(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

無題755(13-183)
19:30の回(晴)。18:45受付(整理番号あり)、19:00開場。四角いBOXが数個、奥1列に白色のパーティション数枚。19:27前説(幸野さん 100分)。19:33開演〜21:13終演。宅配カレー店のアルバイトとカラオケ店店員、謎の赤褌男、「夢みし者たち」の何も変わらない日常。

ネタバレBOX

過去の3作品とは印象が異なりました。直向きで擦れていない、折れそうになるけどちゃんと道を踏みしめて明日へ向かう…、そういった面がないわけではありませんが、どうも最後までまとまらず散らかったままのように感じました。

登場人物のキャラクター設定にピンとこなかったこともあるのかなとも思いますが、バイトをしているシーンがないこと、各人が目指しているものが(説明調の)セリフだけで示され具体的なイメージとして想起できなかったこと、褌男(以外も含めて)が現わしていることがつかめなかったこと、いよいよラストに至る過程(ここでどんでん返し…とは言いませんが)が淡白すぎたこと、いろいろでした。こういったことがなくても面白くなるのが幸野ソロ、のはず。
『k.a.n.a's wonder world vol.1』ゲスト:マスキー

『k.a.n.a's wonder world vol.1』ゲスト:マスキー

k.a.n.a

キッド・アイラック・アート・ホール(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

無題754(13-182)
19:30の回(晴)。19:00受付、19:11開場。入って右がステージ、左が客席。ステージ側、正面に3本、幅広の「紙」の道…4mくらいの高さから壁沿いに下り、床を伝って桟敷席まで。同じように客席に平行、左壁を上っている。上手、奥。譜面台、マイク、小さなアンプ(GRECO)。絵の具を入れる皿。押して19:40開演〜、前半、kanaさん、後半、マスキーさん(ギター弾き語り、朗読)〜21:25終演。

2本の刷毛(幅広、普通)を使用。黒、灰、緑、青。スモーク。聴こえてくるのは、息づかい、紙の音、空調、客席両サイドのシャッター音(これはちょっと耳障り)。航跡のように線は伸びる。チラシでは「曲線」が引かれていますが、本公演は直角に変化することが多かった。偶然の所作が振り返ってみると必然であったように見えてくる。終演後、写真撮影可。

後半の弾き語りは、邦楽が苦手なので…すみません。また、演奏とパフォーマンスが同時…と思っていたので、結局、ギターだけで始まったのは意外。それにしても、演奏前、じっと座っていたのはなぜでしょうね。

獏、降る

獏、降る

ハイバネカナタ

小劇場 楽園(東京都)

2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

無題755(13-181)
19:30の回(曇)。18:30受付、会場着は18:33で受付時に整理番号が付られます。19:00開場...いつものように右、左は遅れた方用に数席確保してあるようでした。舞台はごちゃごちゃ...2面の壁に棚...本、植物、ラジカセ、地球儀、雑誌、カバン、キーボード、CD、魚、金魚鉢(アヒル)、キンチョール、タンバリン、ファイル他にもいっぱい。入口側にテーブルと椅子、ノートPC。天井には足の踏み場がないくらい(?)照明が張りついています。19:26前説(120分)、19:33開演~21:33終演。

ネタバレBOX

すみません、あいませんでした。

舞台セットと芝居の内容との関係がみえず、何もない方が良かったカモです。何がおきて、何が終わって、がさっぱりわからず終い。今、演じているものはいいとして、前後が繋がらないのでフラストレーションが累積しました。テンションの高さがこの劇団のカラーならそれでいいのですが、そうしてでも伝えようとするものがわかりませんでした。

ソファーに土足で上がる、散らかったバインダーは放置され、棚から物は崩れ落ち、一本調子で進行、人数が多く散漫な印象。高田馬場は学生時代に通った所だけど街らしさはどこにあったのだろう。地域振興映画…?
JK Monster

JK Monster

聖ルドビコ学園

サンモールスタジオ(東京都)

2013/07/04 (木) ~ 2013/07/09 (火)公演終了

満足度★★★★

無題754(13-180)
19:30の回(雨)。18:45受付、階段を下りロビー手前まで。スタッフ2名が順に精算…階段を上って行きます。ルドビコ★「After After School」をみたのは2011/1、2作目です。場所と時間で選び、前日夜に予約。19:00開場、入ってみるとやや右寄りに花道、左右に客席、1〜3列目まで平地(1〜2列はミニ椅子、最前列は舞台との間隔がほとんどない)。19:14シスター3名登場、前説、たどたどしく演奏(バイオリン、ピアノ)、校則:2幕物で120分、間にホームルームあり、早退不可、下校時間22:00、それまで購買部がひらいている。19:39アヴェ・マリア〜20:25HR〜20:48、〜21:43終演。上履き:1年、赤…2年、黄…3年、青。女学園モノ、友情、恋愛、…いろんなモノがトッピングされたお話。固定のファンが多いのか会場は盛り上がっていました。個人的には、あくつ先生の「ホームルーム(ゲストも)」が一番でした。

ネタバレBOX

噛んでしまったセリフ、合わない歩調、そこまで指定してはいない(シスターらしからぬ)衣装、食べてしまったメロンパン、訊かれて恥ずかしい話の大披露会…めちゃくちゃ面白かった。
遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援 2013

遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援 2013

シベリア少女鉄道

王子小劇場(東京都)

2013/07/03 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題753(13-179)
20:00の回(晴)。19:20会場着、チケット手配済(整理番号付)なので、ロビー手前の階段(1〜、11〜、21〜と貼紙)で番号順に並びます。19:30開場。古い喫茶店、下手、化粧室、「本日のコーヒー:グアテマラ、マンデリン」、カウンター(3席)。正面、メニューが書かれたボード(ドリンク、軽食)、入口、傘立て、大きな窓、外はコンクリート塀、電柱、緑の山、雲。上手、テーブルとソファー、ここの壁にもメニュー、客席側のテーブルには、カップ、TVリモコン、新聞、灰皿(喫煙シーンあり)。お客様が少なそうな雰囲気、ナポリタン、ミートソース、ピラフ、焼きそば、ライスカレー、ハムサンド…400円〜600円。客席、パイプ椅子席1〜2列の間がほとんどないので、前方に座るなら最前列(足が楽)。19:45前説(110分)、20:04開演〜21:51終演。「もう一度、この手に(2011/1)」以来の2作目です。ENBUゼミナール「土屋クラス」卒業公演「さくら(2011/3)」、そこに出ていた川田さん、先日、新宿で短編をみましたが、ようやく本格的なお芝居。「未来は今君の手の中にある」の文字が映りスタート。はじめは地味な内容なのかなと感じていたところ、この展開は「さくら」にもあった(本作の初演は未見) …ところが状況は一転、急展開、よく笑った。

ネタバレBOX

二役、三役によるドタバタ(これは「さくら」にもありました)に加え、突然現れた「競馬」モード。正面2階、①〜⑧が並ぶ(ゲーム盤みたいな)競馬場がどーん。窓があったはずのところには「馬」の名前…劇中「ホメラレルトマイル」「オカシクネ」などと、各人が(決め)セリフを言うと効果音「笑」が流れますが、これが各人=各馬の名前でした。セリフを言うごとに頭上の「馬」が進み、各人は何とか「セリフ」の数を稼ごうと大奮闘、混戦、爆笑です。
はじめまして 誰か。

はじめまして 誰か。

佐藤修作from四次元ボックス ワルガキプロジェクト

サブテレニアン(東京都)

2013/07/06 (土) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題752(13-178)
13:00の回(晴、真夏日)。日向で待つのは危ないので「区立グリーンホール」で待機。受付の10分ほど前に行ってみるとスタッフの方が整理番号券配付中、受け取りしばらく日陰に退避。12:33受付、開場。コの字型の座席配置(左右はベンチシート、1列)、右に座ります。入口側にはパイプ椅子席2列。床に敷かれているのはカーペット?長瀬さんの組。長瀬さんは(調べてみると)結構みているものでした…アマヤドリ、コーヒーカップ、時間堂、ろりえ、ぬいぐるみハンター、ゲキバカ、ズッキュン(最近のもの以外、すみません、半分はご本人と知らずにみてます)。13:00前説(50分)、13:06〜14:00終演。

二人芝居ですが、突然、配役が代わり、お話も転調、違和感なし。映像(オープニング&エンディング、ドキュメンタリー「マグロに命を売った男」)や音声(自身の本音)を巧く使った内容、テンポの良い会話が心地よく、なにより、二人とも上手い。

言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

言葉の中で世界は踊り、踊る世界にウタが溢れる

ナズ・ラヴィ・エ

d-倉庫(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/07 (日)公演終了

無題751(13-177)
17:00の回(曇り、暑い、上演中雨が降ったらしく路面が濡れている)。16:30会場着、受付。会場に入ってみると舞台中央あたりに6枚の「壁(Wall)」。細めの窓と四角い切れ目。気がつくと楽器が鳴っていてチューニングかと思ったら演奏している。16:46/17:03前説(125分)、17:07開演~19:11終演。深堀さん振付、豊田さん出演でみにきました。

ダンスとバンド(&ドラムソロ)、会話...の3つで構成。会話(芝居)の部分はよくわかりませんでした。散発的に笑ったものの..その後が...続きませんでした。ダンス(パフォーマンス)は「壁」の移動や、照明(ライト)を使って幻想的な表現、Liveならではの演奏(生音)が久しぶりだったこともありよかったです(☆☆☆☆)が、芝居の領域に入ってしまうとコレハナニカナ?と思うことが多かったです。

ネタバレBOX

下手のバンドと上手のドラムの個性がかなり違っていて面白った。ラストで鳴らしていたのはエレキのウクレレ?完全生音のドラムはいい。

ビニールシートがステージを覆うシーン、下からみるのと上からみるのとではずいぶん印象が違うんだろうなと思いました(私は下から)。
闇とルシフェリン

闇とルシフェリン

田中美沙子

調布市せんがわ劇場(東京都)

2013/07/05 (金) ~ 2013/07/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題750(13-176)
19:30の回(曇、風強い)。予約返信のメールには「19:00より受付開始」とありましたが、もっと早くから受付していたようです。開場は19:00、下手に「ベッド」、舞台両脇に2段重ねのスピーカー。田中さんは2作目で、前回もおなじ此処で「うぶ毛しっぽと白髪まつげ(2012/6)」。19:32前説、19:34開演~20:33終演。とても刺激的で面白かったです。

ネタバレBOX

「ルシフェリン」というコトバを知らなかったので調べてみると・・・ホタル、深海魚、微生物などが起こす生物発光の源。なるほど!確かに!

ベッドはただの置物ではなく、白い「モノリス」のようにみえるし、「骨」のシーンとあわせると「2001年宇宙の旅」にみえてくる...。タイトルにあるように「闇」をうまく操り、肉体の陰影、舞台に映る影、モノクロの空間。実体、その影、その後ろのベッドに浮かぶ人像、この3重の連なり、ここで「ツァラトゥストラ(カラヤン/ウィーン・フィル)」が鳴り響いたら...

光が届かない深海、明か/暗か、深遠な宇宙空間、ベッドに輝くのは大星雲。

原始生物~殻を持ち歩み始め~立ち上がり~無限の世界へ。

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