彼らの敵 公演情報 ミナモザ「彼らの敵」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    無題767(13-195)
    19:30の回(曇)、18:30受付開始、18:37会場着、受付(整理番号券あり、101番から)、19:00開場、入って左、1段高くなったところから客席3列。舞台、下手はオフィス風、テーブルと椅子、ラック。上手、テント、銃...。中央の床に大きな円...青く輝く月(か鏡か...)のようにみえます。BGM、虫、鳥の声、水のせせらぎ。19:28前説(120分)、19:31開演~21:32終演、アフタートーク21:36~22:05。ハッキリわからないのですが、何処かで何か(魚の小骨みたいな)が引っかかっているみたいで…☆4。

    以下は駄文

    ネタバレBOX

    メインは中央の円、ここはいろんな場所に使われ、下手は雑誌社のオフィス、上手はパキスタン…テント、強盗団のアジト。基本、この3箇所に役者さんがいます。モデルである服部氏の体験をミナモザが「彼らの敵」という「事実」としてみせてくれた作品。「大騒ぎ」になったことを中心に時間と場所を入れ替え「事実」は一つではないことが感情のぶつかり合いに織り込んであります。

    バッシングは日常ごとにすぎないように思えます。仲間、同僚、地域、世代、国境、男女…差異のあるところ、亀裂があるところ、どこにでも。責めることはとても動的な感覚を産み、高みに立っている気分になりますが、そのためには「下」に置かれるターゲットが必要なのでしょう。

    @喫茶店、記事内容についてテーブルを囲んでのやり取り、マスコミと読者と「対象者」との間にある埋めることのできない深み、「真実」「現実」「事実」が反発し合う様は、憎たらしくなるほどの演技に溶け込んでいます。

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    2013/07/26 01:09

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