miss_youの観てきた!クチコミ一覧

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THE BELL

THE BELL

CHAiroiPLIN

神楽坂セッションハウス(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

無題956(395)
14:00の回(曇)。13:30受付、開場。床一面に茶封筒が敷き詰められ、赤と緑のポストがひとつずつ。14:06開演~15:14終演。「FRIEND」に続いての2作目。

「BELL」と「〒」の関係がわからず、繰り返しを多用したパフォーマンスはやはり苦手でした。茶封筒の下に敷かれているのは何だろうと思っていたのですが、ラストで納得。映像と影絵は面白かったです。「Please Mr. Postman」がThe BeatlesとCarpentersで。

時々は、水辺の家で

時々は、水辺の家で

monophonic orchestra

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/16 (月) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題955(13-394)
14:00の回(晴)。13:38会場(地下)着、受付、中へ。入って右に客席、左に6つの椅子。14:04前説(須貝さん、85分)、開演~15:23終演。

いつもみに行く清水さん、最近出演作も多い川田さん、「ファニー・ガール」がとてもよかった浅野さん...平日のマチネでしたが、この機会を逃すと..と思いみに来ました。終演後、台本を購入、清水さんにご挨拶(ジエン社行きますからね)。

本作、上演することがあったら隅田川沿いの「ルーサイトギャラリー」でみたいなと思いました。川から吹き込む風、大きな窓から差し込む日差し...、一枚の絵を間に、通う母と娘の気持ちが爽やかでした。

DANCEHOUSE030

DANCEHOUSE030

DANCEHOUSE

ムーブ町屋(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題954(13-393)
18:30の回(曇)。18:00受付、開場。18:30前説、18:35開演~19:27、休憩、19:39~20:54終演。過去の公演(カラー)満載の立派なパンフ。

前半は、高校、大学の学生さん、3兄妹の瑞々しい演技。後半はCOLONCH、韓国からの招待作品とどれもが目を見張るものでした。特に、高校生たちのカラフルな色使いと若々しい表情が印象的でした。

プラトニック・ギャグ

プラトニック・ギャグ

INUTOKUSHI

駅前劇場(東京都)

2013/12/25 (水) ~ 2013/12/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題953(13-392)
19:30の回(晴)。18:45受付、19:05開場。左右に赤青緑の板、白い柱、正面の壁には十字架。19:30前説(アナウンス、100分)、同19:38..スクリーンに「エピローグ」..おっ、もう終わるのか??

で、突然現れる「危険な」男たち、「春」「夏」「秋」「冬」の4章。犬と串は3作目になります。今年、満間さん客演の「ファニー・ガール」「退カヌコビヌカエリミヌヌ」がよかったので楽しみにしていました。劇中、ミニおにぎりをいただき、猛吹雪に遇い、ルーレットで年末ムードも味わえました。終演後、台本を購入。

アクアリウム

アクアリウム

DULL-COLORED POP

シアター風姿花伝(東京都)

2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了

無題952(13-391)
19:30の回(曇)。18:50会場着、受付、19:01開場。舞台には幕がかかっていてどんな様子なのかは開演後のお楽しみ。小さな椅子が1~3列目まで(小-中-大と3サイズ)。19:32前説(谷さん、これが結構面白かったです)、19:35開演~21:29終演。こちらは3作目、「人間失格(20112/11」、「俺とあがさと~(2012/12)」ですが、「人間失格」と同じくダメでした。

呼吸

呼吸

白米少女

小劇場 楽園(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★

無題951(13-390)
14:00の回(快晴)。13:32受付、開場、すでにスモークが会場内に...いつものように入って右へ。柱の近くにミラーボール、舞台の2面はボードのようなものと木製の倒壊防止柵(?)、床に英字新聞が散乱。14:03前説~15:19終演。

白米少女は2011/9の「riverbed sleepless summer」から欠かさずみていて、今年は他に「くもりぞら(2013/9」...こりっちに登録なし、と「雨と四月に降る光(2013/6)」。やないさんの客演では「Mr.Fujino(2013/11)」「人魚の薬(2013/4)」「イキタイ(2013/2)」、計6作品でした。

本作はいままでで一番役者さんが多く、ほとんど壁に沿って出ずっぱり。赤いランドセルは「くもりぞら」と同じものかな...

ダンスでは日本女子体育大学モダンダンス部、ニチジョのダンス公演は「ぴちぴちちゃぷちゃぶ~(@アサヒアートスクウエア)」や「卒業公演(@府中)」をみに行ってます、の方のサポートを受けたとお聞きしましたが、これはなかなか難しいかな(特にソロ)と思いました。コンテンポラリー的な「型」はみえるのですがもう少し「勢い」のようなものがあれば、という点と、お話の中への組み込み方がやや唐突にみえたので少し工夫したほうが(個人的には)と思いました。

アルボ ヘルムのイラストは「riverbed~」に続いてで、サイトにいくとこちらの公演のものもあります。ぜひ、展覧会に行きたいと思っているのですが機会がなく...。

ネタバレBOX

壁に張りつけていた「板」をオープンにするという演出は、以前此処でみたことがあります。違っていたのは、本作では小物を置き、役者さんがその前で「家具」などに扮していること。

やないさんはとても個性的な役者さんで、そこがとても好きなのですが、本作では衣装を年代ごとに替えて、いい雰囲気をだしていました。

ゆっくりと、それは無情にも/無常にも近い感覚で誰にも訪れる、時。女の人生が少し駆け足でしたが描かれ、ひとりだけの人生、ひとりではない人生、がしんみりと伝わってきました。

今年一年、いろいろな作品をありがとうございました。終演後、いくつかお聞きしたいことがあったのですが、それはまた次回に。
旅の演劇

旅の演劇

大脳神秘

キチジョウジギャラリー(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

無題950(13-389)
17:00の回(晴)。井の頭公園(初めて)駅で降り、七井橋を折り返し1周、会場は駅のすぐ近く、普通のマンションの1階、105号室。30分前...と思っていましたが20分前という掲示。

受付(チケットレス)して席へ。かなり変形の部屋で座席は奥の壁沿い、入口左、その間に大きく張り出した壁に。正面にあたる位置に木製のテーブル(メガネがひとつ)と椅子、ワゴンには鳥かご、水を張った水槽、壁にメモ(?)、ぐるっとみると吉祥寺の地図、焼き魚定食の絵のようなイラスト、プロジェクター、小さなしめ縄、鏡餅、One Cup OZEKI、饅頭、白衣が掛けてありうっすらと山の模様。

17:00、公園の鐘が赤とんぼで流れ、17:01前説(55分)~18:02終演。ツイッターをみると「江戸の歴史的大火事」から「数百年にわたる年末の母娘の会話」劇とあります。はっきりした年代はでてきませんでしたが「明暦の大火」ですと1657年、神田川が出てきましたので。以降、時を経て戦争、関東大震災..

二人の女性が交互に「母」「娘」を演じ分け、長い年月を語るお芝居でした。

ネタバレBOX

お話の構成(娘は母になり娘に語り...)は面白かったのですが、役者のお二人がほとんど客席に背を向けているのはなぜかな、と思い続けました。みんな正面をみているような構図。

また、プロジェクターが「貝」を映し出し、気がつくと黒や白の「煙」のようなものを吐き出していたのは物語と連動(厄災)していたのか...わかりませんでした。

娘と母の交代が身につけている「物」で明示しているのはすぐわかりましたが、同年代の役者さんなのでどうしても「親子」と思い込むのが難しかったです。

それに加え、セリフに「時代らしさ」が込められていないため(これは演出意図でしょうか)雰囲気が足りない気がしました。
枝折様

枝折様

開座

森下アトリエ(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/27 (金)公演終了

満足度★★★★★

無題949(13-388)
19:30の回(曇)。19:10会場着、手前が客席、天井にポリ袋の風船(?)がいくつも、座席左のギター横にお線香。みかさんの舞は9月の公演以来。白い顔に真赤な唇、童女でありながら数千年生きているようにもみえます。19:38開演~20:45終演。先にコメントしたものと前後しますが、ドンブリヘルメット、霧吹きから滴る水滴、ウエディングドレス..コントラバスによる「第九」はこちらが先。終盤、みかさんは枯れ茎に埋もれてしまいました。

滝雲様

滝雲様

開座

森下アトリエ(東京都)

2013/12/28 (土) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題948(13-387)
19:30の回(晴)。19:00会場着、外で話し込んでいて中へ入ったのは19:15。今日は黒田さんの舞、初めてですが調べてみると、7月に「STRAYDOG」の「ぼくんち」にでていらっしゃいました。このときは「女の子ものがたり」と2作交互に上演でしたが、こっちは見逃していました。19:36開演~21:20終演。コートを着、肌を黒く塗った男、帽子の下に見える眼が不気味。長い髪に白い肌の女もコート姿。どちらも怪しい(妖しい)探偵の風情。

入り口側が客席で奥が舞台、下手にコントラバス(先日もそうでしたがメロディラインを弾くのは珍しい)、客席左にギター、右に二胡、2列目に三味線、それぞれがソロをまた4つが同時に鳴りました。

枯れた茎、霧吹き、鍋、装飾付きのヘルメット、マッチ..などに加え、純白のウエディングドレス姿の黒田さんは、まっすぐな視線をそのままに茎を踏み荒し(バキバキ)、狐にも化け甘い蜜を吸い、やかんの水をまき散らすのでした。

開座を初めてシアターブラッツでみたのは2011/2、今夜、この作品で今年度の観劇は終了。

タレルキンの死

タレルキンの死

ロシア語劇団コンツェルト

早稲田大学学生会館B203(東京都)

2013/12/26 (木) ~ 2013/12/28 (土)公演終了

満足度★★★★

無題947(13-386)
15:00の回(晴)。14:30受付開場、やや傾斜をもたせた三角形の舞台、床面青系の配色で市松模様、手前に「穴」何か置いてありますが、薄暗くよくわかりません(動いてはなさそう)、一本の紐が天井まで。客席は中央の通路(役者が通ります)を大きくとって左右に椅子席。追加席がでていて盛況。

ずいぶんおして15:14前説(10分の休憩を挟んで120分)、15:17開演~16:10、休憩、16:22~17:03、終演後の挨拶が終わったのは17:22。

「ロシア語」での上演...ロシア語ができるからとかではなく、どんなものなのだろうと思いみにきました。

製本された当パン、みると1年生から大学院生、早稲田、東京外語、横浜、桐朋...から参加。

字幕をみながら(映画でもそうですが)なのでセリフのどのくらいが省略されているのかわからないものの、事前に「あらすじ」を読んだので大枠はわかりました(と思いました)。ロシア語が上手なのかは?ですが、みなさん途中でつまることがなかったので相当練習されたのではないかと思いました。

ロシア語を聴くことはなく(「惑星ソラリス」くらい)よい機会でした。

ひとつ。開演がそうとう押したことは仕方がないとして、開演時間になったら状況をお知らせするのがお客さんを迎える側として必要ではないかと思います。

同行二人

同行二人

同行二人

magari 中野店(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/28 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題946(13-385)
15:00の回(小雨)。14:42会場着、傘を置き中へ。右手に受付、ドリンク券を頂きソファ(二人掛け)席に座ります。入って正面がカウンター(奥にグラスやカップ)、両端にヨットの模型、時を刻まない振り子時計(これはそういう演出の一つとして設置していたのでしょうか...)、上手にテーブルと椅子、壁に絵、テープルにも。いずれも「河」が描かれています。カウンター手前、木製の椅子、骨董品クラスの扇風機、花瓶に花。全体に白い色合いの会場。

15:00前説(60分)、遅れているお客さん待ちでやや押し、15:06開演、女性がひとり入ってきます。誰かをさがしているようですが~16:08終演。コートを着ようと振り返ると長田さん(てがみ座)..後輩の公演をみにいらしたとのこと。

開演直後はシュールな展開になるのかと思いましたが、店内のさっぱりした造りとお話の内容が繋がってくるにしたがい、すっかりお話の世界に入り込んでしまいました。終盤、コーヒーの香りが客席に届く頃には二人の関係も明らかになり、切ない気持ちになるのでした。長尾さんは初めて、岡田さんは調べると「ゲキバカ」に出ていらしたのですね(2作みています)。

30歳~27歳~29歳、時が遡りまた戻ってくる展開と心情の移ろいが素直に伝わってきます。初演は「MODeL T」、みておきたかった...と思いました。

鴎座クレンズドプロジェクト『Viva Death』

鴎座クレンズドプロジェクト『Viva Death』

鴎座

SPACE EDGE(東京都)

2013/12/22 (日) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

無題945(13-384)
19:30の回(晴)。19:00会場着、受付...倉庫みたいな造り...と思って終わってから確認したら「1961年に建築されたビルの1F」とありました。「ロビー」では
ドリンク、スープ、物販、壁に過去上演の写真など。此処は初めてで勝手がわからず、とりあえず待ちます。予約メールの返信には開場は開演の30分前」とありましたが、結局、19:20会場、奥のspaceAへ。入って左に客席(ひな壇)、最前列の一部にビニールのひざ掛け(?)、舞台には水が張ってあり跳ねるのでしょう、2段目やや下手にしました。その下手には、白い木製の椅子(ひつとには「VOX」のミニアンプ)、アナログTV、向こうにKORGのキーボード(白)、小さなツリーとPC。正面壁に布らしきもの。19:32開演~20:41終演。DVD「洗い清められ」を購入。

サラ・ケインの作品ということでみに来ました。サラの作品は本作で4作目。もちろんどの作品も原作を知らないので正直よくわかりませんが、どれも面白く感じました。今夜も「日本語のセリフ(歌)」よりは、目の前で行われていることに刺激を受けました。

サラの作品は「4時48分サイコシス/渇望(2011/5@SENTIO)」「4時48分サイコシス(2011/6@バビロン)」「フェードラズ ラブ(2013/10@タイニイアリス)」と過去3回みて、本作で4回目。

当パンを読むと...鈴木さんは「時々自動」に出ていらっしゃるとのこと。2012/11、せんがわ劇場で「動物たちの冬」を2回(連日)みました。

ダンサーの辻田さんは初めてですが、桜美林なのですね。今年も「ピュア魂2」「くろいの×しろいの」「-W-」のダンス公演、「劇団はへっ」の芝居などいろいろみに行きました。

水面に拡がる波紋が照明を受け、壁や天井映り時空が歪んだようにみえます。

ナイフと包帯、男と女のハミング、トランペットから吹いてくる風の音、ダンスと跳ね上がる水、書きなぐられるコトバ...「HELP ME」..end

南 阿豆「骨とひまわり」

南 阿豆「骨とひまわり」

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2013/12/23 (月) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題944(13-383)
18:00の回(曇)。ちょっと早め17:28受付、開場(靴はそのまま)、入り口側が客席、奥が舞台で、大きな「ひまわり」の絵、これはテルプシコール(「ScarTissueⅢ」2013/9)と同じもの?

18:02前説(50分)、18:07開演~18:56終演。青い明りに浮かぶカラダ、闇の中で生まれる/生まれ変わるイノチ、幼虫が成虫に、少女が女性に、立ち上がり、生きる力のようなものを感じるのでした。

シルエットになったカラダ、何本ものひまわりに向き合うカラダ、背中に波打つ陰翳、横たわったときにみせた微笑らしき表情、柔らかな胸、息を吸い、生きていること...とても充実した時間でした。

アルバローザの花嫁

アルバローザの花嫁

ミュージカルグループMono-Musica

ウエストエンドスタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題943(13-382)
18:00の回(晴)。17:15会場着、17:30受付、開場。石造りの建物(聖堂)、上部に蔦っているのは赤い薔薇。ミュージカルはみないのですが、チラシの「眼差し」が、1週間前、此処でみた「KUDAN」とよく似ていて気になったのでみにきました。

最前列はミニ椅子、下手にテーブルと椅子、舞台手前、床に数字がかかれたもの、ポジションを示しているのか。17:52前説(アナウンス 途中休憩ありで150分)、BGMはクラシック、17:56「間もなく開演」の案内、18:01鐘の音が響き、暗転~19:00、15分の休憩、19:16~20:32終演。

終演後、本作DVDを予約(カードをいただけるということで1枚選ぶと杏さん..男前の刑事でした)し帰宅。

マイクを使っているとはいえ、とてもよい音(声)でした。ソロはもちろんコーラスでもそれぞれの声がくっきりとした輪郭をもって客席に届きました。ダンスの際、大きな振付だとぶつかりそうな気がするのですが、うまくポジションを入れ替えていました。大きな白い布をなびかせたり、衣装を翻したり、視覚的にも楽しいものでした。

フラッシュ光線

フラッシュ光線

パスタマシーン

Studio Do Deux Do(東京都)

2013/12/21 (土) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

無題942(13-381)
14:00の回(晴)、13:30受付、開場、靴を脱いで中へ、此処は2回目(2013/5)。設定…ここは喫茶店、テーブルと椅子が2セット(椅子の型は2つ)、奥はカウンターらしい。1〜3列ベンチシート、ミニ椅子、後方はパイプ椅子。内容について情報登録がなく、ツイッターへ飛んでもよくわからなかったのですが「旗揚げ」「Do Deux Do」…に誘われ、下北沢の公演を諦めこちらに来ました。で、みなさん学生さんでした^_^。

13:46前説(45分)、丁寧な説明、好印象…だったのに、開演時間を過ぎても説明はなく、14:08前説2の時も同様「開演が遅れまして…」もなく、結局、14:09に開演…この対応はどうでしょう?〜14:52終演。帰り道、よーく探すと出演者の情報があり、「劇団森」「國學院大学演劇研究会」で構成されるも当パンに役名がないので誰がどの役かわからず。

チラシの地図「2番出口(徒歩3分)」はイラストではわからないのでは?

当パンの「ごあいさつ」に書かれている「心変りしていく祥子の思い出」というのは少し分かるけど、お芝居の方はコメディーなのか/不条理なのか、非日常的な場面が重なり続け、それが最後は霧消してしまったように感じました。

客席に…私以外はほとんど学生さんだったと思います…少なからず「笑」が起こるシーンがあるのですが、「笑うこと」で「心変り」の痛みを和らげようという意図なのか、リアリティ(物語に欠かせない要素)があまり感じられませんでした。

スタッフ、役者さんの印象は良いので、もっと脚本を練りこんでみてはいかがでしょう。あと、いつも思うのは、同年代なので、どうみても母娘にはみえず(想像力不足でスミマセン)、暗転も少々多くバタバタした感じでした。

最後に。タイトルの意味ってなんだったのでしょう?

犯行予告

犯行予告

劇団肋骨蜜柑同好会

サブテレニアン(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題941(13-380)
19:30の回(晴)。19:00受付、開場、最前列ベンチシート、後方は椅子席。「つぎとまります(再演 2012/12@王子...田中さんの不思議な雰囲気が印象的、もう一年経ったような気がしません)」以来の2作目。フジタさんは客演(偽典・地獄変 2013/4)をみているので3作目。

舞台をみると、床に白線、1/4円と直線で仕切られたものは間取り、左右の壁に服や布がかかっていて、椅子、スリッパ、ノート、ポット、急須、湯呑。奥には黒い台がいくつか。19:27前説(80分)、19:30開演~20:57終演。

今回から台本をCDで販売。「つぎとまります」は「舞台写真」「オフショット写真」付500円...購入。音声は...初演時のDVD(画像は粗いけど)を持っているのでした。

横手さん(シンクロ少女)は今年6作目。手前の世界と奥の世界を切り分けた構成で、それを「舞台」が覆っています。


ネタバレBOX

なぜか「ルパン三世」を思い出すのです。犯行予告、キースを追いかけ続けている男、実はすでに潜入しているかもしれない...。

手前の二人と奥の4人とのつながりがなぜかしっくりこないかんじ、また2人がじっと座っているだけというのが気になってしまいました。

「創二」は毎回リゲインを飲み干す...ということは土曜日は3本。
batik トライアル vol.13

batik トライアル vol.13

BATIK(黒田育世)

森下スタジオ(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

無題940(13-379)
15:00の回(快晴)。2階のBスタジオ、14:30受付(受付順に整理番号)、14:45開場、靴を脱ぎます。当日券は立ち見のようです。前2列桟敷、後ろは椅子席。客席左に、ギター(オベーション、クラシックG)、マイク、アンプ、エフェクター。15:09前説(黒田さん)、15:13開演~16:12 休憩(ドリンクサービス)、ミニライヴ16:26~16:50、 16:51後半~17:19終演、メンバー/スタッフ紹介。「vol.12(2013/4)」に続いて2回目です。

10月に品川の原美術館で「プロジェクションマッピング+パフォーマンスVol.3 Constellation」をみました。黒田さんは映像出演のみでしたが、ギターは松本さん。梶本さんはプロジェクト大山「ファンタジー 2013/7@シアタートラム)。

いずれもヘヴィな作品で、あぁこんな作品をみたかった...と思わせるものでした。赤、青、ピンクの衣装、ライトや椅子を使った演出。低音が太く唸るギターと激しい動き。

女中のクリスマス

女中のクリスマス

R-piece.

ラ・グロット(東京都)

2013/12/20 (金) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

無題939(13-378)
20:00の回(曇、寒)。19:15会場着、19:20整理番号順に並び、19:30開場。此処は2回目(箱庭 2011/11)、こちらは初めてですが、松村恵美さんは、ダンスユニットclubCでみていまして、プログで本公演を知り、みに来ました。

コンクリートむき出しの半地下、コートを脱がずに観劇...それでも足下は冷えてきます。入って右のスペースが客席(パイプ椅子3列)、反対側の階段と、ピアノのある場所が舞台、小さな灯りが置かれています。BGMに「Last Christmas(WHAM!)「クリスマス・イブ(山下)」他。役者さんは高い位置に座っているので、どの席からもよくみえると思います。

20:04開演~21:00終演。劇中「夏目漱石」の名前がでてきます。漱石の作品に「清」という名の女性がよく出てくるというのは帰ってウィキペディアをみて知りました。本作品の最後の一節で「あっ...そういうことなのか..」と気がついたのでした(「坊ちゃん」)。

役者さんは4人ですが、メインはお二人。松村さんが「きよ」役になっている20:00の回を選びました。昭和8年12月24日から、きよの日記、千代子の書簡を織り交ぜた、作家と女中、オトコとオンナの話。挿入されるS.E.も雰囲気づくりに一役。

せっかく4人いらっしゃるのですから、均等に1/4とは言いませんが、筋やセリフを工夫したら、時々...音楽が大きいかな、何か昭和初期を思わせる小物があるとより雰囲気がでたかな...など思いました。

松村さんは、ステージ上のダンサーとは違い、幼さからくる戸惑いと実直さを巧く表現、身振り表情も豊かでした。終演後、ご挨拶し外に出ると氷の世界のような冷たさ。

ヘソのゴマ、ゴマの星

ヘソのゴマ、ゴマの星

キトキト企画

新宿眼科画廊(東京都)

2013/12/18 (水) ~ 2013/12/23 (月)公演終了

満足度★★★★

無題938(13-377)
19:00の回(雨&寒)。18:08会場(1Fのほう)着、ドアが閉まっていたのでkonkon、受付できるということでお願いしました(チケットレス)。そのまま廊下で待ち、18:30開場。会場を横に使い、椅子席が3列(風呂オケ型、いつもの丸椅子、3列目には段差あり)。1~2列目は入口側が少し上がった配置(斜めということですね)。オレンジの丸い裸電球が2つ。こちらは2作目(江間さんは客演(2013/10@上野)をみているので3作目)。9月の公演(@711)がよかったのでみにきました。18:57前説(江間さん、60分)、開演~19:57終演。オープニング+3話。当パンに役名と顔のイラスト。ちょっと変わった人たちのショートストーリー+グランプリ受賞作、男性に分がないのは前作同様...。初日だからか、もう少しノリがあってもよかったと思います。アットホームな雰囲気の小一時間。いただいたチラシに「春の遭難者(土田さん)」がありました。東京ハンバーグでみている光藤さんが客演するのでみる予定にしているものでした。

ネタバレBOX

もうすぐ2014年を迎える今、「まるでダメな男(1966)」が「宇宙に飛び出してエース(1965)」になるからこの曲が選ばれた…なんてことはほとんど考えられないけど…そうなんだろうか。

座ってすぐ、この会場ってなぜ禁煙マークを付けたのかと思ってしまいました。
Aftershock

Aftershock

PLANT M

ギャラリーLIFT(東京都)

2013/12/09 (月) ~ 2013/12/22 (日)公演終了

無題937(13-376)
19:30の回(晴)。19:00受付、開場、1階です。此処は2回目(十七戦地、2013/3@地下)、こちらは初めて。劇団のサイトに公演の写真があります。倒れている自転車、白く小さな椅子、踏み台。道路側に座席(座布団、ベンチ)2列。フローリングの床以外は白、奥にカーテン、これも白。内容は説明の通り、役者さん3人。Aftershockとは余震のこと。ペダルを漕ぐ音で早口(全編ではありませんが)のセリフがやや聴き辛く、会場は少し寒かったです。

19:31前説(宮尾さん、80分)、開演〜20:50終演。パンフ&台本を購入して帰路に。何となくストルガツキーが描く荒廃した世界を感じるのでした。どのような社会体制になっているかなどの細かい描写はありませんが、労働者の登録、派遣を生業とする者、ハウス(家の中で)農業をやろうとする男とその恋人、若者とその介護を必要とする姉…ただ生きるだけ。

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