ぴおんち33の観てきた!クチコミ一覧

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嘘つき歌姫

嘘つき歌姫

office HOMME / team Genius bibi

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/10/15 (水) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★

劇中劇を中心としたドタバタコメディで
楽しめましたが・・・。ちょっと長かったですね。いつもこういうタイプの劇中劇には劇団に付き合わされている感があり、もっとコンパクトにまとめてほしいな~と思う。観客側からすればそこに至る過程が面白いのであって、劇中劇は付け足しでいいんじゃないかな。それとちょっと台詞が甘々で、噛んだりつっかえたりが多過ぎ。劇中劇のように本当にぶっつけ本番なのかな、と勘繰ってしまいます。演出家の台詞が面白く惹き付けられましたが、それも巧くこなせてこそ活きてくる面白さだ。ドタバタコメディってタイミングや台詞が完璧じゃないと本当にただドタバタしているだけの劇になってしまう。クールに決めてほしい。

目々連ー覗き込む葉ー【千秋楽当日券あり!】

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鬼の居ぬ間に

「劇」小劇場(東京都)

2014/10/16 (木) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

うう、これぞまさしく
日本的な恐怖。日本人の隠蔽体質とことなかれ主義が次々と表面に表れない陰湿な犯罪を生むという・・・・。しかもこの犯罪、伝染していく。村の世話役の八郎の、優しげで妙に明るい声が活きていますね。←このせいで恐さ倍増です。これ、いわゆる共同体意識ってやつですね。この中ではその意識に入り込むことこそが重要。う~ん、ネトウヨを見るようだ・・・・。
狭い「劇」小劇場の舞台いっぱいに広がる恐怖。劇が始まった途端空気が変わったのはさすが。照明、音響など、一級品の怖さです。これが怖いのは、私たちの日常感覚にすごく近しい物だからかな。告白、懺悔、弾劾など日本人の苦手なことをしないでいると、こういう流れになっていくのが容易に想像できるという・・・・。幽霊のほうがまだ怖くない。

赤い鳥の居る風景

赤い鳥の居る風景

世田谷シルク

座・高円寺1(東京都)

2014/10/13 (月) ~ 2014/10/19 (日)公演終了

久しぶりのガチな不条理劇、
きつかったです。ストーリーは比較的追いやすく、不条理劇という感じはあまりしない。ひたすら演劇的と言う感じ。観客に理解と我慢を強いる感じだ。ダンスシーンの意味が何だかよくわからない。ダンスシーンを入れる意味が、脚本が書かれた当時と現代では違っているような印象を受けた。一つには、ダンスシーンにあまり美しさが感じられない。現代ではいかなる場合でも美しさが求められるような気がしますが・・・・。むしろ台詞の邪魔になっている感じ。舞台が終わってから1960年代に描かれた脚本ということを知り、なんだか納得した。お姉さんの台詞の美しさなどが、現代では却って虚しい。

一遍

一遍

風雲かぼちゃの馬車

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/14 (火)公演終了

かなり本格的な中世物のミュージカルで、
一遍という、あまり歴史ドラマなどで取り上げられていない人物を描いていて、興味深かったです。ストーリーも解り易く、ドラマチック。力のある役者さんが全体を引っぱっている感じ。キャラがはっきりしていて、そこに現代人の感性も重なっていて、共感を呼ぶ。ただ突っ込み所も多く、ミュージカルということでまあいいか、とは無視できないところも目立った。大事にしている演目らしいので、もっと時代劇の型の良さなども取り入れた物にしていって欲しい。

ネタバレBOX

突っ込み所ですが・・・・・。開始早々の松寿丸の母の衣装など、まるっきり現代のお太鼓姿で、「え、これいつの時代の話だっけ???」とびっくり。父や叔父の袴姿も現代版で、しかも袴の紐の結び方などめちゃくちゃ。あれは臍の下に締めるのが普通。背のスラリとした役者さんなので、よけい下半身が間延びして型が悪い。時代劇としてはかなり残念。でもこれ、中世ですよね?まだ女性は小袖に細帯、男性は簡単な狩衣や水干姿が普通。ミュージカルでも、時代感を出すために少しは工夫してほしかったです。
それより気になったのは、念仏房が一遍ともども出家した後も一遍のことを「お屋形様」と呼んでいること。主従関係を明確にしたかったのだと思いますが、そもそも一遍はお屋形様ではないし、出家して仏弟子となった後のこの呼び方には違和感を感じました。一遍が出家しても念仏房に威張り散らすようなキャラならいいのです。でも、彼は極めて理知的で、理論的。そして人間というものを根本から見つめようとしている。そんな彼のキャラクターからするとこれはおかしい。俗世の呼び方をそのまま残すことで、二人が幼稚に見えて、これが後に歴史に残る人の成長過程の姿とはとても思えない。また踊り念仏を遊行するようになって彼は金襴の袈裟を纏っていますが、これも有り得ない。金襴などは唐渡りのもので、権威の象徴。一遍が身に着けるはずがない。こういう呼び方や衣装など、一遍と言う強烈なキャラが巧く統一されていない。民衆の中にあって、ただ念仏と踊りで生涯を過ごした彼には墨染の破れ衣こそふさわしい。それでこそ兵部堅者の権威的思考との対比が明確になるし、視覚的にも二人の考え方の違いがはっきりと見て取れると思います。
私はこういうタイプのミュージカルで、衣装にまで小うるさい時代考証が必要だとは思いません。とはいえ、ある程度の時代感は必要。また、キャラクターの破綻を招きかねない、こうした細部については細心であるべきだと思います。
御ゑん祭

御ゑん祭

バンダ・ラ・コンチャン

青山円形劇場(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★

ああ、これはなんというか
新しいタイプの一人芝居っぽい感じが・・。面白い試みですね!すべての劇団が一人の俳優さんにフォーカスして劇を作り、それぞれに個性を引き出している。なんだかすごく贅沢な公演でした。

ジャンヌ・ダルク~フランスの大地に聴け~

ジャンヌ・ダルク~フランスの大地に聴け~

劇団熱血天使

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★

川崎市のアルテリオ小劇場で
観劇。小劇場というには天井が大劇場並みに高く、その分客席に高低差があり、すごく見やすい。舞台も広く、照明音響も素晴しく、こうしたコーラスやダンスを加えた演劇をやるには最適。この劇場の特性をうまく活かした、新しい演劇の可能性を秘めた公演だったと思います。ただ、いくつかというか、かなり疑問に思ったところもあった。まず、この規模の劇場でマイクを使うのはどうなんだろう、というのが一つ。役者さんが歌を歌うわけではないし、マイクなしでやってる人もいたし、中途半端な感じが残った。また、マイクを使っているのに台詞が聞き取りにくい役者さんもいて、これも???。それからコーラスはクラシックの発声なのでマイク無しでも十分に声が届くのでは。この劇のためのオリジナルの楽曲は素晴らしかったですが、生声と録音した声が混じっていたのかな?何だか違和感があった。衣装もダンサーのシルフィードみたいな美しい衣装やコーラスの方の頭髪まできっちりと色を統一したのは素晴らしかったですが、お芝居が始まってからの主人公たちの衣装は別の人のデザインなのかと思うぐらい、統一感が無い。どういうことだろう、と不思議に感じた。演出、ストーリーともに秀逸。ちょっとダンスシーンがくどいかな。

ネタバレBOX

何というか・・・・楽曲、ダンスなどは素晴らしかったですが、演技が全体に甘く、落差を感じた。殺陣のシーン、明らかに効果音と間を外したところなど。オルレアンの私生児、台詞が聞き取りにくい。動いていると、特に。重要な役どころなのに。この人が着ていた青系の衣装、似合っていなかったですね。最後の茶色の衣装などはよく映えてましたが。う~ん、と思ったのは村人の衣装。なんであんなごちゃごちゃ感を出したかったのだろう。カトリーヌのような、質素なアースカラーで統一したらさぞすっきりと品よく仕上がっただろうに。それにあの当時、柄なんて織物だけで、しかもものすごく高価なものだったと思う。王太子達の衣装はもっとわからなかった。何だかマンガチックで、出てきた途端に舞台全体が学芸会みたいな雰囲気に。また、戴冠式も同じ衣装なんてありえない。ジャンヌがこのために命をかけてきたのに。衣装方には予算もあるし、それぞれに狙いがあってこのように制作したのだろうと思いますが、気合の入ったダンサー、コーラス陣の衣装に較べて、肝心の役者陣の衣装が冴えない。何だかダンサー陣に食われてしまったみたいな感じでした。私は、こうした音楽劇は日本人がすごく好きなタイプの劇ではないかと感じています。ミュージカルほどうっとうしくないし、日本人の知性や感性に合っていると思う。現在公演中の「酔いどれシューベルト」なども大変な人気です。こうした音楽劇が大きく成長してほしくて、しつこく書いてしまいました。将来性に期待して、星ひとつおまけ。←めったにおまけなんてしません。
ONE LOOK TWO IN

ONE LOOK TWO IN

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2014/10/07 (火) ~ 2014/10/12 (日)公演終了

満足度★★★

Thanks Irish Table,Yummy ! を観劇
お洒落でスタイリッシュな美術にワクワク。案内の人たちもイケメン揃いで喜ばしい。 (もう一つの劇の役者さん達だったんですね )内容はドタバタラブコメという感じで、そこにお料理が加わるという、ちょぴり新味がありましたが・・・。全体にすべてに於いて何かが足りないという、物足りない感じが残った。なんか残念。

ネタバレBOX

う~ん、まず、あの料理って何?わざわざあれだけの下準備してサイドディッシュ一つって・・・・・。美人講師が男性相手に詐欺もどきの料理教室を開いている、というお話なのかと思ってしまいました。で、まず、お料理が足りない。ドタバタもスピード感が無くキレが悪いし、ラブコメも楽しめる感じが無い。あまり笑えなかった。美術が白と黒を基調に、カラフルな小道具を持ってきていて良かっただけに、それに負けないお洒落感が欲しかったです。一つ一つはそれほど悪くないのだけれど、突出したものが無いので平凡な感じ。それでも、素晴らしいお料理が出来上がるとか、泣かせるシーンがあるとかすれば、また違った印象だったと思います。何かを突出させないで、すべてが巧くミックスされた小粋な感じにしたかったのかな?とも思いましたが、それにしてはミキシングが不十分。なんか、出来の悪い献立みたいな感じでしたね。料理をなめているとしか思えん。私としては、ろくに荷物も運べない、使えない助手と美人講師の思い切ったドタバタを中心に、泣き笑いのお料理教室を見たかったです。
TWO DASH

TWO DASH

川崎インキュベーター

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★

プラザソル、かなり音響の
いいホールですね。小さな音もよく拾うし、大音響の音楽や効果音も音が割れたりせず、聞き易く、あくまで美しい。なので、もっと台詞の強弱、声の大小にメリハリがあっても良かったのでは?と思います。全体にとても演劇性が高く、物語は重層的であっても解り易く、背景なども面白かったですが、なんだか疲れる感じでしたね。場面転換が多すぎるのと、やはり、経験から物語を紡ぐと力が入りすぎる感がある。そこを演出の方でうまく軽みを出してほしかったところかな。衣装がすごくいい。何だか童話の中の登場人物のような色使いでした。

ネタバレBOX

鵯越のシーンが疲れた~。私は戦後のお話が素敵だと思いましたが、鵯越の印象が強すぎて、味わいが薄くなってしまったのが残念。あの鵯越、始めからテンションMAXだったのと、苦労して坂を登って、それから一気呵成に逆さまに降りていくという真逆な感じがあまり出ておらず、ちょっと残念だった。(弁慶は徒歩だったんですね~。)あと、車のドライブのシーンなども演技が少し雑なのが気になった。また聞き取りにくい台詞も少し多かったような気がします。このホールの音響の特性を活かせば、小さな声でも十分に伝わったはず。このホールを中心に活動しているのであれば、もっとこのホールにふさわしい台詞廻しなど出来たのではと思います。
煙が目にしみる

煙が目にしみる

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2014/09/24 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

日常生活の中でなんとなく抑え気味な
感情が、ここに来ると綺麗に溢れ出すのが分かる。これ、私だけではないと思います。お芝居の力ですね~。それと思い残すことがない人生って清々しいようだけれど、やっぱり思い残すことがいっぱい有る方が豊かな人生なんだなぁとつくづく実感した。愛する人がいるから別れがつらい。でもそれはとてもとても幸せなことなんだと・・・・・。

ネタバレBOX

インドネシアに長いこといる息子が出演者の誰よりも色白と言うのはちょっと・・・・。何だか違和感があって浮く感じ。
『穴の中 或は、■の中』ご来場ありがとうございました。

『穴の中 或は、■の中』ご来場ありがとうございました。

演劇ユニットG.com

【閉館】SPACE 雑遊(東京都)

2014/08/13 (水) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった~!演劇の醍醐味
を味あわせてもらいました。なんとなく、説明文から想像していた通りの公演だった。ああ私はこういう舞台を観たいと思っているんだな、と自分で納得。命というものは限りがあるからこそ愛おしく美しいのだ、と頭では分かっているつもりでも、それを超える老いや死への恐怖があるのも事実。これにどう折り合いをつけるかが人生の大問題なんだけれども、何だかこの劇からたくさんの示唆を受け取ったような気がする。ピザ屋のお兄さんの叫びは、そのまま悩める現代人の人生の肯定の叫びだ。たくさんの人が、そしてたいていの人がこんな風に人生を捉え、生きている。ただ、あのように切羽詰まった状況に置かれないからそれが見えないだけだ。哲学のある、素晴らしい脚本だと思います。雑遊にあんな穴があるのは知っていたけれど、これをそのまま100%活かしている舞台も初めて。ライティングも素晴しかったが、蛍光塗料のピルなんかもよく利いていたなあ。美しかったです。最後のエレベーターがタイミング悪かったのが残念。

おせっかい母ちゃんリビングデッド

おせっかい母ちゃんリビングデッド

ぬいぐるみハンター

駅前劇場(東京都)

2014/08/08 (金) ~ 2014/08/17 (日)公演終了

饒舌な伝わらない言葉
歴史ファンタジーをやる劇団やこの劇団でもお馴染みの、「てゆーか」「言ってねーし」「聞いてねーし」を多用するこうしたタイプの台詞って、小声で早口、畳みかけるような受け答えで、テンポのいい掛け合い漫才を思い起こさせるが、もうほとんど様式化されていて、別に目新しいわけでもなく現代の若者を表現しているとは思えない。云わば、歌舞伎以上の様式化された表現で、といってそこに歌舞伎のような様式美があるわけでもない。当然ものすごく饒舌になるわけだけれど、「覚えるの大変だろうな~。」とは思うが、何かが伝わってくるわけでもない。こうした表現を重ねることによって伝わる何かがあって、それを受け取れない私が悪いのだろうとは思うけれど、せっかくの親の愛も何だか饒舌の中に埋もれてしまったような気がする。

ネタバレBOX

劇中14年が経過しているとフライヤーの説明文を読んでびっくり。シュールな設定だからいいのか?台詞も衣装も考え方や話し方も全く変わらずで、こういうところが伝わらない要因の一つかな。
ハイキングフォーヒューマンライフ2014

ハイキングフォーヒューマンライフ2014

劇団PATHOS PACK (パトス パック)

「劇」小劇場(東京都)

2014/08/06 (水) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

ああ、いいものを
観せてもらったな、と心がほっこり。劇団が大事にしている脚本だということがすごく良くわかる舞台でした。一般に自殺する人間の心の軌跡はよく描かれるけれど、ここではその周辺の、傷つきさまよう家族が描かれ、胸が痛む。それでも少しづつ救われていく魂の不思議さと強さ、浄化の過程を興味深く見せてくれて、場内は感涙の嵐でした。よく出来た脚本と、舞台でしかできない魂の表現が面白い。犬が大事にしている物の正体が悲しいですね。どんな命も、このようにまん丸いきれいな魂に浄化されるといいなぁ。

ネタバレBOX

卒業して20年以上して、初めて女子大の同窓会に出たら、出席した40人の同級生のうち2人が子供に自殺されていて驚愕した。聞いたところによると、同級生の息子さんがみごと第一希望の大学に受かって、一人暮らしを始めて1月半目の事だったという。理由は一切わからなかった。一言の別れの言葉も、半句の遺書も無かった。私の同級生も、自殺したその息子さんも、この劇のようにいつかは分かり合い、赦し合うことができるのだろうか。いつか親子の魂がもう一度逢見え、融け合い浄化されることを祈りつつ。わずかだか台詞が聞き取りにくい場面があり、涙を呑んで星4つに。
解散

解散

江古田のガールズ

本多劇場(東京都)

2014/08/05 (火) ~ 2014/08/06 (水)公演終了

満足度★★★

いわゆる
バックステージ物なんだけど、劇団のファンの人には一部大受けしていましたが、始めから笑いに来ている人以外には、妙に間を外したギャグや内輪受けの物が多く(祝・本田劇場など)なじめない感が残った。始めの劇中劇、あれはやはりそれなりのものである必要があったと思います。歌はまずくても踊りは素晴らしいとか、パクリでももう少しそれなりの形になっているとか、だれか一人だけでも本格的なミュージカルを見せるとか・・・・。すべて劣化版だと結構時間が長いので悲しい。制作さんも、たとえ代役にしろそこそこの演技を見せて欲しかったですね。それがあってこそ、元来のキャスティングに戻った時の「え~この人のも悪くないのに残念!」という贅沢感が味わえる。スマイル君をもうちょっと上手に使えなかったのかな?

祀(MATSURI)

祀(MATSURI)

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2014/08/01 (金) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★

うん、楽しかったです。
解り易く、夏休みのお祭り的な感覚の舞台でとっても楽しかったです。ほうっと感心したのは、みなさん着物姿がとても様になっていること。着付け、女性の髪形、草鞋の結び方にいたるまで、きっちりと型になっていて、小劇場では珍しいくらいに型が良い。和服の所作なども全く違和感がなく、殺陣も鮮やか。こうした時代劇を得意にしているらしい感じがよく伝わってきました。ストーリーはもう少し込み入っていても良かったかな、と感じたけれど、大人数の俳優さんたちの出演にもかかわらずうるささが無く、よくまとまっていて楽しめました。日本のこうした土俗信仰についての解釈も無理がなく、(これが一番興味があった)人間の欲望や愚かさを許し、見守ってくれる神様達と云う設定で、なんだかほっこりしました。DJは新しい試みとしては面白かったです。

ネタバレBOX

侍たちの着ている羽織の紋が舞台用なのか、それとも江戸時代はああいう風習だったのか、現代のものよりはるかに大きく作られていて、また手の込んだことを・・・・と感心しながら見ていました。衣装さん、天晴れです!吉祥天と弁財天の衣装もそれぞれ違うデザインで、凝っているなぁ、と驚きました。きれいでした~。
アウト・オブ・オーダー~Out of Order~

アウト・オブ・オーダー~Out of Order~

ファルスシアター

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/22 (火)公演終了

満足度★★★★

チャレンジチーム観ました!
タイミングと思い切りのいい演技で楽しめました。始めからすごいテンションでだんだん暑くなってきましたが・・・。これ、ハイテンションがだんだんヒートアップしてくるというパターンで、どこまで行くんだろうという感じ。イギリスのコメディってこういうパターンが多いのかな?熱演でしたね。

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

パダラマ・ジュグラマ終演いたしました!総動員3672人。ありがとうございました!

おぼんろ

王子MON★STAR(東京都)

2014/07/09 (水) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

ああ、なるほど、それでこのフライヤーなのね、
と納得。誰にも顧みられることのない命を描いて、香気ある舞台に仕上がっていたと思います。あれですね、タクマ氏はかなりこうした命の生産現場、処理現場などを調べたのではないかな、と思われる節があって、私たちがあえて見ないようにしている現実や、鈍感を装っている事実を直視して、そこからこの物語を紡いだんじゃないかな、と感じました。だから、とてもダークファンタジーの一言でくくれるようなお話ではない、と思います。動物も人間も、生きていくためには原罪を犯さざるを得ないのだけれど、一番罪深いのはたぶんそこから一番遠いところにいるつもりの現代の消費者なんだろうと思う。たった一人、その罪を負わされる工場長の叫びが悲しい。舞台はすごく分かり易く、演技はいうまでもなく、衣装、音楽も素晴しかったです。歌も生で聞けるようになると言うことないですね。

ネタバレBOX

実は私は子供のころ、卵がすごく恐かった。有精卵に当たったりするとパニックになっていました。もう、絶対、どんなに料理してくれても食べられなかった。今は羽毛が怖い。あの紙吹雪が鶏の羽根を表わしていると分かった時ショックでしたね。ああ、本物の羽根じゃなくて良かった~。それにあまり羽根っぽくなくて良かった~。
河童

河童

DULL-COLORED POP

吉祥寺シアター(東京都)

2014/07/18 (金) ~ 2014/07/27 (日)公演終了

満足度★★★★

歌ありダンスあり、
盆踊りみたいなのまである割には、不思議と高踏的かつものすごく演劇的で、微塵もエンターテイメントだなんて思わせない、不思議なテイストでした。文学的と言ってしまえばそれまでだけど、人間社会の不条理さを突くとともに河童世界の矛盾も突いていて、芥川龍之介の世界を演劇化したらこうなるんだ、とするりと納得してしまう。河童たちの騒ぐ声(ピャーとか、ク~とか)が妙にリアルで可愛くて不気味だったなぁ。高い天井と奥行きを持つ吉祥寺シアターを若い熱気と影絵でうまく使いこなしていて、すごく楽しめました。面白かったです!

ネタバレBOX

音楽担当がアマヤドリやクロムモリブデンの楽曲提供の方ですか。納得しました。何だか通じるものがありますね。
0号 -2014-

0号 -2014-

ゲキバカ

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2014/07/17 (木) ~ 2014/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★

王道エンターテイメントと
銘打ってある、説明通りのお芝居でした。0号の意味が分かってすっとした。シアターウエストが満席になるほど、たくさんファンがいるんだなぁ、とびっくり。殺陣、ダンス、ギャグに時事ネタと多彩でした。スト‐リーはちょっと予定調和が過ぎたかな。

ネタバレBOX

戦時下のグアムでの討ち入りの雪のシーンは悲しかったですね。私的にはここがクライマックス。また、殺陣とタップダンスのシーン、明らかにたけしの座頭市とかぶさるんですが、これ、舞台でやると視点がバラけてしまって残念な感じでした。
ぼくだけの6日間戦争

ぼくだけの6日間戦争

ぽんず単独企画

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/07/15 (火) ~ 2014/07/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

一人芝居の概念を覆されました!
一人芝居で、しかもルデコという小さな劇場なので、演者のテンションの高さに負けないようにと(?)開演前にホットとアイスコーヒーを一杯ずつ飲んで気合を入れて観劇に臨みましたが、そんな必要無かったかも。すごく面白く楽しめました。新しいタイプの一人芝居を観たような気がします。オムニバス形式という事もあると思いますが、確かな演技に伸びと艶のある声の台詞、鮮やかな人物転換、4話目に助演を入れた構成も心憎い。一服の清涼剤という感じかな?うまいなぁ・・・・とずっと驚嘆してました。ミニマムな効果音やライティングも自信のほどをうかがわせるというよりも、この語りにはこれしかない、という感じでピッタリマッチ。素晴らしい時間を過ごせました。続けてもう一回観たい、と思った一人芝居は初めて。(大抵は見てる方も疲れ果てる)何だか今までの一人芝居の概念を覆されたような舞台でした。素晴らしかったです!

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

うちの犬はサイコロを振るのをやめた

ポップンマッシュルームチキン野郎

駅前劇場(東京都)

2014/07/04 (金) ~ 2014/07/13 (日)公演終了

満足度★★★★

いつものグダグダ感が
無くなったのは残念だけど、音楽とダンスをバランスよく使ってスピーディーで感動的な内容になっていた。旧満州の話から戦後まで、氏の歴史観が鮮明。ギャグ満載の中にも骨太な感じが・・・・・。あれ?この感じってどこかで見たかな。犬のゴルバチョフの表情が秀逸。不覚にも涙が・・・・。

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