富士山とヒツジの観たい！クチコミ一覧

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裁判では「疑わしきは罰せず」という原則があると聞く。刑事裁判で事実の存否が明らかでないとき、被告人にとって有利に扱うという意味合いで、「疑わしきは被告人の利益に」といういい方も聞いたことがある。刑事裁判で有罪判決となった時、言い渡される刑罰には、死刑や懲役、禁錮、罰金、拘留などがあるのも私たちは知っている。でもこれ、全て、生きている生身の人間に対しての裁判や刑罰ですよね。民事裁判や少年事件でも、十分改心するとかしないとか、反省したとかしないとか、よく耳にするけど、それも生身の人間に対しての言葉。これ、犯罪を犯したのがアンドロイドならどうするの？殺人を犯したのが生身の人間でなくアンドロイドなら？裁判官も検事も弁護士も。いや私たちも。この舞台を見る知る関わるすべての人たちがこの罪をどう考えどう裁くのか。私たちの人間生活の中では当たり前のことが当たり前でないかもしれない。ということはこの世的に本質的に当たり前じゃなかったのかもしれない。そういうことにも考えめぐらすことができそうな舞台。楽しみにしています。

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太宰治の「走れメロス」教科書でやりました。試験にも出ました。
なぜメロスは走ったのか、その理由と胸の内を考察せよとの問題で…確か満点はもらえなかったと記憶してる…自分が死ぬために走り続けるメロス、人を信頼できない残虐な王様、歯を食いしばってメロスの帰りを待つ友。これは何を私たちに教えるための話なのかと散々考えたけど、あの時はわからなかったというか、わかったけど、そんな単純なストーリーではない気もしてモヤモヤが残った。
今回、現代版「走れメロス」のような形になると思うのですが、ぜひあの時感じたモヤモヤを解消したいと思います。

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23区それぞれに恋人がいるなんて羨ましすぎる。毎日着替えるように恋をするなんて余程の体力と精神力がないと無理だけど、そしてそこまで行くとやりすぎのような気もするけど、主人公は自分自身で、自分の人生に片をつけ、今までのスタイルを振り払って人生整理をしようと思い立ったわけで、そこまでに至るバックボーンがまず気になる。主人公と同じ気持ちで、整理の過程で生じる様々な思いも感じながら、一緒になって成長したいと思うし、最後の最後に何を掴むのかを知りたいと思います。

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なんでしょう、これは。舞台役者さんとお笑いさん…
コントや漫才の台本に沿って、そりゃ役者さんはものすごくリアリティあるお芝居をされると思いますけども、やっぱり期待しちゃうのは、舞台とお笑いが融合してこっちが元気と感動をもらうこと。
本気ネタ楽しみです。

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劇団創設20周年おめでとうございます。「水」も「青いポスト」もどちらも鑑賞したく、気になっていますけれども、今一番気になっているのは劇団主催の方の言葉。私も本当にそう思う。「物語の力で現実に逆襲してやってもいい時期」。いつまで待っていても反撃なんてできないのですから。
未知のウィルスに悩まされて、姿の見えない敵におびえて何もできず、何か行動すると不安が付きまとって、おとなしく家にいるのが一番の解決策になっている現実。
これがもう2年ですもの。私も一枚嚙ませてください。
新宿にはせ参じたく思います。

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多額の保険金が絡む共犯関係は、実際には、お互い相当に信頼がある間柄でなければ成り立たないと思います。しかし人間が一生に手にできるお金も限りがあるのだし、それ以上のお金が手に入るかもしれないとなれば、多少訝しいことがあるにしても、もしかしたら行動に踏み切ってしまうかもしれない。そういう感情は多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
舞台は観客自身の鏡、舞台を見ているといつの間にか引き込まれて、自分ならどうするか、と思うに至ってしまいます。
今回も自分ならどうするか問いながら鑑賞したいと思います。

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私が学生時代に師事した先生方は全共闘時代をよく知っていた。
戦っていた側は、普通の人が普通でいられなくなるほど熱に浮かされた時代だったと。
戦っていなかった側は、学校は閉鎖されちゃって授業は受けられないし、ほとんど大学に行かずに卒業したと。
あの時、安田講堂にいた人たちは大半が70代。
1969年1月18日と19日に起きたことを今この目で見ることはできないけれど、この舞台で、演者さんたちと同じ時を過ごし、心で感じたいと思います。

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私が「ダウト」を知ったのは確かメリル・ストリープ主演の映画だったような気がする。
1964年、つまり昭和39年は私たちにとっては東京オリンピックの開催年。昭和33年から東海道新幹線の計画設計や高速道路網の構築が始まって戦後の日本が完全復興を遂げるような晴れがましい時代だったわけだけど、アメリカは違った。その前の年に暗殺という手段によって年若く希望に満ちた大統領を失ったばかりで絶望と混沌が国中を覆っていたことと思う。
そんな時代のカトリック学校を舞台とした心理サスペンス。
こちらも息苦しくなるような、でも見終えた後に大きな学びを得るような機会になると思う。
時代背景や当時のアメリカの様子などを勉強してから伺いたいと思います。

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国内も海外もそうだと思いますが、戦争や独立運動、民権運動など「戦い」をテーマにした舞台や芝居、映画はかなり多いから、見るほうもある程度知識が入っていることが多い。
舞台を鑑賞しながら「そうそう、次は○○サンが出てくるんだよね」なんて思ったりします。たまに日陰にいる人物に焦点を当てる芝居があったりしても、大抵、名前だけは知っていて「あーあの人かー」なんて思ったりもします。
私は不勉強ながら中山環なる人物を知らないのですが（女性解放運動といえばやっぱり平塚らいてう。それに伊藤野枝も有名ですね。ちなみに年齢が分かってしまいますが、私の幼い頃は市川房枝さんがまだ生きていらして、やはりウーマンリブの闘士として有名であられた）、あの頃の女性たちは何も特別なことをしたいわけじゃなかったはずで、自分が自分らしく個性を持って生きていきたいと願うことそのものが、戦いによってしか成し遂げられなかっただけ。
今も業界や地域、年齢層によっては男尊女卑のような男性優位が当然残っているわけだけれども、そしてそれを当たり前として受け入れてその時代その時代を生きてきたからこそ今の若い子たちを見て「はしたない」なんて思ってしまう方々もおそらくいらっしゃるわけだけれども。
1800年代後半から1900年代中盤にかけての日本の女性たちは、女性から離婚なんてできなかった時代を克服し、選挙に行けなかった時代も克服し、女性でも議員になったり弁護士になったりすることができる時代を形作ってきた。だから今の私たちがあって、自由に発言して情報発信できて、個性を持ち続けることもできる。
その日本の夜明けを垣間見る芝居。開幕を楽しみにしています。

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ディケンズのクリスマス・キャロルといえば、ケチで強欲、相当な嫌われ者であるスクルージに元に、過去・現在・未来の精霊が表れて…という超有名作であり、ディズニーでいうところのドナルド・ダックの叔父「スクルージおじさん」のモデルでもある。
クリスマスと言えば…で思い出されるこの作品を劇団昴で！超豪華メンバーで！上演してしまうのですね。
しかも座高円寺…

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今回、高島嘉右衛門という人物を初めて検索した。祖母の代から毎年、高島易断の占い本を買っていて、毎日毎日、今日の方角はどうだ、運勢はどうだ、と確認しているのにこの高島嘉右衛門さんが高島易断を形づくった人だと全く知らなかった。横浜の父と言われている実業家だということも。いやいや、横浜の地名にも残っているような偉人だということもだ。こんなに濃密な人生であったような人を、どのように朗読劇で表現するのであろう。この人のどこを切り取るのであろう。この人の生き様そのものに面白みがありすぎていて、実は逆に難しいのではないか。舞台が楽しみ。

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実在の娼館と娼婦をミュージカル仕立てで復活させる。
野望に燃えるオーナーがどう人生逆転させるのか。
どうやらバンドまで入れての大掛かりな舞台でとっても楽しみです。

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女心と秋の空…ならぬ女心と関ヶ原…関ケ原？
それはJRに乗っていると東軍と西軍の武将の名前のどでかい看板ががっつり駅に設置してある、その関ヶ原ですね。豊臣方が敗北を喫した、淀殿と秀頼が自刃した、そして家康が大勝したあの関ケ原ですね。
それなのに題材は島津家。ということは敵中突破の関ヶ原、東軍で戦うはずが二転三転し最終的には…それでもお咎めなしになったあの島津の関ケ原。そういえばものすごくドラマチックな題材なのに今まで芝居で観たことなかったです。ものすごい目の付け所です。本当にものすごいです。
書けない小説家が主人公ですが気持ちをのっけて前のめりに観に行きたいと思います。

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場末のスナックには、いつも人々の日常が渦巻いている。
周囲には他愛もないことかもしれない、でも本人には待ったなしの大事件だったりする。
スナックのママたちは、ああでもないこうでもない、という常連客のやり取りを聞きながら、たまにピリッと気の利いたことを言ったりする。
小さなお店の中には人生も欲望も後悔も渦巻く、見えない宇宙があると思っています。
それも人によって全然印象の違う宇宙が。ちらりちらりと登場する優しいウソがどう波及していくのか、とても楽しみにしています。

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10代の時は演劇は若い子のものだと思ってた。
文化祭や学園祭で、台本や演出家や舞台監督からの指示をしっかり守りながら演じるものだと。
20代の時は演劇なんて熱いもの少し古臭いと思ってた。
テレビや映画やミュージカルがかっこよくて、商業演劇がかっこよくて、ただの演劇なんて貧乏くさいって思われちゃうし。なんて。
30代になってから、これって特別に演じるものじゃなくて人間の生きざまそのものが表れるんだって知った。だからそれをやり続けられる人は特別な才能を持ってる、その才能の名は「芝居に生きる」というやつ。
今はもう、私の30代だった時間なんてとっくのとうに過ぎ去っちゃってるけど、20代の時にたくさんの新しいことに巡り合って、それは幸せでもあったわけで、でも30代の時には本当に苦しいことにも巡り合った。
30代は1年1年、色が違って世界が違って成長しつつも後退してクヨクヨ泣いた時も1度や2度じゃなくて、そういう濃密な時間の連続だった。
そういうのを全部ひっくるめて自分の人生に重ねて観てみたいなって思います。

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このご時世、緊急事態宣言が発令されてしまったので、昨年7月に続き公演中止の憂き目にあってしまうかと思っていました。現状では開催予定とのこと。昨年の夏にやるはずだった話がまた少しパワーアップしちゃってるのかな。。それとも私が知らないだけで昨年の話はそれはそれとして新しい話になっちゃっているのかな。。
そもそも元話のダンデライオンを見ていないので、もしかしたらついていけないかも？という点が心配ですが、若者が夢破れて再起を果たすというのは何も今に始まったことではなく、私の若い頃にもあった話。でも、芝居を見るとあの頃を思い出して、普通の若者だったはずの自分も何かを思い出すような気がします。
そういえば芝居が何よりも好きで大学なんてほとんど行っていなかったなとか、食事代も削ってチケット買っていたなとか。あんなに熱中した音楽があったなとか、何の話題に関しても、ああでもないこうでもないと白熱した議論を展開していたなとか。
夢は叶わないことの方が多くて、努力は必ず実を結ぶなんてこともなく、人間は誰でも大きなことをあきらめて小さなことを達成しながら毎日を生きていくと思うのですが、舞台の上で巻き起こる演者さんたちの人生もひっくるめたストーリーを感じながら、何なら一緒に壁を乗り越えるつもりで鑑賞したいと思います。
でも大丈夫かな。非常事態。感染拡大。何とか少しずつ収まっていってもらって芝居や舞台を奪わないでほしいな。。

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もう、何がしたいのか、何がやりたいのか、めちゃくちゃでよくわかんない！でも印象深い！この芝居は忘れられない！！っていうパンチのきいた舞台を見たいと思っています。本当は（もっともっと若ければ）ワーキングに入って、どんなものか体験したいくらいですけど（嘘です、遠慮します）、ま、１２月の舞台を見て、また「観てきた！」コメントを入れようと思います。それしかないな。

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お仕事もスキルアップも、人間関係も何もかも、ちゃーんとまじめにやってきたのに、気が付いたら「適齢期」っていうのを見落としてた。
「適齢期」に効くスキルとか、そんなの誰も教えてくれないし、男性の前で声まで変わる同僚を見て「うげぇぇぇ」って思ってた。
内心「そこまでして男にこびて、あーヤダヤダ」くらい思ってた。
なのに、いつの間にか、結婚の話題や、ましてや出産の話題には触れないように気を遣う周囲が見えてき始める。
ヤバイ。
これ、ほんとにヤバイ。
どうしよう。
わたし、なんで、まじめにやってきちゃったのに、こんなことになっちゃったんだろう｡｡｡

･･･っていうのを、今回、このお芝居で描いているんだとしたら、これ、ほんと･･･切実ですよ。

それで、好きになったオトコがすごく年下でねー。
ただ好きなだけなのにねぇ。ただ幸せになりたいだけなのに。
なぜか、立ちはだかっちゃうんでしょ？山や谷や･･･道なき道が。
ただ好きになったオトコが、すごく年下だったっていうだけなのに、ものすごく頑張らないといけなくなっちゃうっていう。

これ、絶対観たいでしょう。特に４０代前後、５０代ちょっと手前の人は、絶対に見たいと思う。

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これはもう、絶対に面白いと思います。
人の生き死にを扱うブラックコメディに、面白いっていう表現は、本当はよくないと思いますけれども、韓国では割とよく耳にするような気がするんです。この言葉。
テレビのニュースに取り上げられるような政界や財界の大スキャンダルや、ドラマで何かの裏切りがバレた時などに、「殺して下さい」って･･･聞いたことありませんか？
だからね、意外に、日本人はこのタイトルを見たら「ひょえーーー、やばそう」って思うと思うんですけど、この作品の生まれた国での原題の意味を考えると、いや、もちろん、「殺して」っていうのは、言葉は同じ意味なんだけど、ニュアンスが違うような気がしてるんです。
それを、韓国の方じゃなく、日本の方が上演するんでしょう。
そこのニュアンスの違い、どうやって表現するんだろう･･･って今から興味津々だし、たぶん、思っているよりどんよりしていないと思うんです。
それを確認してこようと思います。

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巨漢で踊れるってどうなんですか？ほんと、どうなの？心臓に負担は？･･･という余計なことが気になってしまいますが･･･
実は楽しみなのは、川村さんの方のパフォーマンスです。
日本女子体育大学時代に新人振付の最優秀新人賞を獲っていたり、youtubeのトレーラー映像を見る限り、ほんとに生で観たらすごそうです。
楽しみです。