+sugar+の観てきた!クチコミ一覧

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孤空通信

孤空通信

浮遊許可証

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/04/28 (木) ~ 2011/04/29 (金)公演終了

満足度★★★

柔らかい童話的舞台
初めての浮遊許可証さん観劇。
全体的に、女性の作演らしい舞台だったように思います。

まず目を引くのが、舞台セット。
1stっぽくない雰囲気に仕上がってました。
上下にも前後にも奥行きのある立体的な造りになっていて、可動式の扉、灯りの灯された小窓、凝ってた。
衣装は出演者みんな共通の虹色の衣装で、童話ちっくな意匠になっててかわいらしかった。

お話の雰囲気的にも、童話ちっく。
死者が出てくる割には、ちっとも薄暗いところがなく、ぬくもりが感じられました。
観終わった後、たまらなくスープが飲みたくなる舞台。
どんなスープだったんだろうな~と、夢想しちゃいますね♪

ただね、伝えたいこと、テーマ、そういうのが詰め込まれすぎててあふれちゃってて。
軸が定まらずブレてしまっている、という風に感じました。
もちろん、個人的主観なわけですが…。
ひとつひとつのシーンは、とても印象的で良かっただけに、それがわたし的には残念でした。

ネタバレBOX

加藤さんと、三浦さんが、もみ合い殺し合いをするシーンが、非常に印象的でした。迫真で呑まれました。
なぜ?という思いを抱いたので、ほんというとそのシーンにこめられた意図をおうかがいしてみたかったです。

遠い遠い星の光の記憶に想いを馳せるところ。
子供の頃に学校で初めてその事実を習ったとき、その不思議さ、見えてるのにもう存在しないかもしれないはかなさに胸をつかれた思いが脳裏をよぎり。
なんともいえない、せつない気持ちになりました。
福喜多さんちの三兄弟3

福喜多さんちの三兄弟3

劇団925

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/04/23 (土) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★

ほっこりしあわせな日常
劇団925さん初観劇でした。
初だったので、今回で3作目の福喜多さんちのお話も、これが初めて。
でも初めてでも楽しめる内容になってました。

まず、舞台上のセット組みがすごい。
もうこれでもかってくらい小物がてんこもりに配置されていて、とてもリアルに生活感のあるリビングでした。
それがあったか正統派ホームコメディなお芝居の雰囲気作りに、大きな役割を果たしてました。

お話の内容は、ごくごく普通の、普通に幸せなとある家庭の日常のひとこま。
ぬくもりに満ちた福喜多さんち、憧れますねぇ。

別段そんな大きな事件が起こるわけでもなく。
もうごくごく普通の日常が描かれているんですけども。。。
そこにいる役者陣がモンスター揃いなばかりに、やたらおもしろい☆
底力発揮しまくりで、爆笑のるつぼと化しておりました。

もしまた4があるならば、ぜひぜひ観にいきたいですね♪
ほっこり幸せいただける、あったかい舞台でした。

ネタバレBOX

リビングに飾られていたフィギュアたち。
あれきっと、お値打ち物とにらんでいるのですが、実際はどうなんでしょう(笑)
手にとって見てみたいものまみれでした!
もこもこ のこって、ありがとー。

もこもこ のこって、ありがとー。

baghdad cafe’

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/04/19 (火) ~ 2011/04/19 (火)公演終了

満足度★★★

もこもこは、もふもふのもこもこ
火ゲキ内企画「30×30」のラスト公演でした。
トリを飾るに相応しく、共通テーマは「最後」

泉さんワールド全開で、とても抽象的で不思議な世界でした。
ごっこの時もそうでしたが、今回もバグの看板女優おふたりの衣装がめっちゃめるへんちっく。
動きも、普段なんとなしにシュッとしてる印象なのですが。
今回はふわふわ可愛らしかった♪

非常にバグさんらしいお芝居で、バグさんの個性が感じられるお芝居でした。

ネタバレBOX

お母さんが待っても待っても帰ってこなかった場面。
自分の実体験がフラッシュバックしました。
いまだに、生々しく脳内にこびりついている記憶です。
そういう、自己体験とフラッシュバックする場面が観たひと毎にありそうな、そんな舞台だったと思います。
『栗田家の人々』

『栗田家の人々』

CHO-ZIN

TORII HALL(大阪府)

2011/05/07 (土) ~ 2011/05/10 (火)公演終了

満足度★★★★

超人的なおもしろホームコメディ
前説からすでに爆笑させていただきました☆
ほのかに懐かしいかおりのする、あったかドタバタホームコメディ。
喧嘩ばっかりしてる三姉妹の里帰りと、三姉妹に絡む男性、それぞれがみ~んなキャラ濃かったです。

どんどん、どんどん、話が盛られていって。
もうどこまで盛られていくんだろうという(笑)
そのぐいぐいくる感じが爆笑だったわけですが。
いくつかはちょっと腑に落ちなかったり、無理ありすぎっていう部分もあったり。

でもさすがエース級の選りすぐりの役者さんたち。
楽しませていだきました!
ジェットコースターに乗ってるかのようなおもしろさでした。

ネタバレBOX

セプテンバー酒井さんのCD熱望☆
あと・・・ハゲてないよ!あれは!まだ、ハゲじゃないですよ!(笑)
DOLLY

DOLLY

ムーンビームマシン

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2011/05/20 (金) ~ 2011/05/22 (日)公演終了

満足度★★★★

うっとりするほど幻想的
初めてのムーンビームマシンさんでした。
観劇を決めた後から、評判をちらちら観劇友達から聞くようになり。
期待に胸ふくらませての観劇でした。

期待どおり!とても良かったです!

しっかり創り上げられたファンタジックな世界観。
それを舞台上で具現化する高度なパフォーマンス、レースたっぷりでめっちゃかわいいゴスロリ衣装。
小道具もこだわりの意匠の凝ったものばかり。
ひじょうに幻想的な世界にうっとりでした♪
アクションもふんだんでかっこよかったぁ☆

お話の内容的には、もっと童話的なめるへんちっくなのを想像していたのですが。
主軸はマトリックスやアバターと同一の、仮想現実を扱った近代的科学的なもの。
近代科学的なものを扱いつつ、かぎりなく幻想的にファンタジックに仕上げているあたりが素敵でした。

お話がしっかり作られているので、感情移入もしやすく。
心動かされました、せつなかったです。

見終わってすぐ、また次回公演も絶対観たい!と思いました。
冬、楽しみにしてます!

ネタバレBOX

剣が金属製だったのが、やっぱりすごいです!
だって観てる側には、それが発砲スチロールであろうとも、金属製であろうともわからないのに。。。
そこをちゃんと金属製の剣を使ってるあたりの、細かいこだわりが素敵!!
悪役姉妹~ムチと五寸釘~

悪役姉妹~ムチと五寸釘~

演劇ユニット スイス銀行

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/29 (日)公演終了

満足度★★★

ゆるめの女子プロ話
数々の引きの強さにて、スイス銀行さん本公演初観劇となりました。
無理やり予定に入れてよかった!おもしろかったです♪

わたしはプロレスというか、格闘技全般見ないので、プロレス界の実際の内情などは知らなかったりしますが。
それ抜きにしても、楽しめました。

役者陣が実力派のベテランさん揃いで、やっぱりうまい!
演技が自然で、小ネタの挟み方もさりげなくて。
くすぐられまくりましたね~おもしろかった☆

また次回公演もぜひ行きたいです♪

ネタバレBOX

でもわたしはやっぱり、ラムちゃんはアリだと思います!(笑)
あさのさんのMキャラっぷりが突き抜けてて最高だった!
留鳥の根

留鳥の根

伏兵コード

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/05/27 (金) ~ 2011/05/30 (月)公演終了

満足度★★★

じっくり静かに魅入る
とても静かで淡々とした、心の暗部に迫るお芝居でした。
きっと、観る人の立ち位置ごとに歩んできた人生ごとに、違った思いを抱いたのではないでしょうか。

わたしにとっては、怒り、憤りをかきたてられる内容でした。
登場人物ひとりひとり全員に正座させてぞれぞれに説教したくなるくらい、腹が立ちました(笑)

最近、賑やかな舞台が続いていたのですが、このお芝居はじっくり耳を傾けるような、静かなお芝居。
台詞の抑揚や間からかもし出される音色に、意識がゆきました。
その音色ひとつひとつに、赤星さんの演出がこもっているような気がします。

とても繊細で緻密で濃密なお芝居で、見応えがありました。

ネタバレBOX

チラシの写真では鼻血が出ているのですが、舞台上でも鼻血出ててびっくり(笑)
あれメイクですよね・・・まさか・・・ねw

灼熱ニ声

灼熱ニ声

ステージタイガー

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/04/12 (火) ~ 2011/04/12 (火)公演終了

満足度★★★

あつくるしかった!!
初めてのステタイさんでしたが・・・いやぁ~あつかった!
舞台から発せられる熱気が凄まじい舞台でした。
役者さんたちは、みんなライト浴びて真っ黒の学ランで、リアルに熱そうでしたが(笑)

谷屋さんの汗の量が、尋常じゃない。
一人芝居で感銘を受けた谷屋さんの演技、今回も熱演で。
演技に熱が入れば入るほど、滝のようなというよりは、頭からバケツに入った水を被ったくらいの勢いの汗!

そしてやはり筋トレ&プロテインを愛する人々だけあって、筋骨隆々っぷりが一般人じゃない。
正直、想像を超えていました・・・あそこまでムキムキだとは思わず衝撃的でした!
筋肉をさらしていたのは、お二人だけでしたが。
かわいらしいお姿の紅一点西村さんも、脱いだら実はすごいのだろうかと、思わずじ~っと凝視。どうなんだろう!

なんだか思わず正直にまっちょっぷりについてばかり語ってしまいましたが。
もっと勢いで押し切っちゃう感じなのかなと思っていたら。
意外としんみりもさせてくれて、なかなか考えさせてくれる内容でもあり。
あぁこういう感じなのか!と、初ステタイさん満足でした♪
次回の本公演も観にいきます。

マネキン

マネキン

DOOR

一心寺シアター倶楽(大阪府)

2011/04/09 (土) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

リアルな日常
早川さんらしい洒落た会話劇で、今回は笑いは薄め。
現代社会に生きる、とてもリアルなアラサーアラフォー女子の日常でした。

舞台セットはほぼ、ど真ん中に据えられた柱のみ。
この柱をぐるぐる回し、役者の立ち位置をその回転に沿って動かすという、ごくごくシンプルながら効果的な場面転換で話を進行させるというやり方が、個性的。

ダンスレッスンを受けながら、デパートの特産品売り場で働く女性3人。
口うるさく女性にだらしない上司、好き勝手なことばかり言うお客様たち。
そこで繰り広げられるお話は、なんだか身近でごくごく当たり前の日常。

わたしにとっては、とても共感を覚える舞台でした。
とてもとても・・・共感しすぎて一緒に飲みに行きたくなるくらい(笑)
自分を取り巻く環境と似通った部分などもあり、観ながらこれはわたしだ、と。

なんだかね、とても大きな感動や、とても大きな笑い、そういう舞台ではなく。
ごく自然と、あぁ~わたしもがんばろ~と思えるような、そんな舞台でした。

プリンスセブン —フツーの王子をぶっとばせ!!—

プリンスセブン —フツーの王子をぶっとばせ!!—

アリー・エンターテイメント

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2011/04/08 (金) ~ 2011/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★

ストレートにおもしろかった☆
難しいことも、深いこともなく、ただひたすら単純に笑えました。
さすがは保木本さん!おもしろい、おもしろい☆

出演者の役者さんはみなさんいわゆるイケメン俳優さん。
コメディでどこまではっちゃけられるかな~と・・・。
がんばってました!かっこいい殻を脱ぎ捨てて(笑)

そこかしこでネタの落とし役をこなしていた島岡さん、縁の下の力持ち!
きっちりしっかり落としまくっていて、爆笑☆
進藤さんと根本さんのオトナカッコイイコンビが素敵♪
そして彼らの実年齢、その衝撃事実(失礼)はパンフレットにてご確認を。。。

主演の大輔さん、ずいぶんとコメディうまくなられたな~と思いました。
主演でセリフ多めなこともあり、ちょっとカミが目立ったのが惜しかったけども。
それでも以前感じたような壁を今回感じなかったです。

最後にはちょっとほろりとくる場面もあり。
あぁ~あの最後のやり方良かったなぁ、情緒があって。
プリンスセブン、満足度の高い、期待どおりおもしろい舞台でした☆

ネタバレBOX

あくまでも姫を登場させないやり方が良かったです。
でも・・・各自プリンスが再現していた通りだとしたら・・・相当ヤバイ子ですよね(笑)
その中でも進藤さんがもっともやばかった!!
あれはもはや、人類ですらなかった。。。バカウケ(笑)

白鳥の衣装、イケメンの彼がそんな格好をするって時点で終わってしまっていたのがもったいなかった気がしました。
あまりにも着てそのまんま過ぎて。
みせ方という点でもう一押し欲しかった!おしいです!

15 Minutes Made TOUR

15 Minutes Made TOUR

Mrs.fictions

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

個性的な6作品
今回の15mmは、もうなんだか6団体全部おそろしく個性的でした!
個性的すぎて、逆に普段はどういう舞台をされているのかな~と、興味そそられる、そそられる(笑)

わたしは関西人なので、関西から参戦の2団体についてはもちろん存じ上げていてどちらも大好きで、期待通りでさいっこ~でした☆

そして東京からの4団体は、ほぼ初になるのですが。
いやぁ~どちらの団体さんも強烈なインパクト。
一回観ただけでは飲み込めないくらい!

今日から大阪公演始まります。もちろん行きます♪
またあの6団体を味わえるのだと思うと楽しみで心浮き立ちます☆

月刊彗星マジック三月号

月刊彗星マジック三月号

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/08 (火) ~ 2011/03/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

火とひとと(後編)
今宵、第10夜にていったんの完結。
ヒロインのベロニカ役木下さんクランクアップの夜。

第5夜で亡命して、前々回にその亡命の旅から帰ってきたベロニカ。
今回は、そのベロニカを灯台守にしたヤコブが捕まって、それからの話。

この回を見ると、ヤコブという人をより理解したくなります。
正直言うと、なぜヤコブがそこまで死を恐れたのかわたしにはわからなかった。
なんとなくヤコブは死も受け入れそうな気がしてたから。
なぜヤコブはそんなに生きたかったのかな、と。
そしてヤコブが語る「愛」、ヤコブにとっての「愛」はと、また第6夜を振り返りたくなる。

でも最終的にはヤコブは死に向き合って、自分を燃やす火を誰かが見ててくれればいいという静かな心境に至って。
ラストの選択肢としては、ヤコブをそのまま火にしてしまうラストもありえたと思うけども。。。
そこでヤコブを生かすラストを選んだというのが、やっぱりよかった。
全体的に綺麗なだけの世界ではないのが定点風景だと思っていますが、それでも救いのある優しいラストは、やはり定点風景に合ってる。

一見感情をなくして、灯台守という仕事に染まってしまったかのようなベロニカは、実はそうではなかったし。
ラスト、無事脱出できたヤコブが、ウマオに連れられ空を飛んでるシーン。
爽快でしたね、素晴らしかった。

印象としては、なんだか急に終わりに向かってしまったなという。
もう1エピソード、1盛り上がりくらいあってからでもよかったかなと思いましたが。
その気持ちは、次回の最後の定点風景に持ち越すとして。

まだまだ語られていない謎がいっぱいある定点風景。
でもそれはすべてあからさまにされる必要は必ずしもなく。
でも、いつか機会あればおうかがいしてみたいですね♪

まもなく最終夜!楽しみにしてます!

月刊彗星マジック二月号

月刊彗星マジック二月号

彗星マジック

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/02/08 (火) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★★

火とひとと(前編)
1月号の変則的なカタチでの、折り返し地点を挟み。
最終回に向けて、今回の話は森の人のお話でした。

森の人自体には以前の公演、第4夜「have a bite」で焦点があてられていましたが、この第9夜観劇時はわたしはまだ第4夜は未見。
なので、いろいろそうなんだ~と思うこともあったり。
いまだまだよくわかっていない部分もあったり。

今回のお話で、森の成り立ちが明らかに。
定点風景世界のただのファンタジーじゃない的なところがよく出ています。
物語世界の設定の発想が独創的です。

定点風景のところどころに見られる、あくまでも人間の表現力に依る演出が秀逸なのですが。
森にとりこまれていくシーンは、さすが。すごみがありました。

今回は、森の秘密が少し明らかにされました。
勝山さんの頭の中には、まだまだ明らかにされていない風景が残ってたりするのかな~?
定点風景世界、まだまだ奥深そうです。

彗星少女ペペロンチーノ

彗星少女ペペロンチーノ

NEUTRAL

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/08 (火) ~ 2011/03/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

文句なしにおもしろかった☆
不条理でシュールなわけのわからない世界を、とことんまで突き詰めて貫きとおした舞台。
やりきり度MAXな感じが最高でした!

ひとつとして常識的なこと、当たり前のことがなかった(笑)
女子高生占い師、ド派手な宇宙人たち、きらきら光る強敵。
しまいには滅亡の危機をかけて、宇宙を舞台にものすごく壮大な戦いを。
マニュアル作成という極めて事務的かつミニマムな過程を経て、マシュマロ(?)を節分の豆まきがごとく投げつけて繰り広げるという。

今思い返しても・・・いろんな意味ですごい舞台だった。
総キャラ濃すぎて、これだけの豪華キャストを揃えただけで終わらず、完全に活かしきっていたあたりが素晴らかったです☆

ネタバレBOX

きらきら光る強敵=バグ泉さんが、こっち向くたびに照明反射してギラギラすんげーまぶしくって・・・こっち見んなっw的な光景が、忘れられません!
ヘルター・スケルター

ヘルター・スケルター

劇団ショウダウン

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/02/08 (火) ~ 2011/02/08 (火)公演終了

満足度★★★

巧妙なサスペンス
昨年大作ファンタジーを観てぶり、まだこれで二回目のショウダウンさん。
今回は二人芝居でサスペンス。
チラシのうたい文句、「頭のいらないエンターテイメント」に反して・・・とても巧妙でした!

取り調べられる側がまったく入れ替わるなんて。上手い!
トリック自体はどことなくとってつけたような印象を受けましたが、それすら入れ替わりのマジックの前段階にすぎない。
おもしろかったですね~!
できるものなら二回観て、何がどうなっていたのか確認しながら見たいくらい練られた内容でした。

林遊眠さんの雰囲気の作り方も素敵でした。
声の抑揚、仕草などで独自の世界を作り出していて、見事☆

分かれ道

分かれ道

30×30×30's

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/01 (火) ~ 2011/03/01 (火)公演終了

満足度★★★

味わい深い
特に大きな出来事が起こるわけではなく。
同じ歳の同級生同士が、故人の仲間のお墓の前に集って、淡々と会話するお話。

リアルに30歳の役者陣で組まれたユニットなだけに、現実感があり。
本職は音響さんや、劇場関係者さんという方も含まれているので、どことなく演技も自然体な感じでした。

見てると、あぁ~わたしたちも集まるとこんな会話するする、こんな雰囲気になるなるといった年齢的なものからくる親近感。
そうなのよね~みんなそれぞれの人生歩んでる。
さすがに・・・犯罪者はいないんだけども。

もし、仲間うちに詐欺師いたら、わたしなら?
舞台上のそれぞれの役者さんの考え動きを見ながら、自分なら・・・と考えてしまったり。
見終わったあと、ものっすごく友人たちと集いたくなりましたね。
そんななんだか身近な舞台でした。

ツキ・タク・チキ・タク

ツキ・タク・チキ・タク

Micro To Macro

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/01 (火) ~ 2011/03/01 (火)公演終了

満足度★★★★

童話ちっく
舞台の上のギターの生伴奏、石井さんの綺麗な歌声。
それだけでもすでになんだか幻想的な雰囲気にあふれて、うっとり。

まったく別の遠く離れた場所で、同じ時を走るタクシー2台。
その2台に乗車しているドライバー同士、乗客同士は、それぞれ繋がっていて。
無線を通じて2台が繋がった時に、2台のタクシーがひとつになる。

とてもあたたかで、優しい気持ちになれる素敵なお芝居でした。

タクシーの再現率の高さが必見!ということも付け加えたいところです☆
揺れ具合、無線、現地人っぷりにいたるまで(笑)

誘拐

誘拐

中野劇団

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/15 (火) ~ 2011/03/15 (火)公演終了

満足度★★★★★

爆笑☆
始まってすぐは、あれ?今回はちょっと違う感じなのかな~と思ったりもしましたが。
やっぱり中野劇団さん!今回もすっごい作りこまれた脚本でした。

嘘をつくと胸が痛くなる、なんて。
そのまんまだとベタになりかねないところを、うまい利用のされ方で見事に各所でスパイスになってました。

次から次へと出てくるネタの応酬、たたみかけかた、欲しいところにしっかりネタがきてくれる裏切られなさ。
今回もめっちゃ笑わせていただきました!おもしろかったです♪
次回公演も期待して楽しみにまってます。

ハウ・ダス・イット・フィール

ハウ・ダス・イット・フィール

sputnik.

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/04/05 (火) ~ 2011/04/05 (火)公演終了

満足度★★★★

良かった!
上田ダイゴさんの作品を観るのはまったくの初めて。
どういう作風なのかもまったく知らないままで、まっさらで楽しみに観にいきました。

サスペンスでした。
雰囲気的にはちょっと懐かしいテイストな。
同じ歳の同級生、昔思い描いていた将来の自分と、それぞれ大人になった現状の自分の相違に対する葛藤がテーマ。

ごく普通の当たり前の人生を「つまらない」と感じるかどうかは、人それぞれの価値観で。
劇中でつまらない大人と言われた生き方は、充分に幸せなものだと、つまらなくなんかないよと、見ながら憤ったり(笑)

そしたらね、最後ばっさりと。
やり方がニクイですね、高まるだけ高まった緊張感の中での、手紙。

わたし自身の現状に対する思い、年齢的なものもあり、自分自身にかえってくる部分もありつつ。
サスペンス仕立てでみせるあたりうまかったし。
ひきこまれ、えぐられ、突き刺さる、とても良いお芝居でした。
またしばらく充電なのかな~?また観たいです。

物語と愛情

物語と愛情

トランスパンダ

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2011/03/25 (金) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★

愛情あふれる舞台
これは結構、好き!っていう人と、嫌い!っていう人と、意見が別れる公演なのではないかな?と思います。

とりあえず・・・まず、リカがちょっと総モテすぎる(笑)
出てくる男子出てくる男子、みんな恋人いるにも関わらず、みんなリカらぶすぎで。
う~ん?と思いつつ、最終的にはそれぞれみんな各自の鞘に納まっていって、ほっとしました☆

過去の話、頭の中の話、合間合間にあぁいう形態で表現するやり方はおもしろかったです。
なんでお母さんがあそこまで姉妹のうちリカだけを疎んじるのか、釈然としないままでしたが。。。

テレビのいわゆるトレンディドラマを見ているかのような、恋愛ドラマを小劇場風にしたかのような。
舞台の上に愛情があふれている舞台でした。

あと、舞台上のセット、小物が、どれもこれもかわいくって。
舞台上にあがって、ひとつひとつ手に取ったりして、しげしげと眺めたいくらいでした♪
衣装チェンジも割と激しかったのですが、ふつーにかわいかったりかっこよかったり、お洒落だった!
そういう点でも、トレンディドラマっぽいと言えるかもしれない☆




ネタバレBOX

コンビニ王子のキザキャラがばかうけでした☆
あとわたしが見に行った時のゲストの高瀬さんの自由っぷりといったら・・・。
巷で話題沸騰のぽぽぽぽ~んネタまで飛び出す始末で(笑)
そして・・・登場直後の川田さんと野村さんの絡みは、ドキドキして目が泳いだ(-_-;)

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