静流の観てきた!クチコミ一覧

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伝記

伝記

サンプル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/01/15 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了

満足度★★★★

シリアスでありコメディーであり
不快と面白さがギリギリのところで存在し、ストーリーの旋律に不安定な
響きあう。
「禁忌」と、そこに介在する背徳の中に己を見出す人々の姿を垣間見ているようでもありました。
瞬間に享楽的な思いが爆発するこがある。
そのバランスが面白いと感じさせました。

泉鏡花の夜叉ケ池

泉鏡花の夜叉ケ池

花組芝居

青山円形劇場(東京都)

2009/01/12 (月) ~ 2009/01/22 (木)公演終了

満足度★★★★

両組拝見
武蔵屋組・那河岸屋組観劇。
組ごとに赴きも違い興味津々、厳格でありながら
ポップで遊びのある演出に引き込まれていきました。

ヒキガネ2008

ヒキガネ2008

はぶ談戯

萬劇場(東京都)

2008/11/12 (水) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★

ここまで行くと、清々しい!
話の筋が「と゜う」と言うものではなく、理屈抜きで楽しんだもの勝ちの作品。
個性派揃いの出演者陣を“よくぞここまで魅せたな”っと感心しきり。

カラオケミュージカルと言うだけあって、歌も満載。
無理やり入れてる感じはなく話の邪魔にならないし、聞いて懐かし曲が
次々に出てくると言う意味でも楽しめた。

接触

接触

世田谷シルク

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/11/15 (土) ~ 2008/11/16 (日)公演終了

満足度★★★

2本軸
ルデコのキャパを上手く利用したものだったと思う。
オムニバスといえばオムニバスだし、全てを包括しているような印象もあり。
それぞれに見せられる【接触】に、いつのまにか心が揺れていく。



ネタバレBOX

「けいせい反魂香」、そしてオリジナルの「絵本」を織り交ぜながらの展開。
展開が早いが故にもう少し、登場人物が分かりやすいものがあれば
良かったように思いました。
山の巨人たち

山の巨人たち

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2008/10/23 (木) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★

考えずに身を任せる
理屈じゃない部分で瞬間を受け止めていくような作品でした。
「子供のように」とまでは行きませんが、その時起きていることを信じることで作品と対峙できるようにも思えるものでした。
“面白い”と言う範疇ではなく、自分の肝に落ちるか落ちないかと言うタイプの舞台でした。

それにしても、あの舞台装置はスゴイ。近くで見た傾斜に改めて驚き!

図書館的人生vol.2 盾と矛

図書館的人生vol.2 盾と矛

イキウメ

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2008/10/24 (金) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

繋がっていく物語
オムニバス形式でありながら、繋がりをみせる作りが非常に興味深い。
最初とラストのリンクにゾクリとさせられました。

ネタバレBOX

一番印象に残ったのは、EPISODE2。
良心、人のあり方などを考えさせられます。
仮釈放したばかりの男の行動は、奇異とも言えるかもしれないし恐怖させられますが同時に“こんなことをした自分が受け入れられていいのか”と言う叫びにも似た思いがあるようで切ない。
その思いを汲んだ辻の心意気に打たれる。この思いこそ、最大の「武器」かもしれない。
1945

1945

the company

世田谷パブリックシアター(東京都)

2008/10/25 (土) ~ 2008/11/03 (月)公演終了

満足度★★★★

観て良かった
70人を越えるキャストに圧巻!
ちょっと説明的な部分はあるけど、一気に世界に入り込めました。

ネタバレBOX

「藪の中」がベースとあって、事件に関わった当事者達の語りのブレが
興味深い。
時代背景、個人の思いが吹き出すようなものでした。
CLEANSKINS(クリーンスキンズ)/きれいな肌

CLEANSKINS(クリーンスキンズ)/きれいな肌

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2007/04/18 (水) ~ 2007/04/28 (土)公演終了

満足度★★★★

遠くて近い…
宗教観・民族と言う要因をひとつの枠組みに置き、
家族と言う最小限社会で展開される作品。
投げかけられる言葉の一つが細波となり、うねりを起こす。

虚像の箱に真実と思いを詰め込んだパンドラの箱。
自らが断ち切れなかった習癖を鍵。
この箱の存在が元凶であり、その中身が災いではない。

どこの家庭にもある光景、登場する三人は家族の誰かでもあると
思わせる作品でした。

ジキル&ハイド

ジキル&ハイド

東宝

日生劇場(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★

熱気
鹿賀さんファイナルということで、非常に熱の入ったものと
なっています。
マルシアさんと二人、パワー全開です。

ネタバレBOX

主要キャストが『マリーアントワネット』と重なっている関係上、
色々と物足りない部分が多く感じます。

キャスト、バランスを考えると前回がbestだった気がします。
写楽考

写楽考

シス・カンパニー

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2007/04/05 (木) ~ 2007/04/29 (日)公演終了

満足度★★★

これも写楽
非常に興味深い戯曲だし面白かったです。
でも、もっと暗澹としたものが見えても良かったかな…
と思いました。

ネタバレBOX

ワイヤーなど使わなくても、伊乃のラストは良かったと思えます。
全体的に綺麗に纏まりすぎていて物足りないです。
スウィーニー・トッド

スウィーニー・トッド

ホリプロ

日生劇場(東京都)

2007/01/05 (金) ~ 2007/01/29 (月)公演終了

満足度★★

思った以上に
残虐性はなく、見られました。
ソンドハイムの曲だけあって、難しいのが分かります。
全体に歌詞を聞き取れないのが辛いです。

ネタバレBOX

1幕ラストの曲は、もう少し短くてもいいような気が…
全体的にタイトにしたら、もっと良かったかも。
朧の森に棲む鬼

朧の森に棲む鬼

松竹

新橋演舞場(東京都)

2006/12/29 (金) ~ 2007/01/27 (土)公演終了

満足度★★★★★

魅せられました
新感線だけあって、エンターテイメント性が抜群!
上演時間は確かに長いですが、一気にみせてくれました。

ネタバレBOX

染五郎さん、あの衣装を着て綺麗に動きを見せられるのは
流石です!

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