京の観てきた!クチコミ一覧

101-120件 / 204件中
日韓演劇フェスティバル in Fukuoka

日韓演劇フェスティバル in Fukuoka

日本演出者協会 福岡ブロック

大博多ホール(福岡県)

2012/02/11 (土) ~ 2012/02/19 (日)公演終了

満足度

劇団ヌリエ 『恋愛』
若い男女と年を取った男女の(ほぼ)無言劇。

しかし、工夫もなく、若い二人と老齢の二人の恋愛模様がただただ交互に演じられるだけ。
後半少しセリフも使われるが、日本語が分からないのに日本語でセリフを言うので、何と言っているのか分からない。
老齢二人の結末はいい加減としか映らなかった。

アフタートークがあったので聞いてみたら、無言劇をやってみたかったからやっただけ、無言では持たないのでセリフを入れてみただけ、老人の恋愛は入れみたものの、(演出家が)まだ老人ではないので分からなかった。と呆れる言葉ばかりだった。

上演時間は70分だが、それですら辛かった。

深呼吸する惑星

深呼吸する惑星

サードステージ

キャナルシティ劇場(福岡県)

2012/01/15 (日) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

満足度

記念以上の意味はない
ライブビューイングにて観劇。
その為、前の人で見えない、音が聞き取れない、などの不満は全くなし。
反面、当然ながら、舞台の空気を感じることはできなかった。

作品のネタはありふれていてたいして面白くもない。
他のカンパニーの舞台ならもっとうまい芝居ができる人も、下手な芝居を見せている。

長年の記念。それ以上の意味を全く感じなかった。

異郷の涙

異郷の涙

劇団太陽族

J:COM北九州芸術劇場 小劇場(福岡県)

2012/02/04 (土) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

満足度★★★

時代を知らぬ者も楽しめるか?
力道山が活躍していた時代、力道山は直接は出てこないが、それに関わりのある人間たちが登場する。
在日、在日の人間の家族、在日の恋人等、当時の日本、大阪の貧しい街での人々の生活が描かれる。

この当時を知っている人間には懐かしいのかも知れないが、この当時、まだ私は生まれていなかった。当然懐かしさはない。
実際にはいろいろ大変なことは多かったろうが、在日と言えば毎度のように、日本から理不尽な目に合っていた、という表現は何とかならないかと思う。
もちろんそんなことは当然あっただろう。しかし、それに対して「どうなのか」ということや、「現代に演劇として表現することにどんな意義があるのか」をあまり感じ取ることができない。

東儀秀樹 雅楽ワークショップ&ミニライブ

東儀秀樹 雅楽ワークショップ&ミニライブ

そぴあしんぐう

そぴあしんぐう(福岡県)

2012/02/04 (土) ~ 2012/02/04 (土)公演終了

満足度★★★★

雅楽だけではない
日本のものでありながら、雅楽に詳しい人間は少ないと思う。
それを、着物から、楽器、はては枕草子まで面白おかしく解説され、素人でも十分に楽しめた。
個人個人で教わることはできなかったが、楽器の体験コーナーもあり、鳳笙、篳篥、龍笛を自分で音を出すことができたのは少し感動であった。

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

Hobson's Choice -ホブソンの婿選び-

無名塾

ももちパレス(福岡県)

2012/02/10 (金) ~ 2012/02/18 (土)公演終了

満足度★★★

仲代達矢には喜劇が似合う
若い頃のキレはさすがに無くなった感じがあるが、酔いどれ親父を楽しく演じられていた。
仲代達矢が「マジで!?」などという言葉を発するだけでも笑ってしまう。
年齢層があまり広くないため、配役に無理が生じたり、演技力の差があるのはいつもながら残念。

90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2012/01/28 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

ラスト
中央前方寄り。

前日ほど酷くないが、やはり音が悪い。マイクが原因のような気がする。
前方でも音が悪いのは調整し損ねているのか、それとも劇場そのものが問題なのだろうか。
今まで同じ劇場で観た作品でも音が気にならなかったものもあったから、調整の問題かと思う。

福岡千秋楽だが、この回の客席はやたら笑っていた。
普通なら笑わないようなシーンでも笑いが起きる。何が可笑しいのか分からい。


計5回観た訳だが、西村さんにはこの役は無理だと思う。
演技や声質も合わないし、力量も足りてないと思う。
どんなに上手い人でも、合わない役はやれないので西村さんだけの責任ではないと思うが、西村さん特有の癖の演技を毎回するのはどうかと思う。
低い音を出すときに聞き取り難いのは誰でもそうだが、舌を奥の方で使っているようなので、音を出す位置をもっと前にすれば少しは聞き取りやすくなるんじゃないだろうか。

ネタバレBOX

最後の西村さんの「3秒」のタイミング、今までの中では一番良かったような気がする。

それから、「質問と答え」のところはしっくりこないままだった。
もう少し違う何かがあるんじゃないかという気がした。

90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2012/01/28 (土) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

満足度★★★

音が悪い
北九州芸術劇場に続き、キャナルシティ劇場でも鑑賞。

上手側後方。

北芸に比べ音が酷い。
マイクが悪いのか劇場の反響が悪いのか、特に西村さんの声が聞き取り難い。

芝居は北九州の時よりも少しこなれた感じがした。

アテルイ ―北の燿星

アテルイ ―北の燿星

わらび座

ももちパレス(福岡県)

2012/01/31 (火) ~ 2012/01/31 (火)公演終了

満足度★★

ミュージカルなのに歌に魅力がない。
わらび座は結構数を見ていると思うが、面白いと思ったことがない。
ミュージカルなのに毎回歌に魅力がないのはやはり大きなマイナスだと思う。

せっかく、文献も無く時代考証もほとんど不可能な「蝦夷」という題材を使っているというのに、ありきたりな物語にしてしまい残念だった。

太鼓やそれに合わせての殺陣(ダンス)はそこそこ楽しめたが、肝心のストーリーと歌がダメでは評価できない。

恒例!! 第32回 新春爆笑寄席

恒例!! 第32回 新春爆笑寄席

福岡音楽文化協会

福岡市民会館(福岡県)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/25 (水)公演終了

満足度★★★

安心
落語は詳しくないが、小三治さんが好きで観に行った。
メインのお三方は、大当たりとまでは行かなかったがなかなか楽しませて貰った。
前座のお二人も、酷い、ということもなくなかなか。

だが、歌丸、小三治のお二方の体力の衰えが心配。
この会もいつまで続けて貰えるだろうか。

90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★★

3日目
席は下手やや中央より、最後方。


3日目は変化あり。
冒頭の西村さんのセリフ回しが上ずったものから少し落ち着いたものに変わっていた。
ただし、中盤以降はいつもの西村さんに戻っていて維持する力がないのに少しガッカリ。
それから、3日間通してだが、観客を笑わせるセリフを言うのがあまりにも下手だ。意識しすぎているのか、間も悪いし喋り方もおかしい。


近藤さんは台詞の間や動き、喋り方など小さいけれどいろいろな変化が見られた。
初日にはなかった説得力が生まれていた。「定番の喋り・動き」をなくして、キャラクターのものに変えていた。




今回の脚本と役者の最大の弱点は二人の力が拮抗していないことだと思う。
お互いが対立し、しかも力の強弱が何度も入れ替わるようでなければ観ていて面白いとは感じられないし、90分も集中できない。
実際3日とも会場からはいくつかの鼾が聞こえた。

ネタバレBOX

西村さんが一番ラストの大事な受話器を取るシーン、ここは早すぎると思う。
演技としての動きはないけど、この西村さんのタイミングでそのあとの近藤さんの「3秒」が生まれるわけだから、この間を間違うと二人の信念(とかそういったもの)の重さが変わってしまう。
西村さんはやっぱり我慢のきかない役者だ。
90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★

2日目
席は下手側。

この日も西村さんの上ずりは変わらず、お二人ともコンディションが悪いのかセリフのミスがいくつかあった。

90ミニッツ

90ミニッツ

パルコ・プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/08 (日)公演終了

満足度★★

1日目
3日間全て観たのでそれぞれ分けて書こうと思います。
初日は下手側左翼席。

脚本については、なんだかやっつけ仕事という印象が拭えませんでした。
キャラクター二人の説得力がとても弱く、客の共感を得にくいと思える近藤さんからは、父親というには違和感ばかりを感じたし、西村さんからは、本当に医師としてキャリアあるの? としか思えなかった。

演技に関しても、不満ばかりが残った。
西村さんはいつもの上ずった喋りとキャラクターの中身が入ってない演技。静かにしゃべるシーンでは声が聞こえない。怒鳴るところは「これから怒鳴るぞ」という自分の間がしっかり入ってしまっている。
上手い人だとは思わないが、どれだけキャリアを積んでもこの人はこうなのか、とガッカリした。

近藤さんに関しても、土地の教えを守り子供への輸血を拒む父、というのは説得力を出すには難しいのか、父親という感じがあまり出ていなかった。
所々に、近藤さんの定番の動き・喋りがあって、あまり自分のものにできていないのだなと感じた。

ネタバレBOX

上から流れる水の演出、音や光を極力抑えた演出は気に入りました。
アイドル、かくの如し

アイドル、かくの如し

森崎事務所M&Oplays

キャナルシティ劇場(福岡県)

2012/01/11 (水) ~ 2012/01/11 (水)公演終了

満足度★★

前半が退屈だった。
休憩ありの前半、後半各70分の舞台だったが、前半の必要性をそれほど感じなかった。
前半のラストになりやっと物事が動きだし、後半は微妙な人間関係やキャラクターの人間性を見ることができたが、それも薄っぺらく感じた。
微妙な演技をするには役者の力が足りてなかったようにも思える。
これだけの時間をかけるなら、せめて後半くらいの密度ですべてやってほしかった。

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

RICHARD O'BRIEN'S『ロッキー・ホラー・ショー』

パルコ・プロデュース

キャナルシティ劇場(福岡県)

2011/12/31 (土) ~ 2012/01/04 (水)公演終了

満足度★★★

日本に向いた題材だろうか
イベントとして楽しむには悪くないだろうと思う。
しかし、演劇として考えるとダンスはキレも悪くタイミングもダメ。
マイク調整が悪いのか何を歌っているのか分からない。
そして、参加型という割には参加する場面も少ない。
つまらなくはないが…、というレベルにとどまる。

この作品に込められているものが、果たして現代の日本人に理解できるものなのか、日本の土壌には合わないのではないか、という疑問が湧く。

江戸の青空 弐~惚れた晴れたの八百八町~

江戸の青空 弐~惚れた晴れたの八百八町~

北九州芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/12/09 (金) ~ 2011/12/11 (日)公演終了

満足度★★★

役者でみせる芝居
お話自体は目新しいものもなく、元の落語を実は知らないのだけれど、だいたいもとの通りなんだろうと思わせる。

出演者たちの芸達者ぷりで楽しませる。
コンビネーションも良かった。

ノーアート・ノーライフ

ノーアート・ノーライフ

ナイロン100℃

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/12/03 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了

満足度★★★

ここしばらくと全く変わらないナイロン
ナイロンを観る度に思うが、休憩ありの長丁場にする必要性はあるのだろうか?
くすぐりの笑はところどころにあり飽きることはない。
だが内容は全くと言っていいほどに無く、観劇後何も観た気がしない。
これがここ最近のナイロンで毎回思うことだ。
内容のある芝居だけが芝居じゃない。だが、内容のないものをあんなに長時間休憩まで入れて観るほどの物だろうか?

役者たちもあまり生きているとは言えなかった。
各キャラクターの魅力があまり感じられず、各々の関係性が閉じてしまっている印象を受けた。

ギャグも浅すぎる。
前半の大倉さんの鞄のギャグなど後半にはすっかり忘れ果ててしまっていたし、ひとつのギャグを次のギャグに発展させるという基本をケラさんは忘れてしまったのか、もしかしてそのことすら知らないのでは、と疑ってしまう。

ネタバレBOX

最後の、山崎さんの贋作を大倉さんが作るというところは少し気に入った。
子供っぽいが、いい折衷案だと思う。
飛ぶ教室

飛ぶ教室

演劇集団キャラメルボックス

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2011/11/05 (土) ~ 2011/11/06 (日)公演終了

満足度★★

魅力がない
原作の魅力をどこまで削ればいいのだろうか。
演出家は原作を読み込んでいないし、原作を愛してはいないだろうと思われる。

型通りの芝居しかしないのでは何のためにこの原作を選んだのか、この作品を現代に蘇らせる意味はどこにあるのか、全く分からない。
芝居でストーリーを進行させることができず、語り手によってストーリー進行させるとは素人の仕事と言われても仕方ない。



前説の歌は個人的にクスリとさせられ気に入った。

わらいのまち

わらいのまち

東京セレソンデラックス

キャナルシティ劇場(福岡県)

2011/11/02 (水) ~ 2011/11/03 (木)公演終了

満足度★★★

サービスはたっぷり
大千秋楽ということもあり、予定時間を大きく上回り、アドリブもたっぷり。
楽しめた人は大いに楽しめたことだろうと思う。

コメディのよくある設定で話に新味はない。
アドリブで共演者を困らせる様子も悪い感じはしない。

だが、「今までに見たことがあるもの」以外は見られなった。

鉄の都

鉄の都

柿喰う客

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2011/10/21 (金) ~ 2011/10/23 (日)公演終了

満足度★★

表面をなぞっただけ
1時間程度の短い芝居だったがその短さを感じさせなかった。むしろ、「まだ終わらないのか。」と長く感じた。

北原白秋と八幡製鉄の係わりを表面的になぞっただけ。
確かに、以外と地元の人は知らないかもしれないが、芝居を見に来たわけで、表面的なだけの勉強をしに来たわけではない。
歌を多く使っているがこれも不発。

以前このカンパニヘーを観て面白かったので期待していただけに残念。

熱帯樹

熱帯樹

シアターオルト Theatre Ort

枝光本町商店街アイアンシアター(福岡県)

2011/10/08 (土) ~ 2011/10/09 (日)公演終了

満足度★★

もっと原作の理解を
過剰な演技、気狂いをいかにも気狂いとして出す演出、と、いかにもまずいことばかりやっている。
演出の方は「三島の美しい日本語を感じてもらいたい」と言われていたが、それを感じることはできなかった。
後半はややましになったが、前半の苦痛は並ではなかった。

このページのQRコードです。

拡大