京の観てきた!クチコミ一覧

1-20件 / 204件中
カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」

カンパニー・フィリップ・ジャンティ「忘れな草」

パルコ・プロデュース

J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)

2014/11/16 (日) ~ 2014/11/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

嬉しい、嬉しい
大好きなフィリップ・ジャンティを久しぶりに福岡(北九州)で観ることができた。
「忘れな草」の再演だがいろいろとリニューアルしている。
いつものことではあるが、マジックのような舞台に夢中になってしまう。
若いパフォーマーたちも楽しそうに演じていた。
今回は、フィリップ・ジャンティ初の映像と書籍販売も嬉しかった。
売れ行きも良いようでもちろん買ってしまった。

カフカの「変身」

カフカの「変身」

パルコ・プロデュース

福岡市民会館(福岡県)

2010/04/06 (火) ~ 2010/04/06 (火)公演終了

満足度★★★★★

いいものをみた
森山未来の身体表現が素晴らしかった。
1公演でものすごく体力を消耗するだろう、怪我をしないよう祈るばかり。
演出も面白く退屈しない舞台だった。

バーン・ザ・フロア from ブロードウェイ

バーン・ザ・フロア from ブロードウェイ

関西テレビ放送

福岡サンパレス(福岡県)

2010/03/30 (火) ~ 2010/03/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

やっぱりみて良かった!!
前々から観たかったけれど遂に!
群舞ではポイントポイントはおさえるけれど、各キャラクターがきちんとあって、それぞれの個性を出しながら踊っている。
ただ踊るだけではない。
素晴らしい技もたくさん出てくるし、各エピソード事にストーリーがあり、踊りだけでそれが観客に伝わる。
ラストナンバーは観客も総立ちの楽しいステージだった。

裏切りの街

裏切りの街

パルコ・プロデュース

福岡市民会館(福岡県)

2010/06/08 (火) ~ 2010/06/08 (火)公演終了

満足度★★★★★

神経がチリチリと痛い。
松尾さん、三浦さんの名前。そしてポスターに惹かれ、何も知らずに観に行った。
行った結果、3時間強の長い芝居であること、アフターライブがあることを知った。

高さの差を使ったセットは視点を移動させることを楽しませてくれる。
男と女、それぞれの部屋、喫茶店、ホテルと同じ舞台上にありながら高低、前後と使い違う顔を見せる。

第1部は男女の出会いを見せる。
大きな山はないが、イライラするほどじれったく二人が近づいて行く様子を見せてくれる。
少し異常に感じるほどに優しい夫を演じる松尾スズキ、何かと世話を焼く安藤サクラもいい。
ここのところ安藤サクラは、ブスでしかし、男にしがみつくという役ばかり見ている。

第2部は展開が起る。劇的に。観ている最中何故か「序破急」の言葉が思いついた。
起る出来事は想定内のことばかり。
しかし、「なーんだ、やっぱりね。」とはならず、焦燥感がこみ上げてくる。

登場人物の誰もが下らない人間でそしてそれを本人たちも知っている。
そのことが観客の感情を平常なままにはさせないのだろう。

実際、登場人物たちは大した言葉を発していない。(この場合は、妙にひねった言葉や難しい言葉という意味で)
しかし、彼らの発する言葉は陳腐であっても彼らの言葉で発している。
彼らは確かに生きている。そう感じた。


松尾スズキが田中圭を威嚇するシーンは笑えた。
が、もう少し松尾スズキの演技が過剰だったら台無しになっていただろう。ギリギリだった。
また、いつも背中を丸めた演技の田中圭の、場面によっての丸め具合の差は良かった。

個人的には暗転が多かったことがちょっとマイナスに感じた。


客席は満席。
田中圭と峯田和伸の人気だろう。

ネタバレBOX

松尾スズキの「この辺にしとけってことだよ」のセリフが個人的には気に入った。
獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

獣の柱 まとめ*図書館的人生(下)

イキウメ

シアタートラム(東京都)

2013/05/10 (金) ~ 2013/06/02 (日)公演終了

満足度★★★★

ハズレなし
期待通りに面白かった。
「柱」が何なのか、何のためにあるのか、過去と現在を行き来しながら観客を引き込んでいくのは流石。
正にお手本のようなSF、だが、面白いという上質なものだった。

THE BEE Japanese Version

THE BEE Japanese Version

NODA・MAP

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2012/06/07 (木) ~ 2012/06/10 (日)公演終了

満足度★★★★

原作との良い相性をみせてくれた。
作品に無駄がなかった。
筒井原作を野田さんが愛していること、そしてその表現の相性の良さを見せてくれた舞台だった。
曲の使い方も良かったし、世間の無機質さ、狂気も感じさせてくれた。
宮沢りえが出ることは知っていたのに、カーテンコールの時までなぜか気付かなかったのも個人的には良い印象だった。

片鱗

片鱗

イキウメ

西鉄ホール(福岡県)

2013/12/07 (土) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★

いつも通り、面白い。
いつもながら面白かった。
劇的効果や恐怖をしっかりわかった上で演出されていて心地よい。
これほどコンスタントに面白い作品を上演してくれるのに客席に空席が目立ったのが残念で仕方ない。
東京なら満席だと思うのだが。

あかいくらやみ~天狗党幻譚~

あかいくらやみ~天狗党幻譚~

阿佐ヶ谷スパイダース

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2013/05/05 (日) ~ 2013/05/26 (日)公演終了

満足度★★★★

原作ファンには物足りないか?
長塚作品が性に合うのか、出来の良し悪しに関わらず楽しめる。
原作ファンからすると物足りない部分も多いだろうと思えるが、そんなことは関係なく芝居として見れば十分に楽しめた。
時代や人の変わり方(乗り移り)も基本的なものであるが、ぎこちなさはなく、流れに自然と乗れた。
最後列での鑑賞だったため、もっと前なら迫力もあって楽しめたのでは、と思う。

イッセー尾形のこれからの生活2012 in 小倉

イッセー尾形のこれからの生活2012 in 小倉

森田オフィス/イッセー尾形・ら(株)

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2012/07/28 (土) ~ 2012/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★

不満ナシ
ほぼ毎回観ているが、毎回、「このネタはあまり好みじゃないな」というのが1つや2つはある。
しかし、今回は面白いネタばかりだった。
これを機にしばらく舞台はお休みするとのことなのでなおさらいいものをみせてくれたのだろう。

悪霊-下女の恋

悪霊-下女の恋

森崎事務所M&Oplays

そぴあしんぐう(福岡県)

2013/09/28 (土) ~ 2013/09/28 (土)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
流石松尾スズキ。しっかり楽しませてもらった。
いや~な重い空気を漂わせ続けながらも、それを笑い飛ばすというか笑うしかない感じがいい。
小さなサプライズも楽しめた。

御ゑん祭

御ゑん祭

バンダ・ラ・コンチャン

青山円形劇場(東京都)

2014/10/09 (木) ~ 2014/10/13 (月)公演終了

満足度★★★★

とても楽しい
各劇団の特色が分かれていて退屈しませんでした。
個人的な好き嫌いはやはりありますが、どの劇団も楽しい気分で観ることができ、観ていて幸せな気持ちになれました。
そしてやはり近藤さんは上手い、と再確認。

浮標(ぶい)

浮標(ぶい)

葛河思潮社

J:COM北九州芸術劇場 大ホール(福岡県)

2016/08/28 (日) ~ 2016/08/28 (日)公演終了

満足度★★★★

長時間を飽きさせない
長時間なので自分の体力が持つだろうか、と不安だった。
しかし、演出で見せてくれた。派手なものは何もないが、目を離すことは出来ない。
空席が多かったことは残念。

暗いところからやってくる

暗いところからやってくる

KAAT神奈川芸術劇場

大野城まどかぴあ(福岡県)

2014/08/09 (土) ~ 2014/08/10 (日)公演終了

満足度★★★★

満足
演出が前川さんでないことに少しの不安を覚えていた。
以前、他の方の演出でガッカリを味わっていたから。
しかし今回はそんなことは杞憂に終わった。
1時間ほどの芝居だが、仕掛けも芝居の面白さもたっぷりと感じさせてくれる舞台だった。
子供も大人も楽しめた舞台だったであろうと思われる。

暴れん坊 銀河鉄道の夜~前張り2012~

暴れん坊 銀河鉄道の夜~前張り2012~

劇団鹿殺し

西鉄ホール(福岡県)

2012/05/12 (土) ~ 2012/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★

原作の面白さを十分に活用している
面白かった。

ほぼ前張りだけの衣装といっても決して際物ではない。
銀河鉄道を今風に変えながら、それでいて原作から遺脱しているわけでもない。

特に、一人前張りではないジョバンニへの禁句などは悲哀すら感じた。

西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を

西瓜割の棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を

シティボーイズ

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2013/05/04 (土) ~ 2013/05/05 (日)公演終了

満足度★★★★

表現をストイックに楽しんでいる
5/4の夜と、5/5の大千秋楽を観て来ました。

何十年ぶりかの宮沢さんの参加、いとうさんも7年ぶりくらいの参加と期待していた。

北九州版は地元出身の中村さんが一度も舞台袖に引っ込まず出ずっぱりというギャグ(サービス)付き。

今回は福島に身体障碍者、放送禁止用語などのギャグが盛りだくさんで大いに笑えました。
どんなにひどいことをやっても、背後に国旗を掲げ、「2020年のオリンピックを東京に」を入れればOKも良かった。

表現する上で内・外部から規制が入らないこと。そして、それを面白半分にやるのではなく面白く見せる。
これが表現のプロなのだと思う。

毎回のトチリをそれと分からせながらお客さんに楽しませる技術もさすが。
アドリブ部分も楽しかった。

万獣こわい

万獣こわい

パルコ・プロデュース

福岡市民会館(福岡県)

2014/05/24 (土) ~ 2014/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

飽きさせない
前回の『陰獣』がちょっと落ちて残念だったが、今回は楽しかった。
時間も長く感じず引き込まれた。
出演者全員良かった。
小池栄子を楽しみに行ったが、やはり抜群の安定感だった。

ネタバレBOX

小池栄子のタコ踊りは最高だった。
荒野に立つ

荒野に立つ

阿佐ヶ谷スパイダース

イムズホール(福岡県)

2011/08/11 (木) ~ 2011/08/12 (金)公演終了

満足度★★★★

今回も長塚作品は好みだった。
長塚作品はいつもわかりやすい。
言葉でそれを上手く説明はできないのだが、感覚的に「わからない」と途方に暮れることがない。

今回は人間の不確かさ、世界が構築していく姿など、私好みの題材で特に楽しめた。

いつもは演技力に不安を感じる中山さんも今回はそれほど無理のない役で安心だった。

マシーン日記

マシーン日記

東京芸術劇場

J:COM北九州芸術劇場 中劇場(福岡県)

2013/04/20 (土) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★

愛を感じた
無意味としか表現できないような設定、なぜ彼等はその生活に甘んじ、疑問を抱かないのか。
強姦された女工、強姦した弟、その女工と結婚した兄、弟のマシーンになるという女。
それぞれの行動原理おかしい。
だが、観ているとそれでいいか、と感じてしまう。
彼等は、生きていると感じるために生きている。ふとそう感じた。ラスト付近などは狂おしいほど愛を感じた。

ただし、以前のキャストがどの役だったのかハッキリわかる演技で、これでいいのか、とは思う。

BENT ベント

BENT ベント

パルコ・プロデュース

福岡市民会館(福岡県)

2016/08/16 (火) ~ 2016/08/16 (火)公演終了

満足度★★★★

何かに惹かれた
前半はそれほどでもなかった。
しかし後半グイグイと作品に惹かれていく。何がそうさせるのか正直自分でも分からなかった(実際、個人的趣味で言えば全く好きではない)。
やはり、知られざる現実。それも過酷な現実とそれを表現する力強い演技に惹かれていくのだろうかと思った。
スタンディングオベーションが起きたが、納得だ。

カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』

カンパニー・フィリップ・ジャンティ『動かぬ旅人』

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2013/05/22 (水) ~ 2013/06/04 (火)公演終了

満足度★★★★

素晴らしい
数年ぶりに観ることができた。
大きな筋はあり、セリフも各国の言葉で少ないながらもあるが十分に伝わる。
だがやはり、パフォーマーたちの素晴らしい動き・表現力、そして、人形や紙・布を使った変幻自在のセットに息を呑む。
端の方だが最前列を取れたことも幸せの一因だった。
今まで運良くいい席ばかりが取れている。願わくばこれからも。

このページのQRコードです。

拡大