マリナの観てきた!クチコミ一覧

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きゅうりの花

きゅうりの花

ハイリンド

小劇場B1(東京都)

2014/04/02 (水) ~ 2014/04/07 (月)公演終了

満足度★★★

ちょっと痛い
田舎の排他的な感じとか、出来上がった踊りとかがちょっと痛い。
狭い地域で、自分の事をみんなが知っている状態って
わたしには無理だなぁ。

個人的には多根さんの陶芸がどこまでいくのかが興味あり。

「40 Minutes」

「40 Minutes」

TABACCHI

スクエア荏原・ひらつかホール(東京都)

2014/03/21 (金) ~ 2014/03/24 (月)公演終了

満足度★★★

どこに投票したかは秘密
上演順にも結構左右されたかなという感じ。
最初にコメディーが来ていたら、
後の作品も、もう少し食いつきが良かったかもしれないと思いました。
公共ホールのためか、音響も残念な部分がありましたし、
観劇慣れしていない観客もいたのかもしれません。
シリアスな場面で鼾が聞こえたり、携帯のバイブ音が聞こえたりと
気が散る要素が多かったです。

企画自体は素晴らしかったし、参加団体も豪華で申し分ありませんでした。
次回があるなら、また観に行きたいと思います。
その時はもう少し小さい劇場でお願いします。

ネタバレBOX

☆劇団チョコレートケーキ『〇六〇〇猶二人生存ス(マルロクマルマルナオフタリセイゾンス)』
公共ホールだから仕方ないのかもしれませんが、
最初の暗転が真っ暗じゃない。
薄っすらと影が見えてしまっていたのが残念でした。
作品自体は短い時間にも関わらず重厚な出来で、
美術も登場人物も最小限で密度の濃いものでした。
テーマも現在の閉塞感とシンクロしていて
見応えがあり素晴らしかったです。
「空気」という見えない存在がどれだけの若者を死に追いやってきたのか。
同じ過ちは起こしたくないと思いました。
ただ、劇場が作品と合っていなかったかもしれません。
ステージと客席の距離もあったし、キャパも大き過ぎたと思います。
もっと濃密な空間での再演を是非お願いしたいです。
個人的には隣に座ったおじさんの鼻息の音が気になってしまい
(これは本当に笑い話に出来ないほどでした!!)
芝居に集中出来なかったのが返す返すも残念でした。

☆JACROW『刀と天秤(はかり)』
事件自体は聞いたことはあっても、特に興味はなかったので
作品を観ながら「ふーん」とか「へぇ~」とか思っていました。
未解決事件なので、独自解釈は全く構わないと思うのですが、
劇作家が取材している体の部分の演出が安直に観えてしまったのと、
テーマに対して内容がこじつけのような感じがしてしまいました。
腑に落ちないというか、消化不良気味。
主人公にも感情移入できず
わたしには今ひとつの作品となってしまいました。
こちらの劇団は、以前観た作品も合わないなと思ったので
相性が悪いのかもしれません。
蛇足ですが、少年社中の廿浦さんがこちらの劇団にも参加されているのを初めて知りました。

☆電動夏子安置システム『召シマセ腹ヲ』
こちらの劇団は以前から名前は知っていましたが、今回ご縁があって初観劇となりました。
前の2作品が重い内容だったのに比べてこちらの作品はコメディー。
内容的には実在の誰か?と思うようなキャラクターも居つつ
イメージ的には「劇団 ザ・ニュースペーパー」を彷彿とさせるような感じ。
最後の落ちは途中でわかってしまいましたが、それでも十分楽しませてもらいました。
客席の反応も一番大きかったように感じました。
チルドレン

チルドレン

東京ハートブレイカーズ

吉祥寺スターパインズカフェ(東京都)

2014/02/25 (火) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

安定の出来映え
伊坂幸太郎の同名小説の舞台化。
原作は未読。

早いもので、旗揚げから10年経つのだという。
ここ最近のハートブレイカーズを観ていると、
ひとつの完成形が出来上がったたような気がする。

出演者もその使い方も非常に贅沢だが、
それでいて無駄が無い。
今後は完成形からの更なる進化に期待したい。

ネタバレBOX

今回、千秋楽のみの観劇だったが、
見始めてからもう一度観ておかなかったことを後悔した。

今回ゲスト(?)出演している盲導犬役の本物の犬に
どうしても視線を持って行かれてしまい
なかなか物語に集中できなかったのだ。
実際彼は盲導犬の訓練犬で、
主宰の首藤さんがオファーしての出演となったようだ。

原作を読んでいる友人たちによると
芝居は原作にかなり忠実に作られていたらしい。
未読なわたしにも十分理解でき、楽しめる内容になっていた。

主人公の陣内は首藤さんにピッタリだったし、
個人的には永瀬の佇まいが好きだった。
そして何と言っても盲導犬のベス役が秀逸だった。
今回の経験を糧として、今後盲導犬として活躍していって欲しいと思う。
乾杯の戦士

乾杯の戦士

ホチキス

エビス駅前バー(東京都)

2014/02/04 (火) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★

大雪の中観劇
小さな場所で少人数の公演だったので
非常に贅沢な気分を味わう事ができました。
とにかく役者さんが近い!
座る場所によっては若干見えづらいところもあったのですが、
ちょっと癖になりそうなので是非またやっていただきたい。

「雪の中ご来場御礼粗品」なる心尽くしも嬉しかったです。

ネタバレBOX

男がひとり、店に駆け込んでくる。
カウンターのバーテンダーに尋ねると、
ここは「あの世とこの世の間にあるバー」だと言う。
その言葉で自分の身に起こったことを悟る男。
そのバーではあの世に行く前に、
自分が会いたい人物3人と乾杯をする事になっているという・・・。

・一人目
お笑い芸人時代の相方。
男が突然姿を消したため、違う相方と組み現在は売れっ子芸人に。
ただし現状に満足しておらず男のことを今でも慕っている。
男の方もネタを手紙で送り続けている。
姿を消した理由を尋ねるも言葉を濁される。

・二人目
戦隊ヒーロー時代の仲間(ピンク)
男はゲンカイジャーという戦隊でレッドをしていたらしい。
姿を消したのは地球を守るためだった。
敵を倒し戦隊は解散したものの、
男は燃え尽き症候群で、現在はDVDのパッケージに紙を入れる仕事をしている。
ピンクは仲間を集めて再度戦隊を結成したいと考えている。
二人とも相手を憎からず思っている。

・三人目
母親
女手ひとつ、水商売で育ててもらっていたが
折り合いが悪く音信普通になっていた。
話すうちに男も自分の過去を語り始める。
実は死因は戦いの中での爆死だと判明。

最初、謎が多いまま話が進んで行き、
話が進むに連れて段々と背景が分かってくるのですが
いきなり戦隊ヒーローなんていう設定が出てきて驚かされました。
そして、コメディーで進むのかなと思っていると
母親とのやりとりでは泣かされるという
最後まで気の抜けない芝居でした。

個人的には戦隊ヒーロー設定がツボ。
でも加藤さんはレッドよりもブルーっぽいと思います。
幸福な職場(再々演)

幸福な職場(再々演)

劇団 東京フェスティバル

駅前劇場(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/12 (水)公演終了

満足度★★★

寒い中でも心は暖か
とても優しい気持ちになれるお伽噺のような物語。
東京フェスティバルらしくスッキリとまとまって、
気分良く劇場を後にできる作品でした。
お涙頂戴ではなく、笑いを交えてこの題材を提起できるのは素晴らしいと思う。
我が身と引き比べ、いろいろ思うところはあるのですが
何にせよ住職のお話は胸に沁みました。

ヒア・カムズ・ザ・サン

ヒア・カムズ・ザ・サン

スカイロケット

博品館劇場(東京都)

2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了

満足度★★★

もうひとつの
キャラメルボックスが2011年に行った同名の公演のチラシに書かれた7行のあらすじから、作家有川浩が書き上げた小説の舞台化。

ベストセラー作家の物語を作る力は凄かった。
ストーリーの面白さはやはり鉄板。
前回公演に比べて美術や映像にカラフルさは少ないものの、
その分登場人物の感情に寄り添い、
役者の演技を堪能することができたと思う。
(今回前方の席で観劇したので、舞台全体を見渡すよりも
役者の表情や動きを細かく観ることができたのでこういう風に思えるのかもしれない)

キャストは、ほぼ当て書きということもあって
みんなピッタリと嵌っていたと思う。
岡内さんが、ハイリンドに客演したとき以来の当たり役で、
とても可愛らしかった。
小林千恵ちゃんは久々に拝見したが、なんか貫禄が付いたなぁと言う感じ。
小多田くんの二役もとても良かったし、
何と言っても三浦くんが素晴らしかった。
あの役はきっとやっていて消耗するだろうなぁ

スカイロケット第3回公演も是非期待したい。

ネタバレBOX

演出では西川さんと大森さんが電話で話すシーンが
まるで「銀河旋律」のように観えたこと、
ラストシーンがキャラメル版「ヒア~」のラストシーンを彷彿とさせるようだったことが印象的だった。
また、主人公がサイコメトリーして見える光景を、
過去の回想にするという演出もなかなか良いと思った。
独り芝居『審判』

独り芝居『審判』

多田直人案

吉祥寺シアター(東京都)

2014/01/15 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

これは凄い
演目については超有名戯曲で
わたしの好き嫌いなどあまり関係ないので置いておくが、
感想としては「多田くん凄い」につきる。
何かが憑いたように語っていた。
時には冷静に、時には感情を爆発させながら。
そして最後は本当に別人のように観えた。
顔がね、全然違っていて驚いた。
縷々として語られる台詞は、
変なたとえだけど落語の語りのようにも思えた。

ネタバレBOX

美術はシンプルで、暗い背景に証人台の柵があるのみ。
動きはそれほど無い。
翻訳戯曲独特の難解な台詞回しは予想通り。
面白いな、と思ったのは途中何回か客席を明るくし、
観客を陪審員に見立てていた演出。
そして「裁判記録」として7人の兵士の名前を書いた紙を
当パンと一緒に配っておき、劇中に参照させる演出。
ロシア人の分かりにくい名前を観客に事前に知らせる事により
ヴァホフの証言からイメージを引き出そうとしていたのだろうか。
数少ない効果音の威力が大きかった。
Beautiful Runner(再演)

Beautiful Runner(再演)

ツラヌキ怪賊団

銀座みゆき館劇場(東京都)

2014/01/16 (木) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★

登場人物200名!?
ストーリーや人物造詣は多少類型的でしたが、
クライマックスで「子供を無事に帰して欲しければ、最後まで走らせろ!」 の
意味が理解でき、「なるほど!」とスッキリでした。
違うキャストでも観てみたいです。

ネタバレBOX

大所帯でひとり何役もこなしたり、突然ダンスが入ってきたり
短いカット割りの演出だったりと、
普段見ている芝居とはちょっと違い、映像っぽい感じの作品でした。

役者の力量の差が大きく、
初日の所為か台詞回しに不安が残るところも。
一部、芝居ではなくコントのような台詞回しの役者がおり
多少引っかかりました。
人魚の夜

人魚の夜

青☆組

こまばアゴラ劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/20 (月)公演終了

満足度★★★

青☆組 初観劇
2011年12月以来のこまばアゴラ劇場。
その時に観た演目も奇しくも吉田小夏さんの脚本でした。
だから青☆組は初観劇だけど、吉田脚本はお久しぶり。

余白が多い物語。
上品な佇まいの中にあるエロティシズムにドキリとさせられる。
特に渋谷はるかさんには、またもややられてしまいました。

ネタバレBOX

場内開演前から薄暗い
泡の音が聞こえる
泡を模したような丸いモール
背景は闇に溶けたような格子
座敷、卓袱台、学校の椅子

雨の多い海辺の町
そこにはこんな御伽噺が伝わっている

ある一時、そこは男の子しか生まれなかったという
そのため、人魚を嫁にもらう事に
人魚は水が無いことに慣れず、
雨が降ったときだけ夫の家に通う事にする
愛しい人に会う為に
人魚の妻は願う
「どうか雨が降りますように」
だからこの町には雨ばかり降る

そんな町のある家族の物語
過去と現在が行き来し、夢、妄想、思い出が交錯する
台風の夜に出かけて戻らない姉
義兄を慕う妹
父の教え子と何かあり家を出ている兄
異性へのトラウマを抱える父親

姉の死亡の経緯を役所の書類不備で語る
学校の椅子を葬儀の棺に見立てる
上手い演出を見せてもらった感じ

劇中に流れる歌が印象的だった

バイブ2回、飴の紙を剥く音、途中退席
気を削ぐアクシデントがてんこ盛りで残念

開場押しの謝罪あり好印象
座席は満員キツキツな感じ
女王の盲景

女王の盲景

空想組曲

シアター風姿花伝(東京都)

2014/01/08 (水) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★

2014年の観劇始め
番外編と銘打っているが、安定のほさかワールドだった。
人は見たいものしか見ない。
たとえそれが嘘と分かっていても。
少女が見えない目で見つめていたのは
正に自身の夢の国であり、
それを与えた者さえもただの僕にすぎず
その世界を共有するためにはただ与え続けるしかなかったのだ。
嘘は人を縛る鎖なのか、他者を救う手のひらなのか。
他者のための嘘のつもりが
実は自分を守るためのものになってはいないか。
そんな事を考えてしまう芝居でした。

ネタバレBOX

本土から遠く離れた孤島に
ひとりの青年がやってくるところから物語が始まる。
神谷ハイジは将来を嘱望されたマラソンランナーだったが
自分が走ることが自分だけの物でなくなっなったことに失望して
走ることをやめてしまう。
そんな彼の元に島で働かないかとの誘いの手紙が届く。
見ず知らずの自分に何故このような手紙が届いたのか、
興味半分、現実逃避半分の気持ちで島を訪れたのだが、
島で待っていたのは足の悪い老人時任慶一郎と使用人の草薙、
島で唯ひとりの医師高遠だった。
彼等はある秘密を共有していた。
盲目の少女ほのかの信じる世界を守るために、
全員が演じ取り繕ってきたのだ。
好奇心からこの秘密を知ってしまったハイジがこの世界に加わる事により
少しずつ綻びが大きくなってゆく。
そしてそれが繕い切れなくなった時・・・。

ハイジ@マラソンランナーで三浦しをんの小説『風が強く吹いている』の
清瀬灰二を思い浮かべてしまいました。
ナツメ

ナツメ

ナ・ポリプロピレン

中野スタジオあくとれ(東京都)

2013/12/27 (金) ~ 2013/12/30 (月)公演終了

満足度★★★

これを観ないと年が越せません
日替わりゲスト 岡田達也

今年も充分に楽しませてもらいました。
ミステリー仕立てだけど、内容は爆笑につぐ爆笑!
遊び心満載の楽しい公演でした。
前作を知らなくても楽しめるし、知っていれば尚楽しい。
この企画は本当にこれからも続けて欲しいものです。

ネタバレBOX

恩師の通夜が行われている斎場の控え室、
高校時代の同級生4人が久々に顔を合わせる。
彼らは「ドラ研」(ドラゴンボール研究会)という活動をしていた仲間で
それぞれをドラゴンボールの登場人物の名前で呼び合っている。
旧交を温めていると間もなくヤムチャ(細見大輔)が、
卒業式の日に亡くなった友人「ナツメ」の死の真相を話し合おうと言い出す。
戸惑う他の3人だが、ヤムチャに問い詰められ記憶をたどるうちに
それぞれが隠していた事実が明らかになり、
卒業式前日のナツメの足取りがハッキリとしてくる。
ナツメはどうして死んだのか?
死の直前にヤムチャに送られてきた謎のメールの真意は?
斎場で同席した男の正体は誰なのか?

ドラゴンボールネタは細見くんの趣味なのかな?
(フィギュアは私物?)
いつもの年よりも若干人数が少ないものの、
役者陣は相変わらず豪華な面子。
喫茶ブレーメンシリーズエピソード0といったところなのか、
登場人物もマスターと羽鳥くん以外は同じ役者が演じる役の
兄弟とか知り合いといった設定。
ブレーメンシリーズを観た人はニヤニヤしてしまうでしょう。

死んだ同級生ナツメの役を日替わりゲストが演じるのですが
これはゲストによって大きく雰囲気が変わりそうな気が。
本日のゲスト岡田達也さんは、軽やかで自然体なナツメだったと思います。
もう一役の先生では被り物で他の出演者を驚かせていたのも面白かったです。
ウルトラマリンブルー・クリスマス

ウルトラマリンブルー・クリスマス

演劇集団キャラメルボックス

りゅーとぴあ劇場(新潟市民芸術文化会館)(新潟県)

2013/11/29 (金) ~ 2013/11/30 (土)公演終了

満足度★★★

シリウスストーリー観劇
安定のキャラメルボックス成井節ですが、
展開が多少強引に思えました。

ダブルエンディングということで、
もう一つのキャストもぜひ観たいと思います。

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス最新作「天才高校〜デスペラード〜」

ホチキス

サンモールスタジオ(東京都)

2013/11/23 (土) ~ 2013/12/04 (水)公演終了

満足度★★★

アレがアレだから・・・
これは何も考えずに楽しめば勝ち!
相変わらず設定がぶっ飛んでいるし、
登場人物のキャラも立ちまくりで思い出し笑いが止まりません。
アフターイベントも手が込んでいて楽しかったし、
「かっこEダンス」も文字通り格好良かったです。

ネタバレBOX

影丸の行方が気になりました。
殺戮十七音

殺戮十七音

パラドックス定数

荻窪小劇場(東京都)

2013/11/19 (火) ~ 2013/11/24 (日)公演終了

満足度★★★

1年ぶり!
久々のパラドックス定数は、
緩んでいた脳ミソと感性に喝を入れられた感じでした。
ちょっと観念的すぎるというか、
あれは最早わたしの知っている俳句ではありません。
唯々詠みたいという想いに囚われた言霊たちでした。
主宰の圧倒的な世界観と役者の力量に脱帽。
おまけで いただいた金平糖はちょっと食べ辛かったです(笑)

無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】

無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】

劇団鹿殺し

青山円形劇場(東京都)

2013/09/27 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了

満足度★★★

初鹿殺し
噂には聞いていましたが、正に音楽劇。
歌も演奏も素敵でした。

これは自伝的なお話なのかなぁ、と思いながら観てました。

建てましにつぐ建てましポルカ

建てましにつぐ建てましポルカ

ヨーロッパ企画

本多劇場(東京都)

2013/09/18 (水) ~ 2013/09/26 (木)公演終了

満足度★★★

初ヨーロッパ企画
「迷路コメディ」って何?と思いながらの観劇。
う~ん、そう来ましたか。
力の抜けた唯唯楽しい作品でした。

メインの場面が多少冗長な感じだったので、
脇のキャラクターを活躍させられたらもっと面白かったかも。

全力で演劇で遊んでる感があり、
これはこれで有りかと・・・。

ネタバレBOX

登場人物が「貴族」「召使」「騎士」「お姫様」「異形の王子」「魔族」・・・って
まるで中世ヨーロッパが舞台のゲームの中のよう。

建てまししすぎて迷路のようになったお城で、迷子になった貴族がパーティーに参加するために悪戦苦闘するなんて
ある意味凄い思いつきだと思います(笑)

非日常な設定なので細かい事が気にならずに済んだのかな?
ケンジ先生

ケンジ先生

演劇集団キャラメルボックス

サンシャイン劇場(東京都)

2013/09/20 (金) ~ 2013/09/25 (水)公演終了

満足度★★★★

どんぐりチーム観劇
生で観るのは初めてですが、ビデオでは何回も観ている作品。

前回公演に比べ、ブラッシュアップされてスッキリと観やすくなっていました。
キャストも違和感無く観る事ができ、大変満足です。

ストーリーが単純なだけに心に直接響く感じ。
歌が流れるだけでウルウルしてしまいました。

マチワビ

マチワビ

キリンバズウカ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/25 (水)公演終了

満足度★★★

ふんわり
良い意味でも悪い意味でもふんわりとした感じでした。

設定はファンタジーなのに人間の感情は結構リアル。
相変わらず掴みどころがなく、後からジワジワきます。

『泡』(再演)

『泡』(再演)

劇団 東京フェスティバル

恵比寿・エコー劇場(東京都)

2013/09/18 (水) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★

みんなが観れば良いのに
日常に流されて、彼の地の諸々を忘れがちなわたしたちに、
いろいろなことを考えるきっかけをくれる作品。
この劇団の作品は大上段に構えることなく社会派であること、
結末の後味が良いところが気に入っています。
今回も期待を裏切らない素晴らしい作品だったと思います。

天宮良さんは、昔の印象が強く
ナイーブなイメージだったのですが
久々に拝見したら渋い素敵な役者さんになられていたのですね。

ネタバレBOX

からしミルクの破壊力は凄そうですが、
毎回飲まれている天宮さんの胃袋が心配です(^^;
『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!

『起て、飢えたる者よ』ご来場ありがとうございました!

劇団チョコレートケーキ

サンモールスタジオ(東京都)

2013/09/19 (木) ~ 2013/09/23 (月)公演終了

満足度★★★

飢えたる者とは?
遠くて近いあの事件を下敷きにした骨太な芝居。
柱が邪魔で芝居が見えない部分があったのが残念でした。
紅一点の渋谷はるかさんが美しくも狂気を孕んでいて素晴らしかったです。

自由席にも関わらず、一番見やすい座席が関係者席(招待席?)だったのが
非常に残念でした。

ネタバレBOX

浅間山荘事件をモチーフに描かれていますが、
今まで目にした連合赤軍関係の作品たちと比べて、
人質との関係性に焦点を当ててあるのが新しい感じでした。

結局、この人質こそ
「飢えたる者」だったのでしょうか?

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