のぞまれずさずかれずあるもの『無事終演致しました!ありがとうございました!』
TOKYOハンバーグ
千本桜ホール(東京都)
2010/11/24 (水) ~ 2010/11/30 (火)公演終了
満足度★★★★★
家族とは何なのだろう
血のつながりがなくても家族は家族。
役者さんが皆それぞれのキャラをうまく演じ、胸がキューとするような感覚を覚えました。
子供の誕生とは実に感動的な出来事ですね。血がつながっていようといまいと...
東京ハンバーグを見るのは今回で2回目ですが、心に響く良作を送り出してくれます。次回作も観にいくつもりです。
アジアンスイーツ
アトリエ・ダンカン
ザ・スズナリ(東京都)
2010/11/17 (水) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★★
本がいいのか役者がいいのか
登場人物は4人
甘くて塩辛い大人のデザートとあるが、しお大福みたいなものかと思ってみましたが、確かに甘いだけではありませんでした。
でも、全体的にうまく調和が取れていて、家族は家族なんだという思いが感じられました。
いい芝居なのでで、もう少し大きな劇場で大勢に観てもらいたいような気がしました。よかったです。
サンタクロースが歌ってくれた アナザーキャスト
演劇集団キャラメルボックス
サンシャイン劇場(東京都)
2010/11/18 (木) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★
話は面白いが
席が端っこで、イスの間隔がきつくて、それだけで舞台に集中できなかった。
サンシャイン劇場は初めてでないが、体調が悪かったのかいまいち芝居に乗ることが出来なかった。また、劇団好きの女子たちの黄色い歓声もどうも気になった。
スーシーズ
ヨーロッパ企画
駅前劇場(東京都)
2010/11/20 (土) ~ 2010/11/21 (日)公演終了
満足度★★★★
登場人物が面白い。
成功者を夢観ている、主人公が繰り広げるコメディー。
ヨーロッパ企画は何作か観ているが、イエティーは初めて。
少しハチャメチャで、ビッグになりたいと願う主人公とその周りの人々が繰りなスお話が、べたであるけど面白かった。
やけたトタン屋根の上の猫
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/28 (日)公演終了
満足度★★★
映画のイメージが強すぎた
エリザベス・テーラーと寺島しのぶさん、ポール・ニューマンと北村有起哉さんとを比較して見てしまった。
寺島さんはヒステリックぎみの役柄をうまくこなしていたが、北村さんは少しひ弱な感じがした。ポール・ニューマンは少し人生を斜にかまえていて、やるせなさを表現したが、残念ながら北村さんの演技ではそれが伝わってこなかった。
木場さんも少し力みが見られて、映画でのビッグダディーはもう少し自然体で、成功者の貫禄を見せていたように思う。
りんごりらっぱんつ
劇団競泳水着
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/12 (金) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★
心に染み入りました
上野さんの本はうまいですね。人の心をやわらかく包んでくれるようです。
人との出会い別れ、時間の経過を巧みに操っていました。役者さんは競泳水着の3人娘、皆巧みに演じていましたね。
3人娘の最後のグータンヌーボーでは、芝居を演じているときと違った、人柄が垣間見られたような気がしました。
蛇と天秤
パラドックス定数
ギャラリーSite(東京都)
2010/11/09 (火) ~ 2010/11/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
むむ
すばらしい芝居だった。脚本もいいし、大城助教授の生津さん、才原講師の西原さん、飛鳥井医師の井内さん、象牙の塔のヒエラルキーを見事に演じられていた。
医学ものなので、ちょっと違うが、山崎豊子さんの白い巨塔を髣髴させた
いや面白かった。
そのとき橋には誰もいなかった
オーストラ・マコンドー
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2010/11/06 (土) ~ 2010/11/14 (日)公演終了
満足度★★
わたしには合わなかった
斬新で、スタイリッシュであるが、芝居に入り込めなかった。舞台や小道具の使い方もこの芝居には欠かせないのだろうけど、違和感を感じた。
残念である。
通し狂言 国性爺合戦(こくせんやかっせん)
国立劇場
国立劇場 大劇場(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/26 (金)公演終了
満足度★★★★★
華美できらびやか
近松門左衛門による作。中世の中国をの史実を元に作られた通し狂言
壮大なスケールでの異国の活劇。市川団十郎さんがぐいぐいと芝居を引っ張る。藤十郎さんの錦祥女はさすがといった風格。久しぶりの歌舞伎観劇で合ったが、今回はあたり
カーディガン
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
スマートなコメディー
中井貴一さん、いろいろな役をやられるが、こういうコメディーが一番合うような感じがする。
今回はリストラされて怪我にあってしまう役柄だが駄目さ加減が実にいい。市原隼人さんも、うまく役柄を演じている。
脚本、演出もスマートであり、いい芝居を観たなという感じ
【終了!】B4 paper books【ご来場ありがとうございました!】
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2010/11/03 (水) ~ 2010/11/09 (火)公演終了
満足度★★★
しろ拝見しました。
中世にタイムスリップしたような気がしました。ロベスピエールなど、高校の世界史以来聴くことがなかった名前が登場し、フランス革命の影の部分を見た気がしました。
黒も観にいくつもりで、チケットをセット券で買ったのに、風邪を引いて、観にいけませんで残念
俺の屍を越えていけ【無事に終了しました】
七里ガ浜オールスターズ
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2010/11/01 (月) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★★
ありそうな話
リストラする上司を1人選ばなければならないという設定。いかにもありそうな話。役者さんそれぞれが、うまく演じていてシビアな内容をそれなりに表現。
中身については詳しく語れないが、リアルでちょっと、心に突き刺さる作品
図書館的人生 vol.3 食べもの連鎖
イキウメ
シアタートラム(東京都)
2010/10/29 (金) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
満足度★★★
たべもの
食べ物は、生きていくうえで欠かせないものです。これをテーマに4作品で成り立っています。どれも旨く仕上がってていました。好みでは第1作の「」人の為に装うことで、誰が不幸になるっていうんだ。」
人形の家 おかげさまで無事に幕をおろしました。ありがとうございました。
THEATRE MOMENTS
シアター風姿花伝(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★
今回は紙袋とスーツケース
この劇団は最初に飴を配ってくれる。そして即興劇から本番へ流れ込む。
今回は紙袋とスーツケースを巧みに使いこなしていた。相変わらず面白い演出である。台風の中、出かけた甲斐があった。
長屋紳士録
劇団東京乾電池
座・高円寺2(東京都)
2010/10/28 (木) ~ 2010/11/07 (日)公演終了
起て、飢えたる者よ
劇団チョコレートケーキ
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/10/27 (水) ~ 2010/10/31 (日)公演終了
満足度★★★★
時代が起こした事件か
当時、新左翼は追い詰められ、先鋭化していた。総括、敗北死などの言葉の意味も判らず、テレビのニュースで見た記憶がある。
本作も、革命を志向していた若者が隘路に陥り、内部崩壊していくさまを描いていた。
山小屋に追い詰められ、そのなかでの狂気を役者さんが渾身の演技で魅せてくれた。観ていてどきどきしっぱなしであった。あの時代ははなんだったのであろうか
THE COBE[ザ・コーブ]
劇団チャリT企画
王子小劇場(東京都)
2010/10/20 (水) ~ 2010/10/24 (日)公演終了
満足度★★★
牛の話ではない
もう少しTHE COVEを皮肉った作品化か思ったが、まったく別物でした。劇団ロロをパロッて口口なる劇団の芝居として演じていた。チャりTとはまったく別物の感じ、こういう劇団でしたっけ。
窮する鼠
JACROW
ギャラリーLE DECO(東京都)
2010/10/12 (火) ~ 2010/10/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
やるなJACROW
今回がこの劇団を見るのは2回目。オムニバス3作でどれもよく出来ていた。
ほかの皆さんも3作目のリグラーを評価されているようだが、同感である。
正直サラリーマンにとっては、ヒト事とは思えず、「きついなあ」というのが実感。
じゃじゃ馬馴らし
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/30 (土)公演終了
満足度★★★
男性俳優のみでうまくいくか
シェークスピアの喜劇を無難に演じている。
キャタリーナを市川亀治郎山河好演。
ただ、全体的に物足りない感じ。悪くはないのですが
坂口安吾 白痴
726
OFF OFFシアター(東京都)
2010/10/14 (木) ~ 2010/10/19 (火)公演終了
満足度★★★★
難解ではなかった。
舞台中央にブランコがあり、でシンプルな舞台構成。
原作は読んでいないが、ほさかさんの脚本、北澤さんの演出は巧みで、舞台に引き寄せられる。主役の役者さん(お名前がわかりません)は希望と絶望をうまく表現され、文学を体現していた(むしろ哲学かもしれない)
坂口安吾は難しいイメージがあるが、この芝居を観て原作を読んでみようと思った。