しのぶの観てきた!クチコミ一覧

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ゲヘナにて

ゲヘナにて

サンプル

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2011/07/01 (金) ~ 2011/07/10 (日)公演終了

満足度★★★★

本当にゲヘナ(地獄)だった…
最後の五分は何もかも開ききって裏返しになるほど剥き出しのセカイ?サンプルと松井周さんに興味がある人、例えばオーディションとWSを受けるつもりの人は必見。

ネタバレBOX

ニジンスキーが…
ミステリア・ブッフ

ミステリア・ブッフ

TPT

ベニサン・ピット(東京都)

2008/03/22 (土) ~ 2008/03/31 (月)公演終了

満足度★★★★

台本・演出が素晴らしい!
90年前のロシアの戯曲が今を描く演劇として新しく生まれていました。上演時間は約2時間45分(15分の休憩を含む)と少々長い目ですが、こんなに壮大な世界ですから納得です。対面式客席のベニサン・ピット。衣裳が豪華でおしゃれ!

ネタバレBOX

言葉遊びが面白い!今時の言葉も頻発。ドロンジョさまとか(笑)。
温暖化で世界が水没するが船に乗って生き残った支配者たちと労働者たち。生きのこった労働者たちは地獄、天国、廃墟へと旅します。まるでロールプレイグゲーム。そして行き着いたのはモノと人間とが手を取り合う世界。でも21世紀を生きる私たちは、モノが人間を幸せにしてくれないことをよくわかっています。原作とは違う結末になっているのもかっこいい。
ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

ヘンリー四世 第一部 ‐混沌‐・第二部 ‐戴冠‐

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/22 (木)公演終了

満足度★★★★

第一部から観るが吉。
衣装、照明のデザイン、色分けでスムーズに理解できた。貴族と平民、高貴と下賤、老いと若き、父と息子、新旧など対比山盛り。配役も対照的(特に鍛治直人さん)。大勢の「噂」はネット社会のよう。音楽は鳴る度にドギマギ(笑)。
2009年の『ヘンリー六世』三部作一挙上演、2012年の『リチャード三世』から継続出演の方が大勢(スタッフも継続)。ベテラン俳優の方々が今も現役であることに感謝。若い俳優が息長く活躍できる演劇界であって欲しい。観客には何ができるのかな…。
私的には立川三貴さんと小長谷勝彦さんが素晴らしかった。立川三貴さんはこまつ座『紙屋町さくらホテル』でも感動した。小長谷勝彦さんは元文化座の俳優で、今は静岡県舞台芸術センターSPAC公演でよく拝見。鍛錬し続けてくださる全俳優に再び感謝。

ネタバレBOX

ファルスタッフ(佐藤B作)がなぜあんなにモテるのかわからなかったな~。おじいちゃん役の戯れタイムが厚かった。
遊び半分

遊び半分

中野成樹+フランケンズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/09/20 (木) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

おしゃれなfringe演劇鑑賞のお手本
会社帰りに大人のたしなみとして鑑賞したい演劇。 “フランケンズ”とよく呼ばれますが、“ナカフラ”が良いそうです。

修学旅行

修学旅行

秋田雨雀・土方与志記念 青年劇場

紀伊國屋ホール(東京都)

2007/04/13 (金) ~ 2007/04/20 (金)公演終了

満足度★★★★

幅広い世代で一緒に観られる佳作
演出は青年劇場のお客様向けで、ちょっと好みが分かれるかと思いましたが、言葉の意味をじっくり味わえて、親、子、孫と世代を超えて観続けられるお芝居だと思います。古い旅館のたたみの部屋から、瞬時に世界へと思考を飛ばせる、この幸せ!

関数ドミノ

関数ドミノ

イキウメ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了

満足度★★★★

面白くて、手放しに楽しんでしまった
これからどうなるのかな、と、素直に引き込まれて超エンジョイしちゃいました。小さい劇場なので、気になる方は早めに予約した方がいいかも。

ネタバレBOX

人物を舞台に残して、次につなげる演出がクール!
シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

シド・アンドウ・ナンシー【CoRich舞台芸術まつり2009春 グランプリ受賞作】

MCR

駅前劇場(東京都)

2009/04/22 (水) ~ 2009/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★

生きることへの切ない思いが、汗と爆笑の中にひたひた満ちる
 MCRの作品を観るのは、プロデュース公演などを含めておよそ8作目となりました。『シド・アンドウ・ナンシー』は、私が観た中で一番完成度が高かったように思います。昨年の「CoRich舞台芸術まつり!2008春」参加作品『シナトラと猫』で気にかかった舞台美術や転換時の演出についても、今作ではライブ感・手作り感が生きており、いわばスタイリッシュな見どころにもなっていました。

 生きることも死ぬこともどうでもいいと思っているヤクザの安藤(中川智明)。急激に太り続けて死に至るという不治の病に冒されたたっちゃん(辰巳智秋)。2人が親友同士だった高校時代の回想シーンを交えながら、状況は違えども互いに死を目前にした2人の男が、命に、人生に、どう決着をつけるのか(決着など訪れず死が彼らをさらっていくのか、それとも…)が描かれます。あらすじだけだと深刻な悲劇のようにも思われますが、実際は爆笑・失笑づくしで、ロマンティックな恋愛のエピソードもありったけ盛り込まれた娯楽作品でした。

 作・演出・出演される櫻井智也さんが書かれるセリフは、小劇場ファンの間で“櫻井節”と呼ばれることがあります。笑いすぎてお腹が苦しくなるほどのギャグに、世間に対する主張がしっかりと織り込まれていたり、粗野で乱暴に聞こえる言葉に、恋のときめきや切ない思いがしたためられていたり。

 組み体操をしたり、本気で(?)叩いたりなど、生々しいハプニングを盛り込んだ見世物の要素も、大いに生かされていました。客席が2方向からはさむ対面式のステージなので、役者と観客との距離がとても近いのです。しかもコントではなく、演劇的な魅力に昇華させているのが素晴らしいと思います。

 ポスト・パフォーマンス・トークは制作の方が司会進行して、観客から事前に質問を受けつけるシステムを採用。赤裸々な劇団内トークを見せるスタイルがお好きなお客様もいらっしゃるかもしれませんが、私は『シナトラと猫』の時よりも濃い内容になって、改善されたように感じました。

 劇中で使用された缶ジュース型のおしるこが、ロビーでバラ売りされていましたので、1本購入。寒い季節になったら飲みます(笑)。また安藤たちのことを思い出して、しみじみ笑いたいと思います。

ネタバレBOX

 ヤクザの組長(北島広貴)とその子分・小川(おがわじゅんや)のあきれるほどバカなやりとりに爆笑。

 「先に俺行くわ」と言って家族で夜逃げしたナベちゃん(渡辺裕樹)は、大人になって、借金返済のために女(伊達香苗)に臓器を売らせようとしていました。安藤はそれが「自分の先(未来)」なのだと気づきます。過去と現在を描きつつ、実はそこに未来をも見せたように感じ、タイムスリップした気分を味わいました。
十二夜

十二夜

東宝

日生劇場(東京都)

2015/03/08 (日) ~ 2015/03/30 (月)公演終了

満足度★★★★

ケアード演出「十二夜」
道化が前に出る恋愛喜劇で、成河さんのための舞台!?ってほど。彼は歌も演奏も演技も良かった。フェイビアン役の青山達三さんも素晴らしい。お二人とも新国立「夏の夜の夢」に出てらした。オリヴィア役の中嶋朋子さんも好き。

ぼくに炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~

ぼくに炎の戦車を~Bring me my chariot of fire~

梅田芸術劇場

赤坂ACTシアター(東京都)

2012/11/03 (土) ~ 2012/12/01 (土)公演終了

満足度★★★★

休憩込みで約三時間四十分
胸に突き刺さるセリフが発せられる時に、ものすごくベタな笑いが降り注がれる。それは作演出のチョン•ウィシンさんの寛大さ、優しさと感じる。笑ってたら泣けてきて、泣きそうなのに吹き出してしまう心尽くしの娯楽作。韓国人、日本人、在日韓国人の共演も感慨深い。

その夜の侍

その夜の侍

THE SHAMPOO HAT

ザ・スズナリ(東京都)

2007/09/29 (土) ~ 2007/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★

改心の一撃!を受けた気分
2001年『アメリカ』以来の号泣。赤堀雅秋さんの演技もすばらしかったです。

ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~

ザ・シェイプ・オブ・シングス~モノノカタチ~

ホリプロ

青山円形劇場(東京都)

2011/02/10 (木) ~ 2011/02/24 (木)公演終了

満足度★★★★

翻訳戯曲だけど身近でリアルな生々しさ
大スターが出てるお芝居ですが、ちゃんと(?)ポツドールらしさがあって、面白かったです。ラブシーンもいっぱいあってドッキドキ。それにしも向井理さんはものすごい人気なんですね。

シフト

シフト

サンプル

アトリエ春風舎(東京都)

2007/01/26 (金) ~ 2007/02/04 (日)公演終了

満足度★★★★

中毒性のある過激な演劇体験
サンプルというユニット名のとおり、人間の標本、それもかなり不道徳なもの(笑)をザーーーッっと全部見せてもらったように思います。笑っちゃいけないと思いつつ、身体を小刻みに震わせてプッと吹き出さざるを得ませんでした。松井周さんの世界はクセになりますね。

ネタバレBOX

前作「地下室」はリアルなセットで自然な(?)演技・ストーリーがありましたが、今回は空間が自由に変化しますし、意味があるのかどうかわからない独白などもありました。極めてエッジの効いた作品です。サンプルの人たちはてごわい知能犯だと思います。
『SHIBAHAMA』  遂に本日千秋楽!!!当日券出ます!!ぜひぜひおこしください。

『SHIBAHAMA』  遂に本日千秋楽!!!当日券出ます!!ぜひぜひおこしください。

快快

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2010/06/03 (木) ~ 2010/06/13 (日)公演終了

満足度★★★★

なんと言っていいやら…凄かった
快快の作品は私にとっては観るというよりは体験で、その点で今作はより本質的な意味で「体験」でした。ただの観客参加型イベントではなく、全体が「SHIBAHAMA」になっていて、全身全霊のメッセージも受け取れたように思います。

ネタバレBOX

私が見た回のゲストは岩井秀人さん。テレビゲームが本当に得意なんですね。岩井さんのアドリブだか演技だか見分けがつかない生々しさが凄かったです。日替わりゲストによって、作品の印象はガラっと変わると思います。
プルーフ/証明

プルーフ/証明

DULL-COLORED POP

サンモールスタジオ(東京都)

2014/05/28 (水) ~ 2014/06/04 (水)公演終了

満足度★★★★

谷賢一翻訳すごい
面白かった!改めて谷賢一翻訳すごいって思った。装置は極シンプル。俳優の演技で見せきる。照明、音楽がかっちょいい。これで8〜9種類の「proof」を観た思うんだけど1番好きかも。休憩含む2時間半。

パイドラの愛

パイドラの愛

HAMMER-FISH

サイスタジオコモネAスタジオ(東京都)

2008/02/08 (金) ~ 2008/02/14 (木)公演終了

満足度★★★★

タブーと自由が凝縮された恍惚空間
ものすごく感動して涙したり、爆笑するのを必死でこらえたりした(笑う人が少なかったから)、強烈な1時間40分。
命がけで思いを伝えようとしているのに、絶望的に通じない対話シーンが凄い。
サラ・ケインですから好みが分かれるでしょうし、内容の際どさもR20~25ぐらいかと(笑)。でも個人的にはオススメです。明日(2/14)の14:00で千秋楽。

巨匠

巨匠

SPAC・静岡県舞台芸術センター

静岡芸術劇場(静岡県)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

落涙など軽く通り越して嗚咽。
静岡まで観に行って本当に良かったです。

ネタバレBOX

主役の男優さんの演技になぜか集中できず。だから4つ★です。感動は5つ★級。
ピノッキオ

ピノッキオ

NPO法人アートネットワーク・ジャパン(ANJ)

にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)

2010/08/17 (火) ~ 2010/08/29 (日)公演終了

満足度★★★★

今までで一番のクオリティー!
贅沢すぎるスタッフワーク!生演奏も素敵!今や豊島区の子供たちの夏の恒例行事に。まだ残席ある回がありますので、ご予約はお早めに!

ネタバレBOX

最後のピノッキオたちが語る場面は長すぎたかな~。海に飛び込むシーンはすごい迫力!シャボン玉が可愛いし、イス席には冷たいスモークも噴射されました。
ウィキッド

ウィキッド

劇団四季

電通四季劇場[海](東京都)

2007/06/17 (日) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★

〔海〕開場5周年記念ステージ
「ウィキッド」初体験でした。面白かったです。いい席だとチケット代は高いですが、あれだけ豪華だったら納得。
感想をトラックバックしました。〔海〕開場5周年記念ステージの舞台写真をもらいましたので、よかったらご覧ください。

無差別

無差別

柿喰う客

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2012/09/14 (金) ~ 2012/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★

無差別に、降り注ぐ
すごく良かった。今までに私が観た柿オリジナル作品でNo.1かも。最初はなぜに民話調?と思ったけど、荒々しく脈打つあらゆる命をことほぐ、祈りの演劇だった。野蛮で嫉妬深くて愚かでチャーミングな日本の神様が、劇場に降りてきてくれた。もうちょっと笑いが多い方が好みかな。

露出狂

露出狂

柿喰う客

王子小劇場(東京都)

2010/05/19 (水) ~ 2010/05/31 (月)公演終了

満足度★★★★

演劇マシンたちのまばゆい疾走
 某女子高サッカー部のあられもない痴態と猛スピードの栄枯盛衰。マシンガンのように打ち込まれる膨大なセリフで約100分を一気に駆け抜けます。

 サル山をイメージしたという美術は“お山の大将”“猿真似”といった文字通りの意味も連想させますが、私にはバベルの塔にも見えました。サッカー部の荒くれ女子部員たちが、高みを目指すが地に落ちることを繰り返し、それでもまた上を見上げ続ける人類をあらわしているとも受け取れました。
 そして「高天原女子高校」という名前もいいですね!高天原といえば日本神話ですが、ギリシア神話の神々の戯れや死闘とも重なりました。※高天原は中屋敷さんの脚本によく登場します。

 ラストシーンはさておき、よく計算された脚本だったと思います。登場人物の名前を連呼することで、14人の女子高生の顔と名前が素早く一致して、難なくストーリーについていけるようになります。名づけ(役名やキャッチコピーなど)のセンスも冴えており、鮮やかなひとことで役を輝かせました。
 ある脚本・演出家がおっしゃっていたのですが、本来ならト書きになるような情報が、全てセリフの中に書きこまれているのも中屋敷さんの脚本の特徴です。「誰が、何をして、どうなった」とはっきりセリフで説明してしまうのですが、それが単調な言葉の羅列で終わらず、ぐっと空間の厚みを増すように演出されているのが素晴らしいです。

 演技(発声)方法は好みが分かれるところかと思いますが、私は俳優の身体を、今作については女性らしさをあからさまに利用していることに、潔さというか、プロ意識を感じます。
 女優たちはある型に沿った、いわば振付どおりに動き語ります(そのように見えます)。決まった形と言えど切り替えが頻繁かつ早いので、なぞるだけでも難易度が高いです。体の動きだけでなく感情の揺れも小刻みですから、体と一緒に気持ちもパキパキとコントロールする必要があります。それらの技をこなしつつ、出演者全員がそれぞれの持ち味を発揮するという贅沢を味わえました。

 劇団員の3人をはじめ客演常連の方々のいつもながらの凄味と安定感が嬉しく、初出演(だと思われる)の方の今まで気づけなかった魅力も発見できました(例えば劇団競泳水着の細野今日子さん)。
 中でも「ブス」と言われ続けるウツボ役の七味まゆ味さんにはノックアウトされました。ウツボの人物紹介は「大胆不敵なサッカーサイボーグ!」でしたが、七味さんは演技サイボーグですね!

 制作面では1週間以上の公演を盛り上げるための工夫がいいですね。終演後に色んなイベントがあり、チケット価格もそれに合わせて数種類あります。物販コーナーも充実していました。
 全配役をシャッフルする「乱痴気」ステージは今や柿喰う客ではおなじみのイベントですが、2通りの稽古をしているのは単純に考えても大変でしょうし、観客へのサービスという面だけでなく、俳優養成の意味でも大いに役立っているのではないかと思います。

ネタバレBOX

 1期生、2期生、3期生それぞれのサッカーに賭けた青春を描き、最後は1期生のヒル(深谷由梨香)が舞台上に残ります。乱交でチームワークを保っていた同級生4人が卒業してバラバラになり、ヒルが悲しくたたずんでいると、ゴキ(熊川ふみ)が現れます。そこでなぜかサッカー部に入部する3年前の春へと場面転換。「これが終わりの場面ですよ」ということはわかりましたが、なぜその場面で終わることを選んだのか、すっきりと腑に落ちませんでした。
 回想シーンだと素直に受けとめると、「そして人はまた愚行を繰り返す」といった印象を与えるいわゆるリプライズの効果や、もしかしたら「すべてはヒルの空想だった」という夢落ち・・・などと色んな可能性を考えられたのは面白かったです。

 中屋敷さんの作品を観終わった時にいつも私の心に残るのは「中屋敷さんってなんて凄い人なんだろう!・・・でももっとできるはず」という不完全燃焼な後味。それは今回も同じでした。一観客のわがままにすぎませんが、いつか「とうとう100%以上のものをつぎ込んでしまった・・・!」「振りきれて一周回って帰って来て、また遠くに飛んで行っちゃった!」ぐらいの(笑)、とんでもない問題作を書いてくださることを期待します。

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