tomiが投票した舞台芸術アワード!

2021年度 1-10位と総評
メビウス

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メビウス

STAR☆JACKS

実演鑑賞

#14人メビウス 2人も良いけど14人も良い
舞台前の透明シートに映すプロジェクターの映像
面白い演出と、うまい演技、音響 舞台セット 衣装 
枯れない赤と白の二本の花は、想い合う二人の心の形
想い合う心は、時空を超えて、言葉も 生物の種も 生命も超える
それぞれの時空での約束 見送る。

始まりシーン 「どこかで会ったことありませんか?」 25点
から、
最後ゆるやかに終わりを迎える場面
最後のシーンまで、とても良かった。

海のホタル

2

海のホタル

カラ/フル

実演鑑賞

 「海のホタル」は、遊劇舞台二月病 くじら企画 今回で3回目ですが、カラ/フルとしての「海のホタル」オクダタクミさんの演出 役者の演技と迫力 真っすぐ直球でした、圧倒されました。

  今日の観劇梯子はこのお芝居を最後に持ってきて正解でした、一つ目でこれを観てたら、・・・です。 タカシにレイコが胸ぐらを掴んでの場面は、とても、そうとうに迫力がありました、タカシが押され気味で、終わったら家を出るの台詞で母の圧力を返した。 ヨシノリの母への手紙は、母への感謝、 母は懺悔 その両極端、胸に刺さりすぎて、涙も出ないぐらいに圧倒されました カツヒコのあり得るくらいの最低 と ホカオの一見優しさのような最低さが怖い タナベ演じる成瀬さんの普通の弱い男 ヨシモトがレイコを庇う 最後のシーン 弁護人が、レイコを追い詰める中で犯した罪の重さ自分の行動を振り返る 痛々しい 人は追い詰められ、相談できないと、狂ってしまう いつも思うのですが、誰でも狂うかもしれない。 レイコが伏せて泣く姿が、とても小さく片手で持てる様に見えた、その時 涙が止まらなかった。 木下菜穂子さんは、 GoldFishTheatre 第1回公演 『GFT版 贋作・桜の森の満開の下』記憶がない コズミックシアター vol.30 誤解 Le Malentendu でも重いハードな役でした、次はコメディな役でハッピーエンドな木下菜穂子さんを観たいです。

戦国のワルキューレ

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戦国のワルキューレ

戦国のワルキューレ制作委員会

実演鑑賞

孔紫葉さん今まで何回か見ているはずなのに、 今回 殺陣 ばねの様な体の使い方
素晴らしいです。
若木志帆さんの妖艶な役どころ、魅せられました。
面白い物語 キャスティングが良い 殺陣が素晴らしい。
合間に入るウイットもちょうどいい
黒曜石を研いで磨いた刀
はじまりから 最後まで 分かりやすい 面白いお芝居でした。

【2021年12月公演決定】ブンヤ、走れ!

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【2021年12月公演決定】ブンヤ、走れ!

関西芸術座

実演鑑賞

神戸 この地震 堺に居ましたが今までにない大きな揺れでした。
TVで観た状況 広がる火災 瓦礫の下で多くの人が逃げることが出来なく生きたまま
情報がない 取材をされるん者と する側 取材は役に立たない? 帰れ 塩をまかれる。
デマが出ない様に 記憶として記録しないと 新聞を配って何の意味がある、何のため。
安心が届く ブンヤは救助は出来ない
だけど、新聞を休刊しないことで、避難所へ届けた新聞 安心を届けた 
寄り添っての取材と傍目からの取材とは違う、 トイレの後ペットボトルの水で手を洗う、
その水がない被災者。
寄り添っての取材で安心を届けた、携帯もつながらない中 新聞を届ける 地方紙の意味。
安心を届けた デマや暴動が少なかった一つの要因なんだろう。
災害下での人の心の不安 生きる不安 乗り越えて新聞を出し続けた勇気。
素晴らしい芝居でした。

雉はじめて鳴く

5

雉はじめて鳴く

劇団未来

実演鑑賞

一時避難 逃げ場は必要です 健 ケン だから 雉 雉ははじめて鳴く 先生でなくてはだめだ 入り込むことが生徒の心と通じる事 スクールカウンセラー 自分の心を開ける人 好感と、助けてほしい心 同級生の恋心 友人 母のすさんだ心 ハグ 同時に進む車椅子の老女と年を取った男 年月は、男女の心をそぎ落とし 心からのハグが出来た 取り巻く 校長 教頭サッカー部顧問 とても上手い役者陣 
年齢がそぎ落とす物を 人の心を 心の逃げ場を 心のうつり替わりを 優しく表現していた。
この芝居を観ることが出来てよかった。

芒ノ原デ…

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芒ノ原デ…

パールデンブルームエンターテイメント

実演鑑賞

 このお芝居最高に感動しました 登場人物 皆に意味があり描いて 村の中の人たちの思いやり 100周年 流石の演技役者陣と物語り両親の実家の村がよぎった。 こんな最高の芝居を観るから観劇は止められません 心を保つことができる。

スアシ倶楽部№22「妹の人形の話」

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スアシ倶楽部№22「妹の人形の話」

スアシ倶楽部

実演鑑賞

妹のジェニファー、バービー人形、人形ケン ロープで首を吊ろうと木の下へ、
捨てられたバービー人形 ナイフによる傷 人形は、覚えていた、人形への愛 えぐられた胸、妹の嫉妬ケンへの嫉妬、混乱した、僕がしたのか、人形ではなく。 
人形と人の中間の存在感を出していた水木たねさん 子供大人区別がつかない混乱した僕を演じた橋本浩明さん。
観劇している私の頭の中で、人への虐待と、解らなくなる 区別がつかなくなる、芝居を観ながら、ここまでの出来事を想像して、頭の中が、ぐるぐる回る。
とても苦しい芝居でした。

誤解 Le Malentendu

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誤解 Le Malentendu

コズミックシアター

実演鑑賞

海外(西洋)独特の台詞で、聴くことにゲシュタルト崩壊するが、
限られた登場人物 演技力、演技の圧力で引き込まれ、絵を見るような感覚になる、
渇望 恐怖 孤独の感覚で全身を掴まれる様に感じた。
この戯曲は、圧倒的な演技力がないと駄作になる、芝居にするには、とても難しいと思うが、素晴らしい演技力で、渇望 恐怖 孤独が、「愛」と「死」が作る強い「不安」を表現した芝居になっていた。
強い演技力で、名作になっていた芝居
最後 老人の使用人を神と勘違い?して 救いを求めるマリア
「できません」 
皮肉 喜劇か? イエスの母マリアを救わない神にも見えた
ナチス支配下のチェコスロバキア ワルシャワ条約機構軍の軍事介入 ソ連の干渉の世界で地中海への渇望、強い「不安」を表現した芝居

帰還不能点【3/13・14@AI・HALL】

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帰還不能点【3/13・14@AI・HALL】

劇団チョコレートケーキ

実演鑑賞

敗戦は解っていたはず なぜ 開戦になった
思いとずれていく時 避けることはできなかったのか、
もう一度繰り返してみる 私たちに出来る事はなかったのか
同じ状況でも、引き返す判断はできるはず
立場を覆して勇気ある判断をとれるはず。
多くの命を犠牲にしない選択、繰り返さない事は出来るはず。
芝居が動かせるものがあるかもしれない、
こんな感じになった芝居は初めてだ。

アイ、フロムヘブン

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アイ、フロムヘブン

ステージタイガー

実演鑑賞

オープニング
娘と父と新郎が手を 重なった3人の姿 この演出 見せ方は最高です。
時間を超えて父と手をつないでいた。
そして、最後の場面 作った燕尾服を娘 新婦が手にしてバージンロードを新郎と歩く 重なった3人の姿がよみがえる この演出がとてもいい。
父の娘への想い 熱い物語に、ステージタイガーの熱い演技、上手い客演陣 森崎さんの熱い演技、父とは、ただただ娘、息子を大切に思う、すべてを与える そんなもんなんです。
この芝居を作った若い人たちの優しい心 物を観る力 こんな若者がいる日本はまだまだ捨てたもんじゃない。
しっかりと作られたお芝居を、息子、娘の父として観ました。 終始 泣きっぱなし 感動しました。

総評

生まれ変わっても時空を超える赤と白の花。
子供を殺してしまう心のうつり替わり。
はじまりから最後まで 分かりやすい殺陣も素晴らしいエンタメ。
心の一時避難 逃げ場 年齢がそぎ落とす物を優しく表現していた。
取材する側とされる側、人の心のうつり替わり、信じたものを。
最高に感動した村の中の人たちの思いやり100周年流石の演技役者陣。
観劇で人への虐待と解らなくなるとても苦しい芝居でした。
渇望 恐怖 孤独が「愛」と「死」が作る強い「不安」。
戦争 立場を覆して勇気ある判断」。
娘と父と新郎が手を 重なった3人の姿。

面白い芝居で、楽しいひと時をありがとうございました。
心のうつり替わり その時に変わってく心のさまを感じるお芝居でした
面白かった。

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