満足度★★★★
コロッケにソース
波乱万丈でした。
ネタバレBOX
頭に桜の木が生えた女性蔓子(つるこ)の波乱万丈な顛末を描いた話で、落語「あたま山」を参考にしたのかなと思われる作品。
女性の波乱万丈な話は先日観た『音楽劇 御手洗さん』を思い浮かべました。
落語と違って、最後は引っこ抜いた桜の木を穴に埋めた変なおっさんの幽霊のゆうれいが自らその穴に落ちて死んでしまい、蔓子は生き続けるという結末でした。
そもそも、お婆が純和食を好み、ソースを使う料理を毛嫌いしたことによって起こったことで、女性の就職先として銀行が一番という考え方を含め、一昔前のある種の世間の認識を知ることができ新鮮に感じられました。
満足度★★★
難解
良く分かりませんでした。
ネタバレBOX
悪魔に魂を売ってまで芝居を作りたかった主宰の話みたいな感じで始まりましたが、良く分かりませんでした。
ずーっと薄暗く、アイドルグループがもっと早く登場すれば覚醒できたかもと思いました。
満足度★★★
熱かった
ですが
ネタバレBOX
町工場の親父さんが死んで、その娘の許に小学生時代に工場で遊んでいた男子同級生が集まり、工場経営を継続しようと奮闘するも諸事情あり叶わぬという話。
熱かったですが、相続手続きもしていないままで、売買もしていない状態で、親父さんから託された人がそれこそ銀行様が承諾したかどうかも分からない間に抵当権付きの建物を取り壊すなんてことがあるのかと、ちょっと現実離れな設定でした。
それにしても、たった一人の工員が何年も勤めているのにNC旋盤の入力もできないとは、そんな奴が工場を続けたいとは、もうありえません。そして、それじゃ親父さんも病院にも行けず、病気も悪くなるのは当然だと同情しました。
満足度★★★★
怒涛の展開
次から次へといった怒涛の展開にギャグが挟まり、息をもつかせぬって感じでした。
ネタバレBOX
御手洗アイ子が引きこもりから脱却しようと就職し、いい思い、悪い思いを繰り返しながら元のアパートに戻ってくるまでの波乱万丈な人生を描いた話。
顔だったり背の高さだったり個性的な役者さんが多く楽しめました。こん平でーすのタイミングもばっちりでした。
音楽劇という割には歌は少なかったようでした。怒涛の展開には2時間は長く、もう少し短くして一気に駆け抜けるのが良いような気もしました。
満足度★★★★★
【夜神月が浦井健治の回】観劇
単なる退屈した死神の気まぐれな暇つぶし、その気になった男は哀れ。
ネタバレBOX
退屈した死神は時々仕事を人間にやらせてみようと思うらしく、死神リュークがデスノートを地上に落としたところ、その思惑にどっぷりハマった勘違い野郎夜神月(ライト)が人間の死を弄び、リュークも面白がって見ていたもののそのうち飽き、月の寿命を終わらせまた自分の仕事に戻る話。
詳細な原作は知らず、月が主役で、月とL(エル)との心理戦が見所かと思っていましたが、死神リュークが月の心臓である好物のリンゴを食べながら独白して去っていく終わり方を見ると、いい悪いは別にして主役はリュークだったとしか思えませんでした。
皆さん良かったですが、吉田鋼太郎さん主役、鹿賀丈史さんチョイ役でしたね。
満足度★★★★
修羅場前夜
あるいは
ネタバレBOX
スナックの店長兄弟や従業員を巡るぐじゃぐじゃした話。
営業が終わった後に事務仕事があるが浮気を意味していることが弟に知れたらどうなるのか、ストーカーに連れ出された女性は実際どうなったのか気になるところでした。
修羅場前夜まで、あるいは何事もなく過ぎていく様子を描こうとしたものかと思いましたが、前田司郎さんとのアフタートークを聞いてしまった後では、そこまで辿り着けなかったのではないかとも思いました。
そして、自殺した友人と東京に出て飲食店を開こうとしたときの夢を語った件が二度あったこと、特に犬を飼う話がダブったことなどへのダメ出しは適切で、さすが前田さんだと感心しました。
ところで、都合が悪くなるとスマホをいじる癖のある店員についてですが、ストーカー男が騒いだときにその所作をし始めましたが、もしかしたら下手端のお客さんには見えなかったのではないかと心配しました。スマホを頭上に掲げたのは誰にでも見えたでしょうが、そもそもそんなわざとらしいシーンはあざとくて嫌いです。最初のこっそりいじるシーンをさり気なくきっちり見せてじわっと笑わせるのが大人のたしなみだと思いました。
満足度★★★★
『笑う金魚』観劇
ドタバタ部分は面白かったのですが、他は金魚の糞のようでいつものキレがありませんでした。
ネタバレBOX
ウインクの淋しい熱帯魚にあやかって作られたアイドルグループ笑う金魚の二人は解散時のいざこざで犬猿の仲になって解散以来会ったこともありません。そんな美鈴と陽子の娘と息子がロミジュリ状態になってしまい、さあ恋の行方はどうなるのかといった話に、町の夏祭りの催し物を巡るドタバタが絡んだコメディ。
中間のドタバタはヒヤヒヤさせられたりスピード感があったりしてとても面白かったのですが、スタート時の地元のめんどくさい客の件はしつこく、終盤の美鈴と陽子が和解に近づくシーンや美鈴母娘の会話シーンは長過ぎてありふれた人情コメディのようになってしまいました。
美鈴と陽子は和解に近づきましたが、美鈴はまだこだわっていて、揃ってお祭り会場の舞台に立つというような大団円にまで至らなかったところは良かったです。
若手女優陣は素敵でした。河合美智子さんはちょっと痩せ過ぎです。
満足度★★★★
劇団初見
特に男優陣にちょっと痛い面もありましたが、楽しそうで何よりでした。
ネタバレBOX
分不相応をネタにした三つの小品からなるオムニバス作品。
6年振りの劇団公演とのことで、次回があるかどうかも分からず、観ておかなければならないと思った次第です。
舞台のセンターで踊ることが役者によっては分不相応罪なる罪に問われ投獄されるなどアイデアはとても面白かったです。
42歳の澤田育子、39歳の伊藤修子、年相応な男優陣に交じると、30歳の味わい堂々浅野千鶴が如何に可愛いかと感嘆しきりでした。
満足度★★★★
金髪
変な人ばっかり。
ネタバレBOX
リストカッターの女子を見守るために現会長がお互いに連絡を取り合うべく始めた大学のサークルまなざしの会ですが、会員が増えたため全員が他の会員にメールと電話をする規則が次第に守れなくなり、さらには趣旨も変化したことから会が崩壊する話。
女性ホルモンを打つ男箕輪がその容貌からミワさんと呼ばれるようになり、リストカッターの女子から勧められるままにインチキ占いを始めました。ありのままにと言っても思ったことを何でも口にしたら人間関係は崩れます。箕輪は嫉妬した会長に刺殺されて会はポシャりました。
会にはDVのストーカーがいたり、脱ぎたがりがいたり、変な人ばっかりでした。リストカッターの女子が好きで、下心を隠すために会を作ったのでしょうが、裏目に出ましたね。
満足度★★★
裏目
全体にバラバラ、中途半端でした。
ネタバレBOX
恋愛感情のもつれからか、陸上と船上で起きた殺人事件の情景を永遠に繰り返す幽霊豪華客船の物語。
大きな防空壕跡で殺人事件が起きたということですから、最初に起きたのは戦後まもなくということの名残りなのでしょうか。あるいは、今でも自由に出入りできるような防空壕が残っていて、単に今のことなのでしょうか。いずれにせよ、映像の乗客を見ると戦前の光景のようでしたので、最初の殺人は戦前に起き、その後幽霊船上で亡者たちが繰り返し繰り返し演じ続け、今回はスマホ時代バージョンで演じられたのだと考えました。
歌やタップダンスはそれぞれ良かったのですが、歌、タップダンス、乗客のエピソード、事件に関わる人たちの絡みがバラバラで、まとまりがありませんでした。
前作『とけない鎖』でリサリーサさんの歌が良くて感心しましたが、リサリーサさんの歌を全面に出そうとしたあまり、裏目に出たのではないかと思いました。
満足度★★★★
『ぼくの、おばさん』観劇
病んでました。
ネタバレBOX
叔母と暮らす二十歳チョイ過ぎの急一のところに、20年間連絡のなかった元AV女優だった伯母が訪ねてきてからの話。
父親の死後、拡幅工事のために土地建物を売却することになり、伯母さんの印鑑が必要になったというときに偶然訪ねてきたという設定はちょっと都合良すぎ。元AV女優という設定は必要だったのか、伯母さんにはそんなに色香が漂っている風にも見えず、急一がドギマギするのが不思議でした。
急一は世に出る前に駄目になっていました。直前に観た劇団だるめしあん『あの子の飴玉』の、新品、中古、在庫でもない、不良在庫とも言えない製造過程で生じた不良品のようでした。みんなどうして生活できているのだろうって、バイトもできない意欲のない青年になっちゃって、それでいて売却代金は要らないと言う、どうしちゃったのでしょう。
叔母も歳を気にして在庫から不良在庫になろうとしている、みんな病んでいました。
満足度★★★★★
『あの子の飴玉』観劇
不良在庫は悲し
ネタバレBOX
元AV女優で女性のためのポルノという運動を推進している母親を持つ二人の娘と、童貞を捨てたい男たちの話。
処女が新品ならやりまんは中古。でも中古と蔑むことなかれ、どちらも需要があって商品として世に出回っている流通品です。くすぶった男たちは在庫で、流通していないですと。当たってます。さすが坂本鈴さんと感心しました。
在庫品は商品としていずれ出荷されます。不良在庫という言葉を使わなかった坂本さんの優しさに、不良在庫の私は心を打たれました。
一人を残して場面転換していくスピード感は素敵でした。個性的な男優さんも印象的でした。劇団鋼鉄村松は個性的脇役の宝庫かもしれません。
イントロデューシング公演ということで、坂本さんが影響を受けたという劇団きららの公演もこのあと観ましたが、AV女優繋がりが共通で、劇団きららの公演を観て、あるいは読んで本作品を構想したのだなと思いました。
満足度★★★★
女子力
この回はヲタ芸の勉強もできました。
ネタバレBOX
お芝居と、「前園あかりのヲタ芸講座」付きミコトライブの一日復活ライブ。
お芝居は、住民を虜にして砂山を掘る土木作業をさせている北の魔女と作業の邪魔をする南の魔女の対決のような、そのうち住民は砂埃かウイルスの影響でぶりっ子病に罹って倒れたところを、魔法使いになりたくて南の魔女に弟子入りしていた少女が魔女水を飲んで2,000メートル級の砂山を消滅させて解決したのかな、そして尊敬できる女性は年を取っても魅力があるのですよと魔女の心を開かせる、緩くて単純な割にはややこしいストーリーでした。
胸の谷間を強調する魔女を始め、女子の魅力がいっぱいでした。と言うか、それだけという感もありました。そのような中で、元ミコトライブのメンバーで、幼い顔して物凄く元気で、ベテランの域に達しているかのように堂々とした立ち振る舞いで主役を張った東理紗さんが素晴らしかったです。
その東さんも入ってのライブには元ミコトライブのファンが大勢来ていて凄い声援に若干引き気味でしたが、前園さんのヲタ芸講座でOAD(オーバーアクションドルフィン)やPPPH(パンパパンフー)を教えてもらうことができて勉強になりました。
満足度★★★★★
素晴らしい!!!
何回もジーンと来ました。
ネタバレBOX
敗戦の混乱期に拘束され人民裁判に遭った日本人の公人の一人、朝鮮総督府平壌地方法院検事局豊川三席検事を中心に、様々な立場の人々の行動と人民裁判の行方を描いた話。
信念を持つ人、時勢に乗る人、恨みを持つ人、友情に厚い人がいました。
プロテスタントの中には反日運動家が多いということで軒並み逮捕した結果、プロテスタントでない農民も拘束され、その家族からの釈放要請に応じようとした豊川検事は憲兵隊長と交渉しましたが叶わず、逆にその農民は拷問に遭って死んでしまいます。ソ連の影響下にある人民裁判では豊川検事の指示で拷問が行われたと主張したその家族の証言に誘導される形で審理が進行しましたが、朝鮮人を差別しなかった豊川を尊敬していた朴元事務官がその家族に当時の経緯を説明した結果、危険を冒して南から戻ってきた朴の行動を信用した農民の義父は、豊川の行動が裏目に出たことを理解し証言を翻しました。人民裁判の判決は、主席検事と次席検事が有罪でシベリア送りとなり、三席検事の豊川と四席検事は無罪でした。
走れメロス的な友情や、恨みを持っていても論理的思考を尊んだ理性故に豊川は無罪になったのでしょうか。人民の恨みは晴らしたいが、全員を有罪にするとアメリカなどから後にリンチのそしりを受けるかもしれず、被告人の半分を機械的に有罪にするようにソ連から指示が出されていたのではないかと推察します。恐らくそんなものだったのでしょう。それまでの振りは一体何だったのかと思わせるところに混乱時の様子が表れていて皮肉でとても面白く思いました。
朴は無事に南に帰ることができたのか、人民裁判を執行する側のソ連で学んだ人間と抗日パルチザン出身者がその後粛清されたか生き延びたか、シベリア送りとなった検事二人の行く末も気になるところです。
ところで朴という姓ですが、スタート時の会話で僕と朴が混乱してなぜややこしい姓を使うのかなと思いましたが、理性的で友情に厚い人間として朴を描くことで、パククネ大統領にもそうあってほしいとのメッセージが込められていたのではないかと推察してみました。
満足度★★★★
熱い
次第に引き込まれて行きました。
ネタバレBOX
内定が取れなく一瞬自殺まで考えた青年拓海がよさこいに魅了され、チームを作って原宿のよさこい祭りに参加するまでを描いた話。
ズブの素人が解散した高知の名門チームの元メンバーを引き入れ、そしてそのメンバーが作曲のできる人をスカウトしたりしてチームが仕上がっていく様はちょっと出来過ぎの感があり、チームのリーダーとして活躍するそんな積極性があったのなら就活も上手く行っていただろうにと思わないわけでもありませんでしたが、そこがよさこいの魅力なのでしょう、次第に細かいことが気にならなくなりました。
結成僅かで原宿のよさこい祭りに出場してしまう無謀な若さと熱気、スピード感が良かったです。そこに、田中さんの勝手恋愛失恋の抑えた笑いが上手くマッチし、構成も素敵でした。
よさこい自体の完成度は如何程のものなのか、本場高知公演の感想が知りたいところです。
満足度★★★★
あーあ
5分間の休憩を入れて2時間40分の超大作でしたが、
ネタバレBOX
結局は幽霊物でした。
松田正隆作品の中では、静かな会話の中から女の執念がにじみ出てくるような作品は好きですが、日常と非日常の不思議感覚を描くのに幽霊を登場させる手法にはがっかりです。松田正隆作品はなるべく観たいと思っていましたが、幽霊物が意外に多いようで少し考え方を改めました。
ただこの公演については、作品のことではなく、出演者のことを第一に述べるべきなのかもしれません。出演者の抑制の効いた演技はそこそこ素敵でした。
満足度★★★
ありがち
未だし
ネタバレBOX
引きこもりの男性が描いた絵の中の町 「フリークラウド」に住む住人たちの話。
町では大した事件も起きず、住人たちが現実社会に出てきて男と絡むところなどはありがちな話でした。役者さんたちは若干うわついていたように感じられ、これからだと思いました。
パソコンは具体的に出てこなかったようですが、ほったらかしにしているピグワールドのようで、住人たちに申し訳ないような気持ちになりました。
満足度★★★★
脇が甘い
敵を欺くにはまず味方からだと思いました。
ネタバレBOX
UFOを呼ぼうとする集会に集まった人々の様々な思惑と本音が交錯し、考え方の違いから傷害事件が起き、「UFOを呼ぶ会」を立ち上げて会費詐欺を行っていた男が思惑が外れ挫折する話。
ある会員が集会に来そうかどうかは分からないのに、UFOが来そうな確率が高いと言えるのが面白かったですね。ま、期待値の単位が何分の一というのと、何万分の一という違いはあるのでしょうが。
早い段階で主催者の男がUFOの存在を信じていないことが分かり、そうなるとまさに詐欺で、如何に会員を騙し通すのかというところに関心が行ってしまいますが、少なくとも集会の場所ではとことん信じきった様子で通していてくれたらまた違った味わいになっていたのではないかと思いました。仲間も騙し通していたら警察沙汰になっても会は存続できたかもしれません。
空があるとかないとか言っていましたが、少なくとも上はあると思いました。
満足度★★★★★
素晴らしい!!
演劇は訳分からなかったですが、若く、身のこなしが小気味良く、ダンスは文句なく素晴らしかったです。
ネタバレBOX
『浅い河床の例え話』 演劇(約85分) 貧困層の若者を対象にボランティア団体を立ち上げようとした人の話から始まったように感じたのですが、結局良く分かりませんでした。
手足の動かし方などTESの特徴を活かした小気味良いダンスパフォーマンスを取り入れていて、見ていて心地良かったです。
不条理劇のような意味不明であればあるほど、良く台詞が覚えられるものだと感心します。
休憩10分
『島棚』 ダンス(55分) 横山彰乃、高橋萌登ら女性4人とKENTARO!!によるダンスパフォーマンスが休みなく55分続き、素晴らしいの一言です。
音楽に乗り、メンバー全体一糸乱れず、汗もかかずで進行しつつも、終盤には舞台全体が湿気を帯びたような空気になり、激しい動きであることが窺えました。本当に素晴らしく惚れ惚れしました。
満足度★★★★★
喜劇
踊る阿呆に見る阿呆
ネタバレBOX
神々のわがままで執拗な欲望が、神々によって演じさせられる人間にとってはとことん悲惨な事象に繋がるという話で、人間の悲劇は神々には単なる喜劇の一場面に過ぎないということでした。
トロイアとギリシアの戦争でヘカベは19人の息子を失いましたが、ゼウスの妻ヘラの欲求によって芝居は続き、他国に逃がしていた末の息子も、ギリシアに攻め込まれるのを恐れたその国の王によって殺されてしまいます。さらにここで終わらず、ヘラの欲望は続き、ヘカベの娘も、まだ子供がいたんかいと思いましたが、今は亡きアキレスと結婚すると言って死者の国に旅立ってしまいました。
人間の悲劇が大好物の神々でしたが、そういう意味ではアポロンの膨張によって人間は30億年後には確実に滅びるでしょう。そのときには神々も滅ぶでしょうが。恐らくそこまで待つ必要はないと思います。
戦争が終わらない現代を示唆した話かと身構えて観始めましたが、純粋な喜劇として楽しめました。人間がシミュレーションゲームで散々なことをしているのと同じでした。