満足度★★★★
抜群!!
アップダウンのタイミング、面白い!最高!
ネタバレBOX
マクドナルドのクルー(アルバイト)募集と勘違いして集まった若者たちが、修理中の可変型宇宙船内でエネルギーや物質を歪めるスイッチのオンオフによって一階と二階を行き来する度に外見が変わる面白さを扱ったお話。
宇宙人が地球人クルーを募集するためのビラをマックのビラに混入させたこと、一瞬恐怖に慄いた後にバイト代が2億円と聞いてみんなやりたーいってオチはあまり落ちているとも思いませんでしたが、とにかく階段を上り下りする度に役者が入れ替わるタイミングが抜群に素晴らしく、左右のドアを開閉して入れ替わるタイミングもそうでした、この面白さはもう最高でした。
満足度★★★
開君の決断は正しい!
演奏家さんたちがお芝居したら如何、きっとできる。
ネタバレBOX
海外への演奏旅行に繋がるジュニアオーケストラの演奏会よりも家族コンサートを選んだ決断は正しかったですよー、開君!
クラシックの生演奏+ミュージカル。役者と演奏家は一対一に対応、靴が同じだったり、靴下が同じだったり、衣装が似ていたり、一緒に動いたりしていました。
ミュージカルの方は予想していなかったのでビックリ。最初に歌った開君が声が裏返ったりして下手なのでこそばゆくなりました。秋本奈緒美さんの歌はお上手でした。
クラシックに合わせて歌うことは難しいですね。ピタっとハマっていいなと思う曲もあれば、音程が合わなくて、このアイデア自体どうなのよと思ったりすることもありました。
ところで、バイオリン教室の先生が開君をバイクに乗せるシーンはどうなんでしょう。あんなところでウケ狙いしなくても…。女性客の乾いた笑いが印象的でした。車で送るわとか言って上手に下がっていくだけで充分だったように思いました。
それにしても、お父さんは再就職への努力が最後まで見られませんでしたね。
満足度★★★★
中尾ミエさん!尾藤イサオさん!
若い人のミュージカルですが、ベテラン勢の歌唱力が光っていました。
ネタバレBOX
三組の男女が恋を実らせるラブコメミュージカル。
主役のお二人の歌は良かったですが、大音量で歌唱力のない人の声は割れ気味でした。そんな中、中尾ミエさんの歌唱力が抜群で、あれっ一番いいやん、若い人のミュージカルなのにこれでいいのと思っていたら、終盤尾藤イサオさんがこれまた物凄い歌唱力を発揮して、調子に乗って気持よく歌い上げているところを中尾さんに引きずられて退場、いやあベテラン勢の凄いこと、というか、ベテランのために時間を用意しているシナリオに感心、韓国的なのかなとも思いました。
ゲイは正常ではない、ゲイを素直に忌み嫌うような考え方が感じ取られました。一般人の感覚としてはそうなんですが、ミュージカルに仕上げるに際して日本の作家だったらどう表現するのだろうと考えました。
満足度★★★
まっすぐ
だったはずなのに…
ネタバレBOX
事故で死んだ男女が、あの世からの使者、あの世に行きたがらずにゴネる人を説得するネゴシエーターの協力を得て、ある親子のためにやり残したことをする話。
死んでからの他人との関わりは本来あるはずもなく、ネゴシエーターが関係者全員の記憶を消すことになっているのですが、そうするとせっかく通じ合った親子の気持ちも消えてしまうので、担当ネゴシエーターは死んだ男女の願いを聞き入れて消去しなかったのでした。
そうしたら、担当ネゴシエーターは降格、先ほどの男が後任のネゴシエーター見習いとして着任してきました。そして意欲満々と来たもんだ。
話としては面白いですが、恩知らずな野郎です。部長さんとか所長さんとかに経緯を説明して元に戻してあげるくらいの努力をしなくっちゃ。まあ、この世に残された者たちが幸せならそれでいいか、ちっちゃいことは気にしない、気にしない、それっ。
ところで、場に慣れさせるための前説なんでしょうが、超ベテランと新人さんのコンビは逆効果のような気がしました。少なくとも本音は言わない方がいいと思いました。その役者さんの演技がイッパイイッパイなのかどうかを確認する目で本番を見てしまいました。
満足度★★★★★
ブラボー!!
ハイホー!!
童話や絵本の世界に、普段話されている日常会話を挿入すると、何て面白い話になるのだろうと感心しきりでした。
ネタバレBOX
マッチ売りの何でもない少女が、魔法の鏡から世界で一番美しい女性と言われたことから小人たちによって運命が翻弄されていく話。
小人たちは男優がしゃがんだままで演じ、結構大変だったと思います。小人の一人、柿喰う客の村上誠基さんのハイホーの伸びが素晴らしかったのが印象的でした。
愛するの反対語は無視することとよく言われますが、最後焼けた鉄板の上で踊らされ死んでいく最中にも、注目されていることに喜びを感じる王妃の悲しさはいくばかりだったでしょうか。
小人たちの住む家が磯川家風だったのは偶然?!
満足度★★★★★
【C】鑑賞
乙女チックな21歳の作品と女の執念がにじみ出る33歳の作品、良かったです。
ネタバレBOX
『スイッチと野菜ジュース』1998年(21才) 同棲していた男と別れ引越したばかりの女性の話。不思議な人型テレビは過去作品にも見られるドラえもんの影響でしょうか、別れた男への執着心の故でしょうか。
実家へ呼び戻そうとする親の影もちらほらする中、お互いの瞳にお互いが映っているという妹との会話は歯の浮くような乙女チックさを感じました。
『押しかけ女房』2010年(33才) 本当に押しかけ女房でした。凄い発想です。OLが家に帰ったら押しかけ女房がいるという、SFチックであってSFではないところは小松左京の女シリーズの短編のような味わいでした。
目立たないけど家事全般に実力を持つ女房、夫を取り戻したい一心での所作、椅子を激しく倒す行動は向田邦子に出てくる女性のようでもありました。
不倫関係の男はカッコいいはずだという頭があるので、ト書きを担当した荒井さんぐらいがやった方がもっと感情移入できたのではないかとも考えました。
朗読劇よりはやはりお芝居を観たいという気持ちが強いですが、60分で帰るのは後ろ髪引かれる思いでした。
満足度★★★★
柳生一族の陰謀!
仲間思いの柳生十兵衛でした。愛。
ネタバレBOX
柳生一族の陰謀!広い範囲の柳生一族という発想ではなく、関東の柳生一族の繁栄のために、というか柳生但馬守自身の保身のために仕組まれた陰謀。頭の良い駿河の弟君忠長ではなく、今お仕えしていて、扱い易い凡庸な兄の方の家光を将軍に擁立しようとする策謀でした。
結果として、多くの人が死にました。
最初は緩い殺陣で仲間が簡単に死んでいき、あっさりした感じでしたが、忠長を追い落とすために朝廷からの使者を殺害するあたりから盛り上がって来ました。
仲間として働いた根来衆を柳生但馬守が殺させたことを知った柳生十兵衛が、怒り、彼にとっての裏切り者たちを殺戮しまくり、最後家光までも殺してしまうに至っては、こんな話だったのかと感心し、秀忠の次の三代将軍は誰になるんだろうと歴史を心配してしまいました。
終演後の舞台挨拶に千葉真一さんも登場し、食えない役者に機会を与える企画に賛同されていました。
満足度★★★
サスペンス風で
あっイケナイ事と期待させ、可愛い人もいます。
ネタバレBOX
少女時代から20代までの8人の本人が父母との関係、社会との関係を絡ませながらサスペンス風にせめぎ合う話。
不思議な赤い実が出てきたり、母親を殺した人がいたり、父親への愛情がちょっと極端な人がいたりして興味を惹かれましたが、みんなは性格が異なる過去の自分だと分かってしまうと、その後は長く感じられました。
最初、多重人格物かと一瞬がっかりしましたが、正しくは年代別に分かれている自分が何人も同時に出現しているので妄想と言った方が良いのでしょうか、少しほっとしました。
代役の女優さんは、社会に出たばかりで自信を無くしていた頃という設定だったせいもあるのでしょうが、アイドル風でもセクシータイプでもなく、他の女優さんたちとはちょっと雰囲気が異なっていて残念でした。
ところで、地下アイドル風撮影会を見るにつけ、世界を目指している割にはまだ遠いなと思いました。
満足度★★★★★
第2部【小笠原騒動】観劇
明治14年の作品ですが、とても歌舞伎らしい演目でした。
ネタバレBOX
狐の恩返し的な要素があって、悪にも華を持たせる大立ち回りと最後死なずに見得を切って終わる手法、そして橋之助さんがなんで悪役なんだろうと思っていたところ、家族の無理心中で心を入れ替えて、いったん裏切った主君に再度忠を尽くす、これを「返り忠」と言うんですね、歌舞伎らしい要素がふんだんに盛り込まれた作品で大満足でした。
掛け取りを懐柔する小さな女の子はけなげでした。そして驚くことに掛け取りの一人が笹野高史さんだったんですね。掛けを棒引きにして、さらに着物を脱いで置いていくに至っては大笑いしました。
歌舞伎俳優以外の人が歌舞伎の舞台に立つのを見るのは、松竹の係員役で女性が舞台に登場してきたとき以来でした。
満足度★★★
そりゃそうだろう
当たり前過ぎる、たわいもない話でした。
ネタバレBOX
ウイルスだか放射能だか、病気に冒されて死んでいく村の話。
耐性のある人は生き残り、脱出せずにその地に留まった人たちは死んでいくという、内容的には全く面白みのない話でした。
東北と南西に別れて交流を絶っているという前提も、朝鮮半島?、福島原発の影響を考えての東日本と西日本?、何を象徴しているのかいないのか、意味不明でした。
死人を積んで塔を造る、死人を見つけることに使命感を見い出す人たちは不気味で存在感がありました。
ダンスは良かったです。
満足度★★★★★
【D】しっとりと、
いつもの青☆組メンバーがすぐ間近にいて、落ち着いた空間の中で楽しませて頂きました。
ネタバレBOX
『時計屋の恋』 みんな何かしら抱えていて、夫婦にもみんな何かしらあって、折り合いがつけられたり付けられなかったり、しみじみさせられました。
小夏さんらしいしっとりとした作品でした。
いつものメンバー、性同一性障害の人は(の役だった人は)今回はサプリマニアだなとか、クスっとしながら見ていました。
左の方と右の方で同時に別々のおしゃべりをするシーンがあって、面白い試みだなと思いました。
所謂朗読劇というと、こちらからは大きなメニューのようなものの表紙しか見えませんが、今回は小さな手作り貼り合わせ台本といった感じで、話の進行とともに残量が具体的な厚みで見えました。初めから上演時間は公表されているのではありますが、もうすぐ終わると分かるのもちと寂しいなと思いました。
満足度★★★★★
女は強い!
絶対お薦め、命の繋がりを感じさせてくれました。
ネタバレBOX
ラスト、次女が付き合っている男の女の子に初潮が訪れたのを見て、ああこれでまた命が繋がっていく、はっきり言って男は誰でもいい、精子さえあれば命は次の世代へと繋がっていくのだなと感じ入りました。
男性俳優が登場しない女性だけの舞台、男の顔の見えない、男は奉っておくだけでいい存在だとしみじみ思いました。
そんな風に考えると、おばあさんがエイリアンのようにも見えてきます。長女もそれ系?!
前田亜季ちゃんは、お姉ちゃんのことを見て役作りを研究したのかなと思ってしまいました。グッドタイミング。
2008年初演の再演ですが、祭りの祝用に部屋の奥に置かれた日本酒ののし紙には2008年と書かれており、写真で見る限り服装も同じで、忠実に再現しているように思いました。
満足度★★★★
真面目
なんだね。
ネタバレBOX
一番下の妹が地下アイドル歌手というぶっ飛んだ設定でしたが、それでも全体としてなんか真面目で、もう少し突き抜けてもいいような感じを受けました。
長女が病気で、みんなに発表するしないで悩んでいるシーンがありました。癌にでも罹っているのかと心配しましたが、発表された病気は不妊症でした。妊娠できないことが医学的に診断されたようで、夫婦にとって悲しいことだとは思いますが、それを病気と言うのでしょうか。ちょっと違和感を覚えました。
子供の頃をあえて今の俳優さんたちで演じたのはとても素敵でした。
父親が亡くなったばかりの、きょうだいだけになった段階の話でした。長男は父親替わりという気遣いで頑張っていましたが、自分自身が結婚して子供でも生まれたら次のステージに移ると思うので、またそういうのも見てみたいと思います。
作った陶器が花瓶と認められず、湯呑みで飲むーで終わっても良かったかなと思いました。
満足度★★★
ああ悲劇!
美男美女、それにベテラン陣、皆さんちょっと硬かったかなという印象でした。
ネタバレBOX
そもそも父親の秘書ヴルムが娘のことを好きだったのでした。父親が自分の地位保全のために息子フェルディナントの結婚相手に選んだのがミルフォードで、彼女は領主のお妾さんでした。あらすじに記載されている夫人ですが、お妾さんを夫人と言うんでしょうか、それとも婦人なのでしょうか。
いずれにせよ、少し年配らしき婦人でもちょっとなのに、夫人が結婚相手では悲しすぎですね。
ミルフォードは恥じて国を去りましたが、それでも娘との結婚が許されず、最後はフェルディナントによる無理心中という形で終わりました。
ああ悲劇!
ところで、父親が最初に登場したときに服におしろいが付いていたのはちょっと残念でした。
満足度★★★★★
けだるくて
少しクスっときて、水彩画のようでした。
ネタバレBOX
男と女はくっついたり離れたり、そしてまた違うくっつき方をしたりを淡々と少し可笑しく楽しませてくれました。
血のつながらない母娘故に家を出ていた娘が定食屋を引き継ぐことに、ばばあめしが続いて良かったです。ああ煮魚定食みたいなものを食べてみたい。
息子は家を出た父親を超えようと音楽の道を志すものの、父の死をきっかけにそんなことは吹っ切れたのかな。
それにしても、犬の存在が際立っていました。餌をくれる人が好きで、ちょっと冷たい人は嫌い、見知らぬ人には冷静に、人間の心理を読んでいて、最後は何となく家族が落ち着いたところで老衰で死んじゃったのかもしれないと思わせるところが時が流れていることを感じさせてくれました。
満足度★★★★
緊迫感があり、
それぞれの人間模様も織り込まれていました。
ネタバレBOX
ある共通点を持つ女性ばかりが殺された連続殺人を巡るサスペンス。尾田が殺人現場を見て記憶喪失になったことから少々ややこしくはなりましたが、基本すっきりした話。
流星群を見るスポットに他の見物客がいなかったという不幸もありましたが、やはり女性一人で行かせたのは間違いでしたね。現に露天風呂巡りで殺された女性もいました。
ヒカリや掲示板の管理人が可愛かったのと、連続殺人犯、妻を殺された刑事やその部下、女医さんたちも個性的だったのが印象的でした。
北極星の方向に定めた天体望遠鏡ですが、殺人犯に替わるときにぶれていました。望遠鏡の方角を固定するネジはきちんと締めてほしいものです。
満足度★★★★
ベタ、ベタ
2003年11月初演の再演。泣けませんでした。
ネタバレBOX
ラスト、「しずかが途中でいなくなって…」のセリフを聞いて、うわぁ言っちゃったよと思いました。元気で、お揃いのピンクのウィンドブレーカーを着て、異常な盛り上がりで、それでいてそこにはしずかがいなくて、それで分かります。
わざわざ写真立てを手に取ったのも不要でした。もし持って行くなら別の写真を昨日からバッグに入れてありますって。社長が、「ありがとな」と言っただけで充分でした。
もっと言えば、ファンからの頑張ってメールのタネ明かしも要らないような気がしました。
誰かを死なせて男はアホでは健在でしたが、夫婦だったのに妻の病気に気づかず、妻の本心にも気づかず、なんか男はアホ過ぎました。
いつもお見かけする役者さんを見て、解散してシャッフルするのも有りだなと思いました。
満足度★★★★
さらっと、どてっと、
なんてことない大きょうだいの、そんなに大して劇的でもない日常…、面白かったです。
ネタバレBOX
男兄弟にお嫁さんが来て一緒に住むと言われても、宜しくと言われても急に会話が弾むわけでもない、それでも少しずつ親しくなっていく日常の話。
引きこもりという割には常識的で社交的な三女は、一種の発達障害なんですかね。彼女の作る赤い飲み物、玉ねぎやニンニクを加えて煮込むトマトジュースの作り方、へーでした。
しかし赤いジュースはトマトジュースではありません。長男の妻と長女の共通点、オーストラリア留学時に飲んだコーディアルという見た目は美しいががっかりな飲み物のことでした。
それにしても最近良く思いますが、若い劇団さんにとって親というのはどんだけ邪魔なんでしょう。事故でいっぺんに二親とも殺してしまいました。
満足度★★★
彼らを見ても
全く当時のイメージが湧いて来ませんでした。いっそのこと…
ネタバレBOX
GHQは出てこないし、今風のファッションだし…、いっそのことマン喫に住む渋谷系若者とお金持ちのお嬢さんとの初恋物語でいいんじゃね。チーマー同士の喧嘩もあったりして。
そもそも、最初の自殺志願者のコントがつまんなくてしつこくて、出鼻をくじかれました。
少女の病気は原爆後遺症のようでした。それならば、単に横浜の病院に入れてもらえたからといって安心だなんて言っていられないでしょう。少女の彼氏の反応はちょっと単純だと思いました。
向こう側とこちら側を強調するために、舞台の前面に金網を配置していましたが、見づらかった人もいたのではないでしょうか。
満足度★★★
蛇足
結果として蛇足になったのでしょうが、それがなければ更に面白くなったのではないかと思いました。
ネタバレBOX
「ぽぽろんの憂鬱」というお芝居の初日が開くまでのドタバタ劇。
始まってすぐに、ドタンと真っ直ぐに倒れるのを見て凄いと思いましたが、その後のシーンで、エーッエーッと大きな声で一々大げさに驚く役者さんたちを見て、もう少し自然さがほしいなと思いました。
スティングという役は客演さんを招聘してまで演じてもらう重要な役どころだということを徐々に強調していき、盛り上がったところで最後ドッカーンと笑いを取るというのが理想でしょうか。
しかし、ポポロンの相棒だと聞いた瞬間にチラシの犬の絵が浮かんできて、すぐに犬だと分かってしまいました。チラシを作った段階ではネタバレのつもりは無かったのかもしれませんが、結果としてネタバレになってしまって残念でした。ま、この時点でお終いなのですが、茶と白のスーツというのも不用意な一言だと思いました。
ラストシーンの一捻り…、全ては演劇を辞めようとしていた座長に再度熱意を持たせるための劇団員たちによる大芝居だったというどんでん返しは素敵でした。