満足度★★★★★
良質のミステリーでした
なんか定番の密室話を上手に見せていました、
難しいバランスの作品を本当に観客巻き込んで完成させた手腕に脱帽です。
<90分>
ネタバレBOX
映画「キューブ」みたいな感じと云えばいいかな、
でもぶっちゃけると、「キューブ」よりはスッキリします。
ちゃんと納得ゆく理由と背景が語られますから(^^)
満足度★★★★★
作品の出来は良かったが
観劇マナーについて言いたくなったーので以下に記述します
・上演中の携帯等の操作はバックライトが使用者後方の観劇の妨げになりますので使用を控え着信など振動モードでも静かな劇場内では迷惑となります(前説でも楽しくクドクあれほど注意してたのに、いましたよ・・・・・。)
・座席にはちゃんと腰掛けて前かがみなどにはならないように、これも後方の観客の視界を妨げる要因となるからです=帽子などの被り物も同様です
(今回の舞台ではこれに悩まされた・・・・上演中ほとんど前かがみ・・・・)
・飴等の包装を解くのも携帯の着信同様劇場内に音が響きます、上着やスカーフなどを手の上にかける等するだけでも音は減らせる事を学習してください。咳なども同様にハンカチ等で口を押さえる等する方がよい。
(コーユー音出す人は今回いなかった)
このような観劇マナー等は明文化してるわけではなく(諸注意としてアナウンスとか簡単には流れますが)、自分で学習したり人から注意されたりして気付き改善してゆくものだと思うのだが。昨今下手に他人に注意すると刺されたりとか被害を蒙る事も考慮し言わない風潮となってるようですが、やはり自分が楽しく観劇したいと思うと、こうして書き表したくなります=視界が遮られたしなぁ今回は・・・。貧民窟と揶揄される飛行機のエコノミークラスのような劇場の座席(表現悪くて申し訳ないです)に収まるのですから相互に気を使い楽しく観劇したいと思っております(こんな小言をUPするなんて、じじぃ化が進んでるんだなぁと、ちょっと自己嫌悪・・・。)
さて気を取り直して感想ですが:映像(開始15分はネットに動画UPしてるそうです)も話も、開演15分前からの楽しい前説も終演後のじゃんけん大会も楽しめた2時間半強でありました
→坂本龍馬&幕末好きな人には、たまらない作品だと言えます(^^)
満足度★★★★★
スットラィック~♪
こーゆー細かい伏線全て回収するコメディは大好物です!
大変楽しめましたー
(自分、こーゆーレトロで細かいトコまで完全に隙の無い作りの、
作品大好きなんだなぁ・・・と改めて気づかせて下さりましたねぇ(^^)
舞台セットに小道具と、これまた隙無く用意してたり(^^)
楽しい90分でありました。
満足度★★★★★
年1回だそうで、その分の熱の入れようが凄く伝わってきました。
第1幕 15:00~16:20
第2幕 16:40~17:45
休憩20分の長丁場でしたが、原語上演ながらもナビゲーターの朝岡 聡氏が各幕前に荒筋を解説して下さりました(^^)。
劇場も素晴らしくて非日常がたっぷりと堪能できました♪
ネタバレBOX
簡単な舞台セットの背景に絵本のようなイラストが上演シーンに合わせて投影されまして。ラストの結ばれる二人の背景ではそのイラストの空にハートの輪で表現された雲が2つ合わさるというわかり易さでした。
嘘薬を売りさばくペテン師さんは二人の身軽な部下従えて客席内より現れたり退場したりと狂言回し的役目を十二分に発揮して愉しませてくれました(^^)
当然各人歌声は素晴らしかったです!
満足度★★★★★
劇場は新建材の臭いが残っているようです
自分は感じなかったのですが、連れが鼻水・クシャミなど出かかったりしたと体調の変化を訴えました(03/28オープンでした)。 でもまぁ他には不満要因などは無く芝居が楽しめました。 今回はアフタートークはありませんでした。
ネタバレBOX
函館少年刑務所の刑務官である〈私〉は、18年前小学5年生の時に同級であった〈私〉をいじめていた花井修(青森・函館間の連絡船・羊蹄丸の客室係だった時に傷害罪で逮捕され東京の刑務所に入っていた)が、6級海技士の試験受験の為に〈私〉の勤める函館少年刑務所に移送されてくるところから物語りは始まります。
花井が刑務所で何かやらかすのではないかと<私>は行動を監視するのだが、先に5年務めた府中刑務所での態度同様に範的囚的な行動をするのみであった。(囚人達を味方に付けるのに花井は”ダリア”という夏の花の名を持つ女の話をします)
花井は航海実習にも船舶教室の授業にも真面目によく取り組んだのだが、2月の6級海技士の試験でただ一人落第となってしまう・・・。 そのため来年の受験もさせて欲しいと希望を出す花井であったが、8年の刑期残りあと2年あるも模範囚ということもあり仮釈放が決まる。だが知らせを聞いた花井は房内で乱闘騒ぎを起こし独房送りとなった。
翌年1月、昭和天皇の崩御により年号が平成に変わり。新天皇による恩赦によって花井は再び仮釈放される事になった。 そして小学生の時、花井が転校によって別れる時。花井は〈私〉に「君は君らしさを見つけて強くならなければ駄目だ」と言い残し口惜しい思いで花井を見送った時のことを思い出した(私)は、仮釈放の決まった花井に「お前はお前らしさを見つけて、強くならなければ駄目だ」と言い放ち〈私〉は勝ち誇った気持ちになったのだが、次の瞬間。「斎藤、偉そうにするな」の大声と共に、(私)は腹部に強烈な拳を喰らい倒れる。意識の遠のく最中、「俺はここにずっといたいのだ」と叫ぶ花井の声を〈私〉は耳にするのであった・・・・・。
花井修-中村獅童(「斎藤くん」という呼び方が何か怖くて印象に残ります)
(私)斎藤-片桐仁
和子(私の妻)・(花井の)母親-村川絵梨
受刑者川田・生徒A-青木玄徳
受刑者佐藤・生徒B-玉城裕規
受刑者木戸・生徒C-明石鉄平
受刑者蜂谷・生徒D-佐藤洋介(長い手足がくねくねと良く動きます(^^)
受刑者岡本・生徒E-俊藤光利
受刑者安田・生徒F-諸橋幸太
受刑者澤田・生徒G-小早川浩一
静(花井の女で(私)のお気に入り水商売の女)・ダリア-水野愛子
刑務官神埼・佐々木-前内孝文
刑務官加藤・機関長-横山一敏
刑務官鈴木・甲板長-曽世海司
船長・所長-勝矢(お髭がとっても船長さん(^^)
満足度★★★★★
絶賛された舞台に納得(^^)
正統派な作りのくせに笑わせどころが上手でとっても楽しめました
左隣のオネーサンが独り言呟いててチョット怖かった、
1幕80分+休息15分+2幕50分でありました。
苦言を呈するならチケットの采配で劇場外に人の列が出来てしまい、
歩道に溜まるので劇場の敷地上に上手に列を折り畳むとか
工夫が必要と思われたが、いかがなものかな?
(結構人通りは妨げてたし他店舗の入り口を塞ぐのは良くないと思うがねぇ)
ネタバレBOX
お話は粗筋通り(^^)
森に迷い込んだ2カップルのアベコベ騒動での言い合いがプロレス化したりされてて楽しかった(^^)
妖精パックは5人セットの①~⑤の緑の妖精たちで演出が面白い!
ピーター○ンとかシャーウッドの森の仲間みたいな感じでした。
職人の芝居の銀の鎧とヒロインのインパクトは凄まじかったが、
銀の鎧の右腰のパーツが無いのが気になってしまいました・・・。
(我ながら細かいなぁ(-_-;)
満足度★★★★★
浦安の歴史に少し詳しくなりました
単なる笑える話にせず、いろいろと盛り込んでいたエンターティメントでありました。 (約2時間 全席指定)
ネタバレBOX
その時代への誘い表現が、2名の劇団員さんの着たTシャツの文字や数字で表現されてて、文章長くなるとTシャツ脱いで下のTシャツ見せる演出は受けました(^^)=これがパチスロ(ピンクレディーのね)のスリーセブン揃うスロット表現にも使われてて楽しかったー。最後の7が揃うのか・・とTシャツの脱ぎ着で表現するんですが、曲に合わせてフリもしてくれるので大笑いできました。それにつけても浦安の海って公害で汚され漁業権の放棄で補助金貰ってて・・とは知らなかった。ネズミーランドは青と白のワンピース着た金髪の可愛い女の子がアリスの役でニコヤカにランドに誘う開演のCMが印象的でしたが、改めて働くスタッフや園内規約の細かさに驚かされましたねー。各人の呼称や髪型まで規定があるとは・・・。なんとなく知っていた事が、舞台で明示されると理解しやすかったです。TDLのスタッフ稲村役の玉城さんの踊りは優雅でありました。が、最後の海パンいっちょの男性陣の大漁祭りの踊りのインパクトが凄すぎました(^^)集団小林よしおみたい・・・。ちょっと男の裸体が前面に出てたので万人に薦められないかなーって、お薦めには出来なかったです。(まー好きな人には垂涎ものでしょう(^^)
役名の名前遊びとか、体育系部活の顧問による体罰問題、引きこもり、元漁師達の再就職、できる市長さん、親子の確執、レトロな昭和テイスト、亡くなった者への魂の帰結などなど、重く捉えれば決して簡単には表現できない話を組合長の下で上手に明るく笑える話に纏め上げた手腕には脱帽ものであります。役者さんの生きの良さに、登場人物の各背景がしっかりしてるトコが気に入りました。→組合長の息子の高校時代の「鬼の寮長」「生徒会長」という台詞一つで広がり加える台本とかねー、見事でありました。
満足度★★★★★
重厚なストーリーが堪能できました
出だしがすこ~し眠くなったりしたんですが、
後半が凄い濃厚な密度を持って迫ってきたので星ひとつ追加です。
(3時間の大作で10分休憩入れた2幕です)
ネタバレBOX
何といっても気に入ったのが推理の要素と物語の落とし処であります(^^)
~Fluctusチーム観劇~
奇跡の力=治癒力を持つ少年エティエンヌが天啓を受けて口減らしされたり疎まれていた貧しい農奴などの少年少女を集めて十字軍となり聖地エルサレムを目指すのだが、嫉妬から天啓を受けたと偽り胸に十字傷を付けた貴族などが加わるが船旅で奴隷として売り飛ばされるところを機知で回避し、謎の記憶喪失男がフランスに(もう何年もほったらかしで野党の根城となってるだろう)領地を持っているので皆でそこに居を構えようと明るく終わるのでありました。
満足度★★★★★
ヒトの人生の覗き見のようでしたが
戦争という激動の時代の表現がよかったです
戦時中は悲惨だったという画一的な話を表現せず。
きちんと食料問題以外は、
生活に困窮することは無かったという話がリアルで信用できました。
ネタバレBOX
話は主人公である難聴の女性ですが、
孫に当たる男性が祖母に興味をもって、その人生を調べるというか時系列にそってなぞってゆく=周囲の人間に話を聞いていくという手法での作品のつくりです。
姉が難聴で声を大きく出す、
という癖がついてしまった弟君のキャラ設定が楽しかった。
1箇所ケチをつけると戦後で主人公の友人の夫が、
おこもりさんの真似して小銭集めに用いた缶が金属製だったんで。
釘とか売れる時代では他のものがよかったのでは?と思いました。
(かっぱらいに狙われる事も考慮に入れると、お金を入れると音の出る瀬戸物などは避けて木製や竹筒の方がよかったのでは?と感じました。せっかく錆の出たカンカンを使ってたりされていたんですがねぇ)
ものすご~く正確に戦争の時代を表現していた感じが大変好ましかったです
満足度★★★★★
途中までは、まぁ普通に笑えていたのが・・・。
後半涙が出るほど笑えたところが出てきましてー♪
星は5つとなりました!
う~ん場面転換の暗転などに工夫がもっと出来ていれば、
お薦めまでいけたんですがねぇ。
(2時間)
ネタバレBOX
人気漫画家「火山火山(ひやまかざん:朝の主人公さんと同姓同名?=本人かな(^^)」の後継者に指名された天堂幸一郎が、火山=内村たかし(本名)に認められる作品を書き上げるまでの世代交代話。編集さんや持込さん、それぞれの作家の奥さんなどを交えて、作品世界の再現もあって、作家の生活芝居と漫画作品の再現芝居が交互に舞台上で繰り広げられます。その中でも、なかなか編集に認められない作家の作品「ハンターチャンスゆめこ」シリーズ(編集が認めないのに勝手にやっていた)が机上で終わるのかなぁと思っていたら、天堂の作品の続編に指名されて登場!→笑えましたーこれ
!!大爆笑してしまって・・・・、また敵役の正論でピンチになったら原作者=作家が登場して踊ってきたりして。火山や天堂の作品世界の再現は本当に笑えました。再演だけあって挟み込み方も良かったんだけど、あと一味欲しかったと思ってしまってねぇ。(言うわりに具体案が思いつかない・・・)
久しぶりの王子劇場、遠いので最近はちょっと足が遠のいていたのですが、ライオンさんなので来場する気になり、劇場上の雑貨(中古)屋(?)にてゲームなども安値で買えたりして、なかなか楽しい日曜日となって嬉しかったです。
満足度★★★★★
小説ってよりも絵本のような感じ受けたです
ほんとの素舞台で、
役者さんも何か普通に稽古着のようなジャージなどの格好での熱演でした。
(特に主役のゾルバ(猫)さんは黒ジャージ♪)
役上必要な衣装には着替えてきます(^^)
そのぶん動きなんかは良くて楽しめました
原作のあおり通りに8歳から88歳の若者のための話でありました
ネタバレBOX
物語~
カモメのケンガーは、やっとの思いで原油に覆われた海を飛び立ち、
独ハンブルクのバルコニーに墜落した。
そこには、黒猫のゾルバがいた。
瀕死のカモメは産み落とした卵をゾルバに託し、三つの約束をさせる。
卵を食べないこと、ヒナがかえるまで面倒をみること。
そして、ヒナに飛ぶことを教えること−−。
猫たちに支えられ大きく丈夫に育ったヒナはフォルトゥナータと名づけられ、禁を破って人間の詩人の協力を取り付けたゾルバのおかげで、
ついに大空を飛ぶことができたのでした。
満足度★★★★★
まったく予備知識無く観ました
感動させられました。
実話ベースで再演ともなると、本当に良く出来ていました。
働くことって・・・。いろいろ考えさせられました。
基本的に芝居の視点が、淡々としている気がしました。
それが現実(場面)の積み重ねで丁寧に進んでいって、
違和感無く芝居に共感出来ました。
ネタバレBOX
障害者役の方は実際の会社まで行かれたそうで、迫真の演技でした。
普段社会では弱者として、あまり表に出ない障害を持った方々の話を、
充分に伝えらえた劇でした。
小道具としてのチョークや箱・シールなども手抜き無く完成度が高く。
劇場出入り口も上手に舞台として使ってしまう、
舞台芸術のうまさにも驚かされました。
社会の時代背景を科白に混ぜて、巧みに観客に伝えるところとか。
最後暗転でのBGMで時間経過をわからせる流行歌の流れなど。
なかなか上手にまとめられていました。
その為珠玉の仕上がりでしたが、コメデイー色は薄かったかな(^^)。
満足度★★★★★
本当に良く出来ていました
和テイストの旅館の玄関ロービー風の舞台での一幕で、
そこに訪れる登場人物達の織り成す人間関係の、
畳み掛けるような感情の折込が、
笑いを交えつつ、ミステリー風な要素や。
緊張感など伴って繰り広げられました。
バックで響く水琴のような音や、雨で濡れて入ってくるずぶぬれ感など。
細かい所の手抜かりの無さが、なんとも心地よく見事な出来でした。
ネタバレBOX
たまーに、まったく人気の無くなるロビーの緊張感も良かったー(^^)。
まぁ不満があるとすると、座席の高さが同じだったので。
(左右にズラしてはくれてたけど)前の座席の方の頭が邪魔で、
舞台が少々見辛かったコトかな。
なんかこう、皆人生があって。
たまたまこの旅館に居合わせての話で。
明日になれば、またそれぞれの日常に戻るんだよなーって感じ。
本当に良く伝わりました。
あぁ、そうそう毎度のコトになってきましたが。
煙草嫌いなんで、舞台上では薬用タバコとか、電子煙草にして欲しいです。
満足度★★★★★
<第2部> 能「玉井 貝尽」みました
2階展示室にあった豪華な衣装の1/3ほどが、
使用のため持ち出し中となっていた。
能舞台でみると、動きもあいまってホントに見事な衣装でした。
前半部分は、なんかなぁと眠気も催していたのですが。
後半からは鋭い笛の音が耳に抜けていき、抑揚の巧みさに感動。
出番の貝や海神などの煌びやかさにも強く打たれた110分。
(実際は2時間でしたねー)
ネタバレBOX
子供向けの本などで読んだこともあるかもしれません
→「海彦山彦」の話です
海彦=兄から借りた釣り針を無くし、
山彦=弟が海底に取りに行き、海神の姉妹と親しくなりもてなされ、
釣り針と共に宝も貰って帰ってくという話。
もてなしの貝の舞や姉妹の舞、
海神の優美な動きなどが見所の”能”でありました。
貝の精は本物の貝を頭上に付けて出てくるので、
大変判りやすく、能面や衣装も素晴らしいので。
能舞台の見本みたいな作品となっていました。
(まぁ長唄とか、よくわかんないですけどね(^^)。)
満足度★★★★★
サスペンスではなかったような気がします
どちらかというと、ドタバタコメディだったような気がしましたが。
とにかく面白く笑わしていただきました。
年明けに相応しい演劇でした。きちんと細かいところが繋がっていて、
後々の伏線になっていたりするところが、作りが丁寧で楽しめました。
ネタバレBOX
インコのピピちゃん、擬人化して加わってくるところが合ってましたねぇ。
燕尾服がピッタリです。籠揺らされてガクガクされる所とか笑えました。
始まりの携帯のパネルライトによる顔の浮き出しの演出は、
ホラー物の劇かと思わせる、面白い演出でした。
キャラクターがしっかり立っていて、きちんと矛盾無く絡んでいき。
話に撓み、無理が無く納得できるところが良かったです。
過剰に反応する「ドタコン」の笑いネタが、
のちのち繰り返されて生きてくるところとか、笑えました。
玄関の引き戸の開け閉めの音とか、ケータイの着信音とかも。
きちんと合わせていく丁寧な仕事が見ていて心地よく感じました。
いつものオヒネリシステム、なかなか芝居していて好きです。
3姉妹の登場も、あいまって。
往年の「やっぱり猫が好き」を思い出しました。
個人的には、昨年末寝正月だったので。
きちんとした年越しの擬似的追体験をさせていただいたので、
大変嬉しく思いました。ありがとうございます(^^)
満足度★★★★★
笑えた、気分良く、後味良く。
18禁の青年誌のコメディ漫画のようでした。
テンポ良く、自己主張の強い方々が織り成す群像劇。
楽しめました!
ネタバレBOX
娼館つくる話なので、18禁かなと思いましたが。
うーんなんか妙にリアルで笑えました。
最初はラブホテルの室内が、始まりのシーンでしたしねぇ。
それにつけても最初の場面転換でしか出てこなかった、
黒子の白子(見ると納得ですョ)さん達が、もっと見たかったです。
上手に場面転換してましたし。
フランチャイズ出口さん。
ナイフの使い方がハンパなく上手に見えました。
本物のナイフ使ってるし・・。
そこらの殺陣より、リアルでした。
また、怖いのに。地元から出れなくてもバスケやらフットサルに嵌った上に、
人生悟った深い台詞言うんだ、これがまた。
キャラ設定が美味いなー。
またメンチカツへの拘りは、なかなか共感できるとこ
多かったです。
ほんと楽しく笑えましたわ
ただアンケートが携帯での書き込みとしていたのは、
なかなかデジタイズしていてよいのですが。
ケータイ持っていない自分。
アンケート書き込めませんねぇ残念です。
満足度★★★★★
タイトルも意味深長でしたのね
どこでもパタッと倒れて寝てしまう女の人の話なんだ。
と思わせといて、話がどんどん回転していくと。
妙な人間関係や、立ち退き話に、姉妹の確執。
いろいろ詰め込みつつ、見事に纏め上げた傑作でした。
ネタバレBOX
「ガム食べる?」とか「チョモランマ仕様」とか、
その場限りの言葉遊びでなく、繋がっていく所に脚本の上手さ感じました。
また暗転にて時間経過出す時の、暗転時間の短さと、
あわせたBGMの巧みさには脱帽モノの職人芸を感じました。
ラストのガランとした部屋への、素早い転換インパクトは強かったです。
ここがオチになるんだ、と思った抱擁シーンから先の展開。
桜吹雪と、姉妹の影。で再開。この流れには、
演出の手腕に感動しました。
オープニングの雪から始まってだし、対比も見事でありました。
登場人物たちの個性、演じきった役者さん達にも拍手。
らしさが良く出ていましたね。
普段着に、スーツ。穴の開いた靴下など。
シーンシーンでキチンと着替えたり。
どこぞのファッションショー並に早着、早脱ぎが大変だったのでは?
と陰の苦労を思ったりもしました。
衣装にも個性出してましたし、細かいところも手を抜いてないのが、
芝居という作品に磨きかけていましたね。
惜しむらくは、中央で観なかった自分のミスが悔やまれます。
満足度★★★★★
ライティングが見事
ブルーLEDと普通の白熱灯(かな?)の使い分けが絶妙でした。
淡々と積み上げてゆく、手紙というやり取りの中で語られる、
過去の話とその当時の心情。
人間関係の微妙な距離感と、コミュミケーション。
なるだろう結末を見据えての関係性、伴う時間の経過。
単なる朗読劇となりかねない危うさを、
皆が見事に演じ切ってました。見事な劇でありました。
ネタバレBOX
原作読んでいませんので、純粋に芝居のみで話の経過追っていけました。
照明の妙が生かせるように、女性陣が皆白系統の服で統一されており。
見事な効果を生んでいました。
携帯もポケベルすら無い時代の劇にLEDライトのアンバランスさが、
時代の進行を感じましたね。
友情と愛情の間をうまく演じた秀逸なる劇とお見受けします。
脱帽。
3時間が短かったです。
満足度★★★★★
子供向け(毎度やね)だよなぁ・・・・・
と甘く見ていたら、まぁ驚きのクオリティ(^。^)
何となくの某教育的な公共放送っぽさはあるものの、
やさしく背中を押してくれるようなメッセージ性のある舞台に感動できました。
15分の休憩入れての約2時間、2幕であります。
ネタバレBOX
ちょーっと開演時間に遅れてしまった後ろめたさが星の数に影響は・・・・
多少はある?かしら・・・(^_^;)?
基本悪人の出てこないCLAMPの漫画のような世界観は子供に優しいです
世代の交代、善意が継続することを願う未来への襷とかが琴線に触れました。
い~なーこーゆー話は(^^)
満足度★★★★★
野球大好きさが伝わる芝居でありました
野球で人と繋がる話であり。
どんな状況になっても。
野球が原因での苦しい時でも、
希望もまた野球が与えてくれるという。
ベースボールファンタジーでありました(^^)
フィールド・オブ・ドリームみたいな感じを受けました
(自由席 約2時間の作品)
ネタバレBOX
プロからのスカウトもきた超高校級の投手”大沢”と、
バッテリーを組む”高野”捕手。
高校で楽しく野球をしようと思っていたが、
上記二人の入部でマネージャをやる事にした
小柄な山下3人の野球好き中心に話が進みます。
甲子園を制覇し後は進学かプロ入団を決める時期に、
高校の先生=監督とプロのスカウトの話に乗って、
大沢は高野と共に進学の道を決めますが、
それは球団が学費などを持つ代わりに、
大学時代に体を作って卒業後に必ず球団に入る約束での進学でした。
ところがマスコミにバレてしまいスカウトは自殺という結末になり、
精神面にダメージを受けた大沢は肩を壊してしまいます。
そして高校の校舎屋上で、
甲子園のウイニングボールでキャッチボールしていた3人ですが、
大沢の肩の故障による暴投で、
屋上から落ちたボールを追って高野が飛び降り、
捕まえようとした二人も結局落下しますが・・・・・・。
落ちたところは沢村栄治の生きていた戦時下でした。
(おぉいきなりタイムスリップのSFもの!好みの展開!!)
敵勢語の禁じられた戦時下で、右肩を壊した沢村栄治に出会う3人。
野球が出来ないと酒に逃げていた沢村でしたが、
3人の野球にかける情熱で再び野球を続ける情熱が蘇ります。
でも3度目の出征がかかり明日出立という前の晩に空襲があり、
混乱の中大沢と山下は現代に戻れますが、
高野は久慈次郎として戦時下に生きていくことになります。
「もうすぐ、沢村と変わらないぐらい野球を愛する男が現れる。
そのために僕は野球を守る必要があるんだ……」 と、
大沢の再起を信じて・・・。
二人の戻った”現代”は最初から高野のいない世界であり、
高野の代わりの捕手は大沢が気になっていたマネージャと付き合っており、
大沢は肩を治し大学を辞めてメジャーを目標とします。
その決意を山下に告げた時、
二人の下に時代を経て古びてしまったウイニングボールが落ちてきます。
それを過去の高野に投げ返そうとして終劇。
前説のナレーションがウグイス嬢風だったり、
OPで背番号14番の投手の後姿見せたり、
上手に興味を観客に向かせるのは、さすが再演ですねー。
また伝説語りのナレーションは、肝付兼太さんで渋かったー。
金・おごり・賄賂に、だらしない女子マネの五十嵐のキャラは好みでした。
戦時下で3人がお世話になる久慈家の面々のユニークさ、
カタカナ=外来語の使えない会話とかが楽しかった。
高野役の野崎さんの体型と、
でかい声&キャラ設定が、
ものすごく似合っててGoodでありました。
よくある、といっては失礼な感動モノでしたが。
素直に感動できました(涙でてきたわー)、
なので素直に星は5つであります。