長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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ダルマ少年

ダルマ少年

劇団三日月湊

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2015/11/19 (木) ~ 2015/11/23 (月)公演終了

満足度★★

主人公テンション高かった~(^^;)
童話?の狼少年が底にあるサスペンスホラーものかしらねぇ・・・
う~ん感じはN・ナイト・シャマラン監督って雰囲気の話でしたかな

だいたい90分予定の+αって感じっした

ネタバレBOX

閉鎖的な村で立ち入り禁止の西の山にオオカミが出たらしいと父の残した絵から探索に出る息子と友人。写真でオオカミの存在証拠を撮ったといって一躍ヒーローに祭り上げられるのですが、カメラ持ちの息子さん=ダルマ少年えを騙してた友人が真実=オオカミはいなかったとバラして、村のオオカミ探索熱は冷め。少年はひとり狂ったようにオオカミの存在を示そうとしてついには自身がオオカミと同様な行動をとり、友人を殺め。村人に捕まり殺人の罪で両手両足を切断され・・・・ダルマ少年は転がってしまい・・・終劇です。
人々の無関心が生む悲劇を描いた作品であり、ハイテンションなダルマ君の熱さには置いてけぼりにされる感じでしたなぁ(^^;)
ラストは映画「西太后」の壷刑を思い出した・・・
オオカミ探しは実際に日本でツチノコ探してる方を思い出したし・・・
いろいろと引っかかる内容の作品でありました
TRUTH

TRUTH

劇団@ホーム

川崎市アートセンター アルテリオ小劇場(神奈川県)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

そこはかとない突っ込みドコロもあるにはあったが・・・・
藩を思う若侍の群像劇として見ごたえはあったです

でも予約客?の到着を優先しての開演時間遅らせは、
小劇場界では定番ながら踏襲せんでも・・と思った2時間超えの作品でした。

ネタバレBOX

先に話しありきで、登場人物の行動理由が掴み辛く。
また何で行動しないのそこまでわかってて・・とか思うとこも少々あったデス

衣装や小道具はそれなりにきちんとやってあったなぁと感嘆

時間軸が今と過去を行ったり来たりしてたのは、
チョットわかり難くも感じられました=中盤から慣れてきましたが。
音無村のソラに鐘が鳴る

音無村のソラに鐘が鳴る

演劇企画ハッピー圏外

TACCS1179(東京都)

2015/11/13 (金) ~ 2015/11/19 (木)公演終了

満足度★★★★

けっこうアラが気になったかな~
でも楽しい作品でもあり、宇宙とかロケットとかが好きな人には薦められるかしら。 と思えた2時間の作品(ゴンダワラさんの活躍によっては多少伸びるかな(^^)

ネタバレBOX

え~っと初演と比べるとサスペンス感が薄れたかなぁと感想

音無宇宙開発局は財閥系の親会社よりの政策対応(ロケット打ち上げを規制する国連規約(イラクなんかは現実、国民守る為に平気で破っちゃいましたけどね~。)=民間でのロケット開発が遅れます=でも発表前に打ち上げると世論を味方につけて開発熱が頓挫することは無い)用に切り捨てられるところ、皆の熱意により打ち上げられないはずのロケットを見事に打ち上げて意趣返しとなるスッキリする結末のロケットものです(ざっくりの粗筋です・・・)

う~ん「王立宇宙軍」に似てますね(葬式のとこのサスペンダー=制服のカットが不自然な以外は完璧な作品でした(^^)

腕は一流だが皆脛にキズ持つみであるという開発局メンバーは好きだった「機動戦艦ナデシコ」のクルーみたいで好ましかった。(腕が良くて性格とかも良いのは一流企業とかが取ってしまっているという(^^;)

開発局メンバーの引き抜きを狙うJAXAがちょっと協力したり、サスペンスメインで作品を引き締めるはずの無血テロリストの話が取ってつけたような感になってしまったのが残念・・・初演では、えっあの人がもしかして・・・。って思わせるニュアンスが濃くてドキドキしたんだがなぁ。

オープニングでのISSに蕎麦を届けたって話は、あまりにもリアルさに欠けてたので。主人公に「どこまでが本気で、どこまでが本当なんだろう。この人たちは・・・?」とか言って欲しかった。(JAXAの女上司さんが部下に敬語風に話す1箇所の台詞にも違和感があったなぁ・・と)

上の方から送られてくる補充人材について、あまりにも怪しい「チスイコウモリ」さんと「デンキマン」さんも仕事だけは並以上で、さすが本社の采配と述べるようなシーンとか台詞が欲しかったなぁ・・・と。(デンキマンさんは今回黄色で統一されててインパクトはあったけど・・・、初演さんの方が”でんきばずーか”の雰囲気好きだったデス。)(チスイコウモリさんは主宰さんで吸血鬼風に痩せ型にダイエットしたのかしら?インタビューウィズバンパイアのトム君みたいでかっこよかったなぁと感想)

楽しいゴンダワラ氏は今回蕎麦屋の主人とロケットのパーツ作る”鉄職人”=鍛冶屋さん?=似合ってた・・けどラストで活躍する時、電源落とされて開かない扉を次々と彫金加工して。例えば目的地までの十二枚の扉を干支の置物に変えて開けてゆくとかゆ~ギャクとかカマして欲しかったかなぁ→「ここはやはりあれだなネズミからにするのかな?それとも今年の干支からの方がよいのかな?君は何が好きかな?」とかいつも通りに時間かかる会話で笑いを取って欲しかったなぁ。(鉄から何でもつくるゴンちゃんですが、なぜかジュラルミンやらチタン合金まで鉄板から叩きだしてしまうというギャグも一言つけてみて欲しかったかなぁ)(あろさんの漫画「優&魅衣」にでてくるゴン爺みたく特殊合金を鉋がけしたりして、ミクロン単位精度の合金類を大工道具で仕上げてしまうというキャラを思い出しました♪)

ラストの無血テロリストの爆破台詞に「ロケット周辺の部下たちの~」とか言って決断を誘導したりする台詞も欲しかったでしょうか・・・・ または暗転時にニュースソースでのテロリスト情報ニュースとかを流すとかはどうでしょうか?とか思った

落とされた電源代わりのデンキマン。でも途中抜けたらPCとか動かないんじゃ・・・?多少のPC充電はできたから発射までは動作はもつから行ってもよいっ!とかいう説明台詞とかも欲しかったなぁ・・と

等々突込みどころがありもしたが、眠気も起こらず楽しめた作品ではあったです。

そーいや舞台は見れなかったが、あさりよしとお氏の「なつのロケット」とかも良い話だった。ちなみに名作げーむで「ロケットの夏」とゆ~のもある(^^;)(映画で「月ロケット・ワイン号」ってのも面白かったなぁ・・・・磁石靴でリアルに壁上るのが凄かったが・・・・科学大実験で本当にリアルに磁石での壁のぼりやってたの見たら特撮だったんだろうなぁって理解したさぁ(^^)
「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

「ウミダ短編演劇集『こりない』/『スモーキン・スモーキン・スモーキン』

劇団ウミダ

APOCシアター(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

開演時間は守ってました
結構楽しめはしたけど・・・短編のオチが今ひとつだったかな~って思えた85分ほどの作品群

ネタバレBOX

主宰海田眞佑(ウミダシンユウ)氏が脚本できない為に団員から吊るし上げをくらうという「こりない」短編シリーズの団員さん達の怒りが結構私怨入ってるかなぁと感じました(^^;)
「やらせて」のダメ男が女性に懇願する立場が立ち位置的に面白く、オチの薄明のとこでまた同じことを繰り返したってのが判るワンシーンの演出は良かったけど・・・眠気も生じてしまったコトもあり全体としては、今ひとつだったかなぁと<色物オチと思わせて・・・・実は輪廻転生の”人生をもう一度”と懇願する話=神様は女性事務職風(^^;)>

あだち○の名作漫画「タッチ」(^^;)の主要メンバーによるドロドロ人間関係→サスペンスホラーオチはやり切ってて好みであったが、時間軸の切り外しはチトいただけなかったなぁと。
悪魔はいる

悪魔はいる

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2015/11/11 (水) ~ 2015/11/15 (日)公演終了

満足度★★★

結構さっぱりはしないんじゃないかな~
言葉をめぐる戦争の物語という感じはよく表現れていたと思いました
けどデジタル的な、
明確なオンオフ表現はあえて避けてたかなぁって感じた1時間50分強。

開演前の注意でケータイの電源オフや手荷物のカサカサ音の注意に加えて小劇場系では珍しく帽子をとることを注意していたのは高評価できますが・・・

そこまで注意しても上演中にカサカサとポリ袋音を生じさせる方がいたことに驚かされたですよ(-_-;)&そこまで細かい配慮されてても開演時間厳守は出来てないのがチト残念だったかしら

ネタバレBOX

舞台セットはツブれたスナック=不夜城の店内

明確には語られませんが徐々に明かされる展開から言うに、弱小出版社の筆頭・・というか作家一人しか囲えてない?会社で一押しの最新刊はどうやらその作家が潜入取材をした危ない宗教?とかの集団らしく。その取材記事本の出版を差し止めようと様様な嫌がらせの上に出版日当日に事務所の爆破予告が出されて万一の為にと社長のツテで社員&作家が避難してきてるのが舞台の廃スナックでありました。

いろいろと皆が出版や会社などについて語りまくってる最中に事務所が予告通りに爆破されたと連絡が入ります。情報の積み重ねでどうやら内部の犯行では=反勢力の手先がいるらしいとの結論が出て、いろいろと策を労じたりするのですが・・・・。ビルの管理者と偽った男はいいかげんなコソ泥だったりとか作家が筆を折ると言い出したり、このビル内に何かオカルト的なものが出るらしいとか。いろいろと言葉の散りばめを登場人物たちにさせて話は展開し進むのですが・・・。手先いました!不思議なのもいました?=らしい?と臭わすだけ?ふわふわとした展開でもの後を明確にしない部分もあり。オチは結構オープンエンド的に閉じましたが。小道具の飲み物とかがリアルで、衣装なんかもちゃんと着替えて時間経過を表現し、その服装も個性が主張されててなど細かさが好みではありましたが、その分観客に手渡す情報をもっと多くして欲しかったなぁって事も思えたデスよ。
恋愛小説家

恋愛小説家

演劇制作体V-NET

TACCS1179(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

わかり易く感情移入もし易かった(^^)
でも何か芝居的嘘が多くあってストーリーが古めかしいかなぁって思えた約2時間(予定は1時間50分で開演時間遅れあり:開演前の座の温め的なものは無し)

ネタバレBOX

引退を宣言した作家にインタビューする編集者=女性=新米さん?が実体験を元にフィクションを織り交ぜて発表していた作家の作品の現実の部分を作中主人公の実演による過去の出来事の再現を時系列通りに再生した作品でした。(でも本当のことを話してるとは明確にしていないですね)
オチは作風と異なり(=自信家のかっこよい主人公)自分に自信のもてない作家に逆ナンパを仕掛ける編集者とのラブオチと相成りました(^^;)

それにしても作家の初恋の女の子が義父に手篭めにされてて何も出来ずに義父との刃傷沙汰で作家本人だけが少年院送り(鑑別所収監?)というのも納得いかない展開だったなぁ(先に刃物持ち出したの親父の方だし=作中では過剰防衛での理由は述べてたけど説得力が希薄に思えたデスよ)・・・・・自身が背徳的な事してるのに警察に真っ先に連絡取ろうとする義父の行動にもリアルさがえらく欠落していたように思えたし・・・・・・。他にも白血病で余命半年と宣言された人間(というか最愛の彼女ですよ・・)の変化に気付かない同棲者=作家・・・とは思えない観察眼の無さよのぉ(-_-;)というようなリアルさの少なさ=突っ込みどころの多さが目立ったっす!

回想の芝居を側で見てる現在の作家と編集の補完説明とかが入るので話しの進行とかは理解がし易いところは高評価できます!
さよならパーティ

さよならパーティ

現代劇センター真夏座

文京シビックホール(東京都)

2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

ちょっと想像通りの展開だったかなっと
後の人生に、もはや価値はない!?
「幸福の木の実」という安楽死の薬を求めて集まった
中高年の悲喜こもごもを描いたシリアスコメディ!でも
けっこう身につまされる部分が多くないかい?と思える客層でもあったです

さまざまな理由で自殺を考える登場人物たちであるが・・・。

「生きることは義務だ」と放つ台詞が印象に残った全2幕

ネタバレBOX

ちと裕福な奥様が知り合いに安楽死できる実を手に入れて皆で飲みましょうという流れになって桜が満開に咲いた時にと約束する年末からの物語。背景の桜が枯れ木状態から満開の状態→葉桜になる様子で時間経過を示しました。自殺決行までに時間があり結局皆躊躇します=とどめは妻が死ぬと言い出して止めた夫が先に自動車事故で死亡して・・・結局皆自殺はやめるのですが。まぁ膝が痛いと言ってた御婦人がお遍路行くとか、結構説得力に欠けるトコがあったりと、細かさが不足したですかねぇと感じました。
自殺したいと言い出す妻さんは映画「理髪屋の女房」を髣髴させてますが、その事に言及することが無かったなぁ・・・少しかましてもとか思えたデスよ。
我が名は桃

我が名は桃

タッタタ探検組合

ザ・ポケット(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★

桃太郎ベースの昔話コメディでした(^^)
そこそこ笑えたんだが・・・何とはなしに、今ひとつかしら?
と思えた95分(予定)の作品でありました。

ネタバレBOX

30年も川で漂ってた桃さん・・・
拾ってくれた翁は山姥に扱き使われて磨り減っていました(^^;)

3匹はお供にならず、味噌っかすで鬼退治についてくような感じです。

無敵の山姥が映画のジェイソン(映画のラストシーン的にね)よろしく活躍したなぁと思えた
変り種昔話ミックス話でありました

最初は動画から始まって、哀愁漂うリアルな劇団情景から繋がる日常が描かれる作品でしたが・・・=スタッフ募集のリアルな劇団からのCMでありました(笑)でそのまま作品の冒頭シーンへと繋がる桃が川に流れてるシーンが流されて→舞台上の相撲の土俵を表現したセットにて鬼婆に扱き使われる爺が桃と出会い、鬼の退治が必要と情報をもたらす村人が来訪し→婆殺そうと仕込んだ毒キノコ料理を食って村人続いて目的の婆も亡き者にできて爺は若い嫁を呼び寄せ桃は鬼退治に出かけるのですが(選別に黍団子と霊験あらたかな御札を渡します)何と復活した鬼婆が残っていた爺と娘を惨殺します・・・・ホラーな展開。 ラストは二人の首ぶら下げて鬼のとこに来ちゃうんですもの・・・。

でちょっと作品にあってる曲かしらと・・・・

ミスター・アンデルセン ~TV・アニメ「アンデルセン物語」~
歌:TV・アニメ主題歌作詞:井上ひさし作曲:宇野誠一郎

※みにくいアヒルのこは
裸の王さま キライ
なまりの兵隊は
雪の女王の ケライ
おやおや アンデルセン
はてはて アンデルセン
ミスター アンデルセン
こんな話は 作らなかったの※

お話ちょっぴりくるってる
世の中ちょっぴりくるってる  ←この辺が今作に当て嵌まるかと・・・(^^;)

夢のつみきを つみかえよう
みんなみんなあつまれーッ!

やさしい人魚姫には
赤いくつが はけない
マッチ売りの少女は
絵のない絵本をもやした
おやおや アンデルセン
はてはて アンデルセン
ミスター アンデルセン
こんな話は 作らなかったの

お話ちょっぴりくるってる
世の中ちょっぴりくるってる

夢のつみきを つみかえよう
みんなみんなあつまれーッ!

(※くり返し)
自分探しの旅に出よう!

自分探しの旅に出よう!

ザ・ライフ・カムパニイ

六行会ホール(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

ほどほどにホンワカと温かいかな(^^)
でも好き嫌いが分かれるかなぁ
と思えた2幕15分休憩はさんだ2時間20分の作品です

ネタバレBOX

2回目=再演観劇のはずが結構内容覚えてないなぁ・・と(-_-;)

舞台は素舞台です。開演前はライトを2列、床近くまで降ろしていました。
開演は5分遅れ=舞台上を小道具の机やら椅子やらを持って横切っていきます。しばらくして壇上に普段着と言える格好で総勢20名が揃い、中央のお髭の団長が口上=「私らは旅芸人の一座です、これから上演するのは・・」と作品説明を述べて物語りは開幕します。カモメたちの旅の話説明と集団で飛んでゆくカモメを表現。その後中央の白服のカモメが脱落して暗転です。白い椅子にテーブル+植木鉢の配したセット上のテーブルに黒服の主人公=黒猫ゾルバが身上を語っているバルコニーに黒い塊が落ちてきます。ゾルバが駆け寄ってみるとそれは原油にまみれて息も絶え絶えなカモメでした。カモメはゾルバの物言いに安心し3つの頼みごとをします。必ず約束を守ると言い、ゾルバは助けを呼びに行くのですが、戻ってきた時には卵を残しカモメは冷たくなっていました。その晩、猫たちはカモメのお葬式をします。その日からゾルバは一つ目の約束どおりに産み落とされた卵を食べませんでした。そして2つ目の約束=卵を温めて孵すコト=猫たちの元締めでもある”大佐”にも言われたとおりに卵の側を離れず温めます。で転卵とかはどーするの?とリアルな突っ込み入れながら観てると。ゾルバの塒のバルコニーには世話係の人間が来て餌とか掃除とかの面倒をみているので、ゾルバは卵を隠すために時々フラン場所の移動をしていました(^^) さて無事に雛が生まれてゾルバをママと呼んで懐きます=虫を捕まえて与えたりと甲斐甲斐しく世話を焼き、すくすくと雛は育ちます。で、そろそろ名前をつけようとするのですが、性別がわからず大佐の知り合いの猫=向かい風に判別してもらうと女の子でした。そして大佐が”幸運なるもの”という意味の「フォルトナータ」と名づけます。ゾルバは亡き母カモメの名を継がせたく思いましたが、名を聞けずじまいであった事を悔やみます・・・。(でも無事に継げたらしいですけどね(^^) さて、いよいよ最後の3つめ約束=空を飛ぶことを教える・・。なのですが、ゾルバの仲間=大佐・秘書・博士・向かい風がいろいろ頑張るのですが飛べません・・・。困ったゾルバは禁忌とされる掟を破ることを思いつきます。それは人間に話しかけ喋れる事をバラす事でした。ハンブルグ中の猫たちを集めてついにゾルバに人と喋ることの許可がおります=そして大佐たちは話しかける人間を選ぶのですが、なかなか候補が決まらない中。ゾルバは白猫ブブリーナの主人=詩人に話しかけ無事に協力を仰げます。そして一人と1匹と1羽は揃って詩人が独りにないたい時に来るという塔の天辺に行き。ラスト、カモメはゾルバに別れを告げ大空に飛び立つのでした。

客席は割りと高齢の方々が多く見受けられましたが、割と低年齢さん方が見た方が良いのではとか思えました。

ゾルバがチンピラ猫やねずみ相手に爪を1本立てて見せて「これは他に同じものが9セットある」と凄むのが結構好きでした~(^^)
中山安兵衛の青春 ~安兵衛と姉きん~

中山安兵衛の青春 ~安兵衛と姉きん~

劇団若獅子

三越劇場(東京都)

2015/10/30 (金) ~ 2015/11/05 (木)公演終了

満足度★★★★

杮落とし観劇です
劇団若獅子さんに書き下ろした脚本だそうで

武士というものに”夢”をもてなくなり喧嘩屋として自堕落な生活を送っていた主人公=中山安兵衛が人の人情に触れ生き方を取り戻し武士としてしっかりと立ち上がる時を描いた全2幕=2時間40分(15分休憩入り)の作品でありました

彼女にとって無敵の世界

彼女にとって無敵の世界

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★

彼女にとって特別な世界・・・・
正直作品内容はわかりにくかった・・・(-_-;)

そこそこ面白い作りにしていて
出だしなんぞは特に評価高く感じたのであるが・・・

ファンタジーを捻り過ぎたんじゃなかろうか?と思えた2時間の作品っす

姉しゃま―円谷幸吉とその時代―

姉しゃま―円谷幸吉とその時代―

岡部企画

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

タイトルに名を冠する人物は舞台上に登場しません・・・
王道的な手法であります(^^)

主軸は説明通りなんですが・・・観た印象からすると、
’64あたりの時代の地方群像劇みたいな感を受けた1時間50分強。

・・・・初日ということもあり結構台詞のカミカミがあったなぁとも感想追加です

無心

無心

劇団 東京フェスティバル

小劇場B1(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

基地建設反対!
という政府抵抗話だと・・・暗躍裏切り密告疑心暗鬼等々描かれるのかと思いきや、皆が正論吐きつつも生活感強く生きてるなぁ地元に密着して・・と思える見事な作品でありました。

う~む素直に人に薦められるなぁと思えた1時間50分ほどです

Conscientia

Conscientia

Memes

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度

う~ん見せ方も古典的だったかしら・・・・
整合性とか説明の不足とかが感じられたかなぁ(-_-;)

世界観の構築=情報不足があったなぁと思えた2時間5分

リクレイムド ランド

リクレイムド ランド

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/10/21 (水) ~ 2015/10/26 (月)公演終了

満足度★★★★

結構気に入ったかしらねぇ・・・・・
でも長時間=2時間10分!
眠気は出なかったけど、答えの出ない問いかけのような作品でもあり万人にお奨めはできないかなぁ。
ほんに難しい問題を直球で投げてくる舞台だなぁって感じました・・・・・

底ん処をよろしく

底ん処をよろしく

東京ストーリーテラー

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

空調は悪いかなぁ・・・
席は前から3列目位までをお勧めしますが背もたれが無かったりします・・・・

作り込まれた舞台セットと、ほのぼのした予定調和的なストーリーは安心感がありましたが。ちょっと整合性とか登場人物の行動に違和感を感じる箇所があったなぁと思った2時間5分。

え~舞台中に配るチラシは貰った方が良いですかなぁっと(^^)

四谷怪談

四谷怪談

ジェイ.クリップ

俳優座劇場(東京都)

2015/10/18 (日) ~ 2015/10/20 (火)公演終了

満足度★★★★

東海道四谷怪談+αで赤穂浪士テイスト入りです
台詞回しがユニークであった
(でも某スクープハンターさんとこみたく字幕が入るわけではない=
なので合わない人は合わんだろうなぁと思ったですよ)

も少し細やかさがあれば良かったろうに・・
とは思ったが熱量は伝播したですよ(^^)
→2時間20分強っす

(でも隣のお兄さんがラストのとこについて解説してくれと
ゆ~てきたんで・・・わかり難さが多いんだろなぁとも思ったです)
(=隣に座った兄さんに上手に答えられなかったんで、
「ネタバレBOX」には丁寧に粗筋をUPしようと思っとります。)

カリスタの海に抱かれて

カリスタの海に抱かれて

宝塚歌劇団

東京宝塚劇場(東京都)

2015/05/15 (金) ~ 2015/06/14 (日)公演終了

満足度★★★

動画にて見ました・・・・
なんか古めかしい大航海時代~のような
海洋冒険もの・・というかRPGのような感じもしたです

イメージ的には皆が主人公って作りで少々甘くないかな~
って思ったら新人さんのお披露目公演=であれば納得かしら(^^)

もっと愛憎入り混じってエグく作ったりは・・できなかったでしょうなぁと感想
(1時間30分強)

2015生命のコンサート 音楽劇「赤毛のアン」

2015生命のコンサート 音楽劇「赤毛のアン」

DGC/NGO 国連クラシックライブ協会

東京国際フォーラム ホールC(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★

「マシュー参上、マシュー解決。人呼んでグリーンゲイブルズの農夫!マシュー・カスバート!!」
と掛け声をかけたくなったマシューさん・・・・でも歌は・・・ですね(^^;)

衣装や登場人数、素敵な生演奏と連なるも・・・。なんか違和感のある挟み込みもあったりと、つくりが今ひとつ素直に評価できないなぁと思えた20分の休憩入りの約3時間であります。

同じデザインとカラーの衣装で登場する大中小の主要登場人物たちは揃うと見応えあったなぁとも~♪

ネタバレBOX

なんか韓国人気の男性グループが出て1~2幕の間で突然普通に歌のステージを披露して、チラホラ客席でLEDのカラーライトが振られて・・・音楽劇の雰囲気が一掃したですが・・・・。20分の休憩の直前(これが3幕に相当)とかで行った方が・・とは思ったですよ・・・。でも無理くり入れるのも・・・ねぇ。

そんでマリラの台詞で国の総理大臣に会ったとかというのが違和感凄かった・・・。ここアボンリーはカナダでしょう。首相とか総督とかってのが相当するのでは??せめて総理は外しとけば違和感無かったのでは?とも思う・・・。当時のカナダの政治体制知らないけど・・・。(総理であってるのかね??)
愛子のいえ

愛子のいえ

cineman

ワーサルシアター(東京都)

2015/10/15 (木) ~ 2015/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

緊張感を強いてきたなぁと感想
わずかな効果音やら照明の明暗やら・・と細かな気配りのある舞台のつくりと役者さんに喋らせる台詞の細やかさやら雰囲気やらと・・・こまけぇ~精神圧迫する~と感じた2時間20分ほど

ネタバレBOX

暗転メインでの舞台転換中に一部薄明で愛子さんらしき遺骨箱を置いたりするシーンを入れたりと・・ほんに細かい=好きですけどね~(^^)

舞台セットは旧日本家屋の土間を改装したらしい居間です=竹細工を生業としてる家らしく所々に竹やら民具やらがおいてあります

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