長寿郎の観てきた!クチコミ一覧

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メリーさんの羊

メリーさんの羊

犬小屋の骸骨

SPACE EDGE(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★

60分の小品ですが・・・
伸びしろは感じられたなぁと思えた作品でした

ただ移動時間対効果を考えると
劇場まで自転車等で来れる方ような感じですよね~っと

舞台セットと音響は良かったなぁと

星は2.5でしょうかね

密閉性の緩い劇場とはいえ
でも煙草はやめてね、ネオシーダーというのもあるのだからね♪

ネタバレBOX

舞台は中央で客席が3方に分かれた変形セットで
初劇場でもあります
(工場跡のような感じのハコでしたね)

開演時間は守られていましたが
開演前のBGMなどは流していませんでした

中央の舞台に円形テーブル
その上に機関車の模型がテーブルに即した円形レール上を動いたりします
で床下にはスプーンやフォークが散らばっていました

駅員とおぼしき服装とライトを持った登場人物が主人公で
DVにさらされていた女性(=メリーさん)を助ける為に
その夫を殺したらしいのだが・・・
それで救われたとその女性の子供(といっても登場時は大人です)が
会いに来ての会話劇であるが
実は主人公のいるトコは老人ホームのようなところで
舞台上で展開された会話などは全て脳内=回想のようでした
・・・一人だったようです
掃除の女性が入ってきて判明します
また殺人は無く
夫の死は事故だったとも・・・・

機関車の汽笛や蒸気音などは大音量で
良く響いて効果的だったが
話途中で少々眠気が出た事もあり
物語内容は少々具体性が欠けてるかなぁとも自己反省・・・

話への引き込み方を巧みにして欲しいかなぁと要望

死に顔ピース

死に顔ピース

ワンツーワークス

赤坂RED/THEATER(東京都)

2016/03/18 (金) ~ 2016/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★

物語導入も上手やなぁと感心(^^)
昔のドラマ「キャグニー&レイシー」で上司がタイトルを冠した二人のうち一人の病気を知り「気遣ってやれ」と言った相手が当の本人だったという話なんぞ思い出したわいな

生を受けた以上
死は100%必須なもので
どんなに寿命が未来で伸びようとも
逃れられない現実なら・・・

痛くなく・苦しくなく・怖くない最期を迎えましょうよ♪
(この考えは大賛成!)
というメッセージが強く伝わった話でありました・・けど
実際に本人や身内に
そのような現状を重ね持つ人には
観劇がきついかなぁともチョット思えた2時間10分

ネタバレBOX

医者と患者のW主人公体制で
患者=看護師「楠美」はちゃんと大往生します・・・・
まず納得できた生と死だったであろうっと受け取れました

さてルーブルで見た死神の像の盾にあった碑文
「どんなに強く巧みに生きようとも我が槍から逃れることはできない」

逃れられねば
納得しての死を受け入れるしかないのであり
その手段はさまざまあるが

この作品は周囲の人間の温かさや
本人の心情を役者さんが上手に表現していたなぁと(^^)

実話から生まれた話だそうで
パッチアダムスもそうだし
毛色ちゃうけど
東京セレソンデラックスの”くちづけ”なんてのも
ありましたね~

終末の話は映画「晩秋」(これ原題は”死”なんですよ)とか
海外物より邦画の方がしっとりした多くの作品あるかなぁとか思い当ります

古来から日本の文化は
生むこと死ぬことを嫌んできましたが
こんな感じで明るく笑いをとる作品が広まってくといいかなぁと思いました
深海のBreath [2016]

深海のBreath [2016]

劇団 現代古典主義

六行会ホール(東京都)

2016/03/19 (土) ~ 2016/03/20 (日)公演終了

満足度★★

話の内容と表現にギャップを感じた・・・
普通のよくある悲劇(失礼な物言いだ・・けどね)なのですが
物語背景というより
現状の状態説明不足が目立ったと強く感じた

各登場人物が起こす行動の背景が薄い!
暗転がぬるい!
(座席背後の効果ブースの遮光強化を進言する)

同時進行は
思ったような効果は無いように思えた・・・

心情背景とかも省略気味であったが
話・・それ自体は悪いとは思わなかった分
舞台上での表現や
観客への説明・説得力等へ配する
パワーが欲しかったねと思えた
全2幕の各1時間ほどに10分休み入りの作品
・・・休みは入れる必要性あったかなぁ・・とも(-_-;)

アンケートは無く
開演前のBGMはインストゥルメンタル
んで セオリー通りに開演は5分遅れ・・・
この慣習は無くせないものなのだろうか?

あと やたら途中入場者が多く感じたのも
なんだかなぁと興が覚めるわな・・

Blackbird ブラックバード

Blackbird ブラックバード

幻都

APOCシアター(東京都)

2016/03/16 (水) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

舞台監督さんは頑張っていたようだ
APOCシアターの構造をユニークに使っていたなぁと感心
まぁそのぶん座席につくまでが狭苦しい感じになっていましたが・・・

開演前のBGMなどなく
暗くした劇場内で雰囲気を出してました
でも もーちょっと座席の幅のマージンは取って欲しいかなぁ
と アンケート無いなぁと思っていたら階下の受付に束ねてた・・・
座席に配置するパンフ等の間に挿んだ方が良いと思った

で小劇場のセオリー通りに(^^;)
5分遅れでの開演・・・・ここも何か踏襲しない方が良い思う・・

なかなかにハイテンションな会話劇が繰り広げられた
1時間35分であったが
ん~んん まぁ想像の範囲内だったかな・・・
効果音とかは隙が無く好ましかったが
突き抜けた感は無かったかなぁと感想

ネタバレBOX

怒って相手の男を問い詰める若い女と、タジタジながらもキレ気味反論試みる壮年男性。
少女嗜好の中年男性が過去に関係のあった元少女から責められる話であり、まぁ何となく済し崩し的に再び情交を重ねようとするところへ現在の男の家族~娘が迎えに来て性癖は変わらずと観客&元少女に臭わせて幕という話でした。

まぁ上手にまとめた小品な感じでしたが、ハイテンションな会話は好みの分かれるところでしょうし。性癖についても生理的に駄目🙅~という方もいるでしょうからお薦めにはしませんでした。

”クリミナルマインド”を見慣れてきて・・・あんまし話にインパクトは受けなかった&話のメインは男女の感情の移り変わりでしょうから話の複雑さはいらないのでしょうが、もうあと1つくらいはどんでん返し的な要素が欲しかったかなぁと(”ボディオブプルーフ”season2の第1話見た後だったせいもあるかな・・・←これは!出来が良かった(^^)

ちなみに娘さん役の方は可愛かったなぁと感想+♪

男=ピーター(眼鏡着用)=本名はレイ=現在56歳=15年前(当時40歳)に5軒先の近所に住んでいた12歳の少女と淫行し服役。出所後名前を変え現在の職場(何かの配送センターのようです)に・・。6年前から付き合ってる女性(1つ年上・・・子持ち)がいる。
女=父主催のバーベキューパーティーにて男と出会う(当時12歳)タイムマイムという海辺の町に二人して逃げ込んで・・・保護された。その後83人の男と寝て好きな男性もできたが現在は別れていて再会を望んでいる。父とは死別、現在は母と住んでるらしい・・。過去事件を罰するためにとの両親の措置で引っ越しせず近所から疎外された思春期を過ごさせられた・・。
少女=男が今付き合ってる女性の連れ子・・。昔の”女”の容姿・年齢に近い・・ようだ。
春疾風(はやて)

春疾風(はやて)

文学座

紀伊國屋ホール(東京都)

2016/03/12 (土) ~ 2016/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

これで開演時間厳守とか出来てればねぇ・・・・
作品の出来が良い分
そこが残念でしたね~

自分的にはドストライクな作りで
役者さんも舞台セットも申し分なかった2時間5分

プレトークとかして開演前の時間調整&
観劇マナー周知をした方が良いと思ったです
客層は髪の白い方々の多い感じで
普通の方々はマナーが良かったのですが
隣の爺様が飴の包みカサカサするわ
携帯は振動させるわ
カチャカチャと金属ブレスの腕時計で何度も時間確認するわ・・・
いい年して恥ずかしい行動が目立ったので
ここは一発劇団さんがプレトークで・・・以下上記参照(^-^)

負け犬ポワロの事件簿

負け犬ポワロの事件簿

東京AZARASHI団

サンモールスタジオ(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

確かに笑えた(^-^)
割と想像通りの展開ではあるのだが
怒涛に繰り出す登場人数の多さと
殺人事件そっちのけで盛り上がる前半と
謎解きにもなってるんだか
なってないのか・・の後半はドタバタコメディにふさわしかった♪
2時間がノンストップ!

アフターで付いた
全15曲の歌謡ショウが「お薦め」にした理由です
前振りでは、これこそが本番!
これまでの時間は全てこの為にあったそうです(^^;)
本当に”力”が入っていました・・の約40分

楽しい時間でありました♪

ネタバレBOX

実はこの撮影現場での殺人事件はおきて無かったというオチです(^^;)
割とよくあるタイプの話ではあるのですが
ドタバタ感と登場人物の個性で上手に見せ・展開しておりました♪

謎の予約日フライング客は・・・
とっても動きがユニークで強印象でありました・・・
たこ焼きマントマンとかポテチの食べ方とか顔真似とか

マッチ売りの少女

マッチ売りの少女

天幕旅団

【閉館】SPACE 梟門(東京都)

2016/03/09 (水) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★

原作のダークさは継承しつつ・・・
新解釈+してのストーリー展開だったが
前半眠気が・・・・(椅子蹴ってくれた後ろの方ありがとう(^^:)
後半の盛り上げ方などは好みだった約80分弱

裸に勾玉

裸に勾玉

MONO

シアタートラム(東京都)

2016/03/05 (土) ~ 2016/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★

しっとりとした感じの作品でした
開演時間も守られて眠気の起きなかった物語ではあったが
ラストのまとめがちょっと緩めかなぁと思えた2時間強の作品

盛り上がったトコは琴線に触れたですね(^^)

ネタバレBOX

弥生時代・・・・狗奴(くな)の国にある南のはずれの集落が舞台であり、邪馬台国は遠くに見える山向こう・・・・。狗奴は豊かでのんびりとした感じの集落であり人口は約1000人ぐらい=北の方が裕福で村長の住む地域、南の集境は貧乏な地域であり。高床倉庫を中心とした左右に竪穴住居の配された舞台セットです=自然博物館にありそうな太古の暮らし再現セットみたいに良く出来てます(^^)。ここに暮らしているのは男の兄弟三人に妹が一人。末弟には占い師の第1妻と踊り子の第2妻がおります。言葉が変な片言風で古代感(^^)を表現してます=好みは別れるかな? で、そこに汚れたスーツ姿のサクライ君が突如現れます=まぁ家の前にコモに隠れて寝ていたんですが・・・。サクライ君は現代人で小さな菓子会社に勤務してて横暴な社長の命令で”勾玉グミ”を新規に作れとの独断指示での参考・調査の為、古代ミュージアムのあるコノ場所に来たら展示してあった遺跡が気が付くと多くなってて、一緒に行動していた上司のキモト氏と同僚であり妻のサヤともこの時代に迷い込み逸れて半年ほど一人で彷徨っていたそうだと話すもまったく理解されなかったが、敵対した邪馬台国人でなく異邦人ならと自分たちも村で疎まれてる兄弟らは匿うことにしてくれます。・・・その後村長のアドバイザーにおさまってた上司キモト氏と何と村長(ちなみに作中では”ムラオサ”と呼称してます)の妻におさまったサヤと再会し夫婦間の確執を話され人間的に成長するサクライは村八分に近い状態だった兄弟らの境遇が危ういものとなり邪馬台国との前哨戦で各村が合流するコノ外れの家を襲撃して気鋭を上げようとする事を知り、村を逃げ出すことにするのですが既に包囲されてしまい、三兄弟はサクライに妹や妻たちを託して邪馬台国に逃げ込む時間稼ぎをすると集団に向かっていきます・・・。そこで一人先行したサクライはいつの間にかスーツ姿に戻って現代に帰還し、古代で見た人々の姿を現代のこのアミューズメントで働くスタッフに重ね見て。無事に妻と上司にも再会します=「室内ショーのあった時間に居なかったわね」と妻に言われるサクライ君。 ・・・・全ては夢?でも古代ショーのモチーフにされた夫婦の名は過去で聞いた名でした・・・・と終劇です。

さて3兄弟らは実は元奴隷(身寄りのない子らがそうなるのかとかは不明)であり、村の変わり者であったオトヒコに子供として引き取られていたのです。オトヒコは現実的な人物で、ケガには薬草・占いは信じず、そのことから村人には疎まれていて疎外されていました=状況の抗議に北の村長のトコに行って作中時間では既に謀殺されてしまってます・・・。

集団の輪から外れたものに対する理不尽な状況を丁寧に描いていって、トコが琴線に触れたです(^^)

言葉のやりとりや登場人物らの設定などは、すっごく納得できて笑いなども取れてたです。らしさが好ましかった♪(現代語の語彙を覚えていったりと)

「かたじけない」がキーワードで、人の恨みや嫉妬の解消法は謝罪だよというテーマの一つが琴線に触れましたさ。

<登場人物紹介>
オユマロ=この家の家長であるも気の弱い草食系な長男
アクタ=気ばかり急くタイプ。不器用で狩りも縄ナイも上手にできない次男・・長男と共に嫁が欲しいと思っている
シコオ=口が上手く、市での物々交換も上手な二人の妻もち三男。
アマリ=3兄弟の出来の良い妹であり、サクライ(後述)に好意を持つ。
ウシメ=シコオの最初の妻。亀甲(?)占い師ではあるも、あまり的中率はよくないらしい・・・がシコオが妻の占いをコトのほか上手に市などで褒めており周囲ではソコソコ信じられてるらしい。
マトリメ=シコオの二人目の妻。天涯孤独だったところをウシメに拾われて、占いを理由に家族にしてもらえた踊り子。学ぶ場が無かっただけで基礎能力は高い。
サクライジュン=現代人=説明にある”不思議な男”です=紙袋集めが趣味で周囲やら妻に気を配るタイプではなかったが・・・・弥生時代で長の妻になったサヤから本音で心情を語られ成長を見せ、戻った現代では紙袋収集に興味は薄れたようである。
キモト=サクライらの上司=長いものには巻かれる要領のよいタイプ
サヤ=サクライの妻・・・だったが、弥生時代では村長に乞われて妻となり現代のマンションより広くて快適だ等と心情の変化をサクライに吐露する=弥生時代ではクシナダと呼ばれる
グッドバイ

グッドバイ

キューブ

世田谷パブリックシアター(東京都)

2015/09/12 (土) ~ 2015/09/27 (日)公演終了

満足度★★★★

動画鑑賞ですが・・・
高評価芝居を劇場外で見れるのは嬉し楽しですね(^^)

女性たちの掌上でコロコロ転がされる主人公が可笑しいやら愛らしいやら情けないやら・・・・

逞しい女性陣に拍手! な約3時間の大作でした

新宿狂言2016 ~Starting Over in 申(さる)~

新宿狂言2016 ~Starting Over in 申(さる)~

全労済ホール/スペース・ゼロ

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/05 (土)公演終了

満足度★★★★★

前半は普通だったんだが・・・・
『附子(ぶす)』は何回観たことか・・・・でも以前のトコでも書いたのだが、やはり最初に観た人間国宝さんの演技で子猿のごとき中学生たちが静まったのが迫力であったなぁと思い出されます・・・。 今回も扇いでから戻るトコなどのコミカルな動きなど楽しめました。
 
で『猿聟(さるむこ)』 2001version・・・・凄かった!
必見でしたわ(^-^)
桜の舞台が時期的にはチョット早めだが
おおむね合ってて楽しかったわいのぅ♪

ネタバレBOX

『猿聟(さるむこ)』 2001version!
婿殿は太陽系の外にいるようで・・・・(^。^)
宇宙船で地球の吉野山にやってくるんですよ~
まぁCG動画なんですが・・・・
舞台では後方に模型が着陸・離陸するんですよ(^^)
音楽は”ツァラトゥストラはかく語りき”やら”スターウォーズ”を使ってて
合っていましたわ~♪
エンディングのスタッフロールもSW風♪
未就学児でも楽しめそうな(字幕はつくけどね(左右に))狂言で
舞台のセットを開く時にパネルの隙間に光が走る演出も綺麗でした

「きゃーきゃーきゃー」とサルの鳴き声が台詞に付くのが耳に残ったです(^^)

ちなみにトリカブトの毒=附子の作り方がヤンジャンNo.13での連載作品「ゴールデンカムイ」(アイヌの狩猟法など面白く読めるトレジャーものですよ♪)でタイムリーにあったなぁと・・・・
成り果て【グリーンフェスタ2016 GREEN FESTA賞 受賞作品】

成り果て【グリーンフェスタ2016 GREEN FESTA賞 受賞作品】

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/07 (月)公演終了

満足度★★★★

5つ星をあげたかった・・・・
とっても とっても楽しめたんだが
最後のほうがチョットわかんない感じがしてね~

詰め込んだ情報を上手に展開して
面白く見せ
狂言回し役もコミカルにつけて
笑えたなぁと思えた約2時間!

開演前にはTVの将棋の対戦風な
将棋の駒の動かし方解説付き=開場後の入場を強く勧めます!!
(10分前では途中になっちゃった・・・残念)

ネタバレBOX

サクッと”ネタバレ”いきます

AI将棋=まぁ言うとこの”電脳戦”というやつでしょうか
日本将棋の会長さんがコンピューターに負けては・・と
3本勝負して2連敗=3本目は3番勝負になり
AIに弱点が見つかり1回戦は人間側が勝利
2回戦は負け
で3回戦は?ど~なった??
オープンエンド?想像にお任せします?
ここがわかんなくて星が欠けたのです・・・・
まっあっしの理解力不足なんですけどね

羽生名人も寝癖頭で登場して笑わせてくれました(^^)

AI話はSFしてて好みに合ったですわい
歌劇『新聞』

歌劇『新聞』

ロッシーニ劇場

ロッシーニ劇場(イタリア)

2015/08/11 (火) ~ 2015/08/20 (木)公演終了

満足度★★★★

動画鑑賞です~♪
<字 幕>高橋絹子
収録: 2015年8月11、14、17、20日 ロッシーニ劇場(イタリア ペーザロ)

新聞がベースという話に合わせたか
舞台セットなどはモノトーン調でした

話はよくある(^^;)男女間のラブコメで
綺麗に大団円となり後味が爽やかでありました♪

花嫁広告を出した父親の恰幅の良さと
大きな体でもよく動くコミカルなトコが楽しめました

煉獄

煉獄

一般社団法人 日本演出者協会

小劇場B1(東京都)

2016/03/03 (木) ~ 2016/03/06 (日)公演終了

満足度★★

ちょっと合わなかったかな・・・
演劇を通しての国際交流をされてるそうですが
何か取っつきにくいかなぁと思えたです

韓国語の上演であり
劇場入口入って左手側が基本の客席です
右手側は最前列が舞台上での動きに合わせた生演奏ブースで
制作サイドの人々が原語で聞いてる感じでした

で左側から舞台を見た正面に字幕の投影がなされてました

80分の作品

ネタバレBOX

説明にある→次の新しい「生」を受けるためには、お互いを救わなければならないという矛盾に直面する・・・・・・。という感じよりも、何度も新しい血肉を得ても同じ事を繰り返し”輪廻”の輪から逃れられない=煉獄となってるのよ!という話にしか感じ取れなかったです。

韓国語での上演・・というより国際交流という要素を考えると
字幕よりもセリフを上演国のアテレコで行うとかするのは面白いのでは?
とか考えましたわ(^-^;)
今作なら日本語のセリフ音声に合わせて役者が声を出さずに演じるとか
(韓国上演なら日本人役者に韓国語の・・とかね)
Redmption Song

Redmption Song

Meibi

笹塚商店街振興組合 笹商会館(東京都)

2016/02/25 (木) ~ 2016/02/27 (土)公演終了

人の禄を食む内容ではない(-_-;)
カンパ制のワークショップかと思ったよ・・・・・

ここまで凄い作りのは初めての体験でした
世の中は広いなァと感動した75分強!

『英霊の聲―正気―』

『英霊の聲―正気―』

オフィス再生

APOCシアター(東京都)

2016/02/26 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度

原作知ってる人間が舞台化を希望し楽しんだって感じでしょうか
3列の観客席=上下の段差が無く後ろの席は舞台がほとんど見えない・・・・
最前列のみ舞台を堪能できる作りに思えた
舞台作品さえ自分たちの満足できる仕上がりなら
観客席に気は配らなくてもいいでしょうか?
とも強く感じてしまったねぇ・・・・・・(-_-;)
・・・着物に軍服&2段櫓に紗幕(ゴム状)と工夫があったし
客の退席中にも死体の方々は動かず雰囲気醸してましたが・・・

狭いハコでハンドマイクに普通のマイク=音が反響等してセリフなど聞き取り辛い
中高生にもわかるような絵本のような作りに出来なかったかと残念に思った
客席は高齢者と20代若手の両極端な年齢層でした
興味を抱いた若い世代に作品=時代解説=紹介をするような作りにすれば
三島由紀夫の再評価の気炎も高まるだろうにと思えたが
舞台上の表現は真逆かねぇと感じた約90分

ネタバレBOX

『憂国』は、三島由紀夫の短編小説。原題は旧漢字の『憂國』。仲間から決起に誘われなかった新婚の中尉が、叛乱軍とされた仲間を逆に討伐せねばならなくなった立場に懊悩し、妻と共に心中する物語です。
三島の代表作の一つで、二・二六事件の外伝的作品で。1961年(昭和36年)1月の小説発表の4年後には、三島自身が監督・主演などを務めた映画も制作され、ツール国際短編映画祭劇映画部門第2位を受賞したそうです。(ウィキペディアより)

お話は→昭和11年2月28日、二・二六事件で決起をした親友たちを叛乱軍として勅命によって討たざるをえない状況に立たされた近衛歩兵一聯隊勤務の武山信二中尉は懊悩の末、自死を選ぶことを新婚の妻・麗子に伝える。すでに、どんなことになろうと夫の跡を追う覚悟ができていた麗子はたじろがず、共に死を選ぶことを決意する。そして死までの短い間、夫と共に濃密な最期の営みの時を過ごす。そして、二人で身支度を整え遺書を書いた後、夫の割腹(舞台上は切腹と言ってましたが・・・ちゃんと言葉は正確に使って欲しいと思ったさ)に立会い、自らも咽喉を切り、後を追うんですが。舞台上ではいろいろと工夫があるんですがホントよく見えなかった・・・・。

Scoreless

Scoreless

劇団SUNS

新宿村LIVE(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

切り口がユニークだったが・・・
物語への突っ込みが今一つかなぁとも思えた
2幕休憩10分入りの2時間50分の作品でした

長丁場の割に情報量を増やしていなかったのが・・・
狂言回しや天の声とかいろいろ使って状況説明をとも思ったし

特攻部隊なんぞは軍事機密だったはずで
何となく皆が知ってるのは舞台上の嘘で・・・・とか
ちょっと笑える話入れてもとか思えたデス

ただ戦争は嫌だという作品ではなく
戦争という状況の暴力の中で日々の生活を送った
群像劇ってとこを評価しました

戦争モノの定番セリフも無かったのが嬉しかった

ネタバレBOX

生の歌声が聞けるのは素敵でしたが
舞台上の役者さんの台詞に被せる演出はちょっといただけないかなぁと

小道具での歩兵銃に直刃の銃剣のみならず
軍刀の先を付けてたりと芸の細かさが気に入ったが
手榴弾の使用方法がダメだった・・・
一度固いとこにぶつける必要あるんですよ=投げたりする前に・・・
そんでガダルカナル島での撤退戦
三八式と九九式の歩兵銃の弾丸相互交換できなくて
苦戦する話とかもあったらと思った

ルルドの森(平成28年版)

ルルドの森(平成28年版)

バンタムクラスステージ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/02/19 (金) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

何とは無しの古さも感じましたが概ね楽しめた
好みの海外犯罪ドラマ風で好みにストライクだったが
細かさや「それど~ゆ~経緯で判明したの?」と突っ込みたくなるトコも多々あり
残念感も感じられた約2時間

&アフターイベントが40分近く付いてて
本編とは異なり笑いを多く提供してくれて楽しかった♪

話のインパクトよりも説得力を
おもんはかると~星は3つにしますね

ネタバレBOX


「アナザヘブン」とか”怪獣ノーマン”を思い出します・・・・

でもね話し始めの脳みそ抜いたという遺体の頭頂骨だとポコッと脳は頭蓋から取り出せないと思うんですよ・・・電ノコで帽子の縁状に頭骨切開しないと・・・と思う・・舞台上では手のひらサイズの骨と6か所のドリル+糸鋸ってインカの頭蓋手術ではないんだから・・・ここは脚本から変更した方がと強く感じたね~まぁカンシとかで掻き出しましたってならいいけどね・・・・・でね次の被害者の頭部煮込んだ炊飯器・・・小さいなぁ・・と・・・あのサイズだと脳のみとかにセリフ変えた方が・・・首=頭蓋骨は入んないでしょう・・・・と初めの方から突っ込みが多々あり・・・小道具の拳銃は結構楽しめた= 米軍横流しで現行品でなく旧世代のガバメントってとこが受けました=でも基本買い取りでなく犯罪利用銃としての使用としたらリアリティ増したかも・・・・犯罪使用後に戻せば預り金が幾ばくか戻るという小物犯罪者に優しいシステム=実際現実にやってるらしいし・・・ステージガンで火花出すのは嬉しかった 女刑事さんはグロッグ17のようでしたがワルサーPPKのような小型拳銃かリボルバーの方が似合うと思ったデス(警官の銃は好みに変更可能な事もあるらしが真偽は不明っすね) でバディの肉を主人公には食べさせられる時間的ゆとりは無かったように思うけど・・・と突っ込みの一部を供述
サブトロピカル サステナビリティ

サブトロピカル サステナビリティ

熱帯

小劇場B1(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

面白く繋げていた短編集が楽しめた♪
で開演前の座の温めとかもあればなぁとも思えたですね

妙な感じが上手に表現されていたんだが
今一つな感も何かあったなぁと思えた約90分の作品

んでアフタートーク=血統学講座が40分近くあって楽しめました
遺伝の優位性が”走り”に限定されてる分
生物学的にも楽しめた話だったが
後ろで私語していたお姉さんらは
公衆マナーというものについて考えるべきでは?とも感じた
勉強になったトークでした
内容はサラブレッドの話で今週末の中山記念は
ドゥラメンテとリアルスティールが勝ちそうだとの予想されてました
お馬さんの好きな方は参考にされてみては(^^)

Alcohol&Night

Alcohol&Night

劇団スクランブル

シアター711(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★

よく 居そうだなぁこーゆー方々はと思わせる登場人物たちでしたが
ですが何となく絵空事上で感情移入し辛く
あまし自分的には合わなかったなァと思われた約90分の作品

ネタバレBOX

手前が黒いBARの作りで右後方がベッドルームとして白く色分けしてのユニークなセット配置でした=ベッドルームは各個人の部屋になったり連れ込み宿になったりとギミックが楽しめた♪

とっても弱気な演技が様になってた”まーくん”を中心に
彼女で強気でBARの実質権力者のアキハちゃん
と友人の死体役の多い女優ユウコちゃん
ヤリチン軽めのユキノリ君とその彼女=プッシートークのできる女に
全てにだらしなさが漂うダメ男のタテダ氏と離婚届を書かせようとする
その出来る作家妻らがBARとベッドルームを中心に展開する
恋愛ゴタゴタ話でありました♪

股の緩いユウコちゃんが男どもを引っ掻き回して
そこそこに地固まる感じの話でした
草食主人公はシンガポール転勤がうまく伝えられず
たぶん別れて一人で赴任するでしょう
本能的にユウコちゃんを避けたチャラ君は本鞘~彼女が本気になってかな
ユウコちゃんはオファーの来たアメリカ映画話にのって渡米するという結末

気の強いアキハ女史の内面とかが描き切れてなく
感情移入しずらかったかなと・・・
あれだけ強いアキハに動じないユウコの性格設定が悪いとも思えた
自己主張の強い二人が友人というトコが飲み込みづらいっす!
星の果てまで7人で

星の果てまで7人で

トツゲキ倶楽部

「劇」小劇場(東京都)

2016/02/24 (水) ~ 2016/02/28 (日)公演終了

満足度★★★

いろいろと惜しかった・・・・
楽しく出来ていたんだけど・・・
整合性で引っかかるトコあったんですよ(-_-;)
SF好きには細かさがね~って思えた90分強の作品

ネタバレBOX

地球からの緊急連絡のオチが?でした
前半でのリズム感ある会話とテンポの良い進み具合が
中盤弛んで
後半事象の解明はサクサク進んで面白かったが・・・・

復縁話は緊急連絡になるの?

さて話は宇宙で50cm四方の箱を持ち歩いている登場人物たち
何かの作業してるらしい
椅子代わりにもなる箱であり
定時連絡以外での緊急連絡が突如入るのだが
うまく受信できず不安になるクルー達
(アナログ通信?デジタルなら圧縮データの解凍が上手く出来ない=
欠損等があり音声データが復元できずとした方がSFチックかなぁと推測)
乗組員達は東西南北の地域からの出身メンバーであるが
”北”のみ乗船してません
連絡は地域同士の紛争が起きたことを伝えてきたのです
でも遠い地球での話でありとメンバーの不和は起こりませんでした
いろいろと話が出て土星のスイングバイで地球への帰還か
このまま探索を続けるかを皆で会議します
紆余曲折の末
メンバー以外の謎の搭乗員がいるらしいと
実は乗組員は全てAIだったと判明し
皆の意見の一致で探査を継続となり幕でした

最後の暗転で正面に輝く星々のシーン
後ろの光源の天井部は囲って欲しかったなぁと
客席側の天井とかのLEDなどは
平面で配置されず良かったです

最後に通信で入ったのが
離婚された男の復縁報告・・これって緊急で入れるレベル??
密かにオリジナルの人格提供者と通信していたAIがいたりするとこ
サラッと暴露したり謎のエイリアン?らしき搭乗者のコト
ウヤムヤにしてたのは残念だった

密かな通信のトコはSFらしくデータの蘊蓄とかいろいろな
らしさを出しても欲しかった

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