死に顔ピース 公演情報 ワンツーワークス「死に顔ピース」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    物語導入も上手やなぁと感心(^^)
    昔のドラマ「キャグニー&レイシー」で上司がタイトルを冠した二人のうち一人の病気を知り「気遣ってやれ」と言った相手が当の本人だったという話なんぞ思い出したわいな

    生を受けた以上
    死は100%必須なもので
    どんなに寿命が未来で伸びようとも
    逃れられない現実なら・・・

    痛くなく・苦しくなく・怖くない最期を迎えましょうよ♪
    (この考えは大賛成!)
    というメッセージが強く伝わった話でありました・・けど
    実際に本人や身内に
    そのような現状を重ね持つ人には
    観劇がきついかなぁともチョット思えた2時間10分

    ネタバレBOX

    医者と患者のW主人公体制で
    患者=看護師「楠美」はちゃんと大往生します・・・・
    まず納得できた生と死だったであろうっと受け取れました

    さてルーブルで見た死神の像の盾にあった碑文
    「どんなに強く巧みに生きようとも我が槍から逃れることはできない」

    逃れられねば
    納得しての死を受け入れるしかないのであり
    その手段はさまざまあるが

    この作品は周囲の人間の温かさや
    本人の心情を役者さんが上手に表現していたなぁと(^^)

    実話から生まれた話だそうで
    パッチアダムスもそうだし
    毛色ちゃうけど
    東京セレソンデラックスの”くちづけ”なんてのも
    ありましたね~

    終末の話は映画「晩秋」(これ原題は”死”なんですよ)とか
    海外物より邦画の方がしっとりした多くの作品あるかなぁとか思い当ります

    古来から日本の文化は
    生むこと死ぬことを嫌んできましたが
    こんな感じで明るく笑いをとる作品が広まってくといいかなぁと思いました

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    2016/03/20 02:17

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