実演鑑賞
満足度★★★★
如何にもな小劇場らしいハコで
演者さんらは逆Vの字型に置かれた椅子に
座って朗読時に立ったり動いたりしての
熱演 約2時間の作品 全席自由で飲食も自由
ドリンクチケットが500円
善神マズダさんが
ノリノリで客席に移動しての芝居は
とても受けたデス
アドリブでの一発芸大会も差し込まれ
自分はテッカマンが刺さりました♪
実演鑑賞
満足度★★★★
「これから」(チーム海)を観劇
テーブル一つを中央に置き周囲の壁際に
楽器や棚等を配したセットで
30歳独身 母と同居の娘さんが主人公で
不思議な感じのストーリーが
進んでゆくのでした
約90分 全席自由
ネタバレBOX
母娘の二人暮らしに
突然父妹と名乗る親子が入り込む
母は当然のように迎えるが
見知らぬ男女に混乱する娘
不思議な能力を持つ
乱入した妹に引き寄せられるように
母の青春時代に
タイムスリップする「姉妹」
そこで見たのは・・・→説明から
母の人生を追体験して
重なる自分の人生で
今まで自分の視点のみから見ていた
母の行動の理由と自身の今置かれている
状況を理解する主人公
綺麗に全てを説明せずにボカす感じで
観客各個人の想像を膨らませる余裕を残し
ファンタジーな世界観を描き切っていました
イメージ的には
怖くない 散歩する侵略者 みたいな感じ?
精神世界の探索とかいうと
テリー・ギリアムな感じも近いかなぁ
準主役は母親で
治療法無い眠り病に罹患した母は
若かりし頃に養い元である親戚の家を出て
飛び込みで喫茶店の住み込みバイトになり
料理の腕でコロッケで喫茶店を盛り上げ
恋人との子供も身籠り幸せに人生を
歩めるかというところで病気が判明し
迷惑をかけたくないと好きな相手を切り
一人子供を産み育ててゆくのだが
病気は子供である主人公にも継がれて
実は1年も眠り込んでいた主人公
起こしてくれたのは一次的に目覚めた母でした
見知らぬ男女は宇宙人?らしいが
なぜか主人公の精神世界に入り込んで
目覚めを助けていたらしい
妹ポジションは幼い頃の主人公も
重なっていたようだが作中に明確な描写は無く
なぜ宇宙人さんが関わってくれたかも
不明でしたなぁ
主人公が生まれてくる時に母が失血死しかけるが
輸血して助けてくれたのは
縁を切ったハズの主人公の父であり
眠り病の担当してくれてるのは
親切な父の友人さんであり
その宇宙人さんというのは実は
主人公の父で妹は腹違いとか
いろいろ解釈出来るかな?
精神に憑依してるだけ?とかね
場面転換の人とか
父の友人ポジションの方は印象強く
ユニークでしたわ♫
実演鑑賞
満足度★★★★★
有名なアニメの設定で
猫と鼠の関係を中心に進み話なんだが
着地点がどうなるのかと
長丁場ながら眠気も起こさず
ラストまで見せ切ってた
全席指定の2時間半超えの作品でした
ネタバレBOX
書き割りのレトロ感に
舞台いっぱいに投影される動画で
主人公ら小動物から見た人間の巨大さが
とても視覚効果良く伝わったです
ストーリーも一貫して矛盾や突っ込み何処
感じずに話に没入出来ました
元気な鼠のサティは好ましいキャラで
他のキャラクターらも
らしさが良く作られ演じられてました
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台セットはテーブルやベンチ等を
配したシンプルなもので
日常とは少しズレた感じの独特な世界観
表現してて個々の受け取り方で
様々な感情や感想が紡がれていきそうな
作品でありました
ネタバレBOX
人の残した想いを
遺産相続するのが基本の話かな
その受渡人さんの服装が
なんとも強く記憶に残る姿で
インパクトあったですよ
自分的には好み♪
実演鑑賞
満足度★★★★
二黒大安で入梅な杮落とし回を観劇
舞台セットはホワイトグレーな
色調を基本にしていて
中央に扉が配されたモノで
錆色の扉はタイトルの冷蔵庫の扉です
雪深い山中の村を舞台に
タイトル通りに冷蔵庫に居候した雪男と
住み着かれた家主=主人公と村人らが
織り成すストーリーです
「ボクは〝ソレ〟を信じていいの?」
ひとりぼっちの「ニードゥ」の前に
突然現れた雪男「ソレ」。
二人の奇妙な共同生活が始まる。
説明より〜チラシの右が雪男で左が主人公くん
なかなかの人物設定や物語が心揺らされた
約95分の作品 全席指定
終演後は撮影と
キャラクター色紙にサイン会付き でした
実演鑑賞
満足度★★★★★
地方の小さな工務店「イチオ工務店」
三姉妹の父が興し二女の玲奈が
継ぐ事になったその店に
家を建てたいと一組の夫婦
博とすずがやってくる
間取りの打ち合わせは和やかに進むが
「子供部屋、いらないです」
その一言が工務店に関わる
全員の人生を静かにかき混ぜていく
これは
ある夫婦が間取りを完成させるまでのお話
との説明通りに舞台は工務店の
接客スペースで
間取り等の図を配したデザインにて
視覚にも拘った舞台の見せ方をしてた
110分の作品 全席自由
個性的なキャラクターも出してきたりと
物語も十二分に楽しめました ♫
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台セットは奥に白の衝立風の壁を模した
シンプルなセットで
手前には 50cm四方の正方形ボックスを
6個程置いていた=茶色の木製=
女性主人公を中心とした丁寧な人物描写で
心に来るものを感じた約1時間40分の作品
全席指定でした
アンケート等は無く客層はチョイ
年齢層高めかなぁって
ネタバレBOX
久しぶりの 下北沢でした
知らなかったが駅前のビルの改修で
Off Offシアターと 駅前劇場が7月いっぱいまで
休館となっているとは→びっくりした!
物語は 女性主人公を中心とした
私の大好物の SF 物語でありました
時事的にも社会的興味の高い
AI の物語でありましたわ
出だしは主人公のモノローグ から始まり
天の声で「あなたは誰」という
問いかけが聴こえて
暗転というシーンが続いて
ミステリーサスペンス風な話が
展開するように見えて実のところ
主人公の人生の過去を
深く掘り下げるような話でありました
特に 作品上では 具体的な年代の記載はないが
現代の話として設定してるように思われた
主人公と過去に付き合った彼氏 今の彼氏
主人公の親友である4人の女友達を軸に
時系列で過去シーンを再現しつつ
今の現所進行と過去の話が徐々に
つまびらかにされていく展開デス
主人公は自分よりも
周りの人間を先に立たせるような性格であったが 芯が強く アストロノーツを目指していた
という過去も徐々に出てきて
母子家庭のようであり 過去 3週間の
家のリフォームの時に
潮風と海の匂い 知らないおじさん
というキーワードが出てくる 以外
3週間分の記憶を無くしてるともわかる
母の事もあり 普通のOLしていたのだが
どうしても宇宙が好きで
宇宙飛行士を目指した が
途中で候補生から外されたという過去を持つ
冒頭の謎の問いかけは 人工知能 AI によって
宇宙探査を AI に任せるという企画の方で
どうやら 主人公の人格を
宇宙探査船の AI に使うという話が見えてくる
主人公が なぜそのようなことをと思っていると元々 優秀なアストロノーツ 候補生 であったが
体調の不備により外された過去
そして AI の開発も1年後ぐらいという風に
言われていたのが半年に縮められないかと
本人が望んだ その理由とは
アストロノーツ 候補生を外された理由でもある
膵臓癌ステージ4の発見であった
明確には作品中に出てこないが
優秀なアストロノーツの AI であれば
ということで AI 候補となり選考搭載が
決められたのであろうと推察できる
ただし 本人の記録の欠落により
AI の設定がうまくいかなかった
なぜそうなったかということを
物語は徐々に明らかにしていく
実は両親が別れた時に家のリフォーム時に
預けられたのが別れた父親のところであったが
お父さんであるということを認識し
確認してしまうと 拒絶されるかもしれない
という怖さから記憶を封印していた
とわかるのであった
ついには その記憶封印が解けて AI のバグも消え 無事 AIが搭載されます
ラストシーン 今付き合ってる男性への誕生日に
宇宙空間に旅立った AI から
1年に1回のメッセージが届きます
それを一人 亡くなって3人に減ってしまった
女友達と彼氏が声を聞いて 暗転し終演となり
その余韻の長さが なかなかに心地よく
見事な SF として強く心に残る作品でありました
過去の主人公と今の主人公はW配役で
AI担当の3人の白衣さん達も人物設定がGOOD!!
ラストシーンは「ほしのこえ」を連想したなぁ
まぁ冒頭は「蒼穹のファフナー」みたいで
危ないSF系になるのかとも思ったが
ハートフルな物語でありましたわ♫
実演鑑賞
満足度★★★★
舞台は小道具などの配置は無く
背面に映像を投影する事で
場面転換としていました
作中説明通りに衣装も和装と洋装が
混じった様にしていてユニークでした
時代劇コメディな感じで
ちょっと漫画チックだったなぁと思えた
1時間40分の作品 全席指定
ネタバレBOX
主人公 カオスくん
離島に若年性痴呆症の父と二人暮らしです
今風の若者 のような感じながら
父親はお前は 徳川 なんだ
次の将軍になるのだと印籠を渡しますが
500円で売っちゃうような子です
印籠を取り返してきた 服部半蔵子と共に
父を含め 3人で 将軍になるために
上京するのですが
現 将軍 の妨害等あり
なかなかうまくいきませんが
亡くなったとされていた行方不明の
父の乳母であった女性を探し出したりと
着々と足場を固め
ついには現将軍と対峙します
そこで次代の将軍にと初の女性将軍とも出会い
戦闘=殺陣シーンとなり
主人公勝利で決着後 平和になるならと
主人公は将軍にはならず良い国を作ってくれと
女将軍に託し自らは半蔵子と一緒に
徳川埋蔵金を探しに行きます
現将軍の取り替えっ子は生配信でバレて
外国の脅威も去るであろうと なり
遂に見つけた 徳川埋蔵金は
巻物 一つでありました
タイトルにある TKG が卵かけご飯 で
人は 飢えなければ 世は大変でよくなっていくと
いった内容が書かれていました
昔の何か B 級映画のオチを見ているようで
ほのぼのとした感じがしましたねぇ
途中 印籠を騙し取ったお兄さんが
毒殺されたようなふりをして
「殺す気満々だったよな」と
死んだふりして逃げ出したりとか
細かいところでの設定が面白かったのですが
印籠が最初の方だけで 後半には
何の影響も及ぼさずだったり
細かいところが粗があったかなと思えたのも
自分の感想であります
ゲーム好きの主人公にVRゲームと思わせて
殺陣に組み入れるのは面白かったが
ちょい設定甘くないかなぁとかも思えたし
実演鑑賞
満足度★★★★
作品雰囲気は松田優作の「探偵物語 」と
岸田今日子 女ボスの雰囲気の
アンチヒーロー 探偵ものである
「傷だらけの天使」を混ぜたような
印象かなぁと
なんとなく ゴチゃっとしたような
ダークな町の雰囲気が素舞台ながらも
よく出ていて ハードボイルド感は
登場人物達が巧く出してました
だいたい2時間弱 ぐらいの作品
年代若くすると「風都探偵」な感じ
とも言えようか
自分的には好みな作風でありました
印象的なラストシーンが良かった
ネタバレBOX
この国のどこかにある街...
サウスベイシティで命を落とした
私立探偵の風吹淳平がプロローグに出てきて街を眺めていてのモノローグ
雰囲気はベルリン天使の歌のような感じで
去る時に背中を向けると
そこには天使の羽がついている 淳平さん
そして時は現在。
風吹探偵事務所を引き継いだ鶴田 紅(べに)事務所を畳み所員の銀次と共に
リバース 探偵事務所に雇われます
そこの所長 柊は 左目 眼帯の男であり
元警察官でオーナーは
岸田今日子ポジションの蜂須賀女史
柊は友人である小説家 弓削が
ロマンス詐欺にあい100万円を
振り込んでしまった事を聞く
ただ弓削は金額よりも
その女詐欺師に会った事による
湧き上がった創作意欲の方を重視して
再び会いたいと 柊に捜索依頼を出す
その 騙した女 倫子は茜 という
若い詐欺師と組んでいた
そして弓削の次に倫子が狙った社長さんから
共生者という裏社会のメンバーが
記載されている手帳を入手してしまい
闇の組織から狙われる事となる
その社長を殺害した 始末屋や
ベイシティ 警察の二人組などが絡み
いろいろと巻き込まれていく
探偵事務所メンバーら
攫われた倫子を助け
手帳の解読を弓削に任せ
裏社会のリストの方には 蜂須賀オーナーの
名前も解り オーナーは手帳を取り返す為に
柊に5000万円を提示し手帳渡すよう脅すが
柊はオーナービル最上階のガラスを
撃ち破り 風を感じた後
手帳を蜂須賀に渡し 5000万を持ち去る
倫子が詐欺師をしていた理由である
子供の高額な治療費にと金を渡し
オーナーが裏社会の人間と判明し
リバース探偵会社は解散となります
皆が去っていく中
鶴田 紅は空から羽がひとつ降りてくるのを
見て拾い 終演となるのでした
主人公の柊氏
眼帯も悪くはなかったが自分的には
丸メガネで片側を黒くしてても
カッコよかっのではとか思った
まぁアクションでは眼鏡は邪魔かしらねぇ
カラーパンフの裏にある相関図が
とても分かりやすくてGOODです
実演鑑賞
満足度★★★★
A.D.2020の再演ですが
初演時に感じた引っ掛かりは消えてて
スムーズに話しの流れが感じられて
楽しい作品でありました(^_^)
舞台セットは綺麗でお洒落な感じの
画廊喫茶が再現されてて チョイ下手側の
出っ張った感じのトコも使ってました
約90分の作品
ネタバレBOX
話の流れは前作 同様で
尻尾を掴ませない 結婚詐欺師の男を
追っている地方警察の3人組
その詐欺師男に騙されているのが
なんと詐欺師を追ってる警察の主任の
元奥さん=銀行員=であり
舞台となる画廊喫茶のマスターと
リアクション高いバイトさんの友人で
ズケズケとモノを言う空手黒帯のバイトさん
どちらも 女性で
そこに再生回数を増やしたいという
YouTuber3人組は狂言凶悪犯逮捕シーンを
この喫茶店でやってみようと画策し
マスターも巻き込んだり
子供の高額な治療にかかる
お金が欲しいと 暗い面持ちで考え込む二人組
詐欺師の話=1000万円もの現金が此処で
受け渡される=ということを聞き
それを強奪しようと考えるのであるが
詐欺師が狙ってる1000万円を用意する為に
警察官のの元奥さんも横領を働いて
さあ どうなるかと様々な思惑が事件当日
集約してくのを 舞台後方の絵のところに
日時や各シーンのタイトルが入り
= 四文字熟語=でしたけど
だんだんとクライマックスに向けて
盛り上げてる感じがなんとも楽しめました
警視庁の刑事を名乗り入ってきて
誤解される YouTuber のお兄さん
黒のスリーピースがなかなか決まってた
ただまあ警察官の持つ拳銃はニューナンブで
普通マグナムは持たないから
その辺もちょっとおかしいと指摘され
怪しまれてバレてもとは思うが
現実 申請とか通ると所持拳銃の変更は
可能みたいな話は聞いた事あります
まっその辺は御愛嬌で
ただ 色々と 捕まえられた経緯や
見逃す話とかが 綺麗に流れに乗っていて
矛盾なく ストンと腑に落ちたのが
何とも言えず 楽しかった♪
元奥さん 騙されて職場の お金横領し
それに怒って怒りの方向を詐欺師に向けた
元旦那の警察主任さん
犯人が銃持ってたから 撃ち殺した
なんて筋書きを考えるところも
なかなか恐ろしく
それを無かった事にするため
まあやってしまった YouTuber の狂言も
流すという方向性は本当に無理が無かった
こんな感じだよな というのが
よくできていた作品になっておりました
詐欺師の本命彼女が数ある喫茶店内の
贋作絵画の中で1枚だけあった真作が
1千万円前後するだろうと鑑定し
端数30万円程出してくれるなら
治療費に渡った横領金を補填すると約束し
詐欺師以外誰も捕まらずに店長は念願の
エスプレッソマシンを手に入れて大団円
となるのでした
詐欺師の本命彼女の雇ってた探偵さんや
YouTuberに関わる元ルポライターさんとか
ホント上手に纏めてたました
実演鑑賞
満足度★★
チラシの説明とはチョイ異なってたなぁ
客席が向いてる舞台のみならず
席周囲や右手側の部屋に後方のWCや入り口
なども用いて繰り広げられた
地方プロレスのお話でした
前方舞台がロープで囲われたリングの設定
今一つ感情移入できなかった
1時間弱の作品
ネタバレBOX
KANAプロレスに所属するレスラーさんらが
向いてないー移籍等で辞めたがり
退団意思を伝えるのが大変で
ドタバタする上に
何か街の様子が変になってきて
世界の終わる感じになる
不条理? SFな話でした
実演鑑賞
満足度★★★★
タイトルである"敷居(THRESHOLD)"は
スレッショルドと読みます
開演前では舞台奥に文字投影とかして
タイトルとか意味を映していましたが
4つの作中でプロジェクターは使わずでした
実験的な分 作風バラバラで楽しめたかな
全席指定 2時間10分の作品
ネタバレBOX
基本舞台は扉3つまでと
4本の柱で構成されてまして
配置は自由に動かしてました
■theater 045 syndicate『鹿』
椅子二つのシンプルなセット使いで
修学旅行に来た学生さん達
此処は どうやら奈良公園らしい
バスから降りない 1男子学生と
それに困っているバスの運転手さん2人の
コントという体を成す芝居です
バスの周囲の状況は天の声で
効果音や他の生徒のセリフが聞こえてくる
というシチュエーションです
どうやら 鹿が人を襲っているようで
バスから出た 同級生は次々と襲われ貪られ
噛まれたものは鹿になるという
恐ろしいシチュエーションです
ラスト ついに 男子学生も出ていき
1人残った運転手さんが
学生さんにも困ったもんだ
という感じで幕です
ホラー シュールな作品でした
丸坊主で詰襟の男子生徒さんの声がよく通り
性格設定も相まって強く印象に残りました
■劇団820製作所『物語の書き方(仮)』
舞台 右手に
タイプライターを叩く女性を配し
その周囲にタイプライターにて紡がれる
物語の中の登場人物達を出して
物語がどう 進み
どうまとまりどう 完結したか を
見せていく 作品
ラストタイプライターを打ち終わり
カシャッと紙を打ち終えるシーンで終演です
メタな展開だったなーと
■劇団スクランブル/クエル・ペッパー
『presentation』
どうやら 新しい技術の発表会のようで
電脳世界に自分の細かな条件を
全てクリアする理想の女性を作り上げる
それを疑似的に 映像として出していく
という話で 客席からあなたどうですか
と呼ばれ台場に上がったのは
実は仕込みでちゃんとした演者でしたが
いろんな細かい設定したという話で
3つの扉から妙に偏った好みの女性が出て
なぜか最後は全員男性に寝取られていく
どうやら 製作者側のアシスタントが
テストデータで入れた昔の旦那の
若い頃のデータが出てきて
それがバグとなってるようです
電脳世界を笑いとスラップスティックスに
入れた作品 怪我をしてたと思われた女性
三角巾から左手を出すと
銀のサイコガンになってるのが
ちょっとツボったかなー
でも全体ワチャワチャしてて今ひとつ感が
強めでしたかねぇ
■演劇プロデュース螺旋階段
『明日、また、明日。』
嫌なコトがあると
自分の好きな動画を見てひたすら見続けて
心の安寧を図る主人公の女性と
周囲にはその女性を気遣う
4人の演者が出てくるのですが
左奥に着替えがありどうやら
現実のイメージに即し着替えて
出てくるようで 配した3つの扉から
様々な女性の過去を表現した
演者が出てきて主人公に絡みます
結局一人芝居 と言えなくもないのですが
女性の過去を知れる
色々な人物との絡みが妙に楽しい
ユニークな 脳内 話となっておりました
実演鑑賞
満足度★★
基本素舞台で4人の演者にて繰り広げられる説明通りの展開デス 魔法少女の変身を舞台でやろうとするとコウかなぁとかは面白く感じられたが 話の進みと真相暴露が あましカタルシスを得られなかったなぁと思った約100分の作品
ネタバレBOX
案の定 魔法少女のマスコットが黒幕で肉食で
謎の怪人”ヴィラン”は移民者で
言葉が理解できないだけで
主張は至極まっとうなものでっあったが
マスコット=はちべえが理解出来ない様に
主人公の理解力を妨害してたという構図
やっとこさクラスメイト=”ヴィラン”さんと理解を深めて真相=人類良質肉化計画を
突き止めて2人して
はちべえにナイフを突き立てるシーンで
終演となりまして 尻切れトンボ感受けました残念
一番自分的に受けたのが
パンフの令和28年度 東山高等学校の
生徒募集要項に書かれた ごあいさつ でした
実演鑑賞
満足度★★★★★
【剣チーム】観劇
開演前の前説は弥次さん役の山田拓未氏
BGMが無くてチョイ残念だったかな
十返舎一九の滑稽本である
『東海道中膝栗毛』
(とうかいどうちゅうひざくりげ)が
ベースで伊勢神宮へのお参りと
東海道の道中記となる
ナンチャッテ時代劇です
十二分に面白かった♪
全席自由でお見送り会付き
ほぼ満席でありました
ネタバレBOX
内容は説明通りで
弥次と喜多が東海道の道中
吉原遊郭での年季を終えて郷里へと帰る
お清(花魁・清川)と出会っての同行話と
お清が吉原で勤めていた時期の回想と
お清の妹分(で合ってるかな)の葛城の
吉原に来る前の郷里での犬=チョコとの
絆の話=犬ネタ満載の擬人化犬が笑えた♫
上記3つを各時間軸を進行し見せていき
骨組みは念々和尚一行らを交えた道中記で
無事にお清の故郷に帰り着き
葛城の帰りを待っていたチョコに遺灰を託し
お清は待っていてくれた幼馴染の時次郎と
再会できて弥次喜多を見送るシーンで
終演となります
女にモテたくて料理人になるも
多情にて振られる弥次さんと
妙に察しの良い喜多さん
お伊勢参りをする事になった顛末が
弥次さん恋人にガールズバーの入れ込みが
LINEバレして振られてと的確に喜多さんに
詠まれるも料理で人を笑顔にするのが夢と
荘厳な嘘をついて喜多さん丸め込み
出会いを求めて旅に出たと
オープニングの状況説明と掴みが巧かった
一通りの登場人物出してからの
アンサンブルダンスで物語のスタートでした
お清さんに想い伝わらず
喜多さんとのホモ誤解されたり
恋が芽生えると音楽が流れてと
王道的分かりやすさは とても楽しかった♪
念々和尚一行も往年のドロンジョ一味
みたいな感じが雰囲気良く出せてました
舞台美術が凝れてない分
衣装等はしっかりしていて
見劣りとかは感じられなかったデス
犬ネタでの初登場時のジョンくんの動きは
若々しさ出ててGOODジョブでしたわ!
若くして死んだ同郷の遊女・葛城が霊となるのは
労咳を患って布団部屋に閉じ込められ
お清が自分の分の食事を分け与えて栄養を
つけようとするも病に勝てず
一人誰にも看取られずに亡くなったからです
郷里に残したチョコに会いたくて が未練で
同郷の清姉さんに憑いてゆくのです
実演鑑賞
満足度★★★★★
杮落とし観劇
舞台セットは綺麗にホテル内を
作りあげていました
火葬するまでの遺体安置所であり
葬儀社が経営してて
葬儀も当然しており
そのホテルを利用する
様々な人々やスタッフの人物像を
ユーモアを交えて明るく死を
描いてみせていた作品でありました
生者必死であり軽くは捉えていない
死の重みも出してて心揺さぶられました
約2時間の作品 全席自由
次回は節目になる公演だそうで
期待致しますね♫
ネタバレBOX
葉隠とかメメント・モリの概念も
なんとなく理解できる作品で
人だけでなくペットも預かるトコや
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)」
というものも知りました
=身元不明のまま死亡し
引き取り手がない人のことだそうです=
高齢で仲の良かった友人の遺体に
会いに来る御婦人や
行旅死亡人担当の市役所役人さん
家族を捨てた挙句に孤独死した
親父の身元引き受けを拒否する息子さんや
あってはならない遺体の取り違え
=カードキーで棺が出て来るのだが
名前が同じで間違えられた
スズキマコトさん=信さんと誠さん=等
上手に丁寧に人間模様を描いてました
棺に入る入棺体験とか
生前葬とかも盛り込んで
明るく展開はしておりましたが
冒頭の高齢の御婦人が急に亡くなり
生前 御本人が望んで
ホテルスタッフと決めていた葬儀は
出来ずフランス帰りの娘さんが
普通に慎ましく葬儀を済ませてしまった
顛末は程よい〆方だったなぁと感じました
多分娘さんには心届かんかっただろう
と思わせる感じは作品内容に揺らぎなく
好印象を受けました
ラストは赤で決めたパーソナルカラーで
生前葬を明るく見せて終演としてました
こっちは縁切ったハズの親父を
切れなかった母の情を汲んだ
息子氏の生前葬で
親を許した方と許せなかった方の
対比も巧みに描いていたなぁと感心でした
まぁ自分は許せなかった方で
親父の葬儀は周囲が気使って知らせも無く
いつ死んだかも知らんかったですので
上記フランス帰りの娘さんには同意出来たな
実演鑑賞
満足度★★★★
時代劇っす
タイトルの遠津川に住む兄弟を中心に
戦となるかも という状況を
詰め込んだ作品
小道具とかしっかりされてて
見応えあったケド
ちょい劇場が小さく思えたかしらね
作品雰囲気の作り上げは
巧みだったと感心しきり
アンケート用紙に鉛筆付き
ネタバレBOX
だって客席中央に花道作って
下手には木を模した台まで設置して
殺陣として大きく刀を振り回せないのに
頑張ってたのが また凄いと感じました
話としては
山の民である遠津川に
海の民の方がちょっかいをかけ
小さな 諍いから大きな戦へと
転じる事になるのを憂いた弟が
戦の率先となる兄を切ると決意し
兄弟対決がクライマックスのメインと
なりのです
和尚や周囲の方々の
色々な人間模様が描かれ
なかなかに 見応えのある
戦国 芝居となっておりました
最初は食料を奪いに来て
怪我人が出て憂う話が
続いて 死人が出るとこまでになり
怒りを感じた兄が徒党を組んで
廃城に座し戦をしようという発想を持ち
賛同者が出てくるのですが
これがそのまま続いていくと
大きな流れとなり本格的な戦となる事を
憂いた弟が兄を含めた20人程度の死亡と
村里全体で百人単位での死亡を秤にかけ
兄を討つ事を決めるのでした
互いの思想のぶつかり合い 等が
怨恨 ではなく里の未来を憂えた
行動の結果 自分の信念という処を
うまく見せていたなと感じた作品でした
実演鑑賞
満足度★★★★
名前の通りのハコで
白を基調としてファンタジーな
メルヘンな感じが醸し出されてた空間で
展開された朗読劇4作
なかなかに楽しかった♫
95分予定で
アンケート用紙にボールペン付き
暗転とかはなく 開場時にすでに
舞台上に演者がいて楽しそうに話したり
動き回ったりしていた
舞台上に台本持って朗読するスタイル
ネタバレBOX
でも作品内容は
ダークなファンタジー系が多く
イメージ的には
笑ゥせぇるすまんみたいな印象でしたかね
面白い配置で椅子置いて
台本読みながらの芝居となるのですが
動きも入れたりして
飽きさせない演出が見事でした
ちょい2つ目の話が
結構ダークで
ネグレクトにカリバニズム的な要素が
エグかったッす
全体としてSF調なのが
自分的には好ましかった♪
実演鑑賞
満足度★★
50分の娘道成寺と60分の鷺娘
15分の休憩で
ミニ映画館みたいなハコで
2列のドリンクホルダー付きの座席が
なかなか素敵でありました
素舞台に白ベースで3つほどの箱を置いて
2作共に一人芝居で語る作品でした
見せたいモノと
わかり易さが一致してなかったかなぁ
と思えたデス
ネタバレBOX
娘道成寺
プロローグ女性が一人 本を読み
話の内容を語るのであるが
観客にに向けた開いた本は白紙で
何も書いてなかった
話は 始終 女性の一人芝居で
どうやら彼氏が一人住まいしてるところに
入り込んできて 色々と物議を醸していくという
展開なのであるが
今一つ 感情移入がしづらい話であった
『娘道成寺』(京鹿子娘道成寺)は
自分を捨てた男に恨みをもって蛇神となるも
鎮められる話でー繋がりがよく分からんかった
鷺娘
これもまた女性の一人芝居であり
どうやら ウェディングドレス風のものを着て
天国というか あの世に来ており
どうしてここに来るようになったかを
説明して欲しいと 担当者に言われて
ポツポツと自分がここに来た経緯を
語るという展開であった
なかなか面白い出だしの掴みであったが
途中から回想のまま彼氏との同棲生活の方の
話の方に移行してしまい
砂糖と塩を間違えとオムライスを作って
彼氏がそれを全て食べてしまって
イチャイチャしてると横恋慕してた
妹に刺されて ここに来たとわかる
回想シーンを入れるよりも
始終報告ということで
自分がどうしてこうなったかを
述べた方が物語的に面白かったかなと思われた
最後に暗転後エピローグとして
舞台上に出しっぱなしだった開いた本
姉らしい人物が本を取り頁を捲ると
サクラとユキと名が書かれたのを見せて終演
よく分からん。(姉がユキだったようだ)
歌舞伎の演目「鷺娘(さぎむすめ)」って
恋に焦がれて身を崩し
その恋情の強さから地獄で攻めを受けている
娘を描いている作品という認識でしてー
それと関係があるような話とした
現代劇には感じられなかった
閑話休題 鷺娘って始めて知ったのは
「魔界水滸伝」という小説読んでて知りまして
悲恋ものという認識だったが
横恋慕した妹に殺されるのは
不条理ものではなかろうか と
実演鑑賞
満足度★★★★
入学から卒業までの
高校生コント集時系列順に
という作りでありました
出来の上下が また趣ともいえる作品集
100分の作品
実演鑑賞
満足度★★★★
A.D.2014の再演になるのですがー
まぁ その間にヒーローも増えてますから
話のネタは膨れてますよ♫
葬儀の場で登場人物ヒーローばかりだが
全員喪服での会話劇である
ネタの元も結構わかるし
ヒーローもの好きには
楽しい作品でありました
前3列が指定席で 後列が自由席
開演前 BGM は懐かしのササヅカインとかで
上演は1時間40分ぐらいでした
アンケートとかは無かったね
ネタバレBOX
ヒーローさん達は登場時代からの
縦社会で大先輩は最後まで正体不明だった
月からの使者さんです
他には 光の国からの人間寄生型宇宙人に
40年前に悪の組織に改造された方と
徒党を組んでいた青い方と
最近のサラリーマン型のヒーローさんに
アメリカからのヒーローさんらが
自分らのアイディンティティやら
正義のありかた等について語り
最後は再び次元の穴が開き
ヴィランが攻めてきて
まぁ やってヤルかーで終演です
ゲストは死んだハズのヒーローが
小ネタ入れて敵の情報伝えてという体の
お笑いタイムでした
還暦 還暦と年齢ネタ振って
デイケアの話し出したのには吹いてしまった
そのデイケアでのリハビリ運動がネタで
失敗すると洗濯バサミを
皮膚に付けられるというものでしたわ
舞台上にも お茶とか水とか
軽いスナック菓子とかのコーナーがあって
作中でも 上演者 さん達が自由に
飲み食いをしてたところがいかにも
葬式の待ち時間っていう感じで面白かったな