実演鑑賞
満足度★★★★
物語は説明通りで
舞台セットは高低差や見た目がユニークな
作品世界感を十二分に表した
見応えのあるものでした
バイクの免許とバイクの購入資金欲しさに
叔父の居る田舎でバイトをしにきた主人公が
「時を戻そう」みたいなビジュアルの
フランケンシュタインモンスターの息子と
巡る作品世界をなぞる物語でした
111分 全席自由
ただ最前列の方がスマホの着信音鳴らして
直ぐに切らないわ 電源切れやボケ!
ガラケーをひたすら数分単位で何度も弄るわ
観劇マナーが欠けまくってたのには
閉口しきりだったわ
ネタバレBOX
色々と詰め込んでて とても楽しめた♪
原作の説明やツッコミに愛も感じたし
フランケンシュタインズ
ホントに複数形で合ってるんだよ
モンスターさんは楽しめたし
リアルに飲み食いしながら田舎生活を
らしく表現してて作品世界を良く表現してた
実演鑑賞
満足度★★★★
【abnormal】 (アブノーマルズ)
「銀河鉄道の朝」を観劇
ハイテンションでした~♪
丸尾丸一郎、書き下ろし新作、
演出の完全新作作品。
「銀河鉄道の夜」の世界観を過去も未来も現実も狂気も、自在に行き来する、アグレッシブにしてフリーダム、演劇への遊び心満載の新企画。エディンバラで得たインスピレーションとパワーアップして待ち構えるメンバーとのタッグをお楽しみに。の説明通りでしたわ〜。
開場してから舞台上ではお祭り騒ぎで
クラブと言うかディスコのダンス会場でした
ハロウィンな感じのデスかね
その世界観に引き込まれたままでの
60ふんの作品だが
まぁ開場時からも作品時間だと思えたから
90分としても いいんじゃなかろうか
と思ったです 全席自由
ネタバレBOX
カンパネルラが川で溺れ死んで5年
今まで自粛してたらしい星祭りが開催され
人々がハイテンションで踊りまくります
そしてカンパネルラの死因を
それぞれが述べるのですが正解が無く
?となった処でカンパネルラが現れるのだが
彼は実はブルカニロ博士であると言い出し
この世界の事象は博士の見せた幻であり
カンパネルラは川で亡くなっていると
現実を皆に知らせて幕となるのでした
90分もハイテンションでいたのに
幕となりカーテンコール時に急に静かに
整列するのが 物凄い違和感で
ギャップが楽しかった♪
客イジリも面白く劇場の一体感も増してた
コレがエジンバラ風味を加えた
最新の鹿殺しなんだねぇと
感心しきりであります
実演鑑賞
満足度★★★★
都市伝説や事件を日常に落とし込む
独自のジャンル“サイココメディ”を
持ち味にダークでシニカルな作風にて
追い込まれる人々の人間性を
描き出す事がメインの劇団さんだそうで
今回は「すすきのホテル殺人事件」が
テーマで超能力と劇団メンバーや次回作の
制作進行等を絡めたダーク系の
スラップスティックコメディスリラー
のような2時間の作品です
ハイテンションな科白と
若々しい舞台上の動きが堪能できました
ネタバレBOX
すすきのホテル殺人事件とは
まぁサイケな女がラブホの浴槽で
男女間の縺れのあった
オッサンの首を切り落とし
持ち帰った首の皮を剥いだりしてて
で その殺人映像=自家撮り
スナップ映像まで撮ってたという
猟奇的な殺人事件であります
そこに地元が札幌である劇団さんが
持ち前の超能力使って作品仕上げて
芝居で金儲けしようとする
成り上がりストーリーを挟み込んだ話
舞台が素舞台に
シャワーカーテンで囲われた浴槽だけで
なんかシュールで怖かったですわ
ただシャワーカーテンの下の方は
浴槽内に入れないと水が外に漏れますわよ
舞台右のモニターに事件等の日時が表示され
リアリティ感出してました
行動の妙なリアリティと
芝居としての嘘とのバランスは
今一つだったが
熱量は凄く感じ取れた舞台でした
主人公格の脚本家さんの超能力は
相手の考えてる事が読めるというもので
台本作りに役立ち
もう1人の超能力は記憶の消去で
どんな迷惑かけようとも全て無かった事に出来
やりたい放題な進行に一役立ちます
もう一人のはテレキネシスです
開眼の発端がスカート捲りなのが 何ともでしたが
後半は銃弾まで防いでましたフィクション編で
現実の劇団の何かをなぞってる
人間関係は笑えたが
仲間の寺の坊さんにタカリまくってるのが
恐ろしいかった=素で賽銭箱から
交通費抜こうとしたり=リアリティが何とも
実演鑑賞
満足度★★★★
割と広い広場的な公園での野外劇
工夫を凝らした舞台美術に
力量の感じられた役者さん達の演技が
堪能できた約80分の作品
幕間にストレッチタイム入り
後半 寒くなってきたから
開演時間が1時間早かった方が嬉しかったかな
ネタバレBOX
舞台セットに周囲から演者さんらが集まって
歌から始め 掴みは巧かった
第一声って重要だなぁと思わされました
話は安部公房の戯曲『友達』です
内容は一人暮らしの男の部屋に
見知らぬ連中が押しかけて
親切心を振りかざし
男を追い詰めていくという内容で
初演が1967年で「谷崎潤一郎賞」を
受賞した代表作の一つだそうです
話はウィキペディアに
まんま掲載されている通りですが
ちょいミュージカル風にアレンジされており
観劇方向も幕間後に後ろにと展開したり
野外劇ならではの工夫を凝らしておりました
これで無料とスゲェーと思ったデス
実演鑑賞
満足度★★★
舞台セットは田舎の山道や炭焼き場等を
簡略化再現したもので
高低差等凝っていました
小道具としての衣装等も
しっかりと時代らしさを出していましたがーちょい台詞の噛み噛み等が残念だったな
話は終戦間近の男女の話で
割と王道的な感じで違和感や齟齬などは
感じられなかった分科白とかはねぇ
と思った 約1時間強の作品
「めしあげ」漫画とか思い出したデス
ネタバレBOX
炭焼き場に居る女性に
初老の男性が訪ねてくる
最近若くして亡くなった女性の姉
その姉の子に会いに来たらしい
幕の間には朗読劇風にナレーションを
読んでくれる方々が
毎交代で説明してくれます
暗転しピンライトUPでセット変えしつつ
その25歳で亡くなった女性と
駐屯地に居た軍人さんの
出会いと別れの話が回想として
メインに進むのが本作品であります
食料調達で五貫目の芋を買いに行かされた
軍人星野が憎まれ口を叩きつつも
足場の悪い山道で芋五貫目は
重くて大変だろうと代わりに買ってきてやるという山に慣れたヒロインとの
出会いから終戦直前10日前の
別れまでを描いたのが流れです
逢瀬を重ねて子まで成したが
軍に厭われ転属となり戦地にて死んだ事を
星野の元上司に知らされ
一人子育てをしていたが
死期を悟り子供の祖父母に手紙を出したのでした
冒頭で会いに来た遺児が
息子の残した一粒種と手紙で知り
星野の父が会いに来たという筋です
亡くなった姉さんは
軍人さんと逢瀬を重ねてた一本杉の根元に葬られ
子も母の眠る一本杉によく行くとしてました
冒頭の人間関係等は
もーちょい丁寧で印象付けた表現が
欲しく思われたデス
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台セットは田舎の大きな家の居間です
奥の開き戸からは遠くに山並みが見えて
田舎感がよく出た作り込まれたセットでした
のんびりとスローライフする主人公に
いろいろと絡んでくる人々の織りなす
ドタバタコメディだったディス
全席指定であります
そんで高低差の無い座席は
もーちょい千鳥配置強めでと思ったッス
ネタバレBOX
説明とはチョイズレてますねー
娘3人都会に置いて定年退職後に1人
田舎で一軒家を購入しスローライフする
主人公さん妻の七回忌も ここで行おうと
知名度のある寺に頼んだり
昔チョット仏教の修行もした事があり
写経をしつつ将来は妻の墓も移して
ゆくゆくはココを寺にしようと
ゆるい希望を抱いていたが
修行先の寺の御坊らが泊まり込み
次女が特殊効果マンの彼氏と共に
二階に住み込んだり
長女が女性救済の駆け込み寺の事務に
使い始めたり
なんや怪しい中国人観光業者が
出入り始めてツーリスト集めたり
豪放磊落な宗教家市会議員候補が来たりと
賑やかになり収集つかなくなりー
爆発オチでピリオドが付くのです
いやぁ舞台でのバクハツ落ちは
何とも珍しくて楽しかったデス♫
オープニングでの坊主の踊る
ヘビーローテーションとか
インパクトも強くて掴みはバッチリでした
昭和な感じのチラシにある
金眼像みたいのは出てこなかったけど
ドタバタ感の強い田舎暮らしコメディは
十二分に堪能できた作品でした
結局焼けた家から出て
都会に戻るという主人公さん
ホントは田舎暮らしはキツかったと
本音をもらしての終演です
何か定年退職後の
蕎麦屋とか居酒屋経営で失敗する
典型的なパターンみたいで
オチは妙に納得できましたわ
似非中国人観光業氏の連れて来る
二人組のベタな中国娘さんが
明るく楽しく気に入ったデス♫
実演鑑賞
満足度★★★★
喜劇王の“笑い”を愛し
その“笑い”を守るために奔走する姿を描く
ヒューマン・コメディという説明通りに
結構な熱量で駆け抜けた感があった作品
史実に合わせた辻褄合わせに
何か背後に危ない感じがする世の中を
逞しく明るく生き抜いてる感じが
楽しめた舞台でありました
ネタバレBOX
有名なカフェと名前が似てて
それが客数を伸ばしてるので
あえて間違えを正さず
営業をしてる喫茶店内が舞台で
有名人の喜劇王も
その流れで入店するのだが
店に出入りする情報通が電報で
官邸に行くと暗殺されると知らせてきて
必死に店内に留めて
官邸行きを阻止しようとする
ドタバタを描いた話になってました
男女の仲を描いたり
婚活してる占い師さんが来たり
お嬢様に女中ーメイドさんかなーとか
濃い目の登場人物たちが
騒がしくも明るく話を進行していきました
なんとか喜劇王の興味を相撲に向けて
暗殺は防げたのですが
世の中の先行きが戦争という
暗雲に向かいそうと暗示して
終演となります
実演鑑賞
満足度★★★★
わかりやすい不条理劇で
説明にあった通りに
夫を待ちわびる妻の寂しさを
描いた作品でした
で あってるのだろうか?
ネタバレBOX
舞台美術はモノトーンでカラフル
漫画的な感じで表現されていました
花道的な通路を作り
劇場出入口からも演者が出入りしてました
アンケート用紙有り
プロローグは旦那のモノローグで
アノことが原因でコウなったんですと説明し
本編は軸が夫で家で待つ妻が
待ち人の認識が無くなり
間男氏を向かい入れてしまい
本当の旦那さんがアイディンティティを
模索して彷徨うような話となってくのでした
旦那の母親さんが状況に巻き込まれて
ペット扱いされたり
可燃ごみとして出されたりと
ブラックなコメディパートを担当されてて
受けたなぁって
不倫というか本妻との諍いを目指す
迷惑系のOLさんの設定も面白かった
ラストは全当事者同士が
背中向きに円陣組んで
放射状に10歩歩いて振り向いて
拳銃で撃ち合う決闘をし 暗転ー
住居のマンションの取り壊しの轟音と
重なって 残った奥さんに本当の夫が
後ろにくるも妻の手の中には
銀のトースター以外に銃も持っていて と
終演となるのでした
実演鑑賞
満足度★★★★★
太平洋戦争後の昭和23年の東京上野での物語
底辺から成り上がり 自分の夢を掴もうとして
もがき這い上がろうとする話でありました
レトロな昭和歌謡と当時に合わせた衣装で
レビューをするミュージカル調の芝居で
ありながらも 戦争の悲惨さも
とても伝わってくる話となっていた
2時間の長尺ながらも
その長さを感じ取らせない 熱量があった♫
ネタバレBOX
舞台は基本素舞台でライトと効果音 等で
情景等うまく出しており
服装は その当時を再現していたかしら
服飾歴史はあまり詳しくないですので
レトロな感じが
また目に新鮮に感じられました
レビューから始まって
そのセンターの女性が自分がどうして
この場で歌やダンスを披露しているのか
ここに至るまでの経緯
3年前からの物語を語って
回想を語っていくという話である
その話の主人公は
プロローグで語った女性の姉で
戦争で父が戦地で死亡し
母が 東京大空襲で亡くなり
食べていくため 東京に出てくるも
仕事も無くて 自らの体を
切り売りするしかなかったという
底辺の生活から
妹の目指していたキャバレーをやろうと
夢見るも結局はうまくいかず
姉の夢は叶わなかったが
姉が妹のために という気持ちは
妹に伝わり 妹は 戦後 舞台に立ち
歌を披露できるほどになったと
エピローグで綺麗に歌ってくれるのでした
その姉は自らの希望であった
教師になれたようで
教壇から生徒の出席を取るシーンで
終演となります
舞台の最後は撮影 OK なタイムがあり
なかなかゴージャスなシーンが撮れました
回想の主人公である姉が語る
東京大空襲での母との別れや
妹の世話になってるドクターの語る
戦争の悲惨さはなかなか胸にくるものがあり8月の終戦記念日とかに合わせていたら
なんか 周囲 的にも
もっと盛り上がったかなー とか思いました
実演鑑賞
満足度★★★★★
舞台設定は 昭和55年であり
黒電話など小道具も配して
舞台セットも木の柱に土壁の居間を
再現してました
とても丁寧に作り込まれていた
そして説明からも分かる通り
昭和の人情物であり
家族間の確執や思いやり等
様々な感情の方向を上手に
舞台上で見せていました
休憩を含めて2時間10分の長作品で
見応えありました
ネタバレBOX
父親の葬儀にも帰国しなかった長女が
その父の13回忌に28年ぶりに来日し
テキサスの大牧場の奥様ということで
お金持ちというので
饅頭屋の長男も借金を立て替えてもらおうと長女の財産をあてにすることにしたり
家族が姉をいいように
使おうとするのを厭い
それを知った弟が姉に忠告し
姉は実は借金を抱えているということにし
反省を促すも
結局姉は長男の借金を立て替えてくれて
家族が姉に感謝し丸く納まります
舞台上では直に飲み食いが
リアルにされており
お饅頭がとても美味しそうでありました
勘の良い母に言われた 姉が
自身の体調の不備を知り
日本の家族の会いたかったという
望郷の念からの帰郷であった
そして姉も米国に帰り
しばらくして その姉の息子からの
エアメールが 饅頭屋に届く
その内容は姉が癌で亡くなったという話で
姉の本当の帰国目的が
自分が死ぬ前にもう一度家族に
会ってみたかったという事が分かるのでした
まぁ脚本的に落涙誘導された感があるが
なかなか琴線に触れた物語であり
淡々とした演技といい
リアルなセット といい
良い作品に仕上がっておりました
実演鑑賞
満足度★★★★★
作品内容は説明通りです
舞台セットは マンションの1室を配してて
シチュエーションというよりも
面白セリフで笑わせてくれたなぁと感じた
1時間50分の作品
アンケート用紙とミニペン付きでしたが
会場内は結構暗かったですよ
ネタバレBOX
冒頭は川崎警察署刑事第1課強行犯係の
巡査長 渡辺 女史が突入訓練を
するところからスタートし
締めも同じく 突入訓練になります
なんか 海外ドラマっぽくてよかったです
その元交際相手の張り込みですが
通っていたジムのトレーナーと
いい仲になるも
そのトレーナー氏が詐欺で
警視庁にマークされており
結局 終盤に逮捕されるのですが
それに伴い 張り込みの被監視者も
任意同行で引っ張られるところを
話し合いで なんとか 外し
ホッとしたけどゴタついた間に
第一目標の強盗殺人の容疑者は
長崎の漫画喫茶で逮捕され
この張り込みは撤収となります
監視されてることを
何も知らずに日々を送っていた被監視者を
遠くに眺めながら刑事たちは
マンションを去っていくのでした
舞台セットのクローゼットの扉が
引き戸と開き戸で分けて
場面転換する手法はユニークでした
これで場面転換を面白く
一室内で見せることが出来てました
エセ関西弁の警視庁さんが
皆にエセとバレてるのに
関西弁バリバリでしゃべりまくるのが
何とも楽しかった♪
アンパンとお茶を全て持ってくセコさも
何ともでした~♫
父親が警察のお偉いさんで
将来 上の方に行くはずのキャリアさんが
かっこいい スーツ姿の2枚目なのに
なんだかとってもポンコツな
残念な感じが とても味があった
役者さん巧いなあと 思ったデス
実演鑑賞
満足度★★★★★
再演はあまりしたくないという
その思いを逆にして4作+1作 新作短編 上演と
だいたい1作が20分程度でなかなか
趣向を凝らして楽しめた作品群でありました
チケットが怪人カードで
なかなかに昭和特撮愛に溢れてるなぁと
ちなみに 開演前はチラシの写真 怪人さんが
舞台上でポーズを取ってくださり
写真撮影は自由です が 動画は不可です
とっても楽しめた 1時間40分の作品
ネタバレBOX
舞台セットは周囲にゴチャッと小道具を配した
倉庫風なイメージでした
左の上の方に各タイトルを黒幕に
白文字で書いたのが巻き上がってきます
開演前の怪人さん ポーズ サービスだけではなく BGM は昭和特撮の主題歌集でした
アクマイザー3 、宇宙鉄人キョウダイン、
イナズマン、宇宙刑事ギャバン、 仮面ライダー、マッハバロン、バロムワン、星雲仮面マシンマン、仮面ライダーアマゾン 、キカイダー 01と
懐かしい曲を聞けて楽しかった開演前
#1 私があなたを好きなのは
生きてることが理由じゃないし
中央にベッドを配し物語 開始当初で
いきなり御臨終となった主人公が
陽気に起き上がり ハイテンションで
自分が死んだ後の周囲の人々の状況を
解説し時間が進んでいく話
指パッチンで 1年ずつ進んでいくのが
なかなかうまい演出をしていて
元カノさんが指を鳴らしても
全く変わらないというのが良かったデス
#2 ヤンキー 母星に帰る
バイクのパーツをギっていた レディース が
ヨシムラの手曲げマフラーの中から
出てきた卵 から生まれた宇宙人を
暴力 要員としてチームに迎え
いきがっていたが その宇宙人の迎えが来て
去っていくまでのお話なんだが
冷静で小難しい話する宇宙人くんと
頭の悪そうなレディースの方々の対比がGood
宇宙人くんが去った後の話もチョイしてくれて
楽しめた♫
#3 ミセス レクションズの祭りの準備
いじめられてた男2人が世の中への鬱憤を
爆弾という形で出そうと
近所の幼稚園を爆破しようとするが という話
吸えないタバコを無理に吸って
タバコを爆弾に投げ込むラストが物悲しい
#4 ミセスフィクションズのメリークリスマス
ミセスフィクションズの
ゴージャスなドレスを着た3人の女性が
楽屋で芝居してくんだがー
何とも妙な見た目と雰囲気と間が楽しかった
ドレスにバラシ用の作業ベルトを巻き付けた姿がなんとも言えない良い味出してました
都市伝説で小屋付きさんに期限等守らんと
食べられるというのがおかしかったわ
完全新作 孤独の期間 ハネムーン(仮)
ハネムーンというタイトルの
15分の芝居をするはずが
主演の 2人の男女が興行の売り上げ持って逃げ
作演出さんが1人舞台上で土下座をし
観客に作品上演するわけではなく15分を使い
こうなるまでの顛末を語り 涙を誘うのでした
とっても笑えた 一人芝居でありました
もしも また 再演熱が出たら
「ウルトラマン プ◯ダ」が観たいデスわ
(改題してたけど自分の中では
このタイトルです)
仮面ライダーになりたい
東島 丹三郎さんとかもミセスフィクションズさん
なら舞台化できそうな気がしますが
役者さんが 筋肉 鍛えるの大変そうですよねー
お面ライダーは再生怪人並に
舞台映えしそうですケドね♫
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇
基本の素舞台に壁飾りを施し
高座椅子を壁際に配したセットで
演者さんが話の内容に即した衣装で
熱演してくださった2時間弱の作品
チョイ2話目の設定と説明が
甘く感じたが
とても楽しめたオムニバス上演でした
ネタバレBOX
アーバン・ラブ・コメディ
『マリッジ・ディープブルー』
主役は振られてしまう
株のトレーダーさんで
ユニークな男女関係を狂言廻しの
バーテンダーさんが客観的に見てて
感想述べ自分の脚本のネタにしてた
オチでした
ソリッド・シチュエーション・コメディ
『メキシカン・スタンドオフ』
市民コミュニティーで集まって
料理教室してた女性らが
イケメン画商に出会って騙されるー
という筋のハズが
引っ掛けられたのはイケメンさんらで
女性は強かでしたというオチ
あれ?盗んだのは絵画だけで
お金は無かったハズがー
言い掛かり?ちょい整合性が
と思えた話
ハイスト(強盗)・コメディ
『チキン・ポット・パイ』(仮)
※書き下ろし新作
組織の殺し屋と普通の手下が
尿意を我慢する睨み合いコメディ
黒のスーツにデニムとジャンパーと
衣装もカッコいいのに尿意って
となる爆笑ものの作品でした
汗だくの熱演が素晴らしかった
実演鑑賞
満足度★★★★★
ほんに希望へと 物語を紡いでいた
マイナス要因を感じらぬ
巧みで上手な舞台でした
舞台セットも綺麗に 作り込まれており
見応えのあるオムニバス 3作品でした
ネタバレBOX
古書 カフェを舞台セットとして
人との繋がりを丁寧に見せてくれた作品でした
#1 母親に捨てられた思いから
男関係にダラシなく 挙句に不倫相手の
子を身籠ってをしまう主人公が
母の残した絵本を求めて
古書 カフェに来て
母の思いと周囲の温かさを知り
再生してゆくお話
#2 職場の圧力に負け
引きこもってしまった主人公を
祖母 軸として周囲の面々が
温かく主人公 を助けてくれるお話
#3 古書カフェの成り立ちを
付喪神 風に上手に見せた
ショートストーリーでした
タイトルの説明をしてくれる話でもあります
基本 上記は同じ店というわけではないらしく
繋がっているような違う世界のお話
という体にしておりました
全体的に甘く優しい話であり
現実の荒波と強風の世界とはちょっと無縁で
その分 なんか心に来るなぁと思えた
良い話の集合体 でした
絵本を探す話とかは
コレクターユイの第2シーズンかなぁ
とか思い出しましたわ
実演鑑賞
満足度★★★
作品内容は説明通りで
狂言回しがストーリーの進行説明をしてくれ
合間合間でも説明があり
作品世界に没入しやすかった
シェイクスピアのセリフを頑張ってたなー
とは思えたが
出演者の各々の 技量に差があり
作品 没入に今一つな感じがあった
基本素舞台で小道具となる 衣装も
その時代らしい感じにはしているのだが
なんとなくの統一感であと一歩
という風なのが残念な雰囲気であった
まぁ娼館の女将さんのアニマルプリントは
インパクトもあり楽しめた♫
シェイクスピア で
こんな王道 ストーリーがあるとは知らず
発見があったという体では楽しめた♪
ただー
せっかく 狂言回しを出していたのに
最後の〆で
なんかそれらしいセリフを言わせて
キュっと閉めた方が良かったなぁと
家族が無事に再開しました で
スーッと退場して幕では
何ともな尻切れトンボ感を醸していましたわ
実演鑑賞
満足度★★★★
説明通りに
山小屋での展開がメインストーリー であり
各々 登場人物の経緯が語られる
キャラ付けがユニークで
妙に引き込まれた 1時間30分の作品
ネタバレBOX
中年 二人は友人同士で
失恋をし引きこもってしまった友を思い
気分転換に登山に誘ったのですが
掛け合いセリフに リズム感があり
男の友情とキャラクターが
妙に楽しめた=おヒゲの友人が
良い感じでした
女子大のミステリーサークルは
3人とも女性と思っていたら
一人 男性で上手に観客を引っ掛けていた
またその流れで
山小屋に住む男の連れていた
犬の着ぐるみの男は擬人化した犬
ではなく本当に作中でも
着ぐるみを着た男で表現し
観客をミスリードしていた
憧れの都会に出て 疲れ
山に戻って小屋の男の飼い犬のフリをし
精神を保っていたのでした
山小屋に集ったメンバーは
見て見ぬふりをして口をつぐんでいたのだが
ボケたおばあさんに
着ぐるみを脱がされ男はさらされる が
一夜明け
各々は 帰途につき
山小屋の日常は変わらない
人が人を思う心を
なんか上手に表現してたなー
と 感じられる作品でした
実演鑑賞
満足度★★
まぁスラップスティックコメディーかな
パンフに歌詞までつけた努力は凄いが
演者の照れや完成度もあいまって
今一つな感が否めなかったデス
ネタバレBOX
ディルドー出してくる下ネタな感じも
自分的には今ひとつでありました
実演鑑賞
満足度★★★★
個性豊かな 登場人物たちが繰り広げる
群像劇ともとれるかなー
四度目の再演である
話を作るという主題で
作家や本屋 編集などを交えて
その派生した物語等もを
作中に散りばめた作品である
各エピソードの繋に
もうちょい工夫が欲しかったかなー
とも感じたが
全体的に楽しめた笑える作品
ネタバレBOX
ハンター チャンスウメコが
次々と 派生していく様は
自分的にはツボだった
実演鑑賞
満足度★★★
楽しんで芝居をしている感は伝わるが
今ひとつな雰囲気があり
あまり話に没入 できなかったなぁと
作品内容は説明通りで
基本素舞台に小道具を配した
いつも通りの舞台美術 であった
全席自由
ネタバレBOX
賑やかしの阿佐ヶ谷姉妹風の
スタイリスト二人組によって拡散されまくった解散公演情報は止められずに
お人好しな劇団は急遽
脚本家の未完成話を上演する事にして
時間が無く上演しながら続きを書かせて
ギリギリでロミオとジュリエットの
コメディ 作品を何とか上演しきるのでした
=怪盗サムゲタンがジュリエットを
攫うという内容で
ハッピーエンドに終わらせる話でした
で結末は
脚本家の娘が
大好きな 劇団を終わらせたくなくて
メールを勝手に送ったのでした
薄々わかっているメンバーもいて
解散したくない気持ちを公演に託して
結局劇団は続くという結末に
落ち着くのでした
実演鑑賞
満足度★★★★
うーむ チョイ古い感じのする芝居でした
そりゃーまぁ2500年前の戯曲だしー
でも面白可笑しく表現してくれてたなぁと
1時間50分に休憩10分挟み
アフタートークもプラスされ
見応えの大きな作品となってました
10月16日の朝日新聞夕刊に
演出家さんのインタビュー記事掲載されてます
ネタバレBOX
ペロポネソス戦争中のアテナイにて
戦争の悲惨さと平和の尊さを訴えるために
書かれた古代ギリシャの喜劇ですけどー
初っ端から排泄物混ぜ込んで
空飛ぶフンコロガシを大きくして
主人公が乗って
天上界に行って
戦争の神に閉じ込められた平和の女神を
侍女ともに救い出して戦争を収めて
女神と懇ろになれてパッピーエンド
という荒筋であります
デカい頭の戦争の神がインパクト凄かった
処々ミュージカル化したりと
エンターテイメントしておりました
チラシではウンコに乗って飛んでますが
一応フンコロガシに騎乗してが
作中表現でも正しいのですけども
アフタートークで東独出身の演出氏の
徴兵された19歳のベルリンの壁の上で
西側のヘリコプターに銃口向けられて
ロックオンされ搭乗兵が笑って
放送コードに引っかかるハンドサインしたという
話が強く印象に残りました