長寿郎が投票した舞台芸術アワード!

2017年度 1-8位と総評
バルバトス

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バルバトス

TABACCHI

重い話ではあったけど・・・開演前の前説お兄さんが
正反対に明るくてギャップが楽しめた(^-^)
(=開場すぐの入場薦めます~♪)

話は2時間超えながらも
集中力途切れず見切りましたわ
セイレムの魔女裁判の話(アメリカ合衆国マサチューセッツ州セイラム村(現在のダンバース)で1692年3月1日にはじまる一連の裁判。200名近い村人が魔女として告発され、19名が処刑され、1名が拷問中に圧死、5名が獄死した。無実とされる人々が次々と告発され、裁判にかけられた)っす <『るつぼ』(原題:The Crucible)アーサー・ミラーによる戯曲>

しかし”ジェヴォーダンの獣”といい
中世は人と人との争いが怖いっす(・・今でもだけど・・ねぇ)

タイトルのバルバトス (Barbatos) は、悪魔の1人であり。カリブ海の島国である「バルバドス」の事ではない。グリモワール(仏: grimoire、仏語発音: [ɡrimwar])魔術の書物、特にヨーロッパで流布した魔術書。奥義書、魔導書(魔道書)、魔法書ともいわれる=『ゴエティア』によれば、30の軍団を率いる悪魔序列8番の公爵。またグリモワール『ミュンヘン降霊術手引書』や『悪魔の偽王国』においては、バルバルス (Barbarus) という名前で紹介されており、36の軍団を率いる伯爵にして公爵であるという。もとは力天使または主天使が堕天したものらしい。魔術師の財宝の隠し場所を知っていたり、動物の言葉を理解できるなどの能力を有する。また、過去と未来をよく知り、友情を回復する力を持つという悪魔=が少女たちを唆したという事です。(よね・・・)

小道具や衣装も凝っていて
飲食などもリアルにされていました

判事さんが少々カミカミだったのが残念~

”あらすじ”については
るつぼ (戯曲)とか『クルーシブル』(The Crucible)1996年制作のアメリカ映画を
ネット検索しればOK
今作は ほぼそのとおりに作られていたです

衣装や小道具~飲食もリアルにしていた分
舞台セットは無くて素舞台でありました

開演時間守って2時間15分でしたね=ゲネプロとかでも
きちんと計測していたんでしょうが
しっかりしてるなぁと~感想

舞台「四月は君の嘘」

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舞台「四月は君の嘘」

エイベックス・ピクチャーズ

小玉さん・・初登場シーンはアドリブで毎回変えてくるのね(^-^)
ロングブーツがカッコ良かったです~♪

今回もアフターミニコンサート付き
音楽がメインとなる話でもあり
観客のマナーが良くて雑音出すようなボケは一人もいなくて
心地よく感激(観劇)できました(^-^)

照明と効果音も合ってました
桜の演出は綺麗だった

良い舞台でありました~満足!

ギンノベースボール

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ギンノベースボール

ラビット番長

はっはっはっ~
けちのつけどころは無い!
しいて言うべきマイナスも無い!
開演時間も守られてたし~(^-^)

これからの高齢社会の加速に向けて
シルバー世代を担った・狙った作品を
介護や今回の高齢者スポーツなど
さまざまな観点から
どしどし続けて作品を世に出していって欲しいなぁと思えたデス
物語の始めはラストの試合シーンからです
〆は「また会う日まで」が定番ですねラビット番長さんは(^-^)

古希野球チームが試合を続けて地区優勝して
念願の全国決勝にて(今年は)甲子園球場に行きたく頑張る話
なのですが~
高齢=70歳超えによる
さまざまな生活事情=主に介護や健康状態等を
シリアスに描くと重くなり過ぎるところを
軽妙なバランスで見事に明るく描き切った作品でした

舞台セットは野球のダイヤモンドを意匠化したもので
背後には得点ボード=タイトルとかも投影あり!(匠ですね)
左右は階段状の観客席
それでいて居酒屋のシーンとかも再現して違和感無かったな

野球の夢を故障で諦めたバイト青年とか
妙に察しの良い居酒屋店長さんとか
野球にまったく興味の無い居酒屋バイト女子=2名
(実は私も同様で共感度は高かった(^-^)
戦時中の徴兵で手榴弾が遠くに投げられるからと
投手を先に軍が抑えたという話も出し
徘徊する妻のために野球の練習に参加できないメンバーとか
試合のために癌の手術を先延ばししたり
糖尿病など高齢化に伴い服薬等が増える老人たち・・
リアルだった~わい
ちゃんと若い頃の野球青年シーンも盛り込み
隙の無い2時間強の話でしたわん
やんちゃした息子に手を焼きながら
孫は可愛い・・
その息子も父親は心配で
手術を勧めに来たり
地元ヤンキーさんとの笑い話あったり
飄々と人生を楽しんでいながらも
終末を見据えている感もかもしだしてる
雰囲気のよい芝居でした♪

ラストはエンターテイメントの王道通りに
かっ飛ばして
投げ切って
無事甲子園出場を決めての幕でした(^-^)

ルート64

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ルート64

演劇ユニット ハツビロコウ

ヒリヒリとした緊張感が漂う舞台でありました・・・・
現実にその現場にいるような臨場感もあり
星数はオマケしたくなったーです

約2時間の作品
舞台セットはチープな感じの4人乗り自動車を中央に配し
壁は木のベニヤ板調かしらね
実際の信者らが前に集った仏像は発泡スチロール製だったそうで
なんかリアリティも感じるなぁとかも思ったです

殺人の行動を”ワーク”と称し
殺人自体を”ポア”と言い換える不気味さや
各人の責任や密告の不安定さなど
本当によく表現されていましたわ

penalty killing

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penalty killing

風琴工房

『飛べないアヒル』(原題: The Mighty Ducks)ってのを思い出したさ

今作は同じような弱小(?:万年最下位らしい)チームが奮闘して
リーグ上位に食い込もうとする熱いドラマであります

熱気こもる舞台は中央に白いアイスホッケーリンクを配し
前後に座席を設けたサンドイッチ構造にしていまいした

2時間超えの熱気舞台なんですが・・・
女性はスタッフさん以外
舞台上には出てこない男気溢れる作品でありました(^-^;)

初めての劇団さんでしたわ そ~いえば・・と付記
舞台となる中央のアイスリンクセットは手動で回転して
見栄えのする回し舞台となるギミックを実装

また開演時間前からのアイスホッケーの簡単な解説があり
そのまま開演と続きー開演時間前には着席を薦めますね~♪
んで
女性ファン(一部の男性ファンにも・・)に眼福なる
生着替えのシーンが序盤からありましたわ
(まぁ自分としては男の着替えは嬉しくはないですけど・・・(^_^;)

また ず~っと主役チームのみで続いていた話が
ラストの試合シーンでは
リーグ王者のチームメンバーが登場!
うぉ~い ここだけで出してくるとは
なかなかに上手い配置やなぁとも感心しました
試合シーンもブレイクダンス対決とか
いろいろと趣向を凝らしていて見ごたえ十分
そのうえにチームメンバー各人の口上が舞台上にある電光掲示板に
フルネーム表示しつつ語るのも
うまいなぁと思えたです(^-^)

主役は「月光アイスブレイカーズ」=オレンジが基調のユニホーム
敵役は「奥州ファルコンズ」=基調は黒

ディフェンス出身の監督=モトハルに
チームエースが試合前に今期での引退を告げます・・
試合前の集合→(着替え)UP=キャラ説明から
(新人さんが3人入ってきていた)

そして場面は巻き戻り2015・07・07のシーンとなり
冒頭のメンバーのそれまでが描かれていきます
徐々に時間が過去から試合前まで進み
様々なメンバーの人間関係をみせてから
ついに試合の開始<フェィスオフ>となり
相手チームが登場!
この試合に勝っても
ホワイトスリープスが勝っていたら6位から上がれず
リーグ上位の試合には出れないのですが
後半の巻き返しで3点先取されたゲームを同点に
そしてラスト2秒でエースが点を入れて逆転勝利!を掴むも
結局6位からは上がれなかったという結末です

才能溢れる新人さんとかも
チームに拘らずアイスホッケーが好きだから続けるのは決めてるが
このチームでやっていくかは判らない・・ってリアルでしたわ

昇らぬ朝日のあるものを

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昇らぬ朝日のあるものを

劇団芸優座

2時間25分の長丁場ながら
飽きさせず興味深くと観劇できた作品でありました

なんか役者の皆さん発声が良いなぁとも(^-^)

惜しむらくは
小さいお子様も見る映画館のように
観劇マナーの前説
(アナウンスとか動画とかコントとか・・・で)
をやってくれれば完璧だな と思えたです

EX:前の座席の背もたれは蹴らない
  開演前にはケータイなど電子機器の電源を切る
 (時間の確認にと明るい画面を暗くなった劇場内で見るのも迷惑!)
 (隣の奴は実際やりやがった・・無意識だよ=迷惑になると気付かない・・)
 (マナーモードや腕時計など電子音を発生させるものも同義)
  笑いなどはOKだが自宅リビングではないので私語は慎む
  シーンの感想などは観劇後に自宅等で盛り上がれば十分
  公演中は隣席等に話しかけて同意や話し合いをしないこと
  前の座席に傘や杖などを掛けない
  =前の座席の方に迷惑な上
  上演中に倒したりすると・・・・やった奴が隣にいたしね・・今回実際・・
  飲食・喫煙はしない
  飴とかの袋をカサカサさせない
 (ポリ袋とかバックの開閉も避ける
  =脱いだ上着等の下でやれば多少は防音効果ありますけどね・・)
  前かがみにならない
  帽子等はとる=後ろの方の視界の妨げにならないように)
  くしゃみなどはハンカチなどで口を押さえるとか・・・ 
  荷物をわざわざ足の間に挟んで
  左右の人に足をぶつけるのもやめて欲しい・・
  座席の下に置けばいいのに まったく・・・ 

などなど 言えば理解するでしょう 開演前に説明をとか要望したいです

大衆演劇とはいえ さまざな人々が集まる場所(劇場)です
極力 人が不快と思える行動は避けて欲しく思いました

いい年した大人に
後ろ振り向いて「背もたれ蹴らないで」と言うのは
なんかとっても情けなく思ったです=これも今回 自分言いましたよ・・・

書割のセットや動画など
シーンの見せ方が巧かったなぁと

また戦前らしい雰囲気を出すための
衣装や小道具・台詞など
再現率が素晴らしかったです

アルジャーノンに花束を

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アルジャーノンに花束を

ニッポン放送

う~ん いろいろ思ったが
アルジャーノンが印象に残ったので~♪
おまけして星は満点です
(開演時間などは完璧に遵守されていました)
80分(休憩15分)70分の長丁場です
今年で32歳になるパン屋で働くチャーリイ・ゴードンは、幼児なみの知能しかないが、心の底から賢くなりたいと思っており知的障害成人センターに通い、読み書きや計算を習っている。ある日チャーリイはビークマン大学へ行き、心理学のテストを受ける。そのテストに合格すれば、頭がよくなる手術が受けられる。実験室にいたハツカネズミのアルジャーノンは、その手術のおかげで、複雑な迷路をあっという間に通り抜けられるようになった。僕もアルジャーノンみたいに賢くなりたい! テストの結果は合格。チャーリイは手術を受けることになる。徐々に知能が上昇しプロジェクトチームの教授メンバーを超えるが、アルジャーノンが死に自分も知能が後退する事がわかり何とかしようとするもできず。元の知能レベルに下がり、自ら施設に赴くことになり。最後に「どーかついでにあったら うわにわのアルジャーノンのおはかにはなたばをそなえてください」と伝えて幕となります。
原作は英語なのですが、日本語訳では知能が低い時にはひらがな表記であり。知能が向上すると漢字などが使われ始めるという、原作以上に情感強く表現されてるのです。名作であり3度の映画化・ドラマ化・数度の演劇化が成されています。
今作ではアルジャーノンは擬人化されて、白いつなぎの姿なのですが。これがまぁよく動くのです(^-^)足の動きに感動です!活発なネズミらしい表現がよかった。
主役も朴訥として優しい序盤の演技に。中盤の頭脳明晰ながら人を見下す嫌味な表現も上手かったです。

音楽劇 消えた海賊

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音楽劇 消えた海賊

東京演劇アンサンブル

親子劇・・かな?

いろいろ問い掛けなどがされて
ただ表層を観劇するのではなく
私たちはこんな事を皆さんに問いかけます
自由に考えを膨らませてください(^-^)って感じが好印象

開演時間も遵守され
観客も妙にマナーが良かった老若男女でした

・・・・う~ん星数はオマケするわ(^。^)の約100分弱
自由な考えの人々が集まり海賊となることを目指して
船を作り
敵対海賊を破り
自由を目指して命令形を用いない言葉にて会話をすることを選び・・・・
そして討伐艦隊との戦争にて消えていった海賊たち

負けたとか敗北したとか滅ぼされたとか殺されたとかの表現ではなく
ただ 消えた と
観客に最後の判断を託しての終幕でありました

舞台セットはパイプ櫓とかで船とかを表現し
団旗は青地に白抜きのマングースを描いたもので
結成と同時に舞台後方にでかく膜状に広げられ
消える時には徐々に下がって落ちていきました・・

総評

五つ星=満点は
開演時間が守られた作品としているので
10作まではいかなくて結構票は絞れたかなぁと
ただし その分評価作品は順位とかつけ辛かったデス

自分の受けた超個人的感想として演劇界全体に
勢いとかを感じられなくなったかなぁと思えた年でした

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