【Daddy's kids are・・・ Back on Stage!】
Back on Stage 制作委員会
下北沢GARDEN(東京都)
2011/01/26 (水) ~ 2011/01/27 (木)公演終了
満足度★★★★★
最高!
昨年亡くなった脚本家、演出家・福田陽一郎氏を偲び、氏が演出した「シューズ・オン」のメムバーが5年振りに集まり、懐かしいショーを繰り広げる。
いずれも素晴らしいエンタテイナーばかり、大いに笑い、ダンスと歌を楽しんだ。
川平慈英が”Daddy"福田陽一郎に捧げる歌で、Daddyを”Mr.ボージャングル”と呼び、ラスト近く、女性出演者全員により「Mr.ボージャングル」を静かに、感動的に歌う。 爆笑シーン満載のなか、しっかりと福田氏への追悼をするというとてもいい演出だった。
Daddyの子供たちは、見事に育っている。 彼らがDaddyが造った粋なエンタテインメントを受け継いでくれることを期待している。
10カウント
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2010/04/22 (木) ~ 2010/04/25 (日)公演終了
サンデー・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ 〜日曜日にジョージと公園で〜
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2009/07/05 (日) ~ 2009/08/09 (日)公演終了
満足度★★★★
アートのような舞台
ミュージカル映画「オペラ座の怪人」では、冒頭の荒廃したオペラ座が華やかかりし時代へと一気に遡るCGを駆使した画面が見事だった。
結局、この映画この場面以外にはあまり見るべきものはなかった。
舞台を映画化するのならば、映画でしか出来ない特色を生かすべきである。
ところが、「サンディ・イン・ザ・パーク・ウィズ・ジョージ」の先端テクノロジを使用したアートとも言える舞台技術は、映画の特質をも凌駕するである。
EVIL DEAD THE MUSICAL~死霊のはらわた~
アミューズ
サンシャイン劇場(東京都)
2009/06/25 (木) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★★
悪趣味ミュージカル
興味を捨てきれず、また恐いもの見たさ(ホラーではなく、舞台の出来)で、観に行きました。
気色悪いゾンビが登場し、それら(彼ら?)をライフル、斧、チェーンソーでなぎ倒します。
血が吹き飛び、切り離した首が転がり、手が動きまわる。
なんとも下品で悪趣味な舞台です。
しかし、面白い!
「こんな舞台に整合性なんてない!」なんて言いながら、好きに展開する物語。
テムポがよくて、活気に溢れています。
音楽はロック調が主流ですけれど、バラード、タンゴ、ゾンビがポルカに合わせて踊るナムバーなんてのも登場します。
出演者たちの歌唱力は中々。 リズム感がよく、ミュージカル的にも楽しめます。
大げさなわざとらしい演技もとても効果的。
ホラー好きという河原雅彦が演出を担当したのが成功です。
いい加減な、悪趣味ミュージカル
きっちりとした構成で、テーマのしっかりした舞台がお好きな方にはお薦めできません。
ぼくは楽しめました。
かなり。
シャボン玉とんだ宇宙(ソラ)までとんだ
音楽座ミュージカル
赤坂ACTシアター(東京都)
2009/06/06 (土) ~ 2009/06/14 (日)公演終了
満足度★★★★★
観ないと損をしますよ
「ブランド」
物を選ぶとき、多くのひとが根拠にするのは「ブランド」でしょう。
舞台も同じです。 特にミュージカルはその傾向が強いと思います。
有名劇団の公演だから、名のある役者が出ているから。
そして「ブロードウェイ・ミュージカル」という冠。
まだまだ認知度が低く、オリジナル・ミュージカルに挑戦し続ける音楽座。
音楽座としての第1作となる「シャボン玉とんだ宇宙までとんだ」が久し振りに再演されました。 宣伝の謳い文句は音楽座の原点。 これは第1作という意味でもありますが、原点には音楽座が伝えようとしている心の優しさ、愛、そして命は永遠というテーマがこの作品に凝縮していることにあると思います。
しかし、作品は宗教的なイデオロギーを押し付けるようなものではありませんし、感動を強要するようなものではありません。
笑いもたくさん。 素敵な歌とダンスに、レビューのような迫力のある群舞もあります。
全国区ではないかも知れませんが、出演者たちのレベルはとても高いです。
取り分け、主役・佳代を演じる髙野菜々は20歳になったばかり、この舞台が2作目とは思えない見事な歌唱と演技を見せてくれます。
無印商品ですが、物は保障します。
朝霞と夕霞と夜のおやすみ(ご来場ありがとうございました)
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/05/09 (土) ~ 2009/05/20 (水)公演終了
満足度★★
関係者席
初見です。
全編に溢れる活力がエロスも猥褻な感じにしないところが面白いと思いました。
音楽は残念ながらぼくにはいまひとつでしたが、他の舞台も観たいと思います。
ただ、今日はとても残念な出来事が。
”関係者席”という紙が置かれた席に開演直前に女性の2人連れと小学生入学前後のこどもが入ってきました。
ある程度、芝居の内容を聞いていたので、こんな子供に見せていいのかと思いましたが、それは親が考えること。 しかし、こどもは芝居の間中、ずっと話をし、二人の女性は注意をしません。 していたのかも知れませんが、最後までこどもは静かになりませんでした。 つまり、親はなんにも考えていないということです。
こういうマナーを知らない人間が”関係者席”に。 劇団の質が問われます。
すっかり、集中力を邪魔されてしまいました。
京都から二千匹発送しました。
燐光群
梅ヶ丘BOX(東京都)
2009/04/30 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了