満足度★★★★
インビジブル
人が生活していたにおいが色濃く残る古いアパートの一室。
でも主のいない部屋。
高過ぎる位置に吊るされた鳥かご。
水だけが満たされた水槽。
テレビの前の虫かご。
ここにもいるはずの主はいない。
15人で満員の6畳間から観る居間とその向こうにある台所。
前半はある意味、日常の世界、後半は非日常の狂気が加速する。
ねっとりと絡みつくような濃密な空気、水中にいるような息苦しさを覚えた。
観劇後の後味はけっしてよろしいものではない。
あの空間、時間が病気で狂気なら、実際この世はそうとう病んでいるんだろうね。
駅に向かう途中、電車に乗ったら何かに巻き込まれそうな不安を覚えながら歩きました。
2008年の「病気」を観られなかったのは残念。
ネタバレBOX
開演前、終演後に役者さんが姿を表さないのが○。
感想さえ求めないのは清々しい。
満足度★★★★★
次回作も期待してます。
「鬼の生活」の情報を最初に知ったとき
まずタイトルの付け方がうまいなぁ、と感じた。
市井の人の物凄く忙しい生活を描いたものなのか、
バイオレンスに生きる裏社会の世界を描いたものなのか・・・
いろんな想像を巡らすことができるものだった。
実際は、意外にもそのまんまの意味だった。
平日夜の公演にも関わらず50席程度の会場は満席(ほとんどの回で満員だったようだが)。
アフタートークを主に平日公演で設定した効果もあるのだろうか。
前回の公演では座席の足下の狭さにやや閉口したが今回はゆったり座れる広さ。
なので136分(この回は実際には140分)+アフタートークの計180分もそれほどまで長く感じられず。
それはもちろん公演全体のクオリティの高さによるものだったろう。
旗揚げして間もない劇団ながら、地元劇団の実績のある俳優や熊本の劇団からの客演、多彩な顔ぶれのアフタートークゲスト。
周囲の協力もあってのことだと思うが、
この団が短い期間に放出してきたエネルギーも大きかったのだろう。
次回作は早くも7月初旬に上演される。
新しい劇団としては異例のハイペースだと思われるが
今回をさらに上回るおもしろい作品を観せていただけるはず、と期待している。
ネタバレBOX
以下各シーンで印象に残った部分
【EP1 異形の行列】
【Secene1送信屋】
最初、音で聞いたときは「痩身屋」かと思った。
送信屋がいきなり「手の甲ーーー!」で始まる入りも上手いなぁ、と感じた。
ここも「はい、OK、問題なし」の部分くらいから始めて、もっと短くしてもいんじゃないの?とも思うがやはり必要だったのだろう。
【Secene2戻と円芽とメイドの久根桐】
泊篤志氏の作品に見られるありそうでなさそうな名前。
泊氏へのオマージュなのか?
世間ずれしたお嬢様、円芽役の折元さんが光る。キャスティングの妙。
命綱命の件が実におもしろかった。
【Secene3母と姉】
下着姿の女優2人。
下着である必要はあるのか?
体当たりでやってますよ的なことのアピールか?
それとも観客へのサービスか?
はたまた単なる穴迫氏の趣味か?
なんて考えたが後のシーンを見て必然性を感じる。
穴迫氏はできることなら全裸で演じさせたかったのではないだろうか?
【Secene4踊る医者】
このシーンはなんかインド映画みたいだなぁ、と思った。
医者が踊るという必然性はないのだが、踊る。
そしてきちんと踊れる人をキャスティングして、
しっかりしたダンスを見せてくれる。
そんな中、怒った鬼が医者に3発のビンタを放ち、下手の壁際まで追い詰める。上手で見ていたので、鬼の表情が見られなかたのは残念。
医者役の橘高さん、役者初挑戦とは思えない堂々の演技ぶり。
【Secene5某ファストフード店にて】
このまま食べて終わりじゃないだろうな。
いや、それもありそうだな?
でも、なんかあるだろう。
ああ、やっぱりそのまま終わってしまった・・・。
作者の思うツボ。
【Secene6裏カジノ】
麻雀漫画「アカギ」での点数分の血液を抜かれる話を思い出す。
漫画は息詰まるような展開だが
同じくグロな話ながらこちらは極めてポップな感じで話が進む。
片方の目を失っている大迫の横にディーラーが立ち
「見えないですか?」と言うと「あ、今、死角にいます?ふふ、もうやめてくださいよー!」と笑う。
実社会でこんなことをやると人間性を疑われる。
が、そうか?
「かわいそう」だと思ってるのはいわゆる健常者の側で
当の障害者の中にはさして気にせず、こんなふうに笑い飛ばしている方もいるだろう。
前回の挑戦で片方の目を失って、 残ったもう1つの目を賭けるのに
その見返りは「目につける、ブイーンってやつ」
賭けるものはとても大事なものなのに、それに対する配当が軽すぎるのがおかしい。
鬼は敗者となり角を取ってもらいたいのに、
勝ってしまい、欲しくもないパラボラアンテナを手に入れる。
世の中とはそういうものか。
「足りないのうた」もよかった。
【Secene7鬼と円芽】
印象にのこるセリフ2つ。
「傘差さなくても人生は楽しいですか」
「分かりません、傘差したことないから、基準がないから」
通りでジョギングしてる人は普通だが、ダンスをしている人は奇異な目で見られる。
「お金あげます。みじめだから、可哀想でいたたまれないから」
同情とか施しとかはけっきょく欺瞞か?
【Secene8福良浜の言い分】
福良浜の置かれる状況と思いは切実。しかし周りにはどうでもいいこと。
【Secene9手足に関わらずおよそ万物の生成】
円芽にもらった大金を持ち帰る鬼。
最初に自分の角を治すのか、二人の手足を治すのかという相談を持ちかける。
姉は私にと言い、母は老いぼれで治っても使い道はないと言う。
そして体が治ったら、一緒に散歩にでも行こうね、と言う。
ここでも与えるものに対して見返りは小さい。
自己中心的な考え方が蔓延する一方、
「大切なもの、それは絆」などと公言する社会に対する、
穴迫氏の冷めた眼差しを感じる。
四肢を治すよりもコラーゲン注射。
この二人の鬼を馬鹿だと笑うことはできない。
世の中はこれ以上に実よりも虚に溢れている。
このシーンも扱ってい る内容はシリアスだが「弱虫さん」の歌が効果的に緊張緩和の役目。
「メンインブラック?」のあとの沖田さんのドヤ顔は笑えた。
第2部は福良浜の作詞を6人のキャストたちが手伝うところから。
やはり切実な気持ちの福良浜とは裏腹に
手伝うという行為自体は親切だけれども
ひとりの弱者を笑い者にして自分たちが楽しんでいる。
「素人!所詮素人!」のセリフが印象に残る。
続いて歌の指導をする6人。うまく歌えない福良浜。
歌えないのを6人のせいにし、ちゃんと教えてくださいよと逆ギレし
隣の部屋がうるさいからと言い訳する。
へたくそと言われ笑われて
「お前らがダメだからだよ!」と叫べば
「お前らって?」「俺らはお前なのに」と返ってくる。
国が、格差社会が、セーフティーネットが云々と
とやかく言う者に対するカウンター。
福良浜が隣に殴り込みに行こうとするところに
適当なことばでそれを煽る6人。
せっかく立ち上がれたのに殺されてしまう鬼の親子
やはり世の中とはそういうもの。
【Secene10戻の決意】
殺してくれと叫ぶ戻。それを目に入っていないかのように手をつなぎながらヒョイと通り過ぎる鬼と円芽。
当日のパンフレットの代表挨拶の末尾にあった
「いやはや人の言うことなんて、自他問わず真剣に聞くもんじゃねーな」との言葉をもっとも強く感じたシーン。
福良浜が鬼と円芽を刺すシーンは
人を殺して一人前になろうとする狂気に憑りつかれた男が
日常の延長線上で殺人を行なっているかのような若者的台詞回しが印象的だった。
4人の殺人を行なって事を成したつもりが実はそうでなかった滑稽さと哀しみ。
生命が果てようかというときに隠し続けた自己をようやく曝け出すことが 出来た矛盾と儚さ。
前のシーンでもそうだったが、手に入れたものはそこから瞬く間にこぼれ落ちてしまう。
凄惨なシーンとは対照的なライトなBGM(smart drag Mr.Christer)。
しばらくはこの曲を聞くと、このシーンを思い出すようになりそう。
【EP2ムネちゃんと木村君、あと貫君】
このエピソードは要ったのか?要ったんだろうなぁ。
おもしろかったからいいや。
頭の弱い子を演じさせたら沖田さんは輝きますね(笑)。
あの狭い空間でのあの体当たりの演技はよく怪我なくやってこれたと思うと同時に
あと1公演、無事に乗り切って欲しいと切実に感じました。
少年時代のノスタルジーと地元への愛を感じた。
【EP3鬼の生活】
タイトル名がついたエピソードながら、全編のまとめというわけではなく
エピソードZeroな感じ。
EP2が特典映像ならこちらは同時に撮った次回作の予告編みたいだった。
おそらくEP1のラストシーン+αで完結しててもよかったのではとも思われるが、穴迫氏の過剰な(笑)サービス精神の現れか?
(さらに深い意味があるのかも知れませんが)
【エンディング】
エンディングソング「外周の円」(?)
あの長時間のお芝居の後に、嫌がらせとしか思えない、まさかの3番まである、こちらも大作。
次の日の仕事中、迂闊にも何度か口ずさんでしまった。
「母はおろか誰も来ない」という歌詞が妙に心にひっかかる。
上演台本には歌詞が書かれてなかったので
機会があれば読んでみたい。
【その他雑感】
アンケートに公演の印象を一文で書いてくださいとあったので
その時は別のことを書いたが
今はこうかな?
「ポップでシリアスな、どす黒いエンターテインメント」
二番目の庭「Futurama」に穴迫氏が出演された際、
次回作について語られたときはビッグマウスやなぁ、と思ったが
強ち偽りではなかった、と言わざるを得んでしょう。
あのクオリティで1500円は安い。
あと台本も600円は安い。1000円でもいい。
台本の巻末に上演を希望される際は、ご連絡くださいとあるのを見て
他の演出家が同じ(または違う)キャストでやるとどうなるのか
とても興味をそそられた。誰かやってください。
余裕があれば劇中歌CDも作ってもらいたいです。
今回あればたぶん買ってました。
満足度★★★★
全て観たかったが
最初にこの公演を知ったとき、興味をひいたのは編集者・ライターの大堀さんが出演されることだった。どのような“演技”をされるのか?おおいに気になった。
始まってみれば、“ああ、なるほど”な形での出演ではあったが、インタビュアーとしての経験が活かされ、適役だったように思う。
この回の出演は大堀さん、穴迫さん、吉本さんの3名。
ネタバレBOX
穴迫さんの答えからは、彼が創る舞台の背景が垣間見えたし、野望的なものも伺えて、とても楽しめた。吉本さんの答えから、演劇から離れようとしたときに、二番目の庭に所属することになったことが聞かれ、その理由は極めて単純ではあったが、あらゆる物事を始めるのはそういうことなんだろうなと改めて感じた。また途中、答えるのにやや時間がかかった場面では彼女が泣き出してしまうんじゃないかと思えるような緊張感があった。やや残念であったのは(最後方の席にいたこともあるが)彼女の声が小さく、聞き取りづらい部分があったことか。作品の性質上、演出上仕方ないことではあるが。
最後に数時間前(?)の映像の大堀さんと現在の生身の大堀さんが対面し、質問に答えていく。「お金は人生で何番目に大切か?」生身の彼女は4番目と答え、映像はやや遅れて5番目と答える。徒然草の冒頭部分を思い出す。
「思考するインスタレーション」を謳ったこの公演、はたしてその通り様々なことを考える時間、機会となった。
惜しむらくはラストにもう一捻りが欲しかったかな、ということか。
できることならば全ての回を観たいと思った公演だった。それぞれの出演者から発せられる答えからは、さらに自分への問いかけが広がって行っただろう。
開演前にもらうチラシの束の中に封筒があり、それには終演後に開封してくださいとある。帰宅後、開封。中身はアンケート。そこには問いかけが1つ。「あなたにとって『希望』とは何ですか?」2012年1月にこの作品に出会えたことは自分にとってとても意義のあることのように思える。
満足度★★★★
いやあ
おもしろかったです。
代表の穴迫さんは21歳という若さながら
あれだけの脚本を書き、あれだけの演出をされたことに
驚きを新たにしております。(才能と年齢とは関係ありませんが)
役者さんはいろんな方面ですでに活躍されている方々も多く
旗揚げ公演とはいえ、レベルはかなり高かったのではないでしょうか?
4月には早くも第2回公演が予定されているとのこと。
こちらも楽しみです。
満足度★★★★★
半年待った甲斐が
昨年11月に行われたリーディングセッションで
「わが星」という作品に初めて触れて、とても心地よかった
ラップ部分はいわゆる通常の歌に比べ、数多くの言葉が詰め込まれていることもあり、聞き逃した部分も多く、戯曲も読ませていただいた。
今回の本公演(という書き方はRSに失礼だけど)も楽しみにしていた。
開演時間を1時間間違えており、危うく見逃すところだったが、何かに導かれたのか、観る必要があったということなのか?とにかく観ることが出来てよかったと思える作品だった。この作品に関わった全ての方に感謝したい。
いわき公演が中止になったことは非常に残念。
ネタバレBOX
※キャストの皆さんは私が描いていたイメージに近かった。永井さんは「IRON」以来6年ぶりに拝見。凛としたコーチ役から見事なお父さんっぷり。最初、永井さんばかりに目が行ってしまいました。役者さんってすごいなぁ、と毎度いろんな方見て思います。
※引っ越しして惑星を並べる場面、出演者をあんな風に運ぶとはw。やはり本公演ならでは。という思い。あとミラーボールのシーンも実に感動的でした。
※ラップ部分は確かにセリフとしては、聞きづらかったことは否めません。特に回転しながらだから物理的に遠くに行ったり、背を向けたりになるからなおさらで。DVDでは下に歌詞とか出るんですかね?
※死ぬことは恐ろしいことでも、悲しいことでもないですな。必ず、いつか「ある」ものなんだから、てなことを作品終盤に思ってました。
※ロビーに出ると口口口の三浦さんが物販を!むき卵みたいなツルンとした横顔が印象的。触りたくなる衝動が・・・。
満足度★★★★★
なんかいいですよ、こんだけ観れて無料だし!
京町商店街の空き店舗を活用した京町小屋。決して広いとは言えない空間ながら素敵な“表現space”となってました。
オープニングを祝うクラッカーを観客&スタッフの方々で鳴らすという
セレモニーなどもありまして。
ネタバレBOX
本日、拝見したのは3作品。
「垣内美紀+牧野内ひろみ ~小さなクラゲのセッション~」
今回がおふたりは初共演だったとのこと。
垣内さんの舞踏を観るのは「のびるしくみ」以来か?
当然ながらまったく違った身体表現。
等身大の肉体から放たれる静なる動と動なる静。
通りから流れ込んで来る足音、会話、音楽という日常と
舞踏手の魂が浮遊する非日常とのクロスオーバー。
「village80% ~インプロ・ゲーム~」
高山力造さん作の「Re:Reset」以来、ずっと気になっているvillage80%初見。
(あのパフォーマンスを以って初見というのは?だが。)
脚本はなく、観客から提供されたセリフの一部とシチュエーションからなる
即興芝居。
シチュエーションにそぐわないセリフが飛び出すたびに
客席からは大きな笑いが。
それをうまく取り込み次につなげると、笑いとともに
「お~っ」、「ほぉ~」という感嘆詞。
クールかつスマートな瞬発力。
ぜひ近いうちに北九州でも本公演を!
「おやじフレーバーズ ~おやじのフレーバーとダンスをどうぞ~」
すいません、こちらはほんの少ししか観てないのですが。
2009年の北九州芸術劇場「月1ダンス部」番外編「おやじカフェ」に
端を発する「おやじフレーバーズ」。
今回に限らず市内のいろんなイベントでよく見かけます。
単発に終わらず、発展継続して街の賑わいにも大いに寄与されているのは
この町に住む者として嬉しいです。
「2億4000万の瞳」に乗って踊る“おやじ”な方々。
郷ひろみも真っ青なジャケットプレイを披露。
放り投げたジャケットが2階の庇にひっかかるという、
ライブならではのハプニングもあり。
小屋をはるかに飛び出し、商店街の入口まで疾走する爆発力あふれる
パフォーマンスでした。
「おやじカフェ」の振付などを担当されていた伊藤キムさんのお姿も。
あと5日開催されるので、興味を引かれるものは極力見に行きたいですね。
少し気になったのは、商店街のスピーカーから流れる音楽。
通る人々の会話に関しては手の施しようはないし、「効果音」的にも感じたのですが、音楽に関しては特に「小さなクラゲのセッション」のような静かなパフォーマンスのときだけでも、商店街との協力の下、なんとか。
あと会場の都合上、入場できる観客にも限りはありますが
勝山橋付近の人通りが多いところからでも見えるような、
「なんかやってるぞ」というようなもの(看板とかチラシとか。)が
あってもいいんじゃないかな、と。
“京町小屋”を観て「人生が変わった」という人が出てきたらおもしろいんで
そんなきっかけをさらにバラ巻く意味でも。
満足度★★★★
終演後、
外に出て時計を見ると15時15分。劇場にいた時間をもっと長く感じていたので、これは意外でした。
濃密で素敵な時間、空間にいられたことを感謝します。
脚本は日常の会話を丁寧に紡いでるなぁと感じました(特に末虎夫婦の場面に多く)。
役者のお二人も硬軟、緩急自在!感心することしきり。
ネタバレBOX
風の音とも、嬰児の泣き声とも、夫婦の胸のざわめきにも聞こえた「音」が印象的でした。
満足度★★★★★
あまりにも短く感じた125分
非正規雇用&ブルーカラーにカテゴライズされ、世間でワーキングプアと言われるものにも足がかかってるんだろうなと思われる、今の自分にとって
胸に痛すぎる作品でした。
最初の15分ぐらいで、最後まで観る気持ちが揺らぎ、帰ろうか?と思ってしまうほど。
スタッフとか関係者ほどの思い入れには程遠いと思いますが
観てない人に「ぜひ観にいってほしい」と
伝えたくなってます。
今のところ今日もう1回観にいくつもりではあります。
ネタバレBOX
・公演直前にロッカーに荷物を預けてたところトイレから見慣れぬユニフォームの方々が現れ「清掃チェックOKです」みたいな声が。「あら?新しい清掃スタッフ?いつ代わったんやろ?それにしても客入れが始まっとんのに、どういうこと?」なんて思わされました。
・もうひとつ驚いたのは入場時にもらったパンフレット「ハコブね。」の4ページ目。「お○○○○!」
満足度★★★★
期待に違わぬ
好きなバンドと後半部分がちょっと似てるタイトル名にまず惹かれ、
ちょっとだけ関連動画をYouTubedでチェックして
仕事、早退で福岡へ。
オープニングアクトのドックホリデー&アパッチトレインのライブもよかったです。
特に「テキーラ」かっこよかったです。
さて赤ペン瀧川先生ですが期待に違わぬライブでした。
着眼点と突撃精神がすばらしい。
私の左前方に座ってた女性は終始爆笑状態でした。
欲を言えばネタを見せた後の広がりがもうちょっと欲しいかな~。
今後、回を重ねるともっとおもしろくなる予感がしますんで
次のライブもぜひ観にいきたいです。
満足度★★★★★
上演時間が
とても短く感じられました。
劇場に入って、まず舞台美術に圧倒されましたね。
土日の公演、迷ってる方は観たほうがいい、と思った作品でした。
ネタバレBOX
笑える場面あり、東海テレビ制作1のソープドラマみたいな場面あり、サイコサスペンス的な感じもあり、楽しめました。
生と死の間、夢と現の間に身をおけた、充実の1時間45分でした。
鵜飼ダンス、もう1回みたいです。