ひなつの観てきた!クチコミ一覧

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クラウド・ゲイト・ダンスシアター『WHITE ホワイト』

クラウド・ゲイト・ダンスシアター『WHITE ホワイト』

Bunkamura

Bunkamuraオーチャードホール(東京都)

2009/03/04 (水) ~ 2009/03/06 (金)公演終了

満足度★★★

タイトルは白だけど、
ときおり黒が重ねられ、さながら「書」を描くかのような風情。
うーん、だからか、少し禁欲的すぎて、オーチャードホールのお客さんとの相性はイマイチだったかも。
コンテンポラリーながら、エッジが利いたというよりも、温かい空気感の舞台だっただけに、ちょっと客席が置いていかれたままだったのは残念。

愛の渦

愛の渦

ポツドール

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/19 (木) ~ 2009/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

最前列!
最前列での観劇のため、
メインのストーリー以外のところでも丁寧に演じられていた“気配”にかなり引っ張られまくる。
たぶん、喋っている人以外の役者さんをみていた時間のほうが長かったかもw

それゆえ、なにか大きな感情が表出するシーンの予備動作のさらにキッカケめいた部分もよく伝わってきて、ああ、かなり作り込んでいるなあ、と感心すると同時に、生々しさや激しさが損なわれてしまったのは少し残念、かも。

その結果、巧みな作劇がことちら強く浮かびあがってしまい、
圧倒的に迫ってくる小劇場芝居というよりも、
“いま、もっとも観ておきたい商業演劇はコレ!”みたいな、
誉めてはいるけどちょっと含みのある感じの感想になってしまった(笑)。

ネタバレBOX

しかし、バスタオル姿って、そんなに色気を感じないんだけど、みなさんはそうでもないのでしょうか?

あと、こんなのとヤルの信じられない的なことを言われていた江本純子や古澤裕介だけど、そうはまるで思えなかったなあ。ふたりの他の舞台も観ていて、役者として好きだからなのでしょうか?(悩)
その夜明け、嘘。

その夜明け、嘘。

TBS

青山円形劇場(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

TBS製作は、前回の『黒猫』につづき好印象♪
旬の女優さんを、青山円形劇場の身近な空間で拝見できるのはやはり楽しく。3人芝居だから当然、宮崎あおいの出演率が高く、さらには彼女が観客席の横の通路を幾度となく走りまわるので、あおいファンはきっとどの席でもかなり満足できただろうなあ。
しかも、作・演出に注目度急上昇中の福原充則、共演に実力派の吉本菜穂子&六角精児を選ぶというのも、芝居好きには好感度高し! そう、この座組じゃないと、じつは3人芝居、場が持たなかったはずなんですよね。
そして、テレビやスクリーンでは圧倒的な存在感を魅せる宮崎あおいですら、ふたりの共演者に厚みで及ばない、なんてことを感じて演劇に関心を抱いた人がいたりすると嬉しいな、というのは小劇場ファンの心の声(笑)。

ロミオとジュリエット(公演終了)

ロミオとジュリエット(公演終了)

三条会

ザ・スズナリ(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/22 (日)公演終了

満足度★★★

ジュリエット、享年14。
ああ、キレちゃった14歳だから、その恋への狂いっぷりの尋常でなさも仕方ないところで。
極端にいえば、たとえロミオがいなくても、その思いに身を焦がして突っ走ってしまえるほどの“ひとりよがりな暴走”の物語だったんですね!
だから大人視点(な演出)で観ると、彼女たちの振るまいがとっても可笑しく思えてくるんだけど、もう少しだけ切なさも欲しかった、という感想は過去のロミジュリ文脈に囚われすぎ?

ネタバレBOX

ちなみに、
千葉のアトリエ公演に比べてしまうと、
会場が暖まるのにちょっと時間が掛かってたののが残念、かな。
あちらの空間が特殊に楽しすぎるのかもしれないけど…。
44マクベス 【トークゲスト決定!!】

44マクベス 【トークゲスト決定!!】

中野成樹+フランケンズ

d-倉庫(東京都)

2009/02/18 (水) ~ 2009/02/23 (月)公演終了

満足度★★★

ほな ウチがサクッとやろか?
との締めの台詞があまりに格好よく、期待感が思いっ切り増幅してしまったのが、この公演のフライヤー。

というのも、WEB上に掲載されたものをみると中央の『44マクベス』の文字がまず浮かびあがってくるじゃないですか?
ところが、生で現物をみると、右上から4コマ漫画がはじまって左上、右下と進み、最後に左下の締めの台詞が語られた瞬間に、映画のタイトルクレジットのように『44マクベス』の文字が押し寄せてくるんですよ!
そして、ひっくり返すと裏面には「かつてこんなマクベスがあっただろうか!?」という煽り文句が!!!
正直、この段階で大満足♪

で、実際、観たことのないマクベスだった、しね!

ただ、サクッとシェイクスピアを殺したり甦らしたり、という結果にはなってなかったのは、ちょっと残念。(殺す必要があるかどうかはともかくw)

ネタバレBOX

うーん、いっそのこと予言のない、魔女のでてこないマクベスぐらい尖ったものにしてしまってもよかったんじゃないかなあ…(彼女たちf単に頭のおかしい浮浪者で、その言葉をマクベスが自分の都合のいいように曲解したみたいな作品もあった、しね!)。まあ、そうなると誤意訳ではなく超訳とかになっちゃうかもしれないんだけど(笑)。

少なくとも、「バーナムの森を過度に大切にする環境保護派な、いまどきなマクベス」という読み替えは魅力的だったので、「起承転結」を重視するなら、王になりたい動機が“エコなエゴ”とかの強引な設定で一本筋を通して押しきってしまうのもアリだったかも?
パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★

パイパー2回目
前回に比べ、松たか子の存在感が大きくなっていた。ちょっと宮沢りえ、押され気味。

GOD NO NAME

GOD NO NAME

タカハ劇団

駅前劇場(東京都)

2009/02/12 (木) ~ 2009/02/17 (火)公演終了

満足度★★★

かなり、いい本。
なので、もっと淡々と進行していくだけでよかったようにも思うんだけど、全体的に芸達者な出演陣が自分のほうに引っ張ってこようと綱引きしすぎな印象も。もちろん、それはそれで楽しいし、だからこそ、そのギャップで終盤が際立つ、なんてこともあるんだけど…。惜しい。

ネタバレBOX

最後。樹海の深い闇にだれかを救いたいと願う声と光が交錯し、助けを求めようとする音が悲鳴のように鳴りつづけるなか、人に必要とされることではじめて自らに突きつけられた刃が降ろされ、迷える魂が救済される…。
いやあ、前作の『ボクコネ』と同様に、ラストシーンがあまりに素晴らしい。
グランド・フィナーレ

グランド・フィナーレ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2009/02/10 (火) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

緞帳の、
“汚されたドレス”のような雰囲気が鮮烈だったので、
全編、もっとダークサイドな方向に舵をとっていれば、自分的には楽しめたかも? あっ、公共ホールか…w

ちっちゃなエイヨルフ

ちっちゃなエイヨルフ

メジャーリーグ

あうるすぽっと(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★

前回の『野鴨』に比べてしまうと、
やはり、大きい箱での上演な分だけ、緊密度に欠けてしまった印象。
戯曲も、役者も、演出もよかっただけに、ちょっともったいなかったかなあ。

クロウズ

クロウズ

スロウライダー

新宿シアタートップス(東京都)

2009/02/07 (土) ~ 2009/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★

不満な点はたくさんあるのだけれど、
それを補って余りある“思い”の強さに圧倒された。解散してしまう、劇中の言葉を借りれば「滅びゆく」スロウライダー8年間の時間の詰まった、山中隆次郎の叫びにも似た“思い”に。途中から、ずっと泣きながら観てしまったよ…。

ネタバレBOX

序盤、正調なホラー映画、というかリビングデッドものとしてはじまるも、
登場人物たちが逃げこむ山荘は舞台の奥に狭い空間しか占めておらず、
メインのアクト・スペースはその前庭という状況で、
どうやって物語を紡いでいくのか、いけるのか、なんだか心配にもなったんだけど、
すべては杞憂。

ああ、ゾンビ側を描くのね。
しかも、とても人間的で、のほほんと脱力した雰囲気で。
これが明らかになるところの音楽の使い方とか、上手すぎだよ!

あと、その直前、
人ならぬ動く屍に対して「ワタナベ!」と人間ながらゾンビ支援者のウロコが悲痛に叫ぶシーンで、早くもグッとくる。
その一言で、人間とゾンビの共存を問う内容(←好み♪)だと瞬時に伝わってきたから。
そして彼らゾンビは、ゾンビとしての生存本能すら抑え、あえて人間を喰らわない、という掟を作り、それを頑なに守ろうとし、そのためには滅亡すらも甘受し必至に耐えようとする、なんて設定も素敵すぎ。

しかも、芸術家村を作るゾンビ、なんて展開も痺れる。
すでに死者であるがゆえに不死の彼らは、満足のいく作品ができたら、消滅してもいいと誓うんだよねぇ…。
いやあ、こんなにも優しく切なく気高いゾンビはみたことないよ!

でもって、なんかそのあたりから、差別とかの話から、
前作『トカゲを釣る‐改‐』と同様に、作・演出の山中隆次郎の創作活動への思いみたいなものが前面にでてきて。
なにしろ、スロウライダーはこの公演を最後に解散してしまうわけで、そりゃあ、“思い”が溢れてくるのは当然で。

なんてことを勝手に読み取り、同調していたので、ずっと泣きながら観ていたわけです、はい。

もちろん、作品としては、虚構性の強い内容な分だけ、もっと観客が疑問に思って立ち止まってしまいがちな部分をしっかりと脚本的に潰しておかなければならなかったとは思うし、どの役者にもちゃんと見せ場を作るという劇団主宰的な配慮なんか捨てて、もっと、サトルとミツ、あるいはサトルとウロコに集約した物語をみせてくれれば良かったのに、なんて不満もあるのだけど。

実際、サトル役の池田ヒロユキの立ち位置があまりに素晴らしくて、もっと彼中心でこの世界を観たかったなあ。
しかし一方では、小狡い人間である河島役を飄々と演じた中川智明の演技も大好きなんで、もっと出番が多くてもよかったとかも思ってたりしますが(笑)。
ベジャール・ガラ

ベジャール・ガラ

東京バレエ団

ゆうぽうとホール(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★★★

他の2演目も楽しめたけど、
やっぱり ギエムの「ボレロ」に尽きる。
なにより、上演直前の会場中に漲っていた期待感あふれる空気が素晴らしかった。
1800席の大ホールで、あんなに観客の集中力が高まるなんて、ある種の奇跡。
そしてその空間を作りだし、最後まで支配しきったギエムもさすがだった。

電波猿の夜

電波猿の夜

桃園会

ザ・スズナリ(東京都)

2009/02/06 (金) ~ 2009/02/11 (水)公演終了

満足度★★★

ネタバレせずの説明がむずかしいので、
勝手なことをいうと、
燐光群を野田秀樹っぽく演出した感じ?(違うかも…)

ネタバレBOX

過去のバドゥン王国の最後の日、デンパサールにあるププタン広場での大量自決と、近未来の東京消失が最後に重なりあって、それまで緑に覆われ、精霊やヤモリたちが可愛らしく存在する密林が、一瞬にして広場化(砂漠化)するシーンが美しくて。なんだか、人間なんて滅んでしまえばいいのにと、間違った感想を持って帰ってきてしまいました…w

まあ、火星でも砂漠でも、食糧不足になれば、口にできる肉は一緒、という話ですね(違)。
静かな爆

静かな爆

東京タンバリン

駅前劇場(東京都)

2009/02/04 (水) ~ 2009/02/09 (月)公演終了

意図したところだろうけど、
「人と人とのコミュニケーション」が主題ということで、
どうしても、“コミュニケーション能力の低い人たち”による会話シーンが多くなってしまい、そのあたりがどうしても楽しめなかった。

自分がテーマに寄りそえていれば、
まったく違った感想になると思うのだけど…。

パイパー

パイパー

NODA・MAP

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2009/01/04 (日) ~ 2009/02/28 (土)公演終了

満足度★★★

宮沢りえファン的感想
昨年のルヴォーの『人形の家』を観たときに宮沢りえを絶賛してたんだけど、
「それは彼女を好きだからじゃないの?」
と話半分ぐらいにしか受け取ってくれなかった同行者(←宮沢りえは『透明人間の蒸気』と『ロープ』を観ているも、けっこう評価低めな人)が、
「驚いた、化けたねぇ」
と手の平を返してきたのが一番嬉しかった、かな?

ただ反面、演技者として舞台にしっかり立っているために、
以前のような“不安定な魅力”は薄れてしまっているんだよなあ…。
悩ましいところですw

バトゥータ BATTUTA

バトゥータ BATTUTA

朝日新聞社

木場公園内ジンガロ特設シアター(東京都)

2009/01/24 (土) ~ 2009/03/26 (木)公演終了

満足度★★★★

調教の技術に見惚れる
開演前、円形舞台の中央で、馬たちが繋がれもしないで佇んでいる姿を観ただけで、泣いてしまいそうだった。
闘争心に溢れる競走馬とは種類自体が違うとはいえ、基本的には繊細で憶病な馬たちが、1800人もの客入れの最中、ほとんど身動ぎもしないでいるというのは脅威的なこと。

その調教や馴致の技術の高さへ敬意を持てるかどうかで、高額チケットの満足度はかなり違ってくるかもしれない。

ちなみに、以前は「騎馬オペラ」と謳っていたと思うんだけど、今回は「騎馬スペクタル」。アート色の強いサーカスといった印象だった。

四色の色鉛筆があれば

四色の色鉛筆があれば

toi

シアタートラム(東京都)

2009/01/27 (火) ~ 2009/01/28 (水)公演終了

満足度★★★★★

芝居を観にいったはずなのに、
恋に落ちて帰ってきてしまいました(笑)。
いやあ、言葉では、あの愛おしさ、あの切なさ、あの素晴らしさはまるで伝えられない。
やっぱり、体験しないとね、恋愛は♪

伝記

伝記

サンプル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2009/01/15 (木) ~ 2009/01/25 (日)公演終了

満足度★★★

紅白幕と鯨幕が同時“信仰”な物語
さんざん不謹慎な部分で笑わせていただいておきながら、多くの人の笑いが弾けるあたりでは勝手に切なくなっていて、ここ、笑うとこじゃないのに、と怒ってみたり…。なかなか他の観客と噛み合わなかったは、たとえば絵画をみるときのように、自分が受けた印象や感想、あるいは自分が引っ張りだせた感情や物語から、それぞれが自由に楽しみどころを見つけられるような作品だったから、かなあ。だから、演劇的な共有感を求めるかどうかで評価は分かれそう? ちなみに自分は、登場人物のほとんどが誰かのために生きようとしているなか、ほとんど唯一、自分のしたいように生きると宣言するマダムKに寄り添うように観劇して楽しんでましたけど。

秘密の花園

秘密の花園

劇団東京乾電池

ザ・スズナリ(東京都)

2009/01/06 (火) ~ 2009/01/18 (日)公演終了

唐戯曲の言葉を非常に丁寧に伝えようとした演出。
それを、台詞の意味がわかりやすくなった、物語を理解しやすくなったと考えるか、狂おしいような熱情が損なわれると感じたかで、評価はわかれそう。あと、美しいヒロインの露出の多さに観客サービス的なあざとさを覚えて抵抗あり、なんて一般男子失格な感想もw

自転車の盗難

自転車の盗難

ナカゴー

王子小劇場(東京都)

2009/01/07 (水) ~ 2009/01/12 (月)公演終了

初見
作・演出の鎌田順也の演技がなかなか魅力的。どうせなら、座長芝居にしてしまえばいいのに!w

新年工場見学会09

新年工場見学会09

五反田団

アトリエヘリコプター(東京都)

2009/01/02 (金) ~ 2009/01/04 (日)公演終了

新年の祝い事なので、
文句をいったりするのは野暮なことでしょうが、強いていえば、もっと岩井さんが観たかった…。あっ、べつに祝いと岩井はかけてません!w

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