満足度★★★★
調教の技術に見惚れる開演前、円形舞台の中央で、馬たちが繋がれもしないで佇んでいる姿を観ただけで、泣いてしまいそうだった。闘争心に溢れる競走馬とは種類自体が違うとはいえ、基本的には繊細で憶病な馬たちが、1800人もの客入れの最中、ほとんど身動ぎもしないでいるというのは脅威的なこと。その調教や馴致の技術の高さへ敬意を持てるかどうかで、高額チケットの満足度はかなり違ってくるかもしれない。ちなみに、以前は「騎馬オペラ」と謳っていたと思うんだけど、今回は「騎馬スペクタル」。アート色の強いサーカスといった印象だった。
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2009/02/04 00:44
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