満足度★★★★★
泣きました。
この目から出る汗はいったい何かと思ったら涙でした。
ネタバレBOX
いわゆる障害者っていうんでしょうか。ああいった人達を描いた時点で挑戦的だと思いました。
ああいう人達ってなんなんでしょうか。子供みたく純粋で、悲しいだの嬉しいだの、そのあたりを素直に表すところにとても感動してしまいましたし、それを演じた役者さん達がまたうまいなと思いました。
途中で泣いたのですが、最後、もっと泣けることを期待しながら見ていたのでちょっとすかされた感じですが、泣くための芝居でもないので、それはそれでまぁ、うん、いいかなと。
満足度★★★★★
ダメでしょ。
全然ダメでしょ。
だって・・・
役者なのにこんなに上手に落語しちゃって、
だったらもうそっちにしちゃいなよと、
そっちの道でがんばっちゃいなよと、
そうしちゃいないよねぇユウと、
そうも言いたくなるでしょ、
ジャニりもするでしょ。
うん。
いやいや本当、
笑わせ過ぎだから。
つゆだくに汗かくから。
加齢臭出始めて迷惑だから。
それにしても・・・
彼らを知らない人達がこれを観たらなんて思うんだろう?
たぶん、若手落語家達の会だと思うに違いない。
そして、すこぶる精鋭達の集まりだと。
それくらいにおもしろかった。
うん、
そういった意味で、
やっぱりダメでしょユウ達。
ネタバレBOX
さてさて落語会。
夏葉亭・・・?
と文字を見て『???』
言葉に出して『なつばてい』
ああ、
夏バテにかけているのか・・・ふむふむ。
と合っているのかいないのか、
まぁなんとなく納得しながら劇場へ向かった当日。
午後六時からのスタートはサラリーマンには少々キツい。
けどまぁ仕方ない、今日の王子小劇場は長丁場、三時間の落語会だ。
始まりが遅ければ終わりも遅くなる、そういった配慮からの時間設定だろう、ありがたやありがたや。
本当は早退でもして足を運ぼうとしたのだが、そこは社会人、やるべきことを終え、耐え難きを耐え、忍び難きところを忍び足で終了のチャイムと同時に会社を抜け出したのだが、劇場に着いたのは六時十分。
一番の目的だった七味まゆ味さ・・・あ、いやいや今日は夏葉亭ナッツさん・・・の落語が既に始まっている中、慌てて席に着き・・・ふぅ、と一息、そして始まった。
■夏葉亭ナッツ(七味まゆ味)
オリジナルの落語らしく、エイ!ヤァ!タァ!といった感じで進めて行く現代的な落語はなんとも芝居を観ているようで、というか元ネタは芝居らしく、軽快で観ててなんとも・・・萌え〜っとなった。というかあの場でよくあそこまで話せるものだとひとしきり感心。
■夏葉亭ジンジャー(登米裕一)
いやいや、あれは芝居ですよねぇ?などと七味さんについてのコメントをアドリブチックにアド街ックに話す辺り慣れてるなぁ・・・と感心。そして、他の人のコメントを見て知ったが『権助魚』というネタを披露。うーん、おもしろい。
■夏葉亭ハスカップ(鬼頭真也)
僕、枕が長いんですよ、などと前説の長さを語ったのがこの鬼頭氏だっただろうか、その感じがまた落語家然としていて憎い。ネタの『初天神』、これがまた子供と父を見事に演じ分けていてうまかった。うん、すごい。
■夏葉亭空豆(齋藤陽介)
いかんいかんいかん、この齋藤氏はいかんかった。面白すぎた。あんなに笑ったの十年ぶりくらいじゃないか?いやもう老人の尿みたく笑いが漏れて仕方がなかった。ネタの『時蕎麦』はどこかで聞いた事があるような有名なネタだったようだが、これをまたうまいこと語るものだから、もう笑えて笑えて、はぁ、疲れた。蕎麦すするだけで笑えるんだからもう、いかんよ。汗かいた。
■夏葉亭メロン(小玉久仁子)
この方、なんだか独特のアクセントのある語り口で『火焔太鼓』なるネタをやるものだから、これがまたおもしろくて、ずっと笑い続けてた。
■夏葉亭ポルチーニ(中川智明)
出た!演劇界の殺し屋。絶対何人か殺してるでしょ?と尋ねたくなるくらいの落ち着き様で話す中川氏は絶対に観たかった役者。いやいや、すごかった。見入ったし魅入った。『紙入れ』というネタらしいが、奥さんを演じる時の色っぽいことったらなかった。うまいなぁ・・・自分の見せ方も話し方もなにもかも。うん、予感が確信に変わった、絶対殺ってる。
■夏葉亭金保丸(多田直人)
いやもう皆さん落語家にしか見えなくなってる中にあって、またこの多田氏がうまい。最初の語り部分がうまく、ネタの『死神』、これがまたプロじゃなかろうかとぼんやりと思うほどにはんなりとやっておくれやすから、はぁ、すごい。
■夏葉亭みかん(村上誠基)
何があっても観たかったのがこの村上氏、さて、どんな落語を見せてくれるのかと思い気や、謝罪の言葉から入るものだから、おやおやいったい?と思っていたら、誰かとネタが被っているとのこと。とはいえこれ、ホントはわざとでは?と思うほどに同じネタ(『権助魚』)でもアレンジしてあるものだから別物を聞いているような気分になり、また違った落語の楽しみ方を教えてもらったような気がした。というかこの村上氏、語りがうまい。本物の落語家にしか見えなかった。もう林家を名乗ってもいいのでは?
■夏葉亭雛菊(永島敬三)
今回二回目なんですけどね、だからってトリって・・・僕、今回の最年少なんですよ?といった枕から始めた永島氏、敬三というから三男か?と関係ないことに気を奪われてるうちに本筋が始まった・・・途端に、落語家に豹変。早口でまくしたてるところがもうなんとも耳に心地よく、ああ、すげぇすげぇすげぇすげぇ、とドンドンとテンションが上がっていき、あ、あ、あんた、そりゃトリだよ、トリに相違ねぇよ!となんだか変なところに気持ちが向かって行った。恋とかしてたのかも・・・。
・・・と、まぁ、九人の落語家達がそれぞれの味を出しながら最高の落語を披露してくれた三時間があっという間に過ぎ去っていたわけだが、なにしろ感動した。すこぶる感動した。ちょうど少し前にイギリスで例の彼の盛大な結婚式があったがそれくらいに感動した。うん、そうそう、この場所、王子なだけに・・・
おあとがよろ、って、長っ・・・全然よろしくない。
満足度★★★★★
やめちゃダメでしょ。
こんなにおもしろくステキで魅力的で個性的な役者達が集まっているのに。
ビートルズがどれだけ惜しまれながら解散したか思い出してください。
満足度★★★★★
息苦しかった・・・。
なにしろ息が苦しくなるくらいに空気が張り詰めていた。
あんなにも張りつめた空気、中2の時ヤンキーにたかられた時以外に味わったことがない。
いわゆる『おい、おまえちょっと飛んでみろ』の時の話だ。
とにかくそれくらいに緊張感がみなぎっていた。
ネタバレBOX
よくライブなんかで大音響の中、もしくは大合唱の中、おおいなる一体感というものを感じることがあるが、今回のものはそういった動的なものとはまったく違い、役者の一挙手一投足、そして一言一句を逃すまいと観客全員が静寂を作り出すことで生まれた静的な、そしてちょっぴり性的な一体感だった。
色んな意味でドキドキした。
貴重な体験ができた舞台だった。
満足度★★★★★
友人大絶賛。
そしてもちろん自分もだ。
つまりは二人してこの新しい試みに対してすごいなと、まったくもって感心しっぱなしだった。
行く前にはなんだかやけに不安で、ほんとに大丈夫か?なんだかおかしな感じになるんじゃないのか?ってゆーかホントにメシ食えんのか?とやけに色々と心配していたが、まったくの杞憂に終わった。
じゃあ、いったいどんな内容だったかというと・・・
続きはウェブで。
ではなく、
ネタバレBOXで。
ネタバレBOX
押上駅からしばらく歩いた場所にあるダンススタジオUNOは、とある建物の二階にあり、一階は美容室で、その脇の階段から上がった場所にある。
15分前に開場を設定したのは料理が冷めない配慮だろうか。恐らくギリギリまで調理し、準備に専念しているのだろう。と、想像するだけでなんとも言えない愛情が湧いてくる。
さて、その15分前よりさらに5分程早く着いた時には男ばかり五人程並んでいた。そして自分たちも男二人組だ。
要は男のための会なのかこれは?といえばそうでもなく、女性も後からやってきたし、女性であっても充分に楽しめる会であったに違いない。
受付は人形のように無表情な女性が一人で受け持ち、支払いを終えるとカーテンで仕切られたその先、15畳程のスペースに案内された。
そこには〝く〟の字型に机が配置されていて、片側に一列、もう片側に二列机が用意されていて、一つの机に四席で計12名分の席が用意されていた。
うぅ、長くなりそうな書き方だなこれ・・・。
まぁいいや。
くの字型の席で囲ったスペースには踊り場が設けられ、その先にスクリーンがある。そうやって会が始まってからはそのスクリーンに映像が流され続ける事になり、それを観続けることになる。
そして、途中途中にはダンスが挟まれる。
食事はといえば、最初にミネストローネスープが出てきて、前菜盛り合わせ、メイン、デザートといった具合でコース料理になっているのだが、のんびりと食べている時間は無い。なにしろタイムスケジュールはすべて劇団側が握っている。
だから時間が来ればそれぞれの料理はさっさと片付けられる。それに気づかなかった最初のスープなどはかなりの人が途中状態でかなりの量を残して下げられていたが、その感じがなんともシュールでおもしろかった。
ちなみに二皿目からは皆食べるスピードが三倍くらいになっていたから、それもまたシュールでおもしろかった。
ミネストローネスープは本格的でとてもおいしかったし、前菜盛り合わせもトマトとモッツァレラチーズだかのなんちゃらやらが出て来てなかなかに良かったし、メインはグラタンとベーコンとおっぱい型のパンとなんちゃらとなんちゃらで、これはまぁまぁな感じだった。安い値段のひき肉でできるハンバーグなんかがあっても良かったかなとは少々思ったが、まぁダンスやらなんやかんや合わせて3,800円ってな値段を考えると充分すぎる程だった。
ダンスは狭いスペースでやるだけに少々窮屈そうだったが、それだけにスペース全てを活かす為にかこちらに絡んでくるようなこともあり、なんなら友人などは耳に息を吹きかけられる程に近づいてこられることもあり、なんとも臨場感に溢れる密着したものになっていた。そういえば自分も足を触られた。
会の始まりから会の終わりまで人形の様な顔を通していたダンサー達だが、終わった後には普通の女の子の表情になっていて、それがなんとも可愛かった。
と、
ふぅ、
なんだか長々と書いてしまったが、とても楽しめた会だった。
こんなレストランがホントにあればいいのにと思った。
満足度★★★★★
素晴らしかった。
うん、素晴らしかった。
観終わって一日、今はもうなんだかいても立ってもいられないような気持ちになっている。この素晴らしい舞台をもっと多くの人に観てもらいたくて。
いやはやホント、わざわざ東京から大阪まで観に行った甲斐があったってもんだ。
ネタバレBOX
まぁ、大阪まで行ったのは出張のついでだが、そんなことはどうでもいい。
どうでもよくないのはこんなに素晴らしい舞台が東京で、公演開始早々に中断になってしまったという事実だ。
なんで中断になったか?
って別に何かいかがわしいことをしたからってわけじゃない。たしかにいかがわしい外見をした役者は数人いたが至って真面目に、そしてすばらしい演技を観せてくれた。
物語は非常によくできていて、レタス工場というちっちゃな舞台でのちょっとした日常が繰り広げられていくのかと思いきや、日常は非日常になり、舞台は遠く惑星を回る宇宙船の話へと広がっていく。
なんて壮大な物語なんだろう・・・。
と途中から圧倒されてしまった。
そして、あっと言わされてしまった。
じつはレタス工場は宇宙船の中にあったらしい。
マジか?
途中花粉症の薬のせいで寝ていただけにつながりがわからない。けれど、たぶんそういうことだ。寝ていなかった人達にとってもこの流れはサプライズだったに違いない。
工場は宇宙船の中にあったらしい。
うん、新しい。
この流れは斬新だ。
折り畳み椅子しか使っていないはずの舞台が、その椅子をベルトコンベアに見たてることで、花束に見たてることで、舞台上になんとも言えない広がりを見て取ることができた。
最後の巨大レタスをみんなが見るシーン、その視線の先にあるレタスがはっきりと想像でき、なんともクライマックスに相応しい盛り上がりと規模の大きさが演出されていて、ここでまさにその壮大さを味わった。
ライトの使い方、音楽の使い方、少しヘタ目のボイスパーカッションの使い方、全てにセンスを感じた。
心があったまったし、
声を出して笑った。
なんかいいなって思った。
いや、ほんとすばらしかった。
ぜひとも東京で再演してもらいたい。
グッジョブ!
満足度★★★★★
おもしろかったです。
正直、最初はどうなることかと思いました。
なにしろ髪の毛がもじゃもじゃな頭の大きな冴えないおじさんが主人公だって言うんですから。さらにはその頭の大きな40過ぎの人には彼女もなく、その人がデリバリーヘルスさながらの『レンタル彼女』を頼むだなんて言い出すものですから、ああ、これはとんでもないことになったと、そう思ったのです。
ネタバレBOX
ところが物語は意外に爽やかで笑いに満ちていて、最後はドッキリの様な形で40過ぎのおじさんがやっぱり年相応、見かけ相応な扱いを受けることになるワケですが、そこに悲壮感は無く、なんだかおもしろかったなと、そう純粋に思える作りになっていたのでした。
満足度★★★★★
そして最後にようやくわかった。
何が?って・・・
真実が・・・
ネタバレBOX
もう最後まですっかりひっぱられました。
消えた女優さん、誰が殺したのかなんてことまったくわからず、ましてやほんとは消えたのか殺されてしまっているのか・・・そんなことさえわからず仕舞で・・・
だからこそずっと解けない謎を頭に抱えつつじっくりと観る結果になりました。ただ溶けないアイスがないように、解けない謎はないわけで、最後はすっきりと・・・けれど恐怖を感じつつ、観終わることができました。
まさかの展開でした。
これからも観続けていきたい劇団の一つになりました。
満足度★★★★★
残念なのはタイトルだけ。
秋晴れの土曜日、
午後二時の回で観てきた。
穏やかに過ごした昼時から一転、
鑑賞した芝居はすこぶる激しいものだった。
外は相変わらず穏やかな季節の中にあるはずなのに、なんだかそれが信じられないくらいに芝居に引き込まれ、戦国時代に身を置いた時間になった。
激しく立ち回り、叫び、感情を揺さぶるセリフを吐く。
最高じゃん・・・。
これまじ最高じゃん・・・。
そう思った。
そしてちょっぴり涙すらした。
正直芝居のタイトルからは全然違うストーリーを想像していたし、全然期待なんてしてなかった。
『9.11同時多発テロの発生で思いついたストーリー』と言われれば、更にやばい空気を感じていた・・・。
けど、全然違った。
なにしろ時代は戦国時代。
忍者=テロリストとしているのだろうが、テロリストという言葉が持つ暗いイメージはまったくない。
ストーリーはとにかく秀逸で、役者もイケメン揃い。これでなんで注目を浴びないのか不思議でしょうがない。というか・・・ほんとに注目を浴びてないならば、それはもうタイトルのせい以外に考えられない。もしくはビラが持つ暗いイメージのせいか・・・。
なにしろもったいない・・・。
あーもったいない・・・。
2時間10分程。
まったく長さを感じさせない最高に楽しい芝居だった。
みんなに観せてあげたいと思ったし、『こんなすごい芝居があるんだよ!』と知らせたくて仕方なくなった。
いやぁ・・・。
ほんとタイトルだけが残念だ・・・。
ネタバレBOX
『おまえに戦(いくさ)の無い世の中をあげよう』
ストーリーの核となるのはこの言葉。
うん、なんかいい言葉だ。
現代じゃ絶対に言えない言葉だ。
アメリカ大統領にでもなれば言えるか。
なにしろそんな大きな言葉を実現していく話。
いやぁ、
それにしても色々と残念。
前節忍者である日下忍者が噛み噛み忍者であることはまだ許せるとして、あれだけの人数がこれでもかと動き回るためには少々ステージが小さすぎた。少なくとも今の1.5倍は欲しい。
だから、12人が一緒に舞台に立つ様子は圧巻だったが、なんだか窮屈そうだったし、殺陣だって、広ければもっと迫力出るのに・・・と少々かわいそうになった。
笑いを狙う箇所は、ことごとく不発に終わってて、これまた悲しくなった。
ってゆーか、笑いを取るのって難しいなぁ・・・改めて思い知らされた。
まぁ真剣な場面で笑いを取ろうとするのが少々無理な感じだった・・・。
笑いを取る場面とそうでない場面のメリハリがなかったってことか。
とはいえ、なにしろストーリーはすごくよかった。
メイドカフェの話なんか、どうでもいい話に時間取るなぁ・・・と思ってたら、ちゃんとストーリーのつながりに必要な話だったり・・・と、とにかくよくできていた。
なんども『ああ、なるほど・・・』とうなづいた。
うなづきすぎて二重あごになったくらいだ。
いや、それは最初からだ。
それにしてもほんとイケメン揃いだ。
なんで?
なんでそんなに集まったの?
と聞きたい。
五右衛門役の佐藤真司は最高にカッコよかった。
ほんとこのいい役者だ。
芝居に対するまじめさが見える。
そして素直さが見える。
十兵衛約の服部真樹もクールでよかったし、
百地、ハヤテ・・・誰もがかっこよかった。
噛み噛みマンだと思ってた才蔵も劇中はかっこよく、一緒に観劇した連れの女子はすっかりファンになっていた。
ところで・・・
陽炎の役の人って・・・男の人・・・・・・ですよね?
そこが最後まで疑問だった。
まぁ、
とにかく最高にいい芝居だった。
後はタイトル変えて、もう少し広い所でやらせてあげたいってだけ。
満足度★★★★★
素晴らしかった。
良くできた物語で、小気味のいいテンポがあり、舞台慣れした腕のある役者達が演じていた。
あっという間に時間が過ぎ、何度も笑わされた。
ネタバレBOX
大佐がちとょいちょい噛んでたこともまったく気にならなかった。
美人は得だ。
満足度★★★★★
めっさオサレっさ。
なんて言いますか、なんだか全体的にオサレでした。
それはつまり役者さん達がオサレだったり、流れる音楽がオサレだったり、セリフがオサレだったり、舞台の造りがオサレだったり・・・とまぁ、いわゆるそんな感じで、僕はふと見知らぬ街を歩いていたらオサレなカフェを見つけたかのような、なんだかそんな気分に浸れたのでありました。はい。
ネタバレBOX
真っ白なシャツが舞台の奥にビロローンと吊り下げられているんですけどね、それが妙に爽やかなわけですよ。その同じ舞台にあって、カーテンを手前の方でステージ半分くらいなところまで広げられるようになってましてね、なんだか舞台の広さを上手に使ってるわけですよ、これがまた。
で、そのカーテンなんかに波やら花びらやらが、揺らめいていたり、ひらひらと舞い降りていたりの映像を映し出していてですね、それが妙に雰囲気がいいんですよ。
で、バックにアームストロングでしたっけ?黒人のデブな人だったと思うんですけど、そのデブな人が歌うワンダフルワールドでしたっけ?だとかのやけに心にグッとくる曲を流すものですからね、僕はもうなんだかフワ〜っとした気持ちになってしまいました。
ストーリーもいい感じにできてまして、ラストは鳥肌もんでしたね、いい意味で、ホント。極上の鳥肌ですよ、あれは。なんなら名古屋コーチン級の鳥肌でしたね。
なにしろ一発で好きになりました。
作品を選ばないですもん、この劇団なら、きっと。
次もその次もその次の次もずっと、ずっとずっと楽しみです。
満足度★★★★★
素晴らしかったです。
怪談と聞いていましたが、怖さよりも温かさやほんのりした感動が残りました。
話の作りがとてもうまく、ちょっとした小道具もよくできていました。
役者さんも皆さんがレベルが高くて、音の使い方光の使い方が効果的で、
なんとも文句のつけようのないいい舞台になっていました。
ネタバレBOX
特に、若旦那と番頭と女の子の洋菓子をめぐるシーンが最高でした。
しょっぱなの花火と周囲のにぎわいの音がなんとも懐かしい感じでぐっときました。
シャリーンという鈴の音もいい感じでした。
いや、なにしろ素晴らしかったです。
満足度★★★★★
あれ?あんまり評価よくないですね。
僕はとても好きでした。
役者さん達に華があり、とてもかっこよく、そしてとても美しかったです。
ネタバレBOX
ただ、あまりに拳銃が出過ぎ、あまりに人が死ぬので、こりゃないなと、現実でこれならニュースをにぎわせまくりだ・・・と思いましたが、まぁそこはお芝居の話。フィクションであると完全に割り切ることでかなり楽しめました。
というかすごく良かったです。
今後も色々と期待していきたい劇団だなと思いました。
満足度★★★★★
すいません。
感想がずいぶんと遅くなってしまいました。
遅くなった理由はありません。
けど、最終日を観劇したので、ここで褒めても後の観客動員には関係ないなと、そんな言い訳を少々頭の中で考えていたことは確かです。
にしても良かったです。
すごく良かったです。
相変わらずいい仕事しますね、と思いました。
玄人もうなるんじゃないでしょうか。
いつも思うのですが、6番シードの舞台はそのままテレビや映画にできそうでいいですよね。いや、いいのか悪いのかはわかりませんがそんな感じですよね。
一箇所、せっかく事務所にちらかっていたビールの空き缶がアサヒスーパードライで本物を使っていたのに、宇田川さん演じる大家さんが手にした缶ビールがアサヒのノンアルコールだったことが残念です。
一口飲むか、口につけるかくらいしかしていなかったようですので、そこは本物でもよかったのでは?と思ってしまいました。
いやもうほぼ難癖の世界ですが、それくらいしか文句のつけようがありませんでしたので。
まぁあえて文句つける必要もないんですけどね。。。
すいません。
満足度★★★★★
観ました。
観させていただきました。
すごいパワー感じました。
台風すら吹き飛ばすパワーに圧倒されました。
村上さんを見れたのがまた良かったです。
ネタバレBOX
村上さんって同期にいそうなタイプです。
出世していきそうなタイプです。
小玉さんはいません。
満足度★★★★★
家族の物語。
「家に家族以外がいると居心地が悪いんだよ!」って言葉がやけに残りました。
ですよね。
家族ってそういうものなんですよね。
居心地のいい場所。
それがよく描かれていました。
やとても感動しました。
満足度★★★★★
とても良かったです。
ダンスとコントとお芝居の形態が吉本新喜劇のようでした。
ネタバレBOX
最初おじさんばかりで大丈夫かなと思ったのですが、それが逆に熟練された良さを生み出していました。
観客との一体感が高く、みなさん大声で笑っていて、とても雰囲気が良かったです。
部長と部下のコントが最高に笑えました。
部長役の人、かっこいいですね。
満足度★★★★★
今更ですが・・・
すごくよかったです。
ネタバレBOX
四人でまわしていく舞台。
刑事役の人が最高でしたね。
つかこうへいの台詞回しを完全に自分のものにしてました。
水を使ったセットもよかったです。
あれってオリジナルでも使われてるんですかね?
前に同じ芝居を観たと思っていたら番外編でした。
満足度★★★★★
すごかった。
主役の方の熱演がもう熱すぎて厚すぎて暑すぎて、玉のような汗がつゆだくでしたが、なんにしろすごかった。
すごく良かった。
そうくるか・・・という流れがあり、そうするか、という終わり方だったり、え?そんなセリフでだす?とか、なにかと良かった。
ネタバレBOX
「子供店長がうらやましいよ、父さんは大人無職だよ」の台詞は最高だった。あとモンゴルだかのことわざも良かった。悩んでも解決できないならほにゃらららのやつ。
セリフだとかストーリーだとか、なにかと良かった。
満足度★★★★★
すごく良かった。
とにかくもう笑えて仕方がなかったです。
たぶん、設定やらストーリーやら全部自分の好みでした。
ネタバレBOX
ってゆーか、ゲイネタとかってどうしようもなく笑えます。なんなら自分もゲイになろうかと思ったくらいです。