満足度★★★
髪乱れてました。
むしろ激しく振り乱していました。
なにしろダンスでした。
ダンスに次ぐダンスでした。言うなればダンスダンスダンスでした。村上春樹でした。いや、村上春樹は関係ありませんでした。
ネタバレBOX
ダンスってすごいですよね。
普段見ないような動きを見せられると『うわぁ〜』ってなっちゃいます。そのうわぁ〜ってのは、すごいなぁ〜的なものなんですけどね。
で、そんな感じで何回もうわぁ〜ってさせられました。
ただ、男性がひとりでのたうちまわっていた場面、手が床にくっついて離れない的な場面、あそこには少々『うわぁ〜』ってさせられました。この場合のうわぁ〜は、うわぁなんかここの場面無用に長いなぁ的なものなんですけどね。
なにしろダンスとしては良かったです。
後ろのおばちゃん達も『うん、熱意は伝わったわ』と荒い息を吐いていました。
長髪の女性が実は坊主だったのは衝撃でしたね。今回の為に髪を刈ったのでしょうか。それこそ熱意を感じます。
なかなかに良かったです。
満足度★★★★
本当のところはわかりませんが・・・
エロのニオイが漂う舞台では男性客の出席率が高まる気がします。
おっぱい万歳です。
ネタバレBOX
けれど残念ながら(?)おっぱいは出ませんでした・・・。
ああ、おっぱい・・・
と、期待で胸おっぱいに膨らませていただけに、こりゃ失敗だったかなとなんだかすっぱい思いに囚われていましたが、いやいや・・・これはこれでなかなかに魅力いっぱいの舞台だと途中からは完全に入り込んでいました。そうしていつのまにやらおっぱいのことなどは頭の隅っこの方に寄せて上げられていました。
いや、その表現完全におっぱいのものだな・・・。
さてと・・・
物語ですが、次から次へと問題が提起されるおかげで飽きることなく観続けることができました。両性具有っていうんですか?ですとか、不妊の問題やら、なんやらかんやら・・・。
そしてそれらの物語がとても丁寧にゆっくりとじっくりと、そしてしっとりと演じられていて、そのスピードがとても心地良く、なんだかまったりと、そしてうっとりとしてしまいました。
役者の方々はとても安定していて、セリフは聞きやすく、笑顔が自然で・・・特に牧師役の方、すごく良かったです。そして韓国人の方と、その奥さんも、従業員役の男の子だとか、漁師役だとか、その妹だとかも良かったですね。
ってあげていくとホントに全員が良かったです、素晴らしかったです。
セットもとても良くできていて、なんだかホントにその場にいるような、そんな本物の臨場感を味わえました。
いやしかしほんと、こうやって振り返りながら書いてみると悪いところが見当たりませ・・・って、あ、いやダメだ。おっぱいが出なかったんだった。
はい、★一個没収です。
満足度★★★★★
ごめんなさい。
僕・・・
これを面白いと思わない人とは友達になれません。
ネタバレBOX
普通あれですよ、ひとりで食事を食べに行ったら、それがどんなに美味しくったってそれを声に出して言うなんてことなかなかできないですよね。それと同じようにですね、ひとりで観に行ったお芝居がどんなにおもしろくったって、なかなか声を出して笑うなんてことはできないわけですよ。いわゆるそれは羞恥心のせいなわけだと思うんですけどね。それが人の人たる所以なんだなと、なんだかそう思うわけなんですけどね、ええ。
ところがですね、すっかりやられましたよ。僕はもう人ですらないのかもしれません。だって、それくらいに羞恥心の壁はいとも簡単にベリリと破りさられ、僕はひとりで観劇しているにもかかわらず、普段出したこともないような大きな声をあげながらいわゆる爆笑というやつをしていたのですから。
いやはや困ったものです。
けれどそれくらいにおもしろかったんです。
特にゲイネタは背筋に冷たい何かが何回も何回も走り去り、同時に何回も吐き気を催したのですが、それ以上に笑えました。
皆さんいい役者さんですね。
無縁バターもすこぶる良かったです。
こちらも役者さん達、どなたも良くて、けれど特に後から出てきた作業員の方の自然な余裕が良かったです。
なにしろどちらも長過ぎず、そのくせぎゅうぎゅうに中身が詰まっていて、最高に面白かったです。
ちなみに今、いい感じで酔ってます。
まぁ、どうでもいい情報ですけどね。
満足度★★★★
舞台っぽい舞台でした。
まさに舞台という感じの、そういった意味では好みなタイプの、そんな舞台でした。良かったです
ネタバレBOX
ハキハキした感じが良かったです。
聞き取りやすくて、聞いてるだけでテンションが上がるような、そんな役者さん達の集まりでした。
華やかな衣装が目に映え、ダンスに心奪われました。
ずいぶん昔にニューヨークのブロードウェイでミュージカルを観た時のような、そんななんとも言えないワクワク感を味わいました。
もうなんだったらミュージカルやっちゃったらどうですか?
満足度★★★
難しかった。
ええ、なにかと難しかったです。
逆に言えば難しい内容に取り組み過ぎたんですかね。いまいち理解できませんでした。というか理解に苦しんだと言いますか。。
ネタバレBOX
なんだか圧倒的な台詞の量を叩きつけられるコーヘイ・ツカ的な芝居を期待していたのですが、そういったことは全く無かったですね。残念です。
ツカ的ないわゆるアレ的な芝居であれば内容が少々つまらなかろうがなんだろうが、その台詞のひとつひとつに感動し、言葉の渦に 飲まれ、劇場をあとにする時はなんとも言えない爽快感に包まれているんですけどね。それとは違いましたね。
それどころかちょっと台詞が多いと次の台詞を探しながら話すかのような、なんとも言えない微妙な間がなんとも気になりまして、それはたぶんほんの0コンマ何秒の話なんでしょうけど、その連続にイラっとなりました。スムーズじゃない感じでしたね、いわゆる。
それと、ちょこちょこ滑舌の悪さがみなさん出てまして、そうするとちょこちょこ聞き取れない言葉がありまして、で、それが積み重なって行くことでもうなんだかなんの話だったのかわからなくなるんですよね。
ひとつひとつの言葉を大切にして欲しいなと思いました。例えそれがストーリーには関係のないなんでもない単語であったとしても。たぶん、台詞達もそう思ってたはずです。ええ、きっと。
満足度★★★
す、すいません、遅くなりました!
ってなわけで、すいません。
感想書くのがかなり遅くなってしまいました。
なかなか難しい話でした、なにかと。
ネタバレBOX
正直最後まで悩み通しな作品でした。
どうなるのかな?だとか、どうしたいのかな?だとか言ったところで。
あの弟が取り続けたビデオ、最後は面白い編集でもされて上映されるのかなと思っていたらそうでもないし、市川(でしたっけ?)兄と声の出せない女の子は最後絡むのかなと思っていたらそうでもないし、なにかとすっきりしない部分がありました。
役者さん達はみなさん上手でした。
それだけにもう少しなんとかして欲しかったです。
コンピューターおばあちゃんや、美空ひばりの音楽は良かったです。
やっぱり音楽の力ってすごいなって思いました。
満足度★★★★★
やられた・・・。
そして・・・
参りました。
いやもう笑うしかないです。正直こちとら一人で劇場に足を運んでいるわけですよ。で、一人でいたら普通は周りの目を気にして笑うにしてもこっそりやるわけですよ、くくっといった具合にですね。
ところがこのお芝居ときたらもう、一人でいるのもおかまいなしにガハハガハハ笑わせるわけですよ。そこにもう恥じらいなんてものは存在しないわけですよ。とういうか、取っ払われてしまったわけですよ。それにくらいに面白かったってわけです。素晴らしかったです。ここ最近で観たお芝居の中で一番好きな味を醸し出していました。
ほんと良い時間を過ごさせてもらいました。
あざす。
ネタバレBOX
にしても液、激しく出し過ぎです。
一番前の席にいて、かかりやしないかとヒヤヒヤしていました。お蔭様でかかることはありませんでしたが、役者さんの服のソデ辺りでトローリと粘度高そうに垂れている様子を見て寒気が走りました。
リアリティ追及し過ぎ!!
満足度★★★
少々長かったですね。
もう少し縮めたらグッと詰まった良いお芝居になりそうな気がしました。なにしろ二時間ってなかなかに辛いです。座布団二枚敷きに救われましたし。
ネタバレBOX
ちょこちょこ心に残る話があって良かったです。十六夜がためらいの意味を持つだとか、年に三センチずつ月は離れていっているだとか。
ところで気になったのがこの劇団内部の人間関係で、役とは違い、ミズシマ役の人と劇団ただ一人の男性が付き合ってんじゃないのかなぁ・・・と、なんだか勘繰ってしまいました。
なかなか良いお芝居でした。
満足度★★★★★
なんだか遅くなってしまいました。
すごく良かったです。
はっきりと覚えています。
その良さをどう伝えたら良いのかあれやこれや考えていたらいつの間にやら時が経っていました。
いやまぁそんな話どうでもいいでしょうけど。
なにしろ良かったんです。
ネタバレBOX
主役の方、三十路感たっぷりでまさに適役でしたね。
主役の彼女が他の男と結婚すると決めたところはドキっとしました。僕にもそんな経験ありますから。別に夢を追ってる訳じゃないですけど、なんとなくタイミングを逃してしまうことってありますよね。
ところで僕の席の前方に少々髪の薄い方や、少々どころじゃなく髪の薄い方なんかがいまして、そんなところに芝居の内容がハゲを扱うお話で、なんだかドキドキしていましたが、見たところ彼らも大いに笑いながら観劇していたようなのでなんだかホッとしました。
そういうのって難しいですよね。
満足度★★★★
良い時代ですね。
昭和の初め頃ですか・・・
戦争前の、日本で一番良い時代のうちのひとつですね。
だからですかね。
そんな感じがよく出ていました。その服装に、台詞の端々に。
それにしても四人の感じ、バランスがとれてていい感じでした。で、ああいう夢を純粋に語る若者達がいたんですよね、あの時代は・・・懐かしいです。
いや、もちろんまだ生まれていませんが・・・。
満足度★★★★★
ずっと観ていたかった。
なんだかやけに雰囲気がよくて、ずっと観ていたかったです。そしてずっとあの場所にいたかったです。
ネタバレBOX
それくらいに舞台がよくできていて、物語の進み方もちょうど好きな感じの速度で、まったとしてしまいました。
ただ、あの奥の部屋、たぶん正面の人達からは観えないですよね?自分は観れる横の席にいたのでよかったですが、そうじゃない人達はやきもきしたんじゃないでしょうか。
オグチさん役の人、上手いですねぇ、あの語りで完全にその時代に引きずりこまれました。他の役者さん達も皆さんほんとに実力があって、良くできた映画でも観ているような気持ちになりました。
満足度★★★★
アナーキーでした。
それはそれはもうアナーキー感抜群でした。
ネタバレBOX
前回作について、誰かが上級者向けの芝居だと書いていましたが、まさに今回の作品もそうで、いやむしろそれ以上で、まだまだ初級の域を出られない自分にはなんとも難解でした。
とはいえ所々語られる、なんともいえないメッセージ性のある熱い言葉達にはついつい涙しそうになりました。
いい役者さん達がそろってますね。
満足度★★★★★
ハラハラドキドキ。
まさにそんな感じでした。
ネタバレBOX
いやもうよくピッタリと終わらせられるもんですね。
残り十分辺りからはほんとハラハラドキドキで、設置されているタイマーと舞台の両方を行ったり来たりしながら観てました。
ストーリーもよかったです。
なにかと劇団あるある系だったんじゃないでしょうか。
かなり楽しめました。
満足度★★★★
可愛いっちゃあ可愛い。
というか、その可愛さにつきる。
ネタバレBOX
若さに溢れた可愛らしい女の子やら、男の子すらも可愛くて、これは若者向きのお芝居なのか・・・と思っていたが、じつはパワーをもらっている少々歳をとった自分に気付き、なんだかんだで楽しんでいたのであります。
満足度★★★★
時がゆっくりと流れていました。
それはなんだか、ちょっとだけ大人向けの絵本のようで、フワッとした雰囲気に包まれました。
ネタバレBOX
とにかくゆ〜っくりとした流れを感じました。
もしかしたらそれは、神様達の時の流れの中に引きずりこまれたせいかもしれないな、なんて・・・。
物語は絵本というか、むしろ神様達に与えられた道徳の時間のようで、なんだか色んなことを考えさせられました。
面白かったです。
とても。
満足度★★★★★
キュン死した。
『スウィート・ガールズと僕』を観た。
いやもうありゃダメだ。
ありゃキュンキュン来過ぎてダメだ。
タオルの端っこでも噛みながら自分を抑えておかないと、『くぅ〜!』の声が漏れそうでどうしようもない。
ったく、
とんでもない芝居を観せてくれる・・・。
ネタバレBOX
いやもうホント・・・
青春の甘酸っぱさ全部見せられた。
思春期のプラトニック全開だった。
いちいち繰り出される甘い言葉や酸っぱい仕草、やばいよ。
これ書いた人・・・やばいよ。
で、それを完璧にこなしてくれた2人・・・やばいって。
で、僕らの気持ちを代弁してくれた姉ちゃん・・・これまたいろんな意味でやばいって。
で、あのラストシーン・・・だからやばいって。
途中、リンと付き合い始めたのかなと思わせるフリ、完全に騙された。
で、わかってるな、と思った。確かに僕らが望んでいたのはあんなハッピーエンドだったんだから・・・。
良かった良かった。
観終わった後の気持ちがなんとも言えず思春期だった。
満足度★★★★★
最高でした。
舞台も
セリフも
役者さんも
ストーリーも
ネタバレBOX
それにしてもあの車・・・いくらかかったんだろう?それが気になって仕方無かった。
なんにしろなにからなにまで良かった。
前述の気になった車を存分に利用した舞台作りや、少々ホロリとさせられるストーリーや、それを演じきる実力の確かな、けれどそれだけじゃなく可愛らしかったり、キャラの濃い役者さん達や、センスの良い音楽や・・・
全部が好きな感じだった。
セリフで使われた『メガネ取って』ってセリフ、おっ、ってなった。妥協してないなぁ・・・と。
車のクラクションの音、つい長くしたくなる気がするが、あれくらいじゃないとうるさく感じてしまう。ちょうどいい感じだった。
そんなこんなで細かいところまで目が行っていて良くできてるなぁと感心、そして感謝。
いとうあさこと警官の場面がいちばんツボだった。
満足度★★★★
いいですよね。
あの熱い感じ。
わくわくと、そしてドキドキとしました。
ネタバレBOX
愛の反対は何か?って話、納得させられました。
憎しみ・・・と心の中で僕も答えていましたから。
けれど違うんですよね。
憎しみは愛の一部、愛の反対は無関心だって。
ああ、なるほどと思いました。
いい俳優さんが集まっていますよね。
あの男らしさ、いまどきなかなか出せないんじゃないでしょうか。
願わくば自分もあんな男たちに生まれてきたかったです。
最後の雨のシーン、心に残りました。
満足度★★★★
ホッとしました。
色んな意味で。
正直ああいった病気ネタは苦手です。
観ていて自分の頭がおかしくなったのかと錯覚させられました。
けれど、うまいことまとめられていて、なんだかんだで面白かったです。
満足度★★★★
がんばります。
つまり理解できるようにがんばります。
なにしろ正直言って一本目は全く意味がわからなかったので・・・。
二本目はおもしろかったです。
ネタバレBOX
一本目・・・いったいなんだったんでしょう。
男根のというところが全てでしょうか。
いちいち紙にマジックで火炎瓶だとか書いてる感じもよくわかりませんでした。ほんとがんばります。
二本目・・・なんだか考えさせられました。
例の社会経験のある者に教師をさせるっていうあれですよね。
たしかに最近の子供たちや、その大人たち、なに考えてるのかわからないですからね。
怖いです。
女子中学生役の二人がちょこちょことはさむ日常会話に癒されました。最後のシーンもなんだかほんわかしててよかったです。