永村閏の観てきた!クチコミ一覧

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息の根に根付く

息の根に根付く

地球割project

アドリブ小劇場(東京都)

2007/12/06 (木) ~ 2007/12/09 (日)公演終了

メモ
布と照明の映像美。

HOME

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fool-fish

中野スタジオあくとれ(東京都)

2007/09/21 (金) ~ 2007/09/24 (月)公演終了

メモ
観ました。
(1年前の話)
どろどろの人間関係だった気がします。

ベッドマン・スリーパー

ベッドマン・スリーパー

カリフォルニアバカンス

アイピット目白(東京都)

2008/11/05 (水) ~ 2008/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★

恐怖恐怖恐怖。
正直甘く見てました。やばいですこの劇団。
結局人間が一番怖いとか、その程度で終わるのかと思っていたけど、
終盤にかけてのあらゆる種類の恐怖の連続にやられました。

久々に予想される先の展開に眉をひそめ、手に汗握りました。

閉幕後も微動だにできない緊張感が会場を支配していました。
マジで怖かった。
芝居をここまで怖くできるとは。感服です。



ネタバレBOX

芝居の限界が見えない芝居でした。
例えば刺されたり、首吊ったり、

そういうのはやってる振りで実際には不可能なことで、
どうせ演技じゃんと斜めから見てしまいがち。
そういう点では映像の方が恐怖を再現しやすいと思います。

が、今日の客席で感じた現場を包むえもいわれぬ恐怖感。
役者が感じてるだけでなくちゃんと客席まで恐怖が伝わってくる。

一番怖かったのが、(たぶん制作サイドは予期せぬものだったと思うけど)

首吊りの人形がぶら下がっているシーンの直後。

暗転のなか、人形をおろす時の質量のあるものが落ちる音と衣擦れの音が一番怖かった。
きっと本物を下ろす時もあんな感じなんだろうと。
戦慄しました。
建国のテロリスト

建国のテロリスト

劇団両面HERO

池袋GEKIBA(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/02 (日)公演終了

満足度

辛い
やりたいことはわかるんだけど…
全体の実力が追い付いていない気がします。
脚本も役者も。これで構想7年とか言っても…。
いらないストーリー多すぎる。

それで2時間20分は有り得ないでしょう?
不要な話をカットすれば1時間で終わる話。

やっぱり殺陣満載なのだけど、それも微妙な感じ。
頑張っているのはわかる。が、頑張りを押し付けないで欲しい。
あと、噛みすぎですね。

劇場の問題も。
卓の光で暗転にならない。役者見えてます。
そもそもハケる時に舞台裏の光が漏れまくり。
これは役者のせいかな。

後説はいらないです。
早く帰らせて欲しかったです。

non title

non title

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2008/10/30 (木) ~ 2008/11/02 (日)公演終了

満足度★★

チラシが大変可愛く好印象。
さすがに20回目を迎えるだけあって役者同士の呼吸は合っている。
…のだが、全体的に役者が脚本を理解しているのか疑問。

ネタバレBOX

というのも脚本がよくわからない…。

何が言いたいのだろうという思いが終始頭を巡る。
ストーリー上で重大な気付きがあっても心理的には置いてきぼり。
あげく話がなかなか進まないのでイライラしてしまう。

結局周囲の勘違いで花嫁はちゃんと旦那のことが好きだったという終わりなのだが、「で、…なに?」みたいな。

タイトルの『non title』が何にもかかってこなかった。
メールの件名なしにかけてるのはわかったけど、肝心のケータイorメールor件名なしというのがストーリーに関わってこない。冒頭とエンディングに「件名なし」「件名なし」と役者が呟くのだけど、ストーリー上カットしても問題ないような。
神社の奥のモンチャン

神社の奥のモンチャン

ゴジゲン

しもきた空間リバティ(東京都)

2008/10/25 (土) ~ 2008/10/29 (水)公演終了

満足度★★★★

チラシの印象とは違い
森っぽくはなかった。
絶妙な間・テンポ・トーンに笑わせていただきました。
各々のキャラクターもさることながら、ところどころに差し込まれた小ネタの数々にくすりとさせられます。

笑いに結びつける理由に若干納得がいかないものの、寂しい→友達をつくりたいという感情が素直であるがゆえに事態を悪化させていく様は切なく、モンチャンの愛すべきキャラクターですべて包んでくれました。

ネタバレBOX

最初はなんだこの寒々しい芝居は…と思ってたのですが、話の本筋が見えてくるとその演技が見事にマッチ。
ラストは「泣いた赤鬼」のさらにバッドエンドバージョンな感じ。
もうちょい心情をがっつり見せて欲しかった。
案外あっさりしていたのでここまできたらいっそ泣かせてほしかったです。
デーモンズ

デーモンズ

北京蝶々

Space早稲田(東京都)

2008/10/20 (月) ~ 2008/10/25 (土)公演終了

満足度★★★★

北京蝶々初見です
面白かったです。
いつもとは毛色が違うようですが。

余談ですが、誘導スタッフの対応に好感がもてました。

ネタバレBOX

脱走し漂流し続けた日本兵が流れ着いたのは、敵国語(英語)が主流となった変わり果てた日本であった。

つまり日本兵が赤鬼(デーモン)と見做される。
野田版は赤鬼が外国語を喋っているのだけど、こちらは観客が赤鬼側の言葉を理解できる。
戯曲上の日本語と英語の割合は5:5くらい。
日本人の言葉も簡単な英語で構成されているのでなかなか理解しやすい。
ストーリーを知っているからかな?
くすりと笑わせる部分も多々あり。
名前を教えるところや、大事のくだりなんかはにやにやしながら見てしまった。


わりかし狭い舞台をうまく使って動いていた。
障害物を置くことによって逆に空間が広がっている。
でもどういった意図?と首をかしげる演出もあり。
何故歌う?一人着物の女性は何?
南洋~の方に起因しているのかしら?
読んだことないからわからんなぁ。


1時間は短かったな。
もっと後半をじっくり見たかった。

東海道四谷怪談

東海道四谷怪談

JAM SESSION

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/10/08 (水) ~ 2008/10/12 (日)公演終了

満足度★★★★

四谷怪談好きです
全体的に恐ろしくも美しい空気が漂っていてよかった。
ここまできっちり昔言葉での芝居は久々に見たので頭を使いながらの観劇が楽しかったです。

ネタバレBOX

たぶん)鶴屋南北の台本そのままの言葉なので若干解りづらいものの、音を非常に意識して書かれているので七五調のリズムが心地よかったです。
お岩が毒薬を飲むシーンで無音のまま所作の一つ一つを丁寧にじっくり見せられ、こっちも息をつめてじっと見入ってしまいました。
自分の目が悪いせいでお岩の変貌具合がよくわからず…。
音響がちょっと「?」と思う所があり、また殺陣の効果音がないので若干迫力に欠けるイメージをもちました。
JANIS

JANIS

DULL-COLORED POP

タイニイアリス(東京都)

2008/10/08 (水) ~ 2008/10/13 (月)公演終了

満足度


喫煙可とは知りませんで。
大変不快でした。

ネタバレBOX

喫煙席と禁煙席をわけてありましたが、狭い小屋の中で完全分煙ができるはずもなく。
煙草は臭いし目に痛い。
申し訳ないですが芝居に集中できなかった点で評価が低いです。
Starting Over

Starting Over

マグズサムズ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2008/10/07 (火) ~ 2008/10/12 (日)公演終了

満足度★★★

コメディ
最初から最後までドタバタでした。
単純に笑えて、途中ほろりとさせて、最後は爆笑で締める。
典型的コメディ。

役者さん(というかキャラ)が個性的。

ネタバレBOX

主人公の再出発の理由が弱かったかな。
女から見るとそんなことかよくだらないと思うのだけれども。
男にとっては切実らしい。(同行人談)

エヌ氏の晩餐会

エヌ氏の晩餐会

とくお組

新宿シアタートップス(東京都)

2008/09/18 (木) ~ 2008/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★

よかった
いやぁ面白かったです。

ミステリーか、はたまたサスペンスか!?という雰囲気のなか、
ギャグもあり、でも演技が自然でとてもよかったです。
大衆受けする芝居だと思います。
1時間半という時間もよかったなぁ。

髪形がぁっ!!

髪形がぁっ!!

ぬいぐるみハンター

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2008/09/11 (木) ~ 2008/09/15 (月)公演終了

満足度★★★

超シュール
私には書けないしやれない類いの脚本。

ネタバレBOX


放送禁止用語が陰惨な感じに飛び交っているのにほのぼのともしてる雰囲気が逆に怖い。
ギャグでもあるんだけど見方を変えるとホラーにも成り、演出家がどっちに持っていくかドキドキする。
ハサミを振り回して髪を切るだのナニを切るだのしてて怪我しないかとハラハラする。
油断してるとこっちにまで災難が降りかかりそうな一挙一動が見逃せない芝居。
森の奥

森の奥

王立フランドル劇場(KVS)&トランスカンカナル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/09/09 (火) ~ 2008/09/13 (土)公演終了

満足度★★★

外語能力が欲しい
平田オリザ作品は初めての鑑賞だったのですが。

やっぱり好みだなぁと。
個人的に動く芝居が好きなので…。
淡々と続いていくストーリーは、
会場内の気温もあいまって最初はものすごく眠気を誘いました。
(冷房を切るのは演出だったみたいですが)

しかしあれだけ何でもないシーンを舞台にしてしまい単純に「凄い」と思います。
後半は集中して観ることができました。

字幕を追っていると役者さんを見れないのがとても残念。
すごくいい表情や動きをしているのに勿体無い。
いや、これは自分の能力的に。
外語がわかればもっと細部まで観れるんだろうなぁと。

ネタバレBOX

字幕の文字。
「あぁ…いや…その」とか
「なるほど…でも…いやなんでもない」とか
日本語特有の曖昧さがあって。
あれは日本を意図したものなのか、
それとも外国でも日常会話では曖昧な表現が多発するのか、
なんとなく気になりました。
真説・多い日も安心

真説・多い日も安心

柿喰う客

吉祥寺シアター(東京都)

2008/08/21 (木) ~ 2008/08/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

もう一度観たいです
まず吉祥寺シアターが凄い。客席は舞台を上から見下ろすかたち。
席はうしろの方だったけど段が高いので前の人の頭も邪魔にならずいい感じ。

そして本編。
確実に放送コードに引っ掛かるような下ネタオンパレード。
あられもない単語が飛び交って、テレビなら常にピー音が鳴っているような状態。
大変面白かったです!(笑)

前公演も拝見しましたが、音響も照明もよりエンターテイメントっぽくショー的になった気がします。
見せ方へのこだわりが素晴らしい。

生憎

生憎

劇26.25団

王子小劇場(東京都)

2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

満足度★★

うん…
問題ばかり提示して答えを出してくれない。
こちらの要求するものを何一つくれなかった。
劇団の意図としてはそれでいいのかもしれないが、
観客としては欲求不満。

ストーリーに謎が残りすぎて作品テーマまで頭が回らない。
良くも悪くも意味不明。

VOICE ACTOR

VOICE ACTOR

劇団6番シード

萬劇場(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★

うーん?
同じ展開が2度3度繰り返され単調。
下手すればいらいらする。
がなりすぎ感が目立つ。

アルケミスト

アルケミスト

少年社中

ザ・ポケット(東京都)

2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了

満足度★★★★★

大好き
大好きなジャンルなのでもう贔屓目でしか見れませんが、
大満足でした!!
感動が脊髄にきて身体が震えました。

MOON

MOON

PLANET RUNNER

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2008/07/17 (木) ~ 2008/07/20 (日)公演終了

満足度★★

合致しない感じ
竹取物語と絡ませた中学生の恋の話。


中学生の役が違和感…。
全体的にふわふわして収まりきれてない感じがしました。
恋の話で終わってればよかったのに後半の愛憎劇はちょっと無理やり。
妙な展開にえ?え?と思ってる間についていけなくなってしまって…

台詞『私にも何がなんだか…』

いやいやこっちも何がなんだか…。
15分押しの時点でもう凄くイライラしちゃって駄目でした。
客入れの音楽が一昔前のヒット曲ってのも…。

パレード旋風が巻き起こる時

パレード旋風が巻き起こる時

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2008/07/03 (木) ~ 2008/07/06 (日)公演終了

満足度★★★

おもしろかったですよ
自分は何だろう的なモラトリアムの話かと思いきや、見ているつもりが見られていたという第三者が実は主役でした的な話でもなく、観察という言葉に置き換えた恋愛の仕方かと思わせといて、成長の話でもなければ、自己愛と見せかけの友情が主体にくることもなく、人間からの離脱を唱えるのかと思ったら、一瞬観客を主役にし、それでも主役は誰でもなく、誰もが主役な話でした。
うーんうまく言えない(笑)

客にテーマを予想させない話の持っていき方なんですよ。
私はこういう話はさっぱり書けないので、書けないからこそ大好きな類い。
役者さんも皆うまいし、主催の方の世界観がきちんとしてる。
さすが名古屋小劇場界で最大動員を誇っている劇団だけのことはありますね。

ネタバレBOX

カステランランの歌が頭から離れません。
Lucky cream soda

Lucky cream soda

O-MATSURI企画merrymaker

シアター風姿花伝(東京都)

2008/06/26 (木) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

満足度★★★

楽しめました
まず目に付いたのが灯体の数。半端ない。
役者さんは全体的に上手な人ばかりでした。体の使い方がよくてねぇ。見習いたい。
いやー、私は脚本の荒が気になってしまいましたねぇ…。
斜めから見なければ、楽しく観れる面白いお芝居だったと思います。笑いどころも結構あったし。何より役者さんたちがそれはもう楽しそうで。仲良いんだろうなーと思いました。


ネタバレBOX

マジでヒーローごっこやってる痛い大人たちを世間がどれだけ受け入れてるのか。20年という数字がもつリアルさと、30代のいい大人がヒーローに憧れるという非現実的な状況がまったくマッチせず。
商店街の破壊という過激な行動に至る理由がとってつけたようなもので、いまいち納得いきません。
主題もクリームソーダなのか、カレーなのか。
ヒーローなのか、悪役なのか。
友情なのか、兄弟愛なのか。

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