夢酒案内人の観てきた!クチコミ一覧

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好きよキャプテン

好きよキャプテン

Theatre劇団子

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2010/02/24 (水) ~ 2010/02/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

惚れてまうやろぉ~!
昼夜2公演を観ることができました^ω^
脚本、演出、役者の技量はもちろん、照明、音響、選曲、美術などなど、すべて申し分なしです。
実のところ、2回目を観た時は、粗探しをしてやろうかと思っていたのですが、そんなことも忘れてしまうぐらい、芝居に引き込まれてしまいました。
2度続けて観ても、同じところで笑い、涙し…。
ある時期から、よほどのことがないかぎり、満足度で星5つはつけない方針にしているのですが、こんなの観せられちゃったら、減点しようがありません。
チクショウ!やられちまったぜ(;´▽`A

劇王VII

劇王VII

日本劇作家協会東海支部

長久手市文化の家 風のホール(愛知県)

2010/02/06 (土) ~ 2010/02/07 (日)公演終了

満足度★★★

鹿目強し!
決選前にそれはしまいと思いつつ、ついつい、昨日購入した鹿目のエントリー作品を読んでしまったので、ボクの中で、彼女の3連覇は目に見えていました


強いな~、鹿目…

本はもちろん、演出もずば抜けていて、その完成度の高さに、ただただ、感心しっぱなしでした


ひとつだけ苦言があるとすれば、あらかじめ本を読んでたボクは大丈夫でしたが、そうじゃない方には聞き取れないセリフがあったのでは?

あれは大きなマイナス点ですよね

それ以外は、文句のつけようのない作品でした(*・∀-)☆


それにしても、この先、鹿目を破る人って現れるんだろうか?(;´▽`A

飛び出す落語

飛び出す落語

シアタームーン2

theaterMOON(愛知県)

2010/01/11 (月) ~ 2010/01/18 (月)公演終了

満足度★★★

わかり易い現代版人情話
いくつかの古典落語を元にした 
(現代の)落語好きなダメ亭主の話 
 
 

ネタバレBOX

誰でも一度は聞いたことがある落語が元ネタなので 
あらためて“大爆笑”を誘うシーンこそないものの 
平塚氏の脚本ならではの(と言い切っていいのかな?) 
ユルユル感が心地よい舞台でした 
 
わかり易い現代版人情話ですね^ω^ 
 
 
芝居そのものは楽しかったのですが 
ひとつだけ苦言を… 
 
 
開演に遅れてきたお客を入れる際には 
他のお客に もう少し配慮がほしいな…と 
 
よりによって 
その遅れて入った人はボクの前に座りました 
(そこしか空いてなかったようです) 
 
小さな劇場で 
小さな舞台を集中して観てるのに 
ガサゴソと前を遮られちゃ堪りません(´ヘ`;) 
 
「遅れてきた人を入れるな」 
とまでは言いませんが 
2時間ほどある公演時間の中で 
もっと当たり障りのないタイミングがあったはず 
 
例え本の上にそんなタイミングなかったとしても 
そこは名古屋が誇るプロ集団なんだから 
気の利いたアドリブで上手く切り抜けなきゃ… 
 
 
と 
大好きな少年ボーイズに
“プチ”ダメ出しでした d( ̄ー ̄; 
 

今後も楽しい舞台を期待しています 
 
東京公演も頑張ってください(*・∀-)☆
 
占いホテル

占いホテル

劇団あおきりみかん

テレピアホール(愛知県)

2009/11/20 (金) ~ 2009/11/22 (日)公演終了

満足度★★★★

レビュー!?
ネットで“あおきりみかん”を検索すると 
「以前と比べ大きく変わった」 
という発言を度々見かける 
 
変わったからどうなのかと言えば 
思った以上に否定派が多いような… 
 
 
ボクの場合 
『「ギャル~閉じません~』以降しか観ていないので 
それ以前がどういう作風だったのかよくわからない 
 
DVDで何作かは観たけれど 
生で観るとのは感覚が違うだろうしね 
 
ちなみに『「ギャル~閉じません~』は 
“あおきり”初となる外部作家(松木麻里子)の作品 
 
したがって 
ボクが生で観た鹿目の作品は 
『パレード旋風が巻き起こる時』からってこと 
 
だから 
「変わった」
と言われ始めた以降の
ほんの数本しか観てないわけで… 
 
その作風を素人のボクが言い切るのはかなり失礼
もしくは的外れかもしれないけれど 
一言で言ってしまえば 
あえて答えを出さない作品かな 
 
観る者それぞれが微妙に違う感覚を持ってるんだから  
当然の如く自身で導かなきゃいけない答えは千差万別… 
 
それを 
「不親切」 
「わかり難い」 
と言ってしまえばそれまでなんだけど 
ボクから言わせれば 
それが“あおきり(鹿目)”の面白さなんじゃないかな 
 
 
答えを出さない 
それが答えのような… (『OnYourMark』CHAGEandASKA) 
 
↑なんて歌詞が頭に浮かんだ(;´▽`A 
 
 
複雑な展開に置いていかれないよう頭を回転させつつ 
自身の答えを探りつつ… 
 
確かに  
それはそれで結構忙しいんだけどね(; ̄ー ̄A  
 
 
で 
それが好きか否かと言われれば 
大好き!!です^ω^ 
 
人間の表面と深層心理のギャップを 
チクリ!グサリ!と皮肉りあざ笑いながら 
その憂いに愛おしさを感じさせるような… 
 
そんな“あおきりみかん”が大好きだ~~~!(*・∀<*)
 
 
と 
全くレビューになっちゃいないけれど 
東京公演を控えているから 
今回の作品の内容には触れない方がいいかと… 
   
それでもちょっとだけネタばらし 
 
大掛かりなセットがまさか!という展開に… 
大道具さん大変だったろうな~ 
 
往復ビンタを喰らう新藤(松井真人)の表情が 
素を見ているようで◎ ( ̄m ̄*) 
 
何度か出てくるダンスは 
大きなステージならではの演出かな? 
ついつい
お気に入りの手嶋仁美ばかりを目で追っちゃった(;´▽`A 
 
 
関東の皆さん 
決して観て損はない劇団ですよ~(*・∀<*) 
 
名古屋が誇る“あおきりみかん”
是非とも観てやってください 
 
東京公演 
まだまだ席に余裕があるそうです。。。

クレームにスマイル2009

クレームにスマイル2009

ニットキャップシアター

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2009/11/06 (金) ~ 2009/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった
自身の都合のみを優先し 
怒り、焦り、痛み、葛藤の責任を 
その場にいない誰か(何か)に転嫁しようとする者たち 
 
が 
本来、その責任は誰か(何か)にあるのではなく 
やっぱり自身の中にあるんじゃないだろうか 
 
最初は知らない誰かの死に向けられていた苛立ちが 
やがて切ない想いへと変化してゆく… 
 

ネタバレBOX

 
っていう内容だけど 
これを重たいばかりの話にしないのがいいね 
 
いやいや 
重たいどころか 
予想どおり(以上?)の下ネタが炸裂するし  
見事としか言いようがない天丼や 
ネタなのかアドリブなのかわからない小声でのボヤキ等々… 
 
腹の底から笑わった笑った((●≧艸≦) 
 
照明、小道具の使い方、間の取り方も 
ホント上手いよね~ 
 
役者が楽しんで演じてるのがわかるし 
客も大ウケしてるんだもん 
 
楽しかったっす(*・∀-)☆ 
 
 
昨年の第24回公演では10人で演じられた戯曲だが 
今回の再演では 
出演予定だった内一人が体調不良で降板… 
 
しかし 
代役を立てることなく9人での上演となったらしい 
 
公演後(本来の10人用の)台本を買ってきたので 
後日、ゆっくりとその違いを探ってみよう^ω^ 
 
私たち死んだものが目覚めたら

私たち死んだものが目覚めたら

shelf

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2009/10/02 (金) ~ 2009/10/04 (日)公演終了

力強く滑らかな台詞
途中から目を閉じ
台詞に集中していました

その台詞のみで
情景が浮ぶような力強さと滑らかさ…

技量に感服

その穴・・・

その穴・・・

シアタームーン2

シアターココ(愛知県)

2009/10/22 (木) ~ 2009/10/31 (土)公演終了

満足度★★★★

プロの舞台
ちょっぴりですがネタバレありです 
 
珍しいL字型の舞台 
 
 

ネタバレBOX

Lの短い一辺は通常の舞台位置 
 
閉じ込められた2人の男 
 
一人は背中に金属柱が刺さる重傷で 
その命は長くはもちそうもない 
 
そこへ現れた女は何やらわけありの様子… 
 
怪く重苦しい空気の流れる短い一辺の舞台上 
 
 
 
そして 
もうひとつの長い一辺は通常の客席壁際に… 
 
閉じ込められているかもしれない人間を救出すべく 
ひたすら穴を掘り続けているのは 
中部地区のお荷物と陰口を叩かれている
東南地区レスキュー部隊の隊員たち   
 
そんな中
用を足すため勝手に本部に帰ってしまった一人が
や~っと戻ってきた 
 
と思ったら  
大事な物を何処かに置き忘れてきたことが判明… 
 
緊迫しているはずの長い横穴の中で 
頑張ってるんだかいないんだか 
あ~でもないこ~でもないと繰り広げられるお馬鹿な会話 
 
長い一辺の舞台上では 
てんでばらばら 
チームワークという言葉には程遠い隊員たちによる 
面白おかしいドタバタ喜劇 
 
 
 
2つの舞台上で進む展開は 
陰と陽 
サスペンスとコメディー 
 
どうやってこの2つを繋げるのかと思っていたけれど… 
 
違和感のないのエンディング 
さすがですね 
 
エンディングのその先はどうなるのか 
観る者それぞれに想像させるいうのは良いかも… 
 
 
プロの舞台を楽しませていただきました 
ありがとうございます 
 
 
 
少年ボーイズ次回公演は来年1月 
オイスターズ平塚直隆氏の作品とのことです 
 
名古屋公演 2010年1月11日~18日 theater MOON 
東京公演  2010年1月22日~24日 ウッディーシアター中目黒 
 
乞うご期待!
自転車英雄

自転車英雄

オイスターズ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2009/10/23 (金) ~ 2009/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

面白い!
6畳ほどの小さな部屋(舞台)に 
総勢9人の役者と自転車が2台 
 
さらに途中で散らけた 
ざる蕎麦の蒸篭が数十個 
 
他にも家具やらちゃぶ台があるし 
舞台奥中央には高さ1.48Mのトンネル入口(出口?)が… 
 
 
入れ替わり立ち代わりの役者 
自転車は走る
蒸篭は飛ぶ 
 
狭っ! (;´▽`A 
 
わざとであろうけれど舞台の広さに無茶があるため 
役者同士が落っこちないよう気遣いながらの演技が 
おかしいのなんの… (^m^ ) 
 
 
肝心の話の展開も奇想天外 
 
どうしてそういうやり取りになるのか 
先がまったく読めないバカばかしさは 
面白いったらありゃしない ( ̄m ̄*) 
 
 
これまで 
「劇玉(短編3本)」
「トラックメロウ(カラフル3 2nd)」
という短編しか観たことがなかったから 
今回のオイスターズは新鮮に感じました 
 
不条理会話演劇 
いいですね d(・∀<) 
 
 
ただ一つ気になった点はといえば 
何度か繰り返された長すぎる間 
 
一度二度なら笑えるけれど 
くどいくらい繰り返されると 
飽きちゃいますから… 
 
 
次回作も期待してま~す (^▽^) 
 

罪なき子供のヒドイ罪

罪なき子供のヒドイ罪

試験管ベビー

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/10/17 (土) ~ 2009/10/18 (日)公演終了

満足度★★★★

楽しかった~♪
とある小学校の卒業生数名が
20年振りに集まった

呼び出したのは
昔も今も強い女・石川

呼び出された面々は
当時いじめっ子だった富山
皆のまとめ役・横田
いじめられっ子・後藤


石川は
小学校時代の思い出を収めたタイムカプセルを
どうしても掘り起こしたい

タイムカプセルの中には
大好きだった新任教師奈津子先生が
自分宛てに書いてくれた手紙が…


石川に脅かされつつ
アラサー男3人がチンタラ堀り始めるものの
出てくるのは他のクラスや学年のカプセルばかり


諦めかける男たちに
石川が告げる

奈津子先生は
彼らが卒業した5年後
突然亡くなったらしい


自殺との噂もある先生の死

奈津子先生に何があったのか
何故死んでしまったのか…


石川と男たちは
思い出の手紙とともに
先生が死んだ理由を探すため
タイムカプセルを掘り起こし続ける


他人の思い出の中に綴られていたのは
いじめと向き合う奈津子先生の姿

さて
その真相とは…

ネタバレBOX


こう書いちゃうと
かなり重たい話かと思われそうですが
そこは流石の試験管ベビー

怒涛のギャグとパロディーで
これでもかと笑わせてくれました



耳のないネコが机の中から出てきたと話すのび太を
バカにしいじめる同級生たち

助けに現れたネコは
確かに耳がなく腹の辺りに袋を持っている


助け出した後
のび太に白い粉を渡し
それを金と交換してこいと脅す
もしかして「ドラえもん」(!?)


観たことないからよくわかんないけど
「ちびまる子ちゃん」ネタ

ゴメンなさい

ホントに観たことないから
まる子ちゃん以外のキャラを知らないんです(*ノω<*)


「キテレツ大百科」
クラス会での話し合いの内容は
給食費を払っていないコロ助を同級生として認めるか否か

結論は
ペットとして飼えば問題ないと
以前からそこにいた“耳のないネコ”と一緒に…

コロ助の運命は Σ( ̄ロ ̄lll) 



ほぼ
何でもありの展開です

竹刀やビンタはマジで打ち込んでるし
パロディーはやっぱり度を越えてるし…

原作者に叱られてもし~らない( ̄m ̄*)



もちろん
試験管ベビーの公演じゃお約束の
お客様参加システムもありました

今回
マスゲームに参加させられ…
いえ
参加させていただきました(;´▽`A

はい
楽しかった…ですです



そんなこんな言いつつ
芯のテーマはいじめや生死

笑いの中にも
ドキッとしたりジーンときたり


上手いよね~



オマケのスペシャルコントは3本

お目当ての東京ポエマーズは
昨夜の公演に当たったらしく残念でした


面白かったからOKです

次回公演の
前振りらしきコントもあったし…



いいね~
試験管ベビー

これからも
楽しませてください(*・∀-)☆



今日は
過去の公演DVD(「サヨウナラ~」「ラボ」)
ついつい2本も買っちゃっいました

じっくり観たいと思います^ω^


それから
奈々さんと
ちょっとだけお話できました~

ルン♪
女子のアナ

女子のアナ

裏庭企画

pH-7地下劇場(愛知県)

2009/09/04 (金) ~ 2009/09/06 (日)公演終了

満足度★★

惜しい
テーマ、観点、切り口は面白い

気になったのは起承転結のバランスかなぁ

結に向かって走りすぎて
転がぼやけてしまった感が…

もったいないな~

ぜつぼうこうじょう

ぜつぼうこうじょう

オレンヂスタ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2009/08/28 (金) ~ 2009/08/30 (日)公演終了

満足度★★

う~ん
吹き荒れる不況
ドラッグ(大麻)
殺人事件…

確かにどれも絶望なのかもしれないけれど
「それだけかい!」
と突っ込みたくなったのはボクだけ?

飽きさせることのないよう
ダンス、歌、コントを散りばめてはいるが
どうにもこうにも薄っぺらなストーリー

序盤の展開から
不況、ドラッグ、殺人事件と
どれもが先読みできちゃうんだもん


結末はどうなるのかと思っていたら
何もないまま
「はい。終わり!」
って…

完全に消化不良です


途中のコントはそれなりに面白かったんだから
いっそ徹底したコメディーにしちゃえば
それはそれで良かったんじゃないかな


さらに気になった点として
幾度となく聞き取れない台詞、歌詞

前後の流れから頭の中で繋げることはできるが
やっぱり聞き取れないのは良くないですよね

また
開演前のテープによる注意事項では
「○○病は危ない」ともとれる内容が…

面白くもないギャグに紛れて
特定の病名を挙げ危険呼ばわりするなんて
明らかに不適切ですよね

笑うどころか
かなり不快に感じました


…ということで
次回作に期待します

あおきりみかん男子部男祭り

あおきりみかん男子部男祭り

劇団あおきりみかん

G/Pit(愛知県)

2009/08/08 (土) ~ 2009/08/09 (日)公演終了

満足度★★★

ガッツリ芝居ではなく…
その名のとおり“お祭り”でした

一種のファンサービスみたいなイベントかな

ネタバレBOX

==========================================

①短編芝居『祭り会議』
 作・演出 :鹿目由紀
 CAST :長野=登澤良平/山口=山内庸平/
     福島=篠原タイヨウ/石川=正手道隆
小ネタを交えながらの極短編の芝居。
が、オチがないまま終了(・・?)
なんのこっちゃと思っていたら
後になってその意味が判明。
最後のもう一つの短編芝居に続く…ってことでした。

==========================================

②1分フリータイム
あおきり男子部8人が一人1分の持ち時間で
各自それぞれ好き勝手な芸(?)を披露。
宴会芸だと思えば
それなりに楽しめました。

==========================================

③筋肉番付
 構成 :篠原タイヨウ
 出演 :男子部全員
男子部8人が
腹筋・背筋・腕立て伏せ・綱引きの4種目で
その体力を競い合います。
各自大声で自身に気合を入れながら
息絶え絶えでかなり真剣にやっていたのが
逆に大きな笑いを誘っていました。
とはいえ
この日は11時~・15時~・19時~の3公演。
1日に3回これをやるとなると
最後は相当キツイんだうな…
と変に心配しちゃいましたが
それはそれで面白いかもね。
そう考えると3本目も見たかったなぁ。
どれほどバテてるのか気になるもん(^m^ )

==========================================

④怒涛のコント漫才まつり!

(1)一人で『ライオンキング』
 作・演出・出演 :松井真人
あの「ライオンキング」を
強引に10分で演じきるコント(?)。
ミュージカルが苦手なボクは
劇団四季のそれさえも観たことないんですが
この10分劇でそのあらすじは読めました。
というか
汗だくで演じる松井の無謀な心意気が
かなり面白かった。

(2)漫才『カレー屋』
 作・演出 :登澤良平
 出演 :登澤良平/篠原タイヨウ/山内庸平
グダグダの素人漫才(;´▽`A
勢いだけでやりきっちゃったね。

(3)コント『ドラキュラ』
 作・演出 :鹿目由紀
 出演 :花村広大/松井真人
 黒子 :正手道隆
スケッチブックに書かれた和訳を見せながら
英単語のみで演じるコント。
どんだけバカバカしいんだ( ̄m ̄*)

==========================================

⑤魅惑の歌まつり!

(1)ガチ『硝子の少年』
 出演 :とみィ/山中崇敬
上下共エナメル地の衣装で
大真面目な振り付けありの熱唱。
怖ぇよ…(*≧m≦*)

(2)一人で『Body and Soul』
 出演 :山内庸平
だから
真剣にやるから怖いって(●ゝ艸・)

==========================================

⑥短編芝居『会議祭り』
 作・演出 :鹿目由紀
 CAST :秋田=松井真人/岡山=とみィ/
     宮城=花村広大/熊本=山中崇敬
頭の「祭り会議」の続き。
面白い!!
こういうくだらないの大好きです( ̄▽ ̄)

==========================================

・女子部による魅惑のスペシャルイベント
浴衣姿の女子部8人によるリーディング。
それもちょっとだけ…
手嶋に見とれていたら終わってた(;´▽`A

******************************************

どうにもこうにも
余興か宴会芸の連続ともいえる100分間

それなりに面白かったけど
この内容で2,000円ってどうよ?

まあ
あおきりだから許すけどさ(*・∀<*)

次回公演
あおきりみかん其の弐拾壱『占いホテル』

大いに期待してます
やっちゃった

やっちゃった

劇団翔航群

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/08/01 (土) ~ 2009/08/02 (日)公演終了

満足度★★

やっちゃいましたね
「やっちゃった」という題名や、あらすじの煽り方から、深いミステリーかと
思っていましたが、随分と浅い話でした。
何だか、肩透かしをくらったような感じです。

あきらかに多すぎるキャストそれぞれに見せ場を作るがために、結局、全体像
がぼやけてしまうのはNGですよね。
キャストを半分にし、無駄をバッサリ省けば、もっと面白いものが出来たので
はないでしょうか。

違う意味で、やっちゃいましたね。

そうそう、トメコ役の久田由紀さん、いい役者さんですよね~。
彼女の一挙一動を追いかけていたおかげで、途中、他ごとを考え始めちゃう事
態は避けられました。
逆に言えば、彼女が舞台に立っていなかったら、飽きちゃっていたかもしれま
せん。

ということで、次回、グッと心を掴んでくれるような作品を期待しています。

アチャコ

アチャコ

ユニット・トラージ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2009/07/30 (木) ~ 2009/08/03 (月)公演終了

満足度★★★

贅沢の極み(?)
東京・大阪公演のレビューを観て、ある程度の予習をしてはいましたが、
その想像を遥かに超える作品でした。
ここまで徹底してやってくれれば、言うことありません。

独特のユルユル感が、すべて計算しつされたものであるかと思うと、ある
意味、衝撃的でさえあります。
最後まで、開いた口が塞がらないまま、見入っちゃいました。
もし、力のない脚本家、演出家、役者が、似たような舞台を作ったとした
ら、こうはいかなかったでしょうね。

スゴイものを観せていただきました。
こんな贅沢なユルユル感を経験できたことに感謝です。

メイン・ディッシュ

メイン・ディッシュ

劇団あとの祭り ~あふたぁぴーひゃらら~

御浪町ホール(岐阜県)

2009/07/24 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★

う~ん
簡単に言っちゃえば 
人として大切な心を失っていた男が 
大きな代償を払ってそれを取り戻した 
…という話 
 
無難というか 
よくある題材で 
安心して観ていられました 
 
が 
笑いをとるようなネタもなく 
泣かせるシーンがあるわけでもなく 
最後まで淡々としたストーリー  
 
つまらなかったってわけじゃないけれど 
あまりにもメリハリがなく 
ダラダラと無駄に時間を使っているようで 
途中で集中力が途切れちゃいました 
 
あの内容で1時間40分は
いかにも長いよ 
 
残念ながら 
印象に残る舞台ではありませんでした 
 
次回公演はまた来年ですね  
 
次こそ期待してます 
 

南須賀ディスカバリーズ

南須賀ディスカバリーズ

アトミック☆グース

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/07/24 (金) ~ 2009/07/26 (日)公演終了

満足度★★★★

そうきたかぁ
アトミック☆グースは全くの初見 
 
どっぷりコメディーかと思っていたら 
ちょっぴりミステリーのテイストが… 
 

ネタバレBOX

 
よくわからないけどクレヨンしんちゃんネタとか 
(ゴメンなさい、アニメには疎いんです) 
そこまでやるか!のオーバーアクションでのやりとり 
カエル饅頭(?)、ベタな紙芝居ネタなどなど 
 
上手く笑いを散りばめながら 
埋蔵金伝説の謎を解いていく… 
 
  

おそらく観ている誰もがそう信じながら 
同様に謎を追いかけていたはず 
 
 
が 
終盤、思いもよらぬ展開が待っていました 
 
そう 
この話
埋蔵金伝説とは別に 
もう一つのストーリーが隠されていたんです 
 
ビックリって言葉は 
こういう展開のことを言うんだな
っていうくらいの驚きでした  
 
 
アフタートークでわかったことですが  
序盤からの細かな台詞、アクションなどに 
そのもう一つへの振りが散りばめられていたり… 
 
解説を聞いて 
バラバラだったピースが 
全て丸く収まったとでも言えばいいのかなぁ 
 
 
肝心の埋蔵金はタイにあるかも…って結末は 
少々、強引じゃね?と思いはしましたが 
それにしたってこの脚本家 
サラリーマンの傍らでやってるとは思えないくらい 
上手いな~って感心しちゃいました 
 
 
いやぁ 
楽しかったですよ 
 
大満足でした^ω^
 
 
 
そうそう 
注目のナッキー 
  
声も出ていたし 
動きもバッチリ 
 
他の役者がやりとりしている間の 
影での芝居も文句なし(*・∀-)☆ 
 
身内の舞台を観るような心境でしたが 
ちゃんとできていたので一安心… 
 
ナッキー 
よく頑張りました◎ 
 
公演後 
少しだけ話す機会がありましたが 
ちゃんと覚えていてくれてありがとう 
  
嬉しかったよ~~~(●>ω<●)
 
これからも 
さらに精進してください! 
 
「ハードボイルドエッグズ」「インポッシブルドリームズ」

「ハードボイルドエッグズ」「インポッシブルドリームズ」

シアタームーン2

シアターココ(愛知県)

2009/06/24 (水) ~ 2009/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★

不条理演劇
まだまだ公演折り返し地点なので
当たり障りのない程度のレビューを…


フライヤーや諸々ウェブサイトを見て想像していたものと
全く違った舞台だったため少々面食らっちゃいました


この手のブラックスパイスの効いた作品って
ボクの好みの一つでもあり
充分に楽しむことができました

「ど真ん中で右を向いている ちょっぴりタカ派」
のボクとして
ひとつだけ引っかかったところがあった為
出演者のこもる氏に問い合わせたところ
迅速にご丁寧な回答をいただきスッキリした次第です

細かいところにまで
ちゃんとした意味がある…

さすがですね

うん
間違いなく面白かったです

箱を持っている

箱を持っている

劇団あおきりみかん

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/06/25 (木) ~ 2009/07/12 (日)公演終了

満足度★★★★

箱持ってます(きっと・・・)
色、形、大きさ…
様々な箱を持った、総勢16名の登場人物

ネタバレBOX

その箱は、それぞれの性格であったり、人間性を
表す物ということかなのか…

また、その箱は、誰にでも見えているわけではな
く、自身について、何らかの思い悩みがある者に
しか見えないようである


自分と全く同じ色形の“箱”を持った者を探し出
し、その箱を潰してしまえば、元の、箱が見えな
い普通の生活に戻れるらしい

同じ箱を持っている者こそが、自身と同じ穴の狢
であり、自身の鏡であるのだから


自身が、果たしてどういう人間なのか
どうなりたいのか
どう生きていけばいいのか

人は自分をどう見ているのか
人と自分はどう違うのか…


社会生活に溶け込むため、自身を押し殺し、結果、
何もかもが見えなくなり苦しんでいるという矛盾

自身を知り、箱を潰さないと(殻を破らないと)、
いつまで経っても、先へは進むことはできないの
かもしれない



人の心を、裏から、側面から、中から穿り出し、
コミカルに、皮肉に、鋭く表現している作品だと
思います


笑いながら、はっ!と気付く

「これって、オレのことじゃん」
と…


『パレード旋風~』『蒲団生活者』などの流れか
ら思うに、これが鹿目ならではの表現方法なんで
しょうね

数年前のあおきりは知りませんし、今の鹿目の本
は万人受けするものではないのかもしれませんが、
ボクにはドンピシャ合ってるようです


面白かった!!
ペダルをめっちゃ漕ぐ

ペダルをめっちゃ漕ぐ

Theatre劇団子

赤坂RED/THEATER(東京都)

2008/08/20 (水) ~ 2008/08/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

DVDですが
観たかった「ペダル~」を
や~っと観ることができました


いい!!

2時間20分という時間だけを考えれば
かなり長い舞台なんでしょうが
それを全く感じさせないテンポ、展開で
飽きることなく最後まで楽しめました


いったい何時になったら漕ぐのかと
良い意味で焦らされまくりでしが
終盤、あんなにまで漕いでくれるとは…(;´▽`A

あれだけ漕ぎながらの台詞
大変だったんでしょうねぇ


そして何よりも
この舞台の見所は“ペス”でしょう

すべてを見守った“ペス”が
幸せな気持ちいっぱいで(天国に)旅立つ時…

感動しちゃいました


ホントにいい劇団だなぁ


地方在住のため
生で観る機会は滅多に訪れないでしょうから
少しずつでも
DVDにて過去の作品を観ていこうと思っています(*・∀-)☆

キバコの会 「素。」

キバコの会 「素。」

キバコの会

愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)

2009/05/29 (金) ~ 2009/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★

さすが本物は違う!

いきなり前説として堤監督が登場したり
(前説アシスタントは少年ボーイズの安藤さんでした)
場内アナウンスが山寺宏一氏だったり…

本編を前にしての粋な計らいから始まり
その後は実力派俳優さんたちの舞台を堪能できました

やっぱり違いますね
本物の舞台俳優さんの演技っていうのは…

凄い、ホントに凄~い!(☆▽☆)


そうそう
ベテラン勢の中に混じって
唯一の若手として出演していた柳田衣里佳ちゃん

いやいや
なかなかの演技でした

いずれ大きく化けるんだろうな~

将来が楽しみな女優さんとして
要チェックですよ d(・∀<)


また
本編が終わり
全キャスト揃っての挨拶で終わり…かと思いきや
まだまだ続く憎い演出

楽しかった~♪


でもね
肝心のストーリーが
どうも尻すぼみみたいな気がしてならないんです

え!?そこで終わり???
って感じでしょうか

話終わってないでしょ
あれじゃ…

それとも
次回へ続く布石なのかなぁ?(;´▽`A

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