豚骨ラーメンの観てきた!クチコミ一覧

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PARADURE -パラデュール-

PARADURE -パラデュール-

壱劇屋

すみだパークシアター倉(東京都)

2023/04/22 (土) ~ 2023/04/30 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

壱劇屋の久しぶりの新作、先が分からないストーリーのワクワク感を久しぶりに味わえました。観劇前はパラデュールを目指して、可愛らしい用心棒さんを従えて道中いろんな敵と戦いながら、パラデュールの謎を解決していくような話なのかな、西遊記みたいに途中で妖怪とか出てくるのかなと思ってたけど、全然違いました(笑)
前半はほんわかしてたけど、後半は同じ話なのかと思うぐらいにシリアスな展開で、頭をフル回転してガストンさんと一緒に考察してたけど、それがすごく楽しかった。ほんとにしっかり理解出来たのは3回目ぐらいからでしたが・・・
殺陣でいうと、ピストルと刀を持った竹村さんが恐ろしく強かったのと、最後の最後スーツ姿で戦ったガストン様の剣技と身体能力抜群のジョスの殺陣がかっこよかったですね。すごく早いけど、徒に早く動くだけじゃなくて、しっかりと動きを見せて必要な情報を伝えながらの竹村さんらしい見事な殺陣でしたね。
ブランとフィルの演技、憧れの人だったのがお母さんで、しかもお亡くなりになったのに動いているという、あまりにも複雑すぎる状況でどんな感情で見ていいのか分からなくなってしまうほどだったけど(笑)、お二人の迫真の演技に引き込まれちゃいましたね。
今回は台詞ありだったけど、個人的にはどちらでもいいですね。90分ぐらいで殺陣をガッツリ見せてくれるならワードレスがいいし、2時間前後ぐらいでストーリの考察なんかあるのなら今回のようなセリフありもいいかと。
次の「ピカルーン」も楽しみにしてます。

猩獸 -shoju-

猩獸 -shoju-

壱劇屋

ザ・ポケット(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4月のものとは別のストーリーであるものの、同じ殺陣を使っているという点が興味深かったと思います。
初演も見ていたのですが、殺陣についても今回の再演の方が迫力があったと思います。
特に小玉百夏さんと竹村さんの戦いがすごく見ごたえがありました。
急転直下のストーリーも面白かったと思います(*^_^*)

らいふ

らいふ

NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2022/11/22 (火) ~ 2022/11/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観劇前はひたすらダンスを踊る舞台なのかな~と思ってたけど、実際見たところ、これはまさに竹村作品!!って感じるものでした。
一つのアイテム(帽子)を受け継いでいくことで、同じ人を他人数が演じていることに見せるのは、「独鬼」の時の着物と同じ手法だし、作品のいたるところで竹村さん色が出てたので、いつも竹村作品を見てる私にとっては馴染みやすいものでした。
人の一生って、他の人から見ると平凡そうに見えるものであっても、本人にとっては波乱万丈でドラマチックなものであることを、上手く表現されていたと思います。こういう舞台って今までありそうでなかったような気がします。見ている私も自分の人生と重ね合わせて泣きそうになりながら見ていました(*^_^*)

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

少し前ですが、心踏音見ました。
主演の吉田青弘さんの盲目の剣士の細かい演技、座頭市のような超人ではなく、普通の人が少しずつ上手くなっていく様が心を打ちました。
それに岡村さんの中ボス、長身で殺陣も上手いので、登場した時ゾクゾクしました。
結末は、荒人神へのつながりを考えればあれで良かったのかもしれませんが、もっと他に方法がなかったのかな~というのが正直な印象です。
盲人一人を救うために他の多くの命を犠牲にするというのもどうかな?って気がしますしね。
でも考えてみても荒人神につなげる形での解決法については、いい案が私にも浮かばなかったので、現状あれがベストだったのかもしれません(^^;
全体的にはストーリー・殺陣ともに素晴らしい作品だったと思います。

荒人神 -Arabitokami-

荒人神 -Arabitokami-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

五彩の神楽最後の作品、「荒人神」を見てきました。初演を見たので結末は知っていたのですが、知っていたからこそ、過去4作の前回を上回るすごい主人公達がどんな戦いをするのかが楽しみで、12月が待ちきれませんでしたが、ようやくこの日がやって来たかという感じです。

前半は例のごとくダメダメ人間達がたくさん現れて、荒の悪の心がだんだん育っていくわけです。
それを察知していた白も元と一緒にどうにかしようとしていましたが、元が殺されそうになることで、闇落ちすることになるのですが、今回正直、私は内心、劇の中盤は人間側ではなく「悪感情側」の応援をしてしまっていました。
決して荒が闇落ちしたことを良しとするわけではなく、またすべての人間が悪いというわけではありませんが、前半のダメダメ人間達を初演・再演含め何回もリピートしているうちに憎しみが増幅し、「少なくともこいつらは罰された方がいいな」と思うようになり、無意識に応援していたわけです。ある意味、荒と一緒に私も闇落ちしていたことになります(苦笑)

白の話ですが、初演の畠山薫さんの白はどちらかというと中性的な印象を勝手に持っていたのですが、北川さんの白はアイドルさんだけあって仕草から女の子な感じが強く出てて、でも空手経験者であるためか、パンチやキックは凄く鋭かったのが私的にギャップでした。

悪感情の3姉妹の事で言いますと、正直初演に寄せた演技をするのではないかと無意識に思っていましたが、継続の丹羽さん含め、初演とは全く異なる演技で私達を魅了してくれたと思います。初演に勝るとも劣らない、丹羽さんに関しては、初演をはるかにしのぐ演技だったと思います。
3姉妹個々の動きは違えど、それぞれに人を超越した存在であることを感じさせる動きがあり、観ている私達に「あ、こんな人達に勝てるわけないよ」と思わせる説得力があり、その「人を超越した存在+闇落ちした荒」に過去4作品の最強ヒーローが挑んでいく構図がめちゃくちゃ面白かったです。
特に、初演の時驚愕して思わず声をあげそうになった主人公’s登場の場面、主人公’sと荒との超高速殺陣の応酬からの、悪感情3姉妹による「死者の行進」
この辺りは体中からアドレナリンが出て涙が出てくるほど興奮しました。

①黄(こう)+元 VS 荒+靄(もや)
黄役の小玉百夏さんは以前竹村さんとも一緒に殺陣を学んでいた凄い方で、女性なんですがありえないくらいの身体能力と技術を持った方。靄役の丹羽さんは壱劇屋女子の中でも屈指の殺陣スキルを持つ方で、しかもこの日のために腹筋がバキバキになるくらい肉体改造をされてきたということで、対戦を楽しみにしてました。
序盤は荒VS黄の戦闘が中心でしたが、荒と戦っている間にも靄の容赦ない重力攻撃が来るので、黄にとっては大変だったはず。でも観ている私達にとってはこの不意打ちの重力攻撃がすごく面白かった。重力攻撃も舞台にいる人全員で表現する「人間CG」なので、倒れている人も含め全員での見事な演出でした。
ラストは「キャット・ファイト」、要はタイマンのどつきあいです(笑)
でも黄の殴り方が本格的過ぎてストレートパンチやフックの軌道がめちゃくちゃ美しかったし、靄も指の動きから重力を込めて殴っていることが分かったので、サンプラーの音ともあいまって凄い破壊力であることが伝わってきました。
リピートしてる間この対決が来るのが楽しみで、今か今かと待っていました。

②盲人(もうと)+元 VS 荒+霧(きり)

盲人役の吉田青弘さん。初演の時も瞬発力・跳躍力が凄くてまたあのすごい殺陣が見れるのかと楽しみにしていましたが、今回は初演をさらに上回るスピード、特に相手との間合いを詰める速さが数段向上しており、座頭市ばりの剣捌きも相まって、剣を抜いたかと思うと目の前の2,3人があっという間に斬られているように見えました。霧については死者を生き返らせて戦いに参加させるという遠隔&間接攻撃が中心であったため、戦いの中心は荒+アクモブと盲人の戦いでした。
戦いの終盤で登場した「三節混」も片方の先がとんがったものにパワーアップしており、竹村さんの操作も初演よりはるかに習熟していたし、何より日本の殺陣ではあまりなじみのない武器なので、興味津々で見てました。

③表助+元&ろうそく男 VS 荒+霞(かすみ)

表助役の岡村さんが出てくるが、様子がおかしい。目は異様に光っているし、正統派の殺陣の表助が背車刀のようなトリッキーな殺陣を、そして横にいた元を荒々しく蹴とばして、「これ、中にいるの、もしやあいつでは・・」ってなりました。この辺りのワードレス演出本当に素晴らしかった。
霞はろうそく男を魅了できるわけもなく、もう勝ち目はないわけで、ただクルクル回りながら斬られる様も、盾になって倒される様も最後まで美しかった。
荒とろうそく男の殺陣は目で追うのも大変な速さで、突然体力100%の身体能力おばけと戦うことになった竹村さんも大変だな、と思いつつ見てました。

④ミラ+元 VS 荒+黒い何か

体力・技術では荒に敵わないミラ、でも荒を正しい道に引き戻すために懸命に気持ちで戦うミラと、そうはさせじと術を使って苦しめる「黒い何か」
私は西分さんの、戦いの中にしっかり演技を入れた殺陣が以前からすごく好きで、初演の時もこの対決は鬼リピートしていたシーンの一つですが、特に
胸をバンバン叩くところが凄く気持ちが伝わってきて、この頃から私の中でも悪感情チーム応援から主人公's応援に戻ってきたと思います。
私も荒と一緒に闇落ちから救ってもらったのかもしれません(笑)

ラストの「黒い何か」との対峙シーン、初演の時に「ああ、なるほど~」ってなりました。悪い感情も自分の中の一部で、これからもずっと付き合っていくものですもんね。
「黒い何か」(←言いにくいので次回名前をつけて欲しい)を演じていた美津乃あわさんの演技の圧も「いよいよこの人来た~」と見てる方がぞくぞくするものでした。

最後は全員で踊って大団円を迎えるわけですが、憫笑姫チームが回替りでいろいろやってくれて、8月の憫笑姫がまた戻ってきたような嬉しい気持ちになったし、千秋楽には三田麻央さんと谷口洋行さんが出演していたのも胸熱でした。

この「荒人神」ですが、超高速殺陣、しかも演技のしっかり入った殺陣であり、かついろいろ考えさせられる感動的なストーリであったため、正直私が今まで見た舞台の中でも過去一だと思いました。
何年後でもいいので、またいつか再再演を期待しています。







戰御史 -Ikusaonshi-

戰御史 -Ikusaonshi-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/11/23 (水) ~ 2022/11/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

再演ではあるけれど、初演の時からキャストが変わって一部得物も変わってたりしたので、別作品のような気持ちで見てました。
事前にツイッターで「残留思念」の説明があったり、演出的にも初演よりは分かりやすくなってたような気がしますが、それでも初見で理解するのはやっぱり難しいかも。もともと初演の時の大熊さんがマイムのスペシャリストなので、劇中にもマイムがたくさん出てくるし、世にも奇妙なストーリーは大阪時代の壱劇屋のテイストを残していて、それが今では東京支部の他の作品とは異才を放ついい味を出しているようにも思います。
ただ、初演の時よりはもっと殺陣がフィーチャーされている感じで、特に主演のお二人の「でかい!!速い!!上手い!!」の殺陣は圧巻!!
化け物じみた跳躍力には驚かされたし、身体能力お化けの超人的なアクションは見てて気持ち良かったです。
それに何といってもオールスター戦!!初演よりも尺が長くて、じっくり楽しめました。それぞれ違う得物をもったキャラ達が戦うところがちょっとした
格闘ゲームみたいな要素があって見てて楽しかった。個人的には鉄砲を側転で回避して接近戦を挑む丹羽さんのアクションが好きだった。
最後に、何より一番面白かったのは、おかこばの戦い。今まで竹村さんVSおかこばのどちらかというのは比較的見たことがあるのですが、壱劇屋でもトップクラスの殺陣スキルを誇るこの二人の戦いをじっくり見れたのは本当に面白かった。また他の作品でも対戦してるとこがあれば見てみたい。
次の荒人神も楽しみにしています(*^_^*)

賊義賊 -Zokugizoku-

賊義賊 -Zokugizoku-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/09/21 (水) ~ 2022/09/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

壱劇屋からは「ポップでキュートな」のいつもより軽いイメージの紹介がありましたが、師匠との関係、コウとクロの関係とか、いろいろ見どころあったかと。6月猩獸に出演されてた小玉百夏さん、ただものじゃないとは思ってましたが、流れるような回し蹴りとか美しいフォームの飛び蹴りとか想像以上のアクションで、いよいよガチな人来たかって感じが。6月猩獸の時は険しい顔が多かったけど、今回は笑顔も多く、アンパンを落とすところとか、時折みせるくすっとするようなコミカルなシーンもあって、見ててすっかりファンになっちゃいました(笑)
アクションモブとして長く壱劇屋を支えてきた、斬られ役の名人、日置さん。今回はメインどころとしての出演でしたが、想像以上にハマってて、芯としてもバリバリ活躍できることが証明されたし、なにより思いやりのある絡みが出来る人って芯も上手いのだと再認識することに。
それに師匠役の竹村さん、今回それほどバリバリ殺陣をする役じゃなかったけど、突然殺陣を初めるシーンがあってて、そのキレがやばかった。出ずっぱりの竹村さんはもちろんかっこいいのですが、不意打ちの竹村さんもヤバイですね。
妻役の藤島さん、劇中でキャラが一変する場面があるのですが、「これ同じ人か?」って思うぐらい表情とか仕草が変わる。改めて女優さんってすごいな~って思うとともに、女の人って怖いな~とも思ったり(笑)
あと本編とは関係ないけど、劇中でやたらとおいしそうに団子を食べるものだから、団子食べたくて仕方なくなって、終演後も時々食べてる。劇中の飯テロ?って感じもしたけど、それだけ演技が上手いってことですよね。
東京ということと、台風の影響もあって2回しか見れなかったけど、存分に楽しめました(*^_^*)



憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/08/17 (水) ~ 2022/08/23 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初演から5年ぶり、あのBGMが流れてきた時は時間が戻ったような気持ちになってちょっと泣きそうになりましたが、そんな感傷を吹っ飛ばすぐらい新作はパワフルで見ごたえたっぷり!!
竹村さんの殺陣・・超高速殺陣・・台本に書いてる「恐ろしい速度で敵軍を斬り抜けていく」がそのまま表現されてる。
西分さんの演技、目が釘付けになる。殺陣も蹴り技とかスライディングとか前回よりはるかにパワーアップしてる。
それに熊倉さん、栗田さんに引き続き「とんでも」な方が壱劇屋にまた出ていただいて、竹村さんとの一騎打ち、個性あふれる女官たちとの戦いめちゃくちゃ見ごたえあった。
それに三田さん演じる妹のエラ、殴られても殴られても立ち上がってくる姿に気が付いたら心の中で大声援を送ってました。
円盤化出来ないのは本当に残念ですが、観れなくても一生忘れないぐらいインパクトのある作品だったと思います(*^_^*)

猩獣 -shoju-

猩獣 -shoju-

壱劇屋

ザ・ポケット(東京都)

2022/04/20 (水) ~ 2022/04/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

壱劇屋の中でも個人的に一番大好きな猩獣を見てきました。感想は・・・とにかく四天王がめちゃくちゃカッコよかった。
過去最強とも言える四天王と竹村さんの殺陣・・・何回リピートしても足らないぐらい見ごたえがあった。
それに今回別名「黒カステラちゃん」と呼ばれる移動可能なセットが導入されて、これまでのような縦横左右だけでなく
立体的にもお芝居が展開されて、殺陣を最大限”映えさせる”演出が導入された。
4回見ただけでは目が足りなかった気がするので、今はとにかく早くDVDを見たいという気持ちで一杯です。

独鬼

独鬼

壱劇屋

萬劇場(東京都)

2021/10/20 (水) ~ 2021/10/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

東京まで遠征して6回観てきました。死なない鬼の終わりのない人生を、時の経過を感じながら一緒に体験できる舞台でした。
最初無感情だった鬼に少しずつ感情が生まれて、喜びも悲しみも観客の私達も一緒に経験することに。
もちろん壱劇屋なので、殺陣もど迫力!!
特に竹村さんVSこばーんさん・アクションモブの火縄銃を使った殺陣が圧巻だった(^。^)

二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-

二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

土曜日と日曜日の4回観ました。ど迫力の見どころ一杯の舞台でしたが、何より栗田さんVS小林・西分連合軍戦と、栗田さんVS日南田さんの、小劇場の次元を超えた凄まじい戦いを間近で観れたことに感動!!
小劇場な殺陣の奥深さ、可能性を再認識し、衝撃を受けました(^。^)

猩獣-shoju- <東京公演>

猩獣-shoju- <東京公演>

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/10/11 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

2日間で6回続けた観たけど、それでもあっという間だった。とにかくめちゃくちゃ面白かった。
記憶に残る場面はいろいろあるけど。
①奸邪の斬りかかる時の掛け声と時折見せるお祈りの仕草、お坊さんチックなところ雰囲気があってすごくいい!!
②布女と瓢風が真似して土下座してたのすごく可愛い(笑)
③黑歿と九郎の殺陣、生で見れて、最前で見れて、本当にほんとにホントに良かった(笑)
④弥左演じた日南田さん、設定的に凄く強い役ではなかったけど、殺陣めっちゃ上手くて綺麗だった。

今度もし再再再演があって、役を変えるとしたら、個人的には竹村さんが一度黑歿をやっても面白いのではないかと思う。いっそ悪の4天王全員を劇団員でやって、九郎を客演の人(例えば日南田さん)がやっても面白そう。
猩獣は何度でも生まれ変わると言ってたけど、こんな面白いのなら遠慮なく何度でも生まれ変わって欲しい(^。^)

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2019/07/26 (金) ~ 2019/07/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

大阪で観て面白かったので、迷わず東京公演にもいきました。大阪の時よりも小さな劇場だったので、ど迫力の殺陣を間近で見ることが出来たし、細かい部分で色々新しいネタもあったので、何度見ても面白かったです。虎ちゃんとか力石とか魅力的なキャラに凄くハマっていたので、もう会えないかと思うと寂しい気持ちもするけど、壱劇屋の次回作にまた期待したいと思います。

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

『桜舞う夜、君想ふ』/『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』

STAR☆JACKS

ABCホール (大阪府)

2019/07/18 (木) ~ 2019/07/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

『蝶ヨ舞ヱ、躑躅咲ク春ニ』
ドヰさん演じるきっぷが良くて庶民想いの次郎長、個性あふれる子分達、それにピュアで可愛らしい柳生みゆさん演じるお蝶、お芝居を見る前からなんとなく悲劇の予想はできていたものの、このままずっと幸せな時を楽しんでいたいなと思いながら見ていた。次郎長のお蝶へのプロポーズと、それを見守る子分達の様子が微笑ましくてニヤニヤしながら見ていた。ストーリーもさることながら、殺陣シーンが特に素晴らしく、槍術使い、居合斬りなど個性豊かな子分達の見事な立ち回りに加えて、何よりラストの浜口さん演じる久六と次郎長の一騎打ちが圧巻だった。特に千秋楽の時の立ち回り本当に速かったし迫力満点だった。

『桜舞う夜、君想ふ』
今回ドヰさんが寺井さんに森の石松の座を譲ったわけですが、寺井さんの卓越した身体能力とフレッシュさが森の石松のイメージにぴったりだったし、ドヰさんの気さくでそれでいて貫禄のある次郎長もすごくはまってたので、むしろ今これが理想形ではないかと思った。
個人的には、中盤のドヰさん、中山さん、兵頭さん、浅雛さん演じる渡り鳥一家と、石松、それに亀山さん、悠里さんの見受山親子も含めたやりとりが凄く面白くて、毎回楽しみにしてました。何回か本当にツボってしまって大声で笑ってしまいました。
そしてラストの殺陣、石松の手負いの状態からのバランスを崩しながらの殺陣に、絡みの方々も絶妙のタイミングで合わせていて、本当に見ごたえがあって、3回観たけど3回ともあっという間に終わってしまった感じでした。撮って出しDVDでまだこれから何回も見たいと思っています。
桜舞う夜は観劇三昧でいつも見ていたのですが、今回生で見ることができて本当に嬉しかったです(^。^)

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

Pickaroon!【クチコミ待ってます!次回東京公演は10月!】

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2019/07/05 (金) ~ 2019/07/07 (日)公演終了

満足度★★★★★

七人の賊それぞれええキャラなのですが、強くて優しい少年漫画に出てくるような完璧なヒーローではなく、弱くてだらしない所や、変態的なとこもあります(笑)。でも自分が本当に大切にしているものはどんなことをしてでも、命をかけてでも守ろうとするような所が、人間らしくて愛おしくて、この作品を何度でも見たくなる理由かなって思います。これからしばらくピカルーンロスになると思うけど、東京公演を楽しみにしていたいと思います。

VAMP!

VAMP!

Cheeky☆Queens

HEP HALL(大阪府)

2019/04/19 (金) ~ 2019/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

いつものように浜口さんが脚本を書いて、ドヰさんが演出をし、C☆Qのメンバーを中心にお馴染みのメンバーも多い座組みで演じていたわけですが、ある意味突然変異を起こしたような異形の作品で、いい意味で事前の予想を完全に裏切ってくれたように思います。バイオをテーマにしたアメリカの映画を見てるような感覚で、ストーリーに引き込まれていってしまうタイプの演劇でした。お話の中で、さとみと未来の友情、さとみとあおいの姉妹の絆に涙し、ハラマサさんや泥谷さん演じる役者さんに笑わされ、他人を犠牲にしても組織を守ろうとする政治家や官僚の身勝手な論理に怒りを感じたりと、わずか2時間の間に喜怒哀楽いろんな感情を味わうことができ、かつ、その中にC☆Qのお家芸とも言える殺陣やダンスも盛り込んでいるという、めちゃくちゃ贅沢な内容の作品でした。今回3日間すべての回を観に行きましたが、おそらくまたすぐに見たくなると思うので、DVDか撮って出しがあるといいなぁと今から思っています。素敵な作品を本当にありがとうございました(*^_^*)

タッタタ短編集

タッタタ短編集

壱劇屋

門真市民文化会館ルミエールホール・レセプションホール(大阪府)

2019/03/30 (土) ~ 2019/03/30 (土)公演終了

満足度★★★★★

「タッタタ短編集」観て来ました、面白かったぁ~。たった2カ月の練習期間で、しかも会話劇未経験の方もいたそうなのですが、台詞回しとか想像以上に完成度が高くてびっくりするとともに、それぞれの役者さんのええキャラが出ていたと思います。
特に、「コオロギと少女」の少女の「私コオロギを焼くことしかできない女ですから」的なセリフと、自分の立場を顧みない息子の淡々とした台詞と、最後の母のうらめしそうな顔につぼりました。
あと「一週間女」、面白い設定だな~と思って見てたのですが、再度に「そう来るか?」と思わせる展開が良かったです。それにテクテクしている様がなんだか凄く可愛かった。
今回の出演者のうち、半分弱くらいは11期の時にご一緒させていただいた方々だったのですが、台詞をしゃべっている所を見たのは今回初めてだったので、Wordlessでもなく、普段お話をしている時とも違う、舞台でセリフを話している時の新しい顔を見ることが出来てすごく感動しました。
出演者の皆さんの努力の結晶が45分間にぎゅっと詰まっている、ルミエールホール改修前のトリを飾るに相応しい、控え目に言って最高の作品だったと思います(^。^)

猩獣-shoju-

猩獣-shoju-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2019/03/21 (木) ~ 2019/03/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

(再演)初演にどはまりしていたので、正直再演を見たらガッカリするんじゃないかと思ってたけど、とんでもなかった(笑)劇団員が口々に「もっと妄想しよう」とつぶやいてたけど、まさに妄想を小劇場でもここまで実現できるものだなと感動しました。いろんなことほぼ人力でやっていましたが・・・(’笑)猩獣中毒になってしまったので是非とも再再演を希望します。
(新作)年齢的にどうしてもお父さん目線で見てしまったけど、お父さんの娘を思う気持ち、切なさが痛いほど伝わってくる作品。娘目線で見れば女の子が大好きなシンデレラストーリーで見ることもできるかも。主役の得物が短いせいか殺陣もこれまでにないほど超速に見えた。作・演出・主演の竹村晋太朗さんの家族への強い想いが溢れる作品。

TABOO【遠征割・高校生以下無料フォーム】

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壱劇屋

森ノ宮ピロティホール(大阪府)

2019/01/12 (土) ~ 2019/01/12 (土)公演終了

満足度★★★★★

たった一日の公演でしたので、迷わず2回とも観て来ました。内容が難しいかも?と聞いていたので覚悟を決めて行ったのですが、思ってたよりは分かり易かったですし、野田作品特有の言葉遊びも楽しかったと思います。個人的には、過酷な環境の中で逞しく生き抜く主役を演じた山本貴大さんとヒロインを演じたの高安智美さんの演技が特に目を引きましたが、出演者全員個性的で見てて楽しかったです。また是非観てみたいのでDVDが発売してくれることを待ち望んでいます。

君が為

君が為

STAR☆JACKS

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/09/28 (金) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

大阪公演については、Eを1回、Gを3回観てきました。東京公演から観てるのですが、同じ公演を繰り返しているというよりは、回を重ねるごとに確実に進化しているのを感じました。STAR☆JACKSと言えば演技力と殺陣のスキルに定評がありますが、特に今回の殺陣は、本番でそれを決めるのか、と思えるような、超高速殺陣を見事に決めていました。千秋楽の際は余裕すら感じさせる域に達していました、。それに意外だったのが、結構お笑いに貪欲なこと(笑)吉本新喜劇バリの爆笑小ネタを随所に入れて来てました。今回は少数精鋭のメンバーで、『古き良きを大切にし、同時に同時代の感覚を取り込んだ、極上のエンターテイメント』を見事に体現していたのではないかと思います。でも今後あまりに笑いに走りすぎるようになるとそれはそれで心配ではありますが(笑)
それはともかく、全力の演技で私達を楽しませてくれたことを本当に嬉しく思っています(*^_^*)

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