かねしゃんの観てきた!クチコミ一覧

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荒人神 -Arabitokami-

荒人神 -Arabitokami-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/12/21 (水) ~ 2022/12/27 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

五彩の神楽最後の作品、「荒人神」を見てきました。初演を見たので結末は知っていたのですが、知っていたからこそ、過去4作の前回を上回るすごい主人公達がどんな戦いをするのかが楽しみで、12月が待ちきれませんでしたが、ようやくこの日がやって来たかという感じです。

前半は例のごとくダメダメ人間達がたくさん現れて、荒の悪の心がだんだん育っていくわけです。
それを察知していた白も元と一緒にどうにかしようとしていましたが、元が殺されそうになることで、闇落ちすることになるのですが、今回正直、私は内心、劇の中盤は人間側ではなく「悪感情側」の応援をしてしまっていました。
決して荒が闇落ちしたことを良しとするわけではなく、またすべての人間が悪いというわけではありませんが、前半のダメダメ人間達を初演・再演含め何回もリピートしているうちに憎しみが増幅し、「少なくともこいつらは罰された方がいいな」と思うようになり、無意識に応援していたわけです。ある意味、荒と一緒に私も闇落ちしていたことになります(苦笑)

白の話ですが、初演の畠山薫さんの白はどちらかというと中性的な印象を勝手に持っていたのですが、北川さんの白はアイドルさんだけあって仕草から女の子な感じが強く出てて、でも空手経験者であるためか、パンチやキックは凄く鋭かったのが私的にギャップでした。

悪感情の3姉妹の事で言いますと、正直初演に寄せた演技をするのではないかと無意識に思っていましたが、継続の丹羽さん含め、初演とは全く異なる演技で私達を魅了してくれたと思います。初演に勝るとも劣らない、丹羽さんに関しては、初演をはるかにしのぐ演技だったと思います。
3姉妹個々の動きは違えど、それぞれに人を超越した存在であることを感じさせる動きがあり、観ている私達に「あ、こんな人達に勝てるわけないよ」と思わせる説得力があり、その「人を超越した存在+闇落ちした荒」に過去4作品の最強ヒーローが挑んでいく構図がめちゃくちゃ面白かったです。
特に、初演の時驚愕して思わず声をあげそうになった主人公’s登場の場面、主人公’sと荒との超高速殺陣の応酬からの、悪感情3姉妹による「死者の行進」
この辺りは体中からアドレナリンが出て涙が出てくるほど興奮しました。

①黄(こう)+元 VS 荒+靄(もや)
黄役の小玉百夏さんは以前竹村さんとも一緒に殺陣を学んでいた凄い方で、女性なんですがありえないくらいの身体能力と技術を持った方。靄役の丹羽さんは壱劇屋女子の中でも屈指の殺陣スキルを持つ方で、しかもこの日のために腹筋がバキバキになるくらい肉体改造をされてきたということで、対戦を楽しみにしてました。
序盤は荒VS黄の戦闘が中心でしたが、荒と戦っている間にも靄の容赦ない重力攻撃が来るので、黄にとっては大変だったはず。でも観ている私達にとってはこの不意打ちの重力攻撃がすごく面白かった。重力攻撃も舞台にいる人全員で表現する「人間CG」なので、倒れている人も含め全員での見事な演出でした。
ラストは「キャット・ファイト」、要はタイマンのどつきあいです(笑)
でも黄の殴り方が本格的過ぎてストレートパンチやフックの軌道がめちゃくちゃ美しかったし、靄も指の動きから重力を込めて殴っていることが分かったので、サンプラーの音ともあいまって凄い破壊力であることが伝わってきました。
リピートしてる間この対決が来るのが楽しみで、今か今かと待っていました。

②盲人(もうと)+元 VS 荒+霧(きり)

盲人役の吉田青弘さん。初演の時も瞬発力・跳躍力が凄くてまたあのすごい殺陣が見れるのかと楽しみにしていましたが、今回は初演をさらに上回るスピード、特に相手との間合いを詰める速さが数段向上しており、座頭市ばりの剣捌きも相まって、剣を抜いたかと思うと目の前の2,3人があっという間に斬られているように見えました。霧については死者を生き返らせて戦いに参加させるという遠隔&間接攻撃が中心であったため、戦いの中心は荒+アクモブと盲人の戦いでした。
戦いの終盤で登場した「三節混」も片方の先がとんがったものにパワーアップしており、竹村さんの操作も初演よりはるかに習熟していたし、何より日本の殺陣ではあまりなじみのない武器なので、興味津々で見てました。

③表助+元&ろうそく男 VS 荒+霞(かすみ)

表助役の岡村さんが出てくるが、様子がおかしい。目は異様に光っているし、正統派の殺陣の表助が背車刀のようなトリッキーな殺陣を、そして横にいた元を荒々しく蹴とばして、「これ、中にいるの、もしやあいつでは・・」ってなりました。この辺りのワードレス演出本当に素晴らしかった。
霞はろうそく男を魅了できるわけもなく、もう勝ち目はないわけで、ただクルクル回りながら斬られる様も、盾になって倒される様も最後まで美しかった。
荒とろうそく男の殺陣は目で追うのも大変な速さで、突然体力100%の身体能力おばけと戦うことになった竹村さんも大変だな、と思いつつ見てました。

④ミラ+元 VS 荒+黒い何か

体力・技術では荒に敵わないミラ、でも荒を正しい道に引き戻すために懸命に気持ちで戦うミラと、そうはさせじと術を使って苦しめる「黒い何か」
私は西分さんの、戦いの中にしっかり演技を入れた殺陣が以前からすごく好きで、初演の時もこの対決は鬼リピートしていたシーンの一つですが、特に
胸をバンバン叩くところが凄く気持ちが伝わってきて、この頃から私の中でも悪感情チーム応援から主人公's応援に戻ってきたと思います。
私も荒と一緒に闇落ちから救ってもらったのかもしれません(笑)

ラストの「黒い何か」との対峙シーン、初演の時に「ああ、なるほど~」ってなりました。悪い感情も自分の中の一部で、これからもずっと付き合っていくものですもんね。
「黒い何か」(←言いにくいので次回名前をつけて欲しい)を演じていた美津乃あわさんの演技の圧も「いよいよこの人来た~」と見てる方がぞくぞくするものでした。

最後は全員で踊って大団円を迎えるわけですが、憫笑姫チームが回替りでいろいろやってくれて、8月の憫笑姫がまた戻ってきたような嬉しい気持ちになったし、千秋楽には三田麻央さんと谷口洋行さんが出演していたのも胸熱でした。

この「荒人神」ですが、超高速殺陣、しかも演技のしっかり入った殺陣であり、かついろいろ考えさせられる感動的なストーリであったため、正直私が今まで見た舞台の中でも過去一だと思いました。
何年後でもいいので、またいつか再再演を期待しています。







二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-

二ツ巴 -FUTATSUDOMOE-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2021/12/22 (水) ~ 2021/12/26 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

土曜日と日曜日の4回観ました。ど迫力の見どころ一杯の舞台でしたが、何より栗田さんVS小林・西分連合軍戦と、栗田さんVS日南田さんの、小劇場の次元を超えた凄まじい戦いを間近で観れたことに感動!!
小劇場な殺陣の奥深さ、可能性を再認識し、衝撃を受けました(^。^)

独鬼

独鬼

壱劇屋

萬劇場(東京都)

2021/10/20 (水) ~ 2021/10/24 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

東京まで遠征して6回観てきました。死なない鬼の終わりのない人生を、時の経過を感じながら一緒に体験できる舞台でした。
最初無感情だった鬼に少しずつ感情が生まれて、喜びも悲しみも観客の私達も一緒に経験することに。
もちろん壱劇屋なので、殺陣もど迫力!!
特に竹村さんVSこばーんさん・アクションモブの火縄銃を使った殺陣が圧巻だった(^。^)

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2022/10/19 (水) ~ 2022/10/25 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

少し前ですが、心踏音見ました。
主演の吉田青弘さんの盲目の剣士の細かい演技、座頭市のような超人ではなく、普通の人が少しずつ上手くなっていく様が心を打ちました。
それに岡村さんの中ボス、長身で殺陣も上手いので、登場した時ゾクゾクしました。
結末は、荒人神へのつながりを考えればあれで良かったのかもしれませんが、もっと他に方法がなかったのかな~というのが正直な印象です。
盲人一人を救うために他の多くの命を犠牲にするというのもどうかな?って気がしますしね。
でも考えてみても荒人神につなげる形での解決法については、いい案が私にも浮かばなかったので、現状あれがベストだったのかもしれません(^^;
全体的にはストーリー・殺陣ともに素晴らしい作品だったと思います。

らいふ

らいふ

NICO×frogs produce #関西の役者が踊ってみた

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2022/11/22 (火) ~ 2022/11/23 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観劇前はひたすらダンスを踊る舞台なのかな~と思ってたけど、実際見たところ、これはまさに竹村作品!!って感じるものでした。
一つのアイテム(帽子)を受け継いでいくことで、同じ人を他人数が演じていることに見せるのは、「独鬼」の時の着物と同じ手法だし、作品のいたるところで竹村さん色が出てたので、いつも竹村作品を見てる私にとっては馴染みやすいものでした。
人の一生って、他の人から見ると平凡そうに見えるものであっても、本人にとっては波乱万丈でドラマチックなものであることを、上手く表現されていたと思います。こういう舞台って今までありそうでなかったような気がします。見ている私も自分の人生と重ね合わせて泣きそうになりながら見ていました(*^_^*)

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/12/22 (金) ~ 2017/12/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

めちゃくちゃ面白かった。計6回観に行きました。五彩の神楽の最終章に相応しい内容で、過去4作品を観ている人は勿論のこと、初見の人にも充分に楽しめる内容だと思います。最近壱劇屋に加入し、今回壱劇屋舞台初出演の高安智美さんが抜群の存在感を見せてます。

戰御史 -Ikusaonsi-

戰御史 -Ikusaonsi-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/11/24 (金) ~ 2017/11/27 (月)公演終了

満足度★★★★★

いろんな武器を持った個性溢れるキャラが登場するので、殺陣シーンがバリエーションに富んでいて面白い。とにかく赤星さんと大熊座長の弾けっぷりが最高‼︎

心踏音 -Shintouon-

心踏音 -Shintouon-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/10/27 (金) ~ 2017/10/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

殺陣がとにかく素晴らしかった。主人公の中腰の構えから一気に相手との間合いを詰めて、逆手で相手を胴切りで切り裂くトリッキーな殺陣が何度観ても飽きなかった

憫笑姫 -Binshouki-

憫笑姫 -Binshouki-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/08/25 (金) ~ 2017/08/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

ノンバーバルですが、ストーリーも分かりやすく、かつ舞台がヨーロッパぼいので衣装も華やかで、老若男女楽しめる作品だと思います。何度か戦争のシーンがあるのですが、ど迫力の集団殺陣は一見の価値ありです

賊義賊 -Zokugizoku-

賊義賊 -Zokugizoku-

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/09/22 (金) ~ 2017/09/25 (月)公演終了

満足度★★★★★

中村るみさんの華麗なボアクションはもちろん、井立天さんと湯浅さんのキャラがコミカルで面白いかったですね。ホロリとさせられるところもありますが、基本的にはコミカルで純粋に楽しめる作品だと思います

猩獸 -shoju-

猩獸 -shoju-

壱劇屋

ザ・ポケット(東京都)

2022/06/01 (水) ~ 2022/06/05 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

4月のものとは別のストーリーであるものの、同じ殺陣を使っているという点が興味深かったと思います。
初演も見ていたのですが、殺陣についても今回の再演の方が迫力があったと思います。
特に小玉百夏さんと竹村さんの戦いがすごく見ごたえがありました。
急転直下のストーリーも面白かったと思います(*^_^*)

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

二ツ巴-Futatsudomoe-<舞台写真公開中!>

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/04/06 (金) ~ 2018/04/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

4回観てきました。久代さんと谷川さんのアイドルのお二人にガチの殺陣をやらせる壱劇屋もさることながら、その要求に120%の出来栄えで応えたお二人はもっとすごい!!それに加えて、壱劇屋の西分さんと小林さんのキャラがめっちゃかっこよくてはまってしまいました。ストーリが分かった後でも、殺陣みたさに何回も通い続けてしまいました(*^_^*)

紅の旗

紅の旗

Cheeky☆Queens

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2018/05/11 (金) ~ 2018/05/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

ハラハラドキドキのストーリーと、これまでになかった難易度の高いダンス、それに中華風の殺陣を堪能することができ、3回観ても全く飽きることなく2時間があっという間でした。その中でも特に、畠山さんと鳶野さんのカンフーのような無手の立ち回り、中華風の双剣や長物を使った立ち回りは圧巻でしたし、ダイヤモンドの原石のような多くの才能ある若手俳優のパフォーマンスも最高でした。

【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【大阪公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

ABCホール (大阪府)

2018/06/15 (金) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

初演のものをDVDで観てたので、同じものを観に行く気分で行ったのですが、別物と言っていいくらいの劇的な進化を遂げていました。まるで絵画の中にいるかのような美しい舞台美術、5か月連続五彩の神楽で格段に磨きがかかった集団殺陣、そして何よりWordlessで伝える非日常的で、それでいて自分の境遇におきかえて身近に感じることもできる感涙不可避のストーリー、私の想像を遥かに超えた出来栄えでした。大阪でもっと多くの回数公演して欲しかったです(^-^)

瓦斯に舞う紙の翼

瓦斯に舞う紙の翼

Cheeky☆Queens

STAR☆JACKS Studio(大阪府)

2018/06/16 (土) ~ 2018/06/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

一人芝居というものを初めてみましたが、想像してた以上に面白かったです。戦時中というシリアスな時代背景の物語ではあるものの、時々くすっと笑わせてくれる場面があったのが良かったです。「泥の子と狭い家」のおばあちゃん役や、「紅の旗」でリンジーを演じた三原悠里さんの卓越した演技力が存分に味わえる舞台だったと思います(*^_^*)

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【東京公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/07/12 (木) ~ 2018/07/17 (火)公演終了

満足度★★★★★

最初見に行くつもりはなかったのですが、大阪公演の後の独鬼ロスが激しかったので、急遽見に行くことにしました。東京公演は3回しか見れませんでしたが、大阪公演よりも小さな劇場で、しかも上から舞台を見下ろす形になっていたため、演者の一挙手一投足を見逃すことがなかったため、wordless芝居には最適の劇場だと思いました。内容的には、アクションモブを中心とした殺陣が大阪公演の時よりブラッシュアップされており、かつ各シーンの細かなところで少しずつ変化があったことが、大阪公演からのリピーターには面白かったですね(*^_^*)

【愛知公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

【愛知公演】劇団壱劇屋「独鬼〜hitorioni〜」

壱劇屋

名古屋市東文化小劇場(愛知県)

2018/07/28 (土) ~ 2018/07/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

東名阪ツアー最後の愛知公演観てきました。大阪・東京と観てきましたが、ツアーが進むにつれて作品がブラッシュアップされていく姿が見れたのが嬉しかったです。また、東京・愛知では壱劇屋を初めて見に来られたお客さんも多かったようで、初めて観た方のフレッシュな感想をツイッター等で読むのも楽しかったですね。来年の劇団壱劇屋の新作品によるツアーも今から楽しみにしています(^。^)

君が為

君が為

STAR☆JACKS

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/09/14 (金) ~ 2018/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

東京公演のA・Bチームを観てきました。STAR☆JACKSのクオリティの高い殺陣が目当てで見に行ったのですが、殺陣以外にも見どころ満載でした。Aチームで言えば、愛嬌たっぷりの笑顔が超可愛い兵頭祐香さんのみや、イケメンで好青年なのに悪役が見事にハマってた山本誠大さんの吉田東洋、見ててイラッとするけど熱量があって一挙手一投足に目が離せない浜口望海さんの武市半平太など、役者さんの素晴らしい演技に引き込まれて約100分間があっと言う間でした。スライドキャスト制で役柄もチームにより変わるので、最終的に自分がどのチーム推しになってしまうのか現段階で予測不能です。この後大阪公演も楽しみにしてます!!(^。^)

トップガールズ

トップガールズ

道頓堀セレブ

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2018/09/14 (金) ~ 2018/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

翻訳劇は日本語としてはどうしても台詞が不自然な言い回しになることがあり、最初の数分間内容があまり頭に入ってこなかったんだけど、眺めるようにぼんやり聞いてたらだんだん入ってくるようになった。その辺は今回の怪女優?さん達の演技力・台詞まわしの凄さなのかなと。いろんな登場人物が出てくる最初のシーンが印象に残っていて、古今東西、女性はいろんな悩みがあるんだなと思うとともに、最後のシーンでこれまでのバラバラの部分が繋がった時ドキッっとした。演技派女優のドリームチームのようなメンバーで行われる上質の会話劇、お勧めです!!

君が為

君が為

STAR☆JACKS

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2018/09/28 (金) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

大阪公演については、Eを1回、Gを3回観てきました。東京公演から観てるのですが、同じ公演を繰り返しているというよりは、回を重ねるごとに確実に進化しているのを感じました。STAR☆JACKSと言えば演技力と殺陣のスキルに定評がありますが、特に今回の殺陣は、本番でそれを決めるのか、と思えるような、超高速殺陣を見事に決めていました。千秋楽の際は余裕すら感じさせる域に達していました、。それに意外だったのが、結構お笑いに貪欲なこと(笑)吉本新喜劇バリの爆笑小ネタを随所に入れて来てました。今回は少数精鋭のメンバーで、『古き良きを大切にし、同時に同時代の感覚を取り込んだ、極上のエンターテイメント』を見事に体現していたのではないかと思います。でも今後あまりに笑いに走りすぎるようになるとそれはそれで心配ではありますが(笑)
それはともかく、全力の演技で私達を楽しませてくれたことを本当に嬉しく思っています(*^_^*)

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