満足度★★★★★
「タッタタ短編集」観て来ました、面白かったぁ~。たった2カ月の練習期間で、しかも会話劇未経験の方もいたそうなのですが、台詞回しとか想像以上に完成度が高くてびっくりするとともに、それぞれの役者さんのええキャラが出ていたと思います。
特に、「コオロギと少女」の少女の「私コオロギを焼くことしかできない女ですから」的なセリフと、自分の立場を顧みない息子の淡々とした台詞と、最後の母のうらめしそうな顔につぼりました。
あと「一週間女」、面白い設定だな~と思って見てたのですが、再度に「そう来るか?」と思わせる展開が良かったです。それにテクテクしている様がなんだか凄く可愛かった。
今回の出演者のうち、半分弱くらいは11期の時にご一緒させていただいた方々だったのですが、台詞をしゃべっている所を見たのは今回初めてだったので、Wordlessでもなく、普段お話をしている時とも違う、舞台でセリフを話している時の新しい顔を見ることが出来てすごく感動しました。
出演者の皆さんの努力の結晶が45分間にぎゅっと詰まっている、ルミエールホール改修前のトリを飾るに相応しい、控え目に言って最高の作品だったと思います(^。^)