LOVEマシーン2017
宇宙論☆講座
ラ・グロット(東京都)
2017/09/22 (金) ~ 2017/09/24 (日)公演終了
「なんで自分はここにいるのだ?ここはどこッ」時折そんな思いにとらわれる宇宙論☆講座さんの公演。
ただ観ているしか為す術がない感覚が非常に好きなのですが。
そして観終わった後、じゃあ次はどう攻めて来るのか早速気になってきます。
ちなみに次回作はじっくり煮込んだ、ラーメン音楽劇だそうです。
豪雪(ごうせつ)
good morning N°5
駅前劇場(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
コメディーという枠など一気に飛び越えたハイパーカオスショー。
入場時から既に、これから半端ないモノが始まるぞ、という空気に胸は高鳴り、実際始まれば劇場のキャパを超えまくったエネルギーが怒涛のように押し寄せてくる快感。
豪傑女優さん達で結成されたgood morning N°5は毎回いろんなゲストが参加されますが、どの役者さんもgood morning N°5色に染め上げられて驚きます。
今回も個性の強い役者さんはよりハイパワーに、イケメン俳優さんも、帝劇「モーツアルト!」の高橋由美子さんさえもgood morning N°5色に!
染めるgood morning N°5も凄いし、染められる役者さんも凄いと思います。
毎年恒例となったこの舞台に、感動しては前回公演DVDを購入して帰るという事を何度か繰り返していましたが、前回驚くほど女性観客率が高く今回は更に女性率UPでそろそろ居心地悪いかなー、でも絶対面白いしなーどうしようと迷ったなか縁あって今回も観劇。
見逃さずに済んで本当によかったッ!男性観客もめちゃくちゃ増えていてブラボーッ!
観終わった後は元気いっぱい、お祓い効果ぐらいあるのではないかと。
恒例の前回公演DVDを購入し、もはや観念して株主加入へ。そう、これでいいのだ!迷う必要なし。
当然病みつきになる人は多いと見受けられ段々チケットが入手困難になっていくのではないかという心配はあるのだけれど、彼女達の並みならぬエンターテインメント精神と努力が大きく実ってくれると本当にいいなーと思います。
堕ちて今、君を想ふ。
9PROJECT
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
現実のリアルとは別の場所に存在する異形耽美な江戸川乱歩のリアル。
原作のままであればそのグロテスクさと過激なわいせつ描写で、かなりビジュアル化の難しい作品。
作・演出、渡辺和徳氏の演劇的技法と乱歩が紡ぎだす文章さながらの台詞によって演じられた9PROJECT版「芋虫」。
原作の世界観を活かしつつ薄幸の女性時子の「献身的な哀しみ」と「異常な情欲」の間で揺れ動く“美”を感じるほどの作品に仕上がっていました。
同郷同年
公益社団法人日本劇団協議会
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
もともとは行き詰まった郷土を救うという大義名分の処分場誘致活動だったのに、郷土愛とはいったい・・・
同郷同年3人の立場・関係性は男同士の友情をベースに、生活のかかった藁にもすがる思いと、より豊かになりたい欲望が絶妙に絡み合い、一幕ごとにクルクル表情を変えていきます。
それらは,友情?正義?豊かさ?様々な事に切実な強さを込めて、こちらに問いかけてきます。
3人3様それぞれの歩む道はまさに“生き様”そのもので、怖くなるくらいに生々しく描き演じられていました。
キャスト・スタッフをはじめ核廃棄物の解りやすい解説が入った豪華当日パンフに加え台本まで頂ける至れり尽くせりの公演でした。
現在の日本を鋭いメスで抉り取った貴重な作品。観る事ができて本当に良かった!
鈍獣
劇団時計
首都大学東京南大沢キャンパス 7号館スタジオ101(東京都)
2017/09/14 (木) ~ 2017/09/16 (土)公演終了
宮藤官九郎、人気絶頂真っ只中2004年の作品「鈍獣」。
舞台セットはしっかり造り込まれ、当時の役者カラーをコピーせずに各自の持ち味でぶつかった演出は、ムリしたところが無く楽しんでいる感じさえ伝わってきました。
ギラギラした印象が残る「鈍獣」から13年、爽やかバージョンの「鈍獣」
2時間に及ぶコメディー&サスペンスホラーなクドカン作品を消化し表現する学生演劇って随分レベルが上がったものだなーと。
ディアカウガール!
colorchild
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
一組のカップルを軸に子供時代inアメリカ西部の第1部。
そして70年すっ飛ばして老年時代inニューヨークの第2部。
元々2作品だったものを1公演に合体、2時間作品に仕上げているのでかなり高濃度。
めくるめく展開の速さが素舞台にこだわる理由のひとつかと思える程に様々な場面がスピーディーに駆け巡りあざやか。
情緒的なものが入り込む隙間が無いのが難点に思えましたが(ラストに向けて徐々に丁寧なタッチに)役者さんの身体表現のみで状況がスムーズに理解できたのは演技力に加えて、かなりハードな練習をこなしてきた成果であろうと想像できます。
ダイナミックなストーリーでハリウッド映画スピリッツが色濃く出た公演でした。
夜の学校
公益社団法人日本劇団協議会
萬劇場(東京都)
2017/09/13 (水) ~ 2017/09/17 (日)公演終了
少年の意思によって歪められた不思議な町は、他人の夢の中に紛れ込んでしまったが如く、走りたくても足がもつれてしまう様な浮遊感と、実に胡散臭い閉塞感が漂い、段々と現実が遠のいていきます。
奇妙な登場人物の奇妙なやり取りを居心地よい空間で観ていると頭の中がフワフワしてきて、もし寝不足気味で挑んだ場合それこそ気持ち良~く夢の中に連れて行かれるのではないかと思うのでご注意を。
霞んでいたものがパーッと晴れていく様なラストにスッキリ。
タイトルの「夜の学校」から受けるイメージが観る前と後では全然変わっていました。
オカダスファミリーの一族
東京AZARASHI団
サンモールスタジオ(東京都)
2017/09/12 (火) ~ 2017/09/18 (月)公演終了
清々しい程の欲望剥き出し遺産相続バトルに圧倒されながら、押し寄せてくる面白味っ。
美人5姉妹の振り切った演技、もうスゴいです。
笑いの火に油を注ぐが如く「犬神家の一族」を絶妙にトランスフォームした因縁模様が、容赦なく面白味を倍増させていました。
コメディー作品としても一級品でしたが、ドラマ部分もしっかり創り込まれており、一粒で何度も美味しい作品でした。
人魚秘め
ガラ劇
萬劇場(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
アイデア満載で美術レベルがめちゃ高し・・・海底、海面を表現するアンサンブルの動線の豊富さは視覚効果と一緒に風となって客席まで届いてきます。
愛らしい人魚姫を中心に多種多様なキャラクターが続々登場で素敵・不思議・不気味ワンダーランド。
シーン毎の構図・アングルも都度工夫され私は、姫と仲間たちが海面から船上の人間を物色する絵面が特に面白いと思いました。
「人魚姫」の世界観をはっきり意識し、大筋をなぞらえながらもオリジナル性はかなり強く、徐々にファンタジーと現実が融合・・・意外な人物像・展開に驚くことしばしば。
笑顔。(すまいる)
劇団光希
シアターKASSAI【閉館】(東京都)
2017/09/06 (水) ~ 2017/09/10 (日)公演終了
出汁の香りがほんのり漂うホントに居心地の良さそうなうどん屋さん。
「認知症」は出口のないトンネルに入った様なもので、真正面から描くとなると暗くならざるを得ないし、実際そういう作品は幾つもある様に思う。
されど本作のタイトルは「笑顔。すまいる」
作中では一家の大黒柱である女将が徐々に認知症に侵されていく様子が克明に描かれ、一家崩壊の予感すらしてくるものだから気が気でない。
なのに根底に流れる、あたたかい感じは何といったら良いのだろう。
家族、ご近所さん、知人の方達の想いは一致団結というわけでも無いのだが、とても大切な歯車のそれぞれが絶妙に噛み合い回り動いて、見えない先の「スマイル」を引き寄せていく・・・そんな印象を受けた作品でした。
ひとつひとつ丹念にこしらえたシーンの積み重ねに「私の家の場合は」の想いが自然と重なっていきます。
もう独りのSOS
@art。
アトリエファンファーレ東池袋(東京都)
2017/09/01 (金) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
実在のバラエティー番組ロンドンハーツをモチーフにしたという事で良いのだろうか、結構なブラックテイストにて力作。
私自身、芸人がえげつないドッキリに騙される様は積極的に見たいとは思わないが、たまたま見始めてしまうと思わずどこまでやるんだろうと、つい見入ってしまうのも事実。
番組として問題にならないのは、騙される芸人がその醜態を自身の魅力アップに変換する能力があるからだろうと思えます。
(そういえば今作のあらすじでも“変換”という単語がキーワードに使われていますね)
全然変換する気構えのない(というかまだ芸人でもない)主人公が近未来の演出世界で、もてあそばれる様はちょっとした悪夢を観ているよう。
プロジェクションマッピングの出番は思ったより少なかったですが非常に効果的でした。
「笑い」の悪魔に憑かれたような芸人グッジョブ世界(フライヤーの人)が怪演。
ふぐの皮
中央大学第二演劇研究会
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2017/09/01 (金) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
吃音症の障害をもつ子供だった主人公の失踪をめぐって、小学校時代の同窓生たちが、当時の彼との関わりを回想。
劇中ではそれと並行して主人公自身の心情も描かれています。
同窓生や主人公の語る言葉、そして表現される精神世界は相乗効果を生み、共感ではないのだけれど妙に理解できるところがあり、そこが面白いと思いました。
いじられる事必至の吃りの彼も、頭の中では流暢な言葉遣いで、明らかに私の小学・中学時代の思考回路より数段ランクが高いと思えますが、子供特有の混沌とした感じというか、肌触りというか・・・何というか言葉以外に感覚的にも伝わってきてしまうところが不思議。
例えるなら、音楽を聴いていて、その歌詞・メロディー・楽器のアレンジが全て合わさり、あ~この感じ沁みるなー と思える瞬間に似ているかも。
若さゆえの“演技の深み”に対するハンデを軽快なテンポと独自の世界観や視覚効果でカバーするチームワークと演出力に感心しました。
夕凪の街 桜の国
“STRAYDOG”
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2017/08/30 (水) ~ 2017/09/03 (日)公演終了
原爆が遺した爪痕と共に生きる善良な人々を描いた作品。といえばとてもシンプルだが、被爆した者 しなかった者 家族を失った者、様々な想いが多様に詰まっており上演時間以上のボリュームをもって胸に迫ってきました。
スタート時は多少強引な笑いが徐々に心地よくなってくるいつものSTRAYDOGさんらしい印象。
原作は未読ながら、けっこー脚色されているなこりゃ。と観ていましたが、その明るさや、内容とタイアップした懐メロシーンが、根底に流れる哀しみをより引き立たせ なるほど舞台としての見せ方をよ~く考えているなーと思えました。
おのずと原作コミックも併せて読んでみたくなってきます。
SAMURAI REVENGE
薬味一味
キーノートシアター(東京都)
2017/08/25 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了
単純に明確なる仇討ちの相手をつけ狙うストーリーかと思いきや、もっとドラマ性の強い作品。
観客の全集中力が舞台に向けられているのが伝わってきます。
大舞台の殺陣モノで観るド派手さはなくとも、人が刃物を持って切りかかるんだという生々しさが感じられる作品だと思いました。
今作を観たい理由の半分が小劇場での手作りの良さが伝わるsailboat企画さんの制作だからでした。
それなのによりによって観劇前、個人的なトラブルでご迷惑をかけてしまうことに。
にもかかわらず、あまりの神対応に涙が出てきそうです。
向日葵のかっちゃん
る・ひまわり
博品館劇場(東京都)
2017/08/23 (水) ~ 2017/08/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
少年のまっすぐな人格がそのまま反映されたかの様に、直球で未来へと伸び広がっていく作品。
低学力、特殊学級通いという事で、近所から そして家族からさえも邪険にされていた小学5年生かっちゃん。
かっちゃん=原作者で、つまりはバカと言われたかっちゃんがやがて小説家となり恩師に対する感謝の日々を書き綴った作品が多くの人に感動を与え、更にこうして舞台化された経緯を考えると、しみじみ心が洗われてきます。
行き場を失くした少年の人生の風向きを豊かな方へと導いた教師の姿勢は他の生徒への配慮も怠りなく、尊敬に値するものでした。
すっとぼけた校長先生も良かった。
金色夜叉『ゴールデンデビルVSフランケンシュタイン』
劇団ドガドガプラス
浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)
2017/08/18 (金) ~ 2017/08/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
“初”ドガドガプラスさん観てきた・・・なんだかスゴイ達成感。
今までクラシカルなイメージが先行して敷居が高いのでは、と勝手に思っていましたが、賑やかでアットホームなお出迎えで一気に親近感。
笑える前説パフォーマンスに会場もくつろいだ雰囲気。
この感じなら気軽に楽しめる娯楽作品という事でOK。 かと思いきやそうそう単純ではなかった。
金色夜叉をベースにした登場人物はドガドガ風味に濃ゆく味付けされ、脇役に甘んじている役者さんは一人もいない。
フランケンシュタインへ繋がる流れも独特の世界観で、演出家のエネルギーと役者魂が渾然一体となり更には女優さんのお色気も相まって、観終わったときにはもうフラフラになっていました(笑)
とてもじゃないが「気楽」では済まないくらい盛り沢山だったなーと。
綺麗なお姉さん系の女優さんが非常に多く、そこはもっと外にアピールした方が絶対いいと思いました。
女達の情念、圧巻です。
夏の夜の夢のような夢の夜
劇団 暴君ハヤブサ’69
北池袋 新生館シアター(東京都)
2017/08/18 (金) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★
若い役者陣が大学演劇部員を演じるのは、こちらも受け入れやすく何より生き生きしているのが良い。
作者さんが自身のサークル時代を考えながら執筆したそうですが「へぇ~演劇サークルってこんな感じなんだ」といろいろと感心してしまいました。
当然どの演劇サークルも同じではないし、デフォルメも入っていると思いますが・・・ドロドロですね(笑)
確かに異常なほどカップル率が高いサークルは存在しましたが、恐るべし演劇サークル。
サークル内で配役を決めるのも、ちょっとした人間ドラマを生み出すし、こりゃ演出家モテますねー。
主人公少女が恋するのも演出担当の先輩。
何というか、純愛というより生臭いものを感じてしまうのだが・・・
恋のライバル 小悪魔系少女と、ヒロイン争奪ライバル 宝塚系少女の好演で面白味がUP。
総勢12人、名もなき小さな世界でのラブ&キャスティングウォーズ。
見どころの要所要所のシーンを丁寧に描ければもっと良くなると思えました。ラストシーンは二重丸。
雨季
演劇ユニットG.com
王子小劇場(東京都)
2017/08/16 (水) ~ 2017/08/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
連日の鬱陶しい天候と地続きな世界観は、ある意味グッドタイミングといえますが、ジメ~ッと辛気臭い雰囲気というより、停滞感漂う中にも大人の秘め事が香り立つ甘美な印象が残ります。
全ての役者さんに安定感があり、何より主人公の人間味ある大人なキャラクターがユーモア風味を添えてラストまでいざなってくれました。
SF作品ではありますが、とんとん拍子な展開ではなく、ジワジワと奇怪な異常事態が迫りくる薄気味悪さ。
論調から読み取れる原作の「みにくい白鳥」は、おそらく私には肌が合わず読破できない著書ではないかと思えました。が・・・生舞台マジック。
現実界から少しズレた不思議な空間に身を置く事で、初めてこの作品の世界観を享受できたのではないかと思えてなりません。
計算尽くの照明がSF感をグッと底上げし、天から降ってくる様な迫力の音響には心地良さを感じます。
作品を反映するがごとく観客も大人な感じ(高齢という意味ではなく)で、こういうしっかり落ち着いた観劇環境は、とても貴重だと思えました。
ワンダフルワールド
甲斐ファクトリー
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2017/08/09 (水) ~ 2017/08/13 (日)公演終了
満足度★★★★★
新宿歌舞伎町を舞台にした都会のディープ系童話。
演技力のバラつきを若干感じるものの、どの役者さんも役柄にフィットしており、かなり楽しめました。
シンプルなセットでも華やかなホスト・お客陣が集まれば、もう立派なホストクラブ。
それ以外の様々な場面表現も上手く工夫されて劇場以上の広がりを感じました。
現在、若手俳優を抱える企画団体がこぞって欲しがりそうに思える魅力的なストーリーなので、今回の全7回公演では勿体無い気がします。
前半のホヘッ!?となる遊び心もある流れから後半に向けての落差にはゾクブルッとし、続いてジワジワと哀しみが広がってきます。
出来れば映画のエンドロールタイムの様に終演後しばし惚ける時間が欲しいぞと・・・
その代わりというか帰り道をあえて遠回りの歌舞伎町を散策し、劇中の世界観と実風景をミックスさせるという試みをしてきました。
日本一の歓楽街。撲滅したはずのキャッチが何やら微妙に復活?しており、つくづく法律や規制では押さえつけられない底知れぬ混沌が作品とマッチしているなーと思えたのでした。
サマデーナイトフィーバー
20歳の国
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2017/08/07 (月) ~ 2017/08/13 (日)公演終了
満足度★★★★
夏休み前日にしての台風上陸。
校舎には帰宅しなかった生徒13名。
序盤では彼等の言動からバックボーンやキャラクターの情報収集にせっせといそしんでいた感じ。
前回公演「花園」と比較してしまうと、ラグビー部を軸とした連帯感やド迫力のシーンがない分、物足りなくなるかなーと思えてきたものの、学校にも夜が訪れる頃ストーリーはあちこちで花開きだしました!
高校時代、もしこんなシチュエーションの夜があったら、特別な事件が起ころうと起こるまいときっと忘れられない夜になっただろうなーと。