満足度★★★★★
少年のまっすぐな人格がそのまま反映されたかの様に、直球で未来へと伸び広がっていく作品。
低学力、特殊学級通いという事で、近所から そして家族からさえも邪険にされていた小学5年生かっちゃん。
かっちゃん=原作者で、つまりはバカと言われたかっちゃんがやがて小説家となり恩師に対する感謝の日々を書き綴った作品が多くの人に感動を与え、更にこうして舞台化された経緯を考えると、しみじみ心が洗われてきます。
行き場を失くした少年の人生の風向きを豊かな方へと導いた教師の姿勢は他の生徒への配慮も怠りなく、尊敬に値するものでした。
すっとぼけた校長先生も良かった。