Dの観てきた!クチコミ一覧

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従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン....

Théâtre des Annales

こまばアゴラ劇場(東京都)

2013/03/29 (金) ~ 2013/04/07 (日)公演終了

14:00。
後ほど。

n+1、線分AB上を移動する点pとその夢について

n+1、線分AB上を移動する点pとその夢について

アムリタ

早稲田大学学生会館(東京都)

2013/03/13 (水) ~ 2013/03/16 (土)公演終了

19:00。
後ほど。

月の剥がれる

月の剥がれる

アマヤドリ

座・高円寺1(東京都)

2013/03/04 (月) ~ 2013/03/10 (日)公演終了

19:30。
後ほど。

「テヘランでロリータを読む」

「テヘランでロリータを読む」

時間堂

シアター1010稽古場1(ミニシアター)(東京都)

2013/01/19 (土) ~ 2013/01/28 (月)公演終了

リアルか、ファンタジーか。
個人的には、この世に存在するものをめちゃくちゃ大雑把に分けたらこの二つになると思う。実体験する事で自身の感情を伴って肌で感じるリアルと、そこに達しないファンタジー。別に伝説の剣を手に魔王を倒しに行かなくても、魔法少女になるか選択を迫られなくても、自身の経験や価値観で腑に落とす事が出来なかったら例え史実であってもファンタジー。時代劇でも当時の風潮や知識が分からないまま観て自分の感覚に置き換えられなかったらあっち側の遠い世界の話にしか思えなくなる訳で、だから共感出来るポイントを世界観ではなく人間模様から受け取れる様に、現代人でも共感出来る分かりやすい勧善懲悪の悪巧みを絶ったり人助けをしたり儚い恋の物語を盛り込んだりする訳で。人間の遣り取りや感情の部分で通じるリアルが見出せる。
という前提の下、さてこのテヘロリはどちらだったのか。時間堂の過去演目では「三人姉妹」が今回に近い様に感じた。その土地で生活をする事によって守るべき風潮や国策や流れがあって、逸脱しない様にある種の閉塞感に見舞われながら生きていく人々。その心境を受け取る事が出来ればこれはリアルで、よく知らない国のよく知らない人達の話と思ってしまえばファンタジー。それこそ見えざる重圧を感じながら観たとすれば、ダークファンタジーの様相を呈する。ほぼ無宗教の観念で生きる日本人でも、この演目からは宗教的観念を感じるだろうと思う。それは衣装や台詞に紛れた語群からの影響だけではなく、「自分が知らない作法・戒厳の中で生きる人々」の姿があったから。これを、どう受け取るかが鍵。先述の通り、この環境を自分の知らない世界とだけ思ってしまえばファンタジー。でももっと気を楽に「校則からハミ出た学校生活を夢見た事ってあるよね」とか「田舎もしくは都会で自然と生まれたローカルルールや地域性で面倒な目を見る事ってあるよね」まで落とし込めれば、実は凄く身近な話として観る事が出来る。そうなると各人物の発言や意図がリアルに共感出来る。
とかコメントすると、じゃああなたはそのリアル目線で観てたんですねって思われるでしょうけど、自分にとってはかなり終盤になるまでファンタジーでした。それこそ序盤は何か壁の様なものさえ感じた。それはあの舞台構造の影響もあるし、ざっくり言えば自分自身の心身の状態もあったと思う。自分が疲れてる時はちょっと余裕がなくなって他人への思い遣りや配慮が欠けちゃう時があるじゃないですか。それと一緒で、観劇日の自分の状態ではこのテヘロリのイランという国に生きる人々の心境に近付くには余裕が足りてなかった気がする。近付こうとしたのだけど、物凄く疲れて何かを消耗した実感がある。誤解されない様に断言しておくと、詰まらなかったからではない。むしろ充分に詰まった色なんなものを受け取るにはこっちの余地が足りてなかったという事です。要は登場人物に対して「そういう人もいるよね」って受け入れが出来るだけの余裕。それこそ実生活で自分と何かが違う人に対して「そういう人もいるよね」って思えるかどうかと一緒。「演劇なんだからそういう人もいるって思い込ませる演技や表現をしろよ」って意見もあるのかもしれないけど、時間堂は凄く普通なのでその辺は決して押し付けて来ない。押し付けて来ないから、こちらの許容量次第で観たい様に観られる余白があえてあるし、虚構を必死に作り上げてる感もない。目の前で人間が存在していてそこで呼吸をしている事実をただただ感じさせてくれる。それもまたリアル。

ネタバレBOX

囲み芝居だっていうのもネタバレだと思うんですけどね。演劇を見慣れない人がそんな舞台だと知らずに劇場に行ったら戸惑うかもしれないと考えれば教えてあげたほうが優しいかもしれないし、でも囲まれる事で閉塞感とか色んな視点の在り方とかを出そうとしているんだなって演出意図も含めてその場で初めて体験・思考したい人にとっては伏せといてよって感じなんですよね。とか考えるのも面倒になってきたのでもう観劇前に「観てきた!」を観ない様にしてます。CoRich自体は何も悪くないので、使い手側の気遣いがもうちょっと欲しいかもな。自分自身、過去のコメントでネタバレっぽい事も書き込んだ経験を自戒した上での希望ですねー。年を取って当時の自分が若かったと思う様になったとです。
演目についてに戻ります。カーテンの件、あそこ好きだったんですけど、なんだか飛び出して感じた。どうも言いた過ぎな発言な気がして。アフタートークによってその部分は第一稿でまずそこだけ書かれていたというのを知って、恐らくそのバランスのせいかなと。書きたい台詞だったから大事になり過ぎている。マーナーにとっては確かに気持ちの入る台詞ではあるのだけど、それにしても入り過ぎたというか。単に自分の演技の好みと違ったのかもしれないけど。でも如何に人間をその場に存在させるかが巧みな時間堂の演出からすると、作者の想いがこもり過ぎてる台詞って意味が強すぎるのかも。むしろ何でもなさそうな台詞なのに人間味や温度を感じるっていうのが時間堂の良さだと個人的には認識しているので。脚本の文字の並びの良さよりも、役者と演出を観たい団体。作者の想いがこもり過ぎてる台詞であっても上手く調整して演出する事は出来たろうけど、結果的に今回表出したあの部分は好きじゃなかったかも。
特に誰も指摘してないっぽいけど、ロリータを代わる代わるサングラスで複数の女優が演じたのって観客にはそのシステムがどれだけ伝わってたんだろう? 過去にそういう演出を観ていればこれもそうだって何となく察するけど、演劇を見慣れない人はどうなのか。それこそCoRichを知らないくらいのライトウォッチャーには理解出来ていたのか。演劇を提供するにあたって何から何まで全部理解出来なくてもいいと思うけど、あの部分が伝わらないとただやりたいからやってみたテクニカルに寄った演出だと捉われて損してしまう気がした。
夢幻泡影江戸川乱歩【アンケート即日公開!】

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劇団バッコスの祭

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2013/01/23 (水) ~ 2013/01/28 (月)公演終了

「最高のスタンダード」。
史実を調べ上げた上でトンデモ設定を盛り込んでエンタメに成すバッコスお得意のやり方。「そうだったんだぁ」と「そう来るかぁ」が折り合わさって生まれる、事実と虚構の間の、でも虚構の世界観。役者陣は素直な演技なので、騙されている感は全くなく「見世物を見せられている」という演劇としてはかなり正しい提供の在り方だと思う。一般的な「お芝居」をイメージする人々にはおススメしやすく、演劇への導入口としては最適な立ち居地にある。
かねてから当団体が掲げている理念が「最高のスタンダード」。しかしながら万人受けを狙って超ベタに収まる訳ではなく、観客が演目を観るにあたってどれだけ追って来るかという観劇速度を先読みした上で程よい先導が出来ている。時にあえて駆け足になって追い掛けさせる事で心を惹かせたり、逆にゆっくりになって浸る時間を作ったり。演劇的にはそれなりに演出を続けていれば見付け出せる手法だけど、そもそもシェイクスピアなどの古典戯曲では演出以前の戯曲の時点でそれが意識して書かれている。森山さんは勿論それを踏襲しているだろうし、稽古場で演出を始める前から演目の行き先はかなり見えているはず。個人的にこれはとても誠意のある作品創作に感じるのです。とりあえず書いちゃって後は稽古場で演出で何とかしようっていう作り手や、本番数日前にようやく台本をあげる作り手も少なからずいますからね。客に何かを提供するサービス業であれば、何をどの形で提供するかの意向を固めてから提供して然るべき。自分達がやりたい事を寸前まで悩み続けて何とか間に合わせるのは芸術家っぽいかもしれないけど、提供者としては準備不足なだけ。それからすると、この団体は自分達に何が出来るかをよくよく把握していて安定したサイクルを生み出せている。
読書を重ねているであろう作者だからなのか、観終えて読後感の様な感情も湧くのです。分かりやすい作風であるからか、自身が小学校高学年や中学校の頃に図書館で読んだ割と易しめの本を読み終えた時の様な。かといってこの演目が易しいとかライトノベルみたいだって事ではなくて、対象者を一定の年代に絞って書かれた書物と同じくらい、相手側の事を考えて思い遣って書かれた戯曲なのであろうという印象でしょうか。
役者に関しては悪いと思える人は一人もいなかったですね。出番の量の違いはあれど、全ての役者がきっちりこなすべき事をこなしていました。もっと出番があってもいいのにと思える役はあった。でもその少ない出番の中で違和感を出さずに演じてくれた事は、役者能力を評価するには情報が足りなすぎたけど、そもそもの演目を観る中での灰汁にならずに溶け込んでいた証拠。評価されにくい仕事を切々とこなしていた事を評価したいです。

ネタバレBOX

もしあらすじを読まずに本編を観た場合、夢を見る事で乱歩が作品を書いていたという大前提の部分が理解出来たかはちょっと気にはなる。自分はWEB上からなんとなくそういう話だと事前に知っていたしパンフレットにも掲載されているのだけど、終演後に目を通すべきおまけくらいのものだと思い込んでいるのか、演劇を見慣れない人々の中には意外とパンフレットを見ない人もいて。「実は夢でした」というギャップを作る為にも、夢を急にぶった切って現実世界の乱歩が起床する見せ方は悪くないのだけど、一番最初にそれをやった後の担当編集との遣り取りはもっと確実に伝わる様に慎重に進行させないと「夢を見れば作品の続きが書ける」「書いて欲しいから側にいる担当編集者」という二点が、しばらく後になってから遅れて何となく理解される事になりそう。そうなると妄想好きの客は「あの女性は何? 乱歩の愛人? 一方的な思い? 奥さんとはどうなるの?」みたいな、勝手な複線を張っていく。演劇を観る人は深読みして欲しいところでしてくれず、全然違うところで意に沿わない深読み(ってか勘違い)したりする。言ってない台詞を言ったと思い込んだり、印象的な台詞を完全になかったくらい忘れたりする。これはもうどんなに先読みして巧みに作品を提供しようとも、何百何千という人間が観に来ればそういう勘違いも起き得る。序盤のシーンは間延びしない様にある程度テンポに乗って進めたほうが移入させやすいけど、理解させる必要のあるポイントに関してはそういう慎重さが更にあってもいいかも。
内容に関しては、枝葉の挿話がもっとあってくれても良かったかなというのはあります。せっかく出演者が多ければ、というか登場人物が多ければそれだけ多くの視点や人生や信念を切り取れるので。個人的には出番が少なくとも印象に強く残る脇役とかが好きなのもあって。最終的にはしっかり集束して終わっているから、この演目としてはちゃんと終われています。欲を言えば全人物に対して「あいつはあの後こうなったんだろうなぁ」と余計な想像がしたい。演劇公演は上演時間内に終わらなきゃいけないけど、登場人物の人生の可能性はそこで終わって欲しくないなという欲。
プロレス、あれ凄く良かったと思う。いい意味でふざけてくれたなと。それ以外を真面目にやってくれるからこそ愛せる目線で観られた。普段きっちり仕事をする人がここぞとばかりにハメを外した時みたいに。
宇宙Remix   (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

宇宙Remix (無事公演終了いたしました。ご来場まことにありがとうございました!)

INUTOKUSHI

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2012/05/10 (木) ~ 2012/05/21 (月)公演終了

19:30・初日。
後ほど。

Performing Arts Meeting in WASEDA

Performing Arts Meeting in WASEDA

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2012/04/27 (金) ~ 2012/04/29 (日)公演終了

14:00・千秋楽。
後ほど。

オーシャンズ・カジノ

オーシャンズ・カジノ

北京蝶々

王子小劇場(東京都)

2012/04/18 (水) ~ 2012/04/30 (月)公演終了

19:30・9日目。
後ほど。

二十三世紀

二十三世紀

sons wo:

プロト・シアター(東京都)

2012/03/22 (木) ~ 2012/03/25 (日)公演終了

20:00・初日。
詳細は後ほど。
とりあえず、個人的には★だったら6個付けたい。

『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

『ひとり、たび』/『HAPPY JOURNEYS』【CAST紹介写真&アンケート公開しました!!】

トレモロ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/14 (水) ~ 2012/03/18 (日)公演終了

14:00・四日目。
後ほど。

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題 Ver.311<公演終了しました。ありがとうございました!>

日本の問題

ギャラリーLE DECO(東京都)

2012/03/06 (火) ~ 2012/03/11 (日)公演終了

14:46・二日目。
後ほど。

かわいいので無敵

かわいいので無敵

劇団森

早稲田大学学生会館(東京都)

2012/02/23 (木) ~ 2012/02/26 (日)公演終了

17:00・千秋楽。
後ほど。

ジョージ

ジョージ

HOP CLUB

タイニイアリス(東京都)

2012/02/10 (金) ~ 2012/02/12 (日)公演終了

19:30・初日。
後ほど。

解散しちゃったのか。勿体無い。

つぎ、待ち

つぎ、待ち

激情コミュニティ

d-倉庫(東京都)

2012/02/02 (木) ~ 2012/02/05 (日)公演終了

18:00・千秋楽。
後ほど。

白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

白夜王アムンゼン【観客動員数1000人突破!】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/30 (月)公演終了

凜とした空気感。
氷雪の世界を感じさせたし、観劇後に劇場を出た時の寒さと余韻がちょうどマッチ。登場人物の背負ったカルマが滲むここ最近の作風とはまた違った爽やかさからの清涼感がありました。

ネタバレBOX

もしや「南極物語」を見ているか否かで補完・助長される部分もあったのかも、とも。単独で観て意味が通じないところはありませんでしたが、予備知識や予備感覚のオプション的な意味で。
劇中、南極の厳しさに関してはそこまで強く感じず。恋愛要素をもっと効かす為にも、取り巻く環境は更に過酷にしても良かったかも。追い込まれて最後に何を大事にするか。いわゆる高い障害ほど燃え上がる的な。序盤の時点で二人にもっと絶対的な隔たりを用意して越えた先で結ばれるっていう、物語としてはマニュアル通りすぎる流れにはなるけど。日常の環境と異なる南極が舞台なら今回以上に過度なデフォルメやファンタジーを盛り込んでも、主線さえストレートならちゃんと回収出来たと思う。個人的には物足りなさがある訳でもなく楽しませてもらった上で、「作品内でもっと遊んだりおちょくっても大丈夫じゃない?」って印象。真摯な団体だからこそ、舞台上ではまだまだ暴れて欲しい。
空気ノ機械ノ尾ッポvol.18

空気ノ機械ノ尾ッポvol.18

空気ノ機械ノ尾ッポ

テアトルBONBON(東京都)

2012/01/25 (水) ~ 2012/01/29 (日)公演終了

じわじわ。
音と動きが重なる事で生まれるわくわく感。スポーツ観戦の心境に近いでしょうか。
個人的に楽しめたのは中盤以降から。以前も観ていてこういう戦い方をする団体だと分かっていたものの、序盤は「誰が何をどうするのか」を探してしまいました。しかしこれは繋がりや流れで観る演目ではないので、立ち向かい方をもっとフランクにしておくべきだった。物語を追うよりも、その瞬間ごとを見る演目。

ネタバレBOX

序盤に客弄りがあって、個人的には弄られたくないので身構えたり。でも客席との距離を縮める為に必要な客弄りだったのは分かります。ベターではあったけどベストではない気が。何か他の手があれば良かったのかな。
軽快にポンポコと君は

軽快にポンポコと君は

ぬいぐるみハンター

OFF OFFシアター(東京都)

2012/01/06 (金) ~ 2012/01/15 (日)公演終了

観たいトコだけ観ればいい。
下北沢に移ってもやっぱりわちゃわちゃがちゃがちゃ。いつも通りボーっと観ました。メッセージ性とか、どうなんだろ? 個人的には「くちびるぱんつ」のラスト付近のちょっとしたきゅんな感じと同じくらいに感じましたが。物語を観たい人は物語を観ればいいし、わちゃわちゃしてるの観たい人はそれを観ればいいんじゃないでしょうか。
新劇団員もきっちりしっかり仕事をこなしていましたね。劇団員になる前からナイスな仕事振りでしたが、それが正解だったと再確認。

ネタバレBOX

観たかったけど本山さんの『超超超いい感じ』は自分が最前列で目の前過ぎてつい目を背けちゃった。逆に見たくないのにすげーリス見ちゃった。
夢列車

夢列車

Key Station

船橋市宮本公民館(千葉県)

2011/11/12 (土) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

甘く見てた。
知人に誘われて事前に調べたら、手作り感満載のHPがヒットしてCoRichには登録されてない。団員は舞台経験の少ない人々で中学生から様々な年代が在籍。「こりゃ微妙か」と観に行ったら、なんだよそこそこやってくれるじゃねーかよ。演出が窮屈にならない状態にで役者が演技してるし、信頼の上で放任されているであろう箇所で生き生きとした姿を見せたりも。何より年少者がちゃんと出来てる。地元の人よ、彼らをもっと観に行く良いよ。

業に向かって唾を吐く

業に向かって唾を吐く

elePHANTMoon

サンモールスタジオ(東京都)

2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了

お勧めはしないけど。
舞台初見の人には勧めないけど、個人的には突き抜けて面白かった。
いくつかの強烈なポイントが上手く繋がってなくて作品としてのパッケージが弱い、というのがこれまでの作品へのイメージでした。それが今回は完璧だった。始まってしばらくして「あれ? 今回これ超面白いんじゃないの? 途中で失速しないよね?」なんて思っていたものの、ぶっちぎってくれました。再演だからなのか、成長なのか、シンパシーなのか。分からないけど。

ハイヤーズ・ハイ

ハイヤーズ・ハイ

劇団ガバメンツ

劇場HOPE(東京都)

2011/10/13 (木) ~ 2011/10/17 (月)公演終了

お待ちしておりました。
おいでやす、東京へ。
正統派で強固なコメディを久々に観た気がする。自分達が面白いと思ったものを適当に詰め込んで呼び方がよく分からずにコメディと言う人々もいるが、彼らの場合には自分達の武器をしかと自覚した上で計算づくでコメディを確立している。強い。今回ツアーという事で念頭に置かれていただろうけど、何処へでも持っていける作りの演目。役者と演技がしっかりしているから舞台がどうあろうと、やれる。これも強い。
片山誠子の破壊力たるや。

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