茶トラの観てきた!クチコミ一覧

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カムサリ

カムサリ

ニットキャップシアター

座・高円寺1(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

これは面白い!
劇場に入って舞台セットを観て「えっ?何これ」と思い、始まって「えっ、どうなるの?」と思い、それがどんどんと面白くなり、引き込まれました。
台風の日の団地の人々と妖したちの織り成す、こっちの世界とあっちの世界とその狭間・・・・舞台をはみ出す勢いで、それぞれの世界が展開していきます。ばらばらなようで、調和が取れていて、舞台上で作られる効果音の音色も不思議世界を盛り上げます。
脚本と演出が、もろ私の好み!と言うこともありますが、一見の価地ありの舞台だと思います。

アフターリーディングとアフタートークもとても興味深かったです。
ニットキャップシアターの舞台,また観たいです!!!

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

ミュージカル『レ・ミゼラブル』

東宝

帝国劇場(東京都)

2015/04/13 (月) ~ 2015/06/01 (月)公演終了

満足度★★★★★

マイ楽日でした。
今日は、私的ベストキャストでした。
ヤン・ジュンモさんのバルジャンは、表現がとても豊かで、歌声も素晴らしくて、ブラボ~!でした。
岸さんのジャベールとの相性もとても良かったです。
このお二人は、次回の公演でも組んでいただきたい!
お祭りが終ってしまいました。

悪い冗談

悪い冗談

アマヤドリ

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/03/20 (金) ~ 2015/03/29 (日)公演終了

満足度★★★★★

生きているうちは、生きなくちゃ
先日は最前列の観劇で、舞台と客席が地続きなのもあってか、彼らの騒ぎに飲み込まれたような感覚もありました。
今回はちょっと離れたところから、対岸の騒ぎを眺めるように・・・・だけど、人間の生きることのせつなさやしんどさは、より深く感じられたのです。

三波春夫さんの歌の頃は、私は子どもでした。
あんな風に聞いた事は無かったのですが、あの時代いつもあの曲が流れていました。当時の大人たちや世間の高揚感のすごさを、思い出しました。
そして、あの時代の匂いも。
そして、今こうやって聞いて見ると、まるで軍歌のようだなぁ・・・と、思いました。歌い方、リズム・・・・。若い方たちは、どう思ったのかしら。

広田さんの演出は、とても好きです。
色んな角度から、色んな思いが飛んできて、台本買ってきたので、しばらく楽しめます。「ぬれぎぬ」と「非常の階段」もまた観たいです。

小林一茶

小林一茶

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2015/04/06 (月) ~ 2015/04/29 (水)公演終了

満足度★★★★★

日本語の美しさ、楽しさを再発見。
井上作品を観る度に思うことではありますが、私は日本人として生まれたのに日本語を使いこなせていない!楽しんでいない!
言葉が生きて、生き生きとして、舞台の上で跳ねていました。

ミステリー仕立ての舞台は、小林一茶という人物を劇中檄という趣向であばいて(?)いきます。その姿は真実?それとも・・・・・。

物語のいたるところに井上氏からの宿題があります。
受け取ったつもりです。

和田正人くんと石井一孝さんって、とても波長が合う二人なのではないでしょうか。これからの長丁場、もっと濃くなりそうな予感がします。
そして、彼らを取り巻く私の大好きな役者さんたち!ブラボーであります。

シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演 『オネーギン』全3幕

シュツットガルト・バレエ団2015年日本公演 『オネーギン』全3幕

公益財団法人日本舞台芸術振興会

東京文化会館 大ホール(東京都)

2015/11/21 (土) ~ 2015/11/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

さすが本場です!
キャスティングがとても良くて、この日を選んで正解でした。
素晴らしかった!!!

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』

ロズギル上演委員会

OFF OFFシアター(東京都)

2015/05/04 (月) ~ 2015/05/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

深いです。
ハムレットの物語に登場する学友とは名ばかりの二人、名前も存在もその素性さえ、ぞんざいな扱い・・・・でも、二人には二人の生きる時間がある。
ここに着目した作家さんが、面白いと思いました。
大元の物語の影で、二人がああでもない、こうでもないと悩み、考えるその姿は、なぜか自分の姿にも重なる・・・・。
道案内のような不気味な人形が、かなりインパクトありました。
映像も面白かったです。
観終わって、電車の中でかなりじわじわとやって来る物語・・・・。
この気持ちを持って、明後日の私はあの劇場で彼らにまた向き合ってきます。

こうもり

こうもり

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/04/21 (火) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

今日も素晴らしかった!!!
今日は、プリンシパルの湯川麻美子さんの引退公演でもありました。
彼女のあたり役のこの主役ベラは、彼女ならではの色気、情感にあふれ、素晴らしかったです。

どんどんバレエ団のレベルが上がって、舞台上の誰を観ても楽しめ、一人、一人がその役割をきちんと果たしていました。
目がいくつも欲しかったです。

こんなにもお茶が美味い

こんなにもお茶が美味い

ニットキャップシアター

王子小劇場(東京都)

2015/10/16 (金) ~ 2015/10/19 (月)公演終了

満足度★★★★★

千秋楽でした。
2回目のこの日は、なんだか怖くて、哀しい・・・・。
家族の茶の間で語られるのは、いつも出来事が起きた後なんですよね。
しでかした事、嬉しかった事、残念な事・・・など、など、報告する本人から聞いたことに一喜一憂する家族たちは、見ていないことも経験していないことも
、本人と一緒に体験したような気分になる茶の間・・・・その懐かしく、暖かい空間は、時間の経過と共に変化し、消えてしまう・・・・。
昔の実家でのひと時を、思い出しました。

マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」

マシュー・ボーンの「眠れる森の美女」

ホリプロ

東急シアターオーブ(東京都)

2016/09/14 (水) ~ 2016/09/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

素晴らしい!!!
クラッシクの眠りも大好きですが、こちらもとても素敵!!!
現代に目覚めるお姫様と彼女とずっと愛し合っていた門番の息子の物語・・・お芝居を観るようなテンポの良い展開と見事にアレンジされたチャイコフスキーの音楽とスタイリッシュな振り付けに心奪われる舞台でした。
また観たいです!!!

「マノン・レスコー」

「マノン・レスコー」

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/03/09 (月) ~ 2015/03/21 (土)公演終了

満足度★★★★★

感動の歌唱力
享楽的なマノンにとことんつくしてしまう男で・グリューのグスターヴォ・ポルタさんがとにかく素晴らしい!!!

ニューイヤー・バレエ

ニューイヤー・バレエ

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/01/09 (土) ~ 2016/01/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

9日、10日の両日観ました。
とにかく素晴らしかった!!!
新国立劇場バレエ団のクォリティの高さを、存分に発揮した舞台だと思いました。
こういうガラ公演を、新年の恒例にしていただきたいです。

対岸の永遠

対岸の永遠

てがみ座

シアター風姿花伝(東京都)

2016/03/04 (金) ~ 2016/03/30 (水)公演終了

満足度★★★★★

温かな涙・・・。
旧ソ連に引き裂かれた父と娘・・・26年の歳月を経て、真実と心と向き合う。
なんとも苦しくて、悲しくて、切ないドラマですが、温かさもまたそこにあって、娘の心情に泣かされ、父の心情に泣かされました。

地を渡る舟 ―1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち―

地を渡る舟 ―1945/アチック・ミューゼアムと記述者たち―

てがみ座

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2015/10/23 (金) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

人にはそれぞれの役割がある・・・。
そんな風に思いました。
渋澤敬三氏の庇護の元に民俗学に心血を注いだ宮本常一氏を中心に学者さんたち、彼らを取り巻く人々の1935年から1945年の怒涛の時代を描いた作品です。
時代の色合いや風合いを自然に感じ取れ、舞台セットを流動的に上手く使って演出はとても素晴らしかったです。
旅する宮本氏の目にするものが感じられたし、居心地のよい研究室がどんどんと時間の経過で雰囲気が変わっていくのが感じられ、外の空気の変化すら感じられました。

2月文楽公演

2月文楽公演

国立劇場

国立劇場 小劇場(東京都)

2016/02/06 (土) ~ 2016/02/06 (土)公演終了

満足度★★★★★

嶋大夫お疲れ様でした。
2週間にわたって、第三部まで観ました。多分、今回は第二部に人間国宝の豊竹嶋大夫の引退公演があるからなのか、座席選択が出来なかったのですが、自分が選ぶのとは違った席で観るのもたまにはいいものです。
第二部は2回観ました。嶋大夫の最後を蓑助師匠のおとわで締めくくるという、とても胸の熱くなる公演でした。
寛治師匠の三味線に続き、曲挽きは寛治師匠のお孫さんの寛太郎くんで、それもまた感慨深いものがありました。

うしろの正面だあれ

うしろの正面だあれ

山の羊舍

小劇場B1(東京都)

2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

小道具にも注目です。
揚げ足を取るような口げんかから始まり、言葉の受け取り方、使い方の絶妙さが笑いを誘うのですが、ちょっとぞわぞわするものがそこにあります。
居間の薄暗さとどこか崩れかけたような風情もなんだか怖いです。
棚の片隅に飾られたリカちゃんファミリーが、とっても不気味でした(笑)
役者さんのかもし出す雰囲気も良かったし、せりふのテンポもとても面白かったです。
一仕事終えた感のあるラストが、なんとも言えません。

ウィンズロウ・ボーイ

ウィンズロウ・ボーイ

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2015/04/09 (木) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

家族の絆
家族の居間が舞台・・・・セットがとても素敵です。
ここにいながらにして、私たちは一家の次男のロニーくんの退学の顛末やら、裁判から判決に至るまでの2年間の家族の状況の推移やら、その時代の世相やらを観たり、感じたりしていきます。
登場人物を通して、居間の外の世界の状態を知るのは、とても興味深く、面白かったです。
キャスティングがとても良いし、それぞれがとても味わいがあり、そのキャラクターとして存在しているのが、とても気持ちが良かったです。
父と娘の絆が自分と重なり合って、二人の信頼関係がとても素敵でした。

フォーカード

フォーカード

劇団青年座

紀伊國屋ホール(東京都)

2016/04/15 (金) ~ 2016/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

息のあった4人
劇中劇のようなペテンのシーンは、とっても可笑しかったです。
話の落ちはどうなるの・・・と、笑いながらも予測不能な展開で、とても面白かったです。
小豆畑さんの息子と五味多恵子さんの老母の二人のかけあいも愉快でした。

ラ・シルフィード/ Men Y Men

ラ・シルフィード/ Men Y Men

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/02/06 (土) ~ 2016/02/11 (木)公演終了

満足度★★★★★

全公演制覇!
4階の公演全てを観ました。私の周りの新国ファンの方達も、素晴らしい公演にチケットを増やした方が続出!
Men Y Menは、男性ダンサーさんたちの肉体と鍛え抜かれたダンスの技に驚嘆しました。クラシックバレエの美しさと男性美が一体化して、躍動的でそれでいて静けさみたいなのも感じました。2キャストありましたが、両方とも素晴らしくて、このバレエ団の層の厚さを見せ付けてくれました。
うって変わって、もうひとつのラ・シルフェードは女性の美しさが詰まった作品ですが、人間の業やら悲哀やらも詰まった作品です。
4パターンの主役キャストは、それぞれの個性と解釈で、同じ物語でもいろいろに楽しませてくれました。ダンスも素晴らしいし、ますますこの先が楽しみです。

こうもり

こうもり

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2015/04/21 (火) ~ 2015/04/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

極上の時間。
アメリカンバレエシアターのプリンシパルのエルマン・コルネホさんと新国立劇場バレエ団のプリンシパル小野絢子さんのペアは、とても色気があって、美しかったです。
二人の表現力も素晴らしくて、平凡な生活に飽き飽きしている夫が生き生きと遊ぶ様、平凡な主婦が大変身して夫を翻弄する様子、すごく楽しかったです。2幕の留置場のパ・ドゥ・トゥは、すごく色っぽくて、ドキドキしました。
雄大くんの怪演(?)も愉快でした。
東京フィルの演奏も素晴らしくて、ダンスとの一体感も楽しみました。

エレファント・ソング

エレファント・ソング

名取事務所

「劇」小劇場(東京都)

2017/03/17 (金) ~ 2017/03/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

この舞台を終えて、チラシの図からの意味がわかり、最後まで目の離せない展開はとても面白かったです。佐川さんがとてもいい!!!

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