満足度★★★★★
深いです。ハムレットの物語に登場する学友とは名ばかりの二人、名前も存在もその素性さえ、ぞんざいな扱い・・・・でも、二人には二人の生きる時間がある。ここに着目した作家さんが、面白いと思いました。大元の物語の影で、二人がああでもない、こうでもないと悩み、考えるその姿は、なぜか自分の姿にも重なる・・・・。道案内のような不気味な人形が、かなりインパクトありました。映像も面白かったです。観終わって、電車の中でかなりじわじわとやって来る物語・・・・。この気持ちを持って、明後日の私はあの劇場で彼らにまた向き合ってきます。
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2015/05/06 17:55
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