テッド・Kの観てきた!クチコミ一覧

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最後の1フィート

最後の1フィート

劇団6番シード

小劇場 楽園(東京都)

2008/05/10 (土) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

段々重たくなっていった
先般同劇団オイルサーティーズ公演(コメディー)を観て、松本陽一氏の脚本・演出に大変関心を持ち、拝見した次第。今回3部作で構成されましたが、段々話が重たくなっていくので、個人的には期待と裏腹の方向に進んで行ってしまい、終了した後の重圧感が何とも言えませんでした。しかし、個々の芝居は再演と言うこともあり、内容もよく練られて、また役者さん達も本当によく稽古していると関心出来るものでした。失礼ながら、小員はオイルサーティーズの公演の方が気に入っています。 テッド・K

リュウの歌

リュウの歌

新宿梁山泊

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/05/09 (金) ~ 2008/05/18 (日)公演終了

楽しみにしていたのだが・・・
劇場で配られるあらすじを書いたパンフには、いつも目を通さないこの私。良い舞台・映画は観ているだけですべてが理解出来るハズだから・・・また韓国演劇界のカリスマと、既に30回以上の公演実績がある新宿梁山泊のコラボということで本当に楽しみにしていたのですが・・・ニッチのお客様向け(お好きな人はどうぞ)のお芝居でした。最後まで、この芝居の目指すところが分からなかったのでした。
他の方も言っていましたが、セリフの棒読みが散見され、うんこ、ちんこと言った表現、SM描写等、この私には受け入れ難い内容でした。(会場にはお子さんも居たのにね、米国ではご法度の内容ですね)また、この芝居は、芸術創造活動重点支援事業として補助金が出ていることに、大きな驚きを覚えた次第。どんな基準で補助金がだされるのか?道路特定財源といっしょかな?とつまらぬ事を考える始末。お時間、下ネタが好みの人にのみ、お勧めします。

人呼んで こずれぇ~狼

人呼んで こずれぇ~狼

脱線劇団PAGE・ONE パートII

駅前劇場(東京都)

2008/05/02 (金) ~ 2008/05/05 (月)公演終了

満足度★★★★

昨年の下北沢公演を上回る出来ばえ
今年は時代劇版のコメディーを観る機会が多いのですが、笑いが乏しく消化不良となることが多かった。脱線劇団の名称に偽りなく、馬鹿げた面白さで終始頬の筋肉が緩んだ状態の1時間半強で、昨年の下北沢公演(金田二さ~ん!事件ですよ~!)を上回る出来だった。最近のお笑い系の芝居は2時間を越える長いものが散見される中、間をおかせずに笑いを凝縮した努力は本作り、また演出の努力が窺えた。確かに、サラ・ゴメスのお笑い導入には少々無理?は感じたものの、笑いをとる事に徹したストーリー・進行はお笑い激戦区の下北沢でも5本の指に入るもので、千秋楽はGW期間中にもかかわらず満員でした。次回公演に、更なる期待大!
但し、子供(観客)を使った下ネタのお笑いは、日本は良いのかもしれないが、欧米では絶対受け入れられない演出であることも、肝に銘じていただきたい。(この分★1個減点) テッド・K

似た者同士

似た者同士

We We BeT

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2008/04/25 (金) ~ 2008/04/27 (日)公演終了

満足度★★★

本はよく書けていたので・・・
フランスのコメディーによくある様な設定と感じたのは、私だけ?かもしれませんが、ドタバタはなくストーリーで笑いを取るべく、本はよく書けていたと思います。でも、ストーリーの面白さを役者さん達が十分に演じきれていなかったのは、少々残念。奥さん役の内田さんも、日本の家という設定に捕らわれ過ぎて余りにも日本的な主婦、もっと大胆、且つエロチックに演じたら、面白さが更に増したと思うし、泥棒役の新里、美斉津両氏も、もっと泥棒らしく(衣装を含めて)演じることでよりコミカルな芝居になったと思う。演出の方も含め、皆さんもう少し尽力の必要ありと思います。(せっかく本がよく書けていたのだから・・・本当)
前半は、これで2時間持つかな?と心配してしまったが、後半盛り返し笑いも増えてまっ結果オーライと言ったところでしょうか。
本がよかっただけに、ちょっと消化不良に陥ったのは私だけ? テッド・K

シェイクスピアBOOGIE★WOOGIE

シェイクスピアBOOGIE★WOOGIE

劇団BOOGIE★WOOGIE

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/04/18 (金) ~ 2008/04/20 (日)公演終了

満足度★★★★

原作を忠実にかつ無視した作品?
前作「関が原-小早川の場合」では歴史に捕われ面白さが半減してしったこともあり、今回シェークスピアをどんな風に料理するのか、興味津々、期待倍増の公演でした。原作に忠実に無視した笑いは、本を書いた小川さんの努力の跡が窺え、あっと言う間の2時間10分で、満足出来ました。
ただ、色々と笑いを取る場面を織り込む必要は分かるのですが、前作同様2時間を超えるのは、少々TOO MUCH かな?と思い、全体的にコンパクトに収めた方が良いと感じた次第です。
毎回、佐藤秀樹さんの笑いを期待しているのですが、昨年の「Red Line」の面白さを超えることはありませんでした。次作に期待したいと思います。テッド・K

とけながら降ちてきた雪

とけながら降ちてきた雪

劇団前方公演墳

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/08 (火) ~ 2008/04/13 (日)公演終了

満足度★★★

少々窮屈だったかも
坂本龍馬を題材として仕立てたのはよかったけれど、一度彼の歴史を紐解いた人であればともかく、歌を挟んでの2時間20分では、十分理解するのには少々窮屈だったかもしれない。短時間で盛り沢山だから、喋りも早めで方言が混じったので、意味不明の箇所も散見された。また場面の変更もよく考えられていたがアップテンポで話がどちらを向くのか、見失ってしまうこともあった。特に後半は詰め込み度合いが厳しく、話の分からなくなった観客で寝てしまった人達も見受けられた。(残念)
この劇団の評判は、面白いだけでなく演技そのものもしっかりしているとのことであったが、面白さの面では期待が外れた結果でした。同劇団の、一條康、佐藤正幸、中野圭、相武辰昌、柳さおり氏等の一部役者さんで構成・演出された劇団「いっぱつや(1八や)」の方が、面白さという点でははるかにによかった。でも、龍馬役の小野寺隆一氏の演技は、セリフもさることながら大変よい演技であり、この点は特筆すべきところかも。
せっかくこれだけの芝居を作り上げたのだから、第三者から客観的なアドバイスを事前に受けていれば、もっとシェープアップしたのでは?と感じた次第です、デビット・宮原さん!  テッド・K

喜劇・黄昏商店街「盛春館」ラプソディー

喜劇・黄昏商店街「盛春館」ラプソディー

P-Fantasy

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

ほのぼのコメディー
お笑いブームの中で、限られたネタを出し切るような芸人が目立っていますが、久々に安心して観ることが出来るほのぼのコメディー+ちょっとホロリのお芝居でした。吉本のようなドタバタではなく、昔のデンスケ劇場を思わず思い出してしまいました(年が分かってしまう?)。
結構咬んだり、アドリブのシーンも見受けられましたが、しっかり笑いに置き換え落ち着きのある取り回しだったと思います。吉本新喜劇の様な、芸人のキャラによるバカ笑いを期待したお客さんにとっては、少し物足りなかったかもしれないが、個人的には安心して笑いを楽しめ、話術と演技による笑いの獲得という面では、満足出来たあっと言う間の2時間でした。
ただ、細かいことかもしれないが、全体を通じ芝居の進行が向かって左側(カウンター側)に偏っていたので?カウンターのセットそのものを中央寄りにセットした方が、観る側のバランスとしては良かったのかな、と感じた次第。テッド・K

ピース!!!

ピース!!!

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2008/04/02 (水) ~ 2008/04/06 (日)公演終了

満足度★★★★

質のよいお芝居でした
①ストーリー展開が丁寧で、笑いもあり、ホロリとくるところ(結構前席の人泣いていました)もあり、安心して楽しむことが出来ました。一つ言わせてもらえれば最終的に涙を誘うシーンは、もう一捻りすることで、感極まるシーンに変わること間違いないと思います。(改善の余地ありだから★4つ・・・、次作に期待)
②客層が若いからかもしれないが、ハゲで笑いと取るのは日本的な低レベルで安易な手法(海外では、個人の身体的な特徴で笑いをとることなど有り得ない。)このネタは、髪の薄い小員にとっては、大変不愉快。
③劇場の通路までを利用しての演出は大掛かりで、役者さん達に親近感を持つことが出来、演出面での苦労を感じた。(場数をこなしている証拠かも)今回の舞台設定だったら、青山の円形劇場などがもっと見せ場を作れるのでは?と言うのが小員のお勧め。
④今回目にとまった役者さんは伊藤(瑞)さんで、いい声出してました。また小人達(鶴町、鎌田、上岡各氏)の演技も大変よかった。浅沼さんもハマリ役で演出効果が良く出ていましたね。
⑤どなたかも言っていましたが、子供も楽しめる質のよい、お芝居でした。テッド・K

人生の扉

人生の扉

サンハロンシアター

「劇」小劇場(東京都)

2008/03/26 (水) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

周りの評判が良かっただけに・・・
周りの評判も良かったので拝見しました。ストーリーは分かり易くよく書けており、また舞台設定もシンプルで適宜シーンの変化があるので、観る者にとっては大変親切。それとは裏腹に、ネタの落とし所が掴めず、消化不良に終始し、クスクス笑いは少々あったのものの、この私はまったく笑えずじまい。(またお涙ちょうだいといった展開も見受けられない。)各々の役者さん達は経験もあり上手く役を演じているだが、物足りなさが残った作品。今回のネックは本の作りこみが不足していたことか・・・次作期待したい!

Everydayウキウキ!だって大統領だもんッ!

Everydayウキウキ!だって大統領だもんッ!

ポップンマッシュルームチキン野郎

ザ・ポケット(東京都)

2008/03/28 (金) ~ 2008/03/30 (日)公演終了

満足度★★★

もっといけるハズ・・・
前評判通りのナンセンス、ドタバタで笑いを誘ってはいるのですが、どうも笑いが途切れてしまい、全体を通じて笑いの筋が通って手おらず、またその度合いも深くはなかった。個人的に、最所裕樹さん(チュッパチャップス役)は声量もありもっと役作りすることで、笑いがとれるハズ。デンジャラスギャル天野も黒人女性を上手く演じていた。
ただこの笑いの内容だと、客層がかなり限定されてしまうのでは?と劇団ブギウギ、東京ミルクホール等との客層の幅の狭さを感じてしまった。
余談だが、この私米国生活が10年を超えた経験から、人種を軽率に笑いに変えるストーリー作りには納得出来ない。こんな公演を米国でやったら、小屋が潰されるか、役者は叩きのめされるのでは?と日本に居ながらヒヤヒヤしながら観てしまった、のでした。

はい、奥田製作所。

はい、奥田製作所。

劇団銅鑼

俳優座劇場(東京都)

2008/03/19 (水) ~ 2008/03/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

いい芝居を観ました。ホント
さすがに劇団銅鑼の創立35周年記念公演!歴史ある劇団であり、また役者さん達も役に上手くはまって(失礼!)、人数も出ているがそれぞれにまったく遊びがなく、実在の町工場の如く上手く描いていた。(名刺をもらって、名刺ホルダーにまで入れるまで見せる演出など)また、演出もさることながら、役者さん達の見せる”間”に感心させられた。(これが場数を踏んだ役者さんとそうでない人達の大きな違いだと、私は考えている。)
後半ではストーリーの先が見えつつあるのだが、それでも終盤にかけ胸にグッとこさせる演出は山田昭一さんのなせる業というところか。
いい芝居は時間を感じさせないというが、あっという間の2時間でした。満足!テッド・K

トンネルを抜けると僕の弁当が無かった・・・

トンネルを抜けると僕の弁当が無かった・・・

演会ジンジャーメーカーズ

東京アポロシアター(東京都)

2008/02/23 (土) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

もっと注目を浴びて欲しい!
正直言って東松原という若干マイナーな劇場での公演で、お客さんの入りもイマイチだったので、さほど期待してはいなかったのですが(失礼!)、芝居の内容は大変本(ネタ)が良く書けており、また笑いネタの深堀りがされていて、小員芝居を観ながらも何度か感心した次第。「クッキングバーバー」、「中の人々」も小員にとって大変目新しく新鮮さを感じました。(本当によく本が書けている。)
役者さん達も一人ひとりのキャラを上手く引き出しており、本が上手く活かされていたと思います。(皆イイ味を出していましたね。)
もっと注目を浴びてよい劇団・内容です。一度ご覧あれ。 テッド・K

江波戸さんちのにぎやかなひなまつり

江波戸さんちのにぎやかなひなまつり

危婦人

ザ・ポケット(東京都)

2008/02/27 (水) ~ 2008/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

想定外の面白さ (失礼!)
雛祭りに話を上手く絡ませながら、最初から最後まで頬の筋肉が緩んだままで、久々にテンポある面白い芝居を観ることが出来ました。もともと女性だけの劇団?みたいですが、少年社中、ロリータ男爵の人達の協力も得ることで、大変よく仕上っておりました。各々の役者さん達のキャラも、関西的なしつこさでない万人に受け入れられるもので、好感度大でした。
また、その場だけを狙った一発芸的な笑いを取るようなことはなく、江波戸さん一家を取り巻くこれまでのストーリー性から得られる笑いは大変健康的なものでした。これは、本を書かれたスギタクミさんの上手さが光っていると思います。あと、ウサギのデイジーの使い方の上手さにも驚いた次第。
安心して楽しめ、笑える芝居でした。一度ご覧あれ! テッド・K

仲よくなった小父さん

仲よくなった小父さん

かもねぎショット

ザ・スズナリ(東京都)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/27 (水)公演終了

満足度★★★

私が、不完全燃焼・・・
前から2列目での初見でした。
役者さん達の経験(スキル)が観ているだけで分かりました。芝居自体は、全体がよく纏まっていると感じました。(近くで見たからなお更かもしれない。)
結構重い話で、シーン毎に明かりを落としたり、また衣装によってより理解し易くする等、よく配慮された演出だったが、私はストーリーを理解しようとすることに気を使い過ぎて、いつの間にか芝居が終わってしまった?という不完全燃焼を起こしてしまいました。でも、裏を返すと芝居のピークで何を言い表したかったのか(見せたかったのか)今ひとつ分からなかったということになるかもしれません。


恋の丸ノ内線

恋の丸ノ内線

ポリタン煉瓦亭

劇場MOMO(東京都)

2008/02/20 (水) ~ 2008/02/24 (日)公演終了

満足度★★

タイトルは安心感があったのだが・・
タイトルに安心感があったので観たのですが、ストーリーが起承転結がまったく出来上がっておらず、笑い?、ストーリー性?、シリアスさ?何をこの芝居で訴えたいのか、見せたいのか、私には理解出来なかったので、大変残念です。本はだれかに読んでもらっているのかな・・・
あと気になったのは役者さんの声量が足りないこと。今回は小さな小屋なのでいいかもしれないが、もっと発声練習しないと100人位の小屋で最後部にははっきり聞き取れないかも・・・
更なる精進を期待したいものです。

仏の顔も2度3度

仏の顔も2度3度

United Artists 1八や

しもきた空間リバティ(東京都)

2008/02/15 (金) ~ 2008/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

もっとアピールして欲しかった
若手の旗揚げ公演で、気合も入って大きな笑いを期待したのですが、上品な笑いは得られるもののオチにたどり着くまで少々間延びしていたのが気になるところか?じい、ばあの『ご注文』は面白かったが、観ていた年配者の心境は如何なものか?とクビを傾げてしまいました。(要はボケ老人をお笑いにしているだけ、とのコメントも聞かれた・・・)
都会派の軽いお笑いはイイのかもしれないけれど、お笑いを目指すのであれば、公演中に数回は深めの笑いをとらないと、観客に対し役者さんの存在感をアピール出来ないのでは・・・役者さん達は皆カッコいい人が多かったのですが、だからこそ、その意外性からもっと笑いがとれるハズ。
これまで本を纏めたことが余りない相武さん、一條さんですが、初回にしては決して悪くない作品だと思うので、他の芝居等もご覧になって、研鑽に努められることを期待しています。次作に期待しています。
ところで、相武さんは以前下北のどこかで観たような気がしたのですが、独立されたのかな? テッド・K

40ちょい前どうなるチェリーボーイズ

40ちょい前どうなるチェリーボーイズ

劇団サードクォーター

新宿シアターモリエール(東京都)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/17 (日)公演終了

満足度★★★

ネタがイマイチ・・
これまでの公演回数、また公演場所、客の入り具合等から全編笑いに満ちた公演が期待されたが、90分で大きな笑いはなく、クスクス程度のものが数回。観客も年配の人も結構いたのでの、リピーターかとも思えたが、あれば親族だったのかもしれない・・・
もっとネタを厳選したいい本を作らないと笑いは取れないと等と、人事ながら心配してしまうほど、この私は笑えなかったので、不満が残る。まあ、それでもイイと言うお客もいるから、そこそこ人数が集まっているのでしょうが・・・
6月には続編があるとのことなので、ネタの作り込みを期待したいと思います。

ミュージカル・コメディ「妊娠させて!」

ミュージカル・コメディ「妊娠させて!」

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2008/02/01 (金) ~ 2008/02/07 (木)公演終了

満足度★★

マルシアが主役だよね・・・
タイトルが刺激的だったのでどんなストーリーが関心を持ったのだが、コメディ・ミュージカルにするには少々社会常識・知識も必要で、イマイチだった。マルシアの声もきれいではあるのですが、主役でありながら準主役(女優達)に出番も含めて控えめなのが、不満のタネか?
コーラス・ハーモニーは綺麗でしたが、「ミュージカル」を期待した筋にとっては、物足りなくストレスが溜まったかもしれない。
結局は、本の出来かもしれない・・・

夢~池袋ミッドナイツ~

夢~池袋ミッドナイツ~

LIVES(ライヴズ)

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/01/31 (木) ~ 2008/02/03 (日)公演終了

満足度★★

残念ですが期待ほどでは・・
小屋もシアターグリーンだったし、入りもほぼ満員だったし、始まる前は期待しましたが、ハッピーエンドの結末もどこにもある様な単純なもので、ストーリーの基本の起承転結が見られません。特に「起」の部分が長すぎて・・・面白い部分も散見されたものの、全体を通じ最後までハリの見られない構成に少々がっかりでした。好きな人はいいかもしれないけど、これで3500円?と考えてしまいました。下北沢の方がコストパフォーマンスは上かもしれません。次回作品でどの位IMPROVEするのかも、気になるところですね。

トカトントン ―唄を忘れた純友は―

トカトントン ―唄を忘れた純友は―

劇団地上3mm

小劇場 楽園(東京都)

2007/12/21 (金) ~ 2007/12/28 (金)公演終了

満足度★★

カラ廻りしちゃったかな
ストーリーは結構面白いし、役者さんのノリもあり、また声がよく響く劇場だったので迫力満点ではありましたが、芝居の中で観客にアピールするポイント(ストーリー、笑い、パロディー、演技力・・・など)が明確になっておらず、残念ながら少々期待外れでした。
もう少し、本に手を入れて、展開にメリハリをつける事で、役者さんのノリも引き立つのではないかと思います。
小さな小屋でしたが、前後左右を大きく使った、運びにはエネルギッシュなものを強く感じました。次回作品に期待します。

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