満足度★★★★
昨年の下北沢公演を上回る出来ばえ
今年は時代劇版のコメディーを観る機会が多いのですが、笑いが乏しく消化不良となることが多かった。脱線劇団の名称に偽りなく、馬鹿げた面白さで終始頬の筋肉が緩んだ状態の1時間半強で、昨年の下北沢公演(金田二さ~ん!事件ですよ~!)を上回る出来だった。最近のお笑い系の芝居は2時間を越える長いものが散見される中、間をおかせずに笑いを凝縮した努力は本作り、また演出の努力が窺えた。確かに、サラ・ゴメスのお笑い導入には少々無理?は感じたものの、笑いをとる事に徹したストーリー・進行はお笑い激戦区の下北沢でも5本の指に入るもので、千秋楽はGW期間中にもかかわらず満員でした。次回公演に、更なる期待大!
但し、子供(観客)を使った下ネタのお笑いは、日本は良いのかもしれないが、欧米では絶対受け入れられない演出であることも、肝に銘じていただきたい。(この分★1個減点) テッド・K