満足度★★★
もっといけるハズ・・・
前評判通りのナンセンス、ドタバタで笑いを誘ってはいるのですが、どうも笑いが途切れてしまい、全体を通じて笑いの筋が通って手おらず、またその度合いも深くはなかった。個人的に、最所裕樹さん(チュッパチャップス役)は声量もありもっと役作りすることで、笑いがとれるハズ。デンジャラスギャル天野も黒人女性を上手く演じていた。
ただこの笑いの内容だと、客層がかなり限定されてしまうのでは?と劇団ブギウギ、東京ミルクホール等との客層の幅の狭さを感じてしまった。
余談だが、この私米国生活が10年を超えた経験から、人種を軽率に笑いに変えるストーリー作りには納得出来ない。こんな公演を米国でやったら、小屋が潰されるか、役者は叩きのめされるのでは?と日本に居ながらヒヤヒヤしながら観てしまった、のでした。