コミの観てきた!クチコミ一覧

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傭兵ども!砂漠を走れ!

傭兵ども!砂漠を走れ!

劇団6番シード

新宿村LIVE(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/09/22 (土)

とにかく面白くて、2時間があっという間だった。あらゆる面において完成度が高かったと思う。ボンクラ役の椎名亜音さんも良かったが、難しい決断を迫られる伍長を演じた宇田川美樹さんが特に印象に残る。女性陣による傭兵たちのガンアクションも見事だった。【オアシス編観劇】

ネタバレBOX

プリプリのヒット曲を挿入した演出が秀逸!「M」の場面は、許されるならば一緒に歌いたかったし、「世界でいちばん熱い夏」を流しながら突っ走る場面は特に好きだ。歌詞も、物語の内容とシンクロしていたりする。
点描の絆

点描の絆

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2018/10/04 (木) ~ 2018/10/08 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/10/05 (金)

東京ストーリーテラーで一貫しているのは、言葉が美しくて分かりやすいこと。今回は、ちょっとユーモラスな九州弁も併せて楽しめた。それを表現する役者陣も素晴らしかった。
日本画の大家と弟子を巡る、過去と現在が行き来する展開は最後まで目が離せない。「点描の絆」というタイトルも意味深長である。【ABキャスト鑑賞】

劇作家と小説家とシナリオライター

劇作家と小説家とシナリオライター

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2018/11/21 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

劇作家と小説家とシナリオライター。それぞれ違ったアプローチの仕方で、ゼロから物語を創りだす過程や、業界の裏エピソード的な事まで全てが興味深く、楽しめた。25周年記念に相応しい、作者の意気込みが伝わってくる作品であったと思う。【B日程鑑賞】

ネタバレBOX

3人のクリエイターそれぞれが事情を抱え悩みながら、様々な制約の中で擬人化されたキャラクター達を動かし、物語を完成させるラストは感動。言葉の美しさにこだわる、小沢和之さん演じる小説家に共感。
ドンキーの翼

ドンキーの翼

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2019/03/06 (水) ~ 2019/03/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

当初演じられる予定であった役者さんの体調不良により、はからずも四半世紀振りに役者「久間勝彦」を堪能することができた。見た目は頼りなく、ダメダメを自負する主人公の童話作家を、まるで自身を投影するように好演されていた。【ABチーム鑑賞】

ネタバレBOX

冒頭に登場する座敷童子や童話教室に集う生徒の面々、優しい一人娘の詩織を見ているだけで、主人公邦二郎先生の人柄が伝わってくるよう。そんな彼が居候しているのは亡き妻の姉の家。ある理由から、その義理の姉からはキツく当たられている毎日だが、一つの事件をきっかけに過去の真実が明らかになっていく。
父親思いの詩織や、事件のきっかけとなる森崎葉子は、Wキャストながらそれぞれがとても良かった。妹思いの熊ちゃんにも泣かされた。また、出番は少ないものの、鏑木役の池畑さんは存在感があったと思う。
口うるさい伸子おばさんから邦二郎が離れようとしない理由が語られ、可愛らしい座敷童子が住み着くことで、これからの一家の幸せな生活が予見されるラストシーンに感涙。
翠...そして見知らぬ我が家

翠...そして見知らぬ我が家

東京ストーリーテラー

ブディストホール(東京都)

2019/07/24 (水) ~ 2019/07/28 (日)公演終了

満足度★★★★★

人生において、もしあの時違う選択をしていたら、他の道を行っていたら、今の自分はどうなっていただろうという想いは誰しもが抱いていると思う。今回の舞台は、一人の男性が、そのもう一つの人生を体験する物語であった。【AB鑑賞】

ネタバレBOX

生まれてくるはずだった娘の「翠」とアルバムを見る場面は、あまりに切なすぎて泣けた。それだけに、ラストシーンには本当に救われた。
凜として

凜として

東京ストーリーテラー

d-倉庫(東京都)

2019/10/24 (木) ~ 2019/10/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

終戦後の昭和23年、佐世保の漁村での物語。
主役はあくまで市井の人々で、戦争未亡人やシベリアからの帰還兵も
いれば、パンパンもいる。
想像を絶する辛い悲しい体験もしてきたであろう人々だが、ことさら暗い
雰囲気はなく、むしろ明るさを感じる。劇中にあるように、人々が
努めて笑顔を作って生活していたからだろう。そうでもしないと、
とても生きていけないから。
全編長崎弁で役者の皆さんは苦労されたと思うが、台詞の一つ一つが
心にしみた。戦争の愚かさが痛いほど伝わってくる舞台だった。

なまくら刀と瓦版屋の娘

なまくら刀と瓦版屋の娘

劇団6番シード

テアトルBONBON(東京都)

2019/11/06 (水) ~ 2019/11/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/11/08 (金)

面白かった!6番シードと時代劇は相性が良いと思う。
ちょっとお下品なアイテム(笑)を登場させつつ、1時間の出来事を表の辻側(第一景)と
裏の奥座敷側(第二景)の両面から見せるという脚本は見事。汗だくになりながら、
この江戸の世界を表現する役者たちも素晴らしかった。
終演後の脚本演出の松本さんによる舞台裏トークは興味深く、ずっと聞いていたかった。

THE STORIES

THE STORIES

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

心地よいピアノ演奏の中での朗読劇、とても良かった。
TSTらしいハートウォーミングな物語をはじめ、ファンタジーやサスペンスを感じさせる
ものまで6編。状況がありありと目の前に浮かんでくる様な語り口のうまさで、それぞれ
楽しめた。「杉山さん」が特に心に沁みた。【光・風鑑賞】

ミキシングレディオ2020

ミキシングレディオ2020

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2020/06/25 (木) ~ 2020/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

アクリルのフェイスシールドや仕切りといった対策をとった上での満を持した舞台は、期待通りの面白さだった。フェイスシールド着用は役者にとってはやりずらかったと思うが、自分は全く気にならなかった。アクリル板の仕切りがあっても、伝わってくる熱量は相当なもので、10分間の換気休憩はクールダウンに丁度よかった。【L-side観劇】

ネタバレBOX

主人公役の椎名さんは、もう圧巻。あれだけの事件が勃発しても、DJとしての矜持を忘れずにちゃんと番組を成立させるプロを見事に演じていた。掃除夫のシゲさんに対する感謝の思いを彼の娘に伝える場面は泣けた。登場するやいなや全てを持って行ってしまう宇田川さんは流石だし、クールな役どころの藤堂さんも良かったと思う。
三編の意外な結末

三編の意外な結末

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2013/12/02 (月) ~ 2013/12/10 (火)公演終了

満足度★★★★

初日でした
初めてのTSTの朗読劇。「ストーリーテラー」なのだから、これもアリ!です。よく練られた物語3編は、思いのほか楽しめたし、役者達も上手い。主宰の久間さんの朗読も、とても味わいがあって良かったです。

異議あり!〜イチゴとプリンの疑似裁判〜

異議あり!〜イチゴとプリンの疑似裁判〜

45歳からのアクターズスタジオ

シアターKASSAI(東京都)

2015/06/17 (水) ~ 2015/06/21 (日)公演終了

満足度★★★★

良かった!
今回は千秋楽の観劇となりました。皆さんの全てを出し切るような、実直な演技に感動。テクニックは十分ではないけれど、心を打つものをいつも感じます。最後のプリンは、本当に美味しそうでした!

オレンジ新撰組 リターンズ

オレンジ新撰組 リターンズ

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2014/05/02 (金) ~ 2014/05/11 (日)公演終了

満足度★★★★

男って、馬鹿
「女にモテたい」という、いつの世も変わらない男心を時代劇でやったら、こうなりました。6Cだけに、まあ笑った!

ネタバレBOX

途中からシリアスな展開になるが、鬼のような「人斬り以蔵」が風太のために一肌脱いだり、小沢和之さんがまさかの○○だったり、ちゃぶ台返しのような終盤は好き。何より良かったのが、湿っぽくなくカラッとして終わるところ。
ヅカヅカ☆ルネッサンス

ヅカヅカ☆ルネッサンス

UDA☆MAP

シアターKASSAI(東京都)

2016/07/06 (水) ~ 2016/07/11 (月)公演終了

満足度★★★★

グッときた。
女性キャスト陣による宝塚的「壁ドン」革命劇。全編に笑いが散りばめてあって、演じる彼女達も実に楽しそう。舞台上にはターンテーブルがあり、場面転換等に効果的に使われており感心した。

ネタバレBOX

UDA☆MAP初参戦の椎名亜音さんはさすがの存在感。特筆すべきはジャドニカ役の白井那奈さんのカッコよさ。宝塚人気の理由が少し分かるような気がした。
ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/15 (木)

のっけから、夢とも現実ともつかない不思議な4人の世界が、それを形に表した様な不安定な舞台の上で展開される。主人公の新人刑事は今風の若者だけど、他の先輩達は果たして何者?物語は少々難解に感じられた。
主人公を、6Cのベテラン3人が息もピッタリにイジリ倒したり、本公演では決してありえないであろうコスチュームを着用したり、番外公演ならではの楽しさがあった。

未来切符~カコとミライの6つの物語~ 【東京公演】

未来切符~カコとミライの6つの物語~ 【東京公演】

劇団6番シード

Geki地下Liberty(東京都)

2019/05/01 (水) ~ 2019/05/06 (月)公演終了

満足度★★★★

【ミライ編】【カコ編】と鑑賞。
6つの短篇でそれぞれ主役の劇団員6名は流石の安定感。
6Cに落語を初登場させた「枕の意味」や、オタク愛溢れる「絶滅した男」が
特に面白かった。

ネタバレBOX

「ジュリアナ犬」テンポの早い場面では、早口で聞き取りづらいセリフがあり、
少し勿体なかったと思う。
小沢さん演じる元オタクの「諸説あります‥」は一番笑った。
【ありがとうございました!】朗読劇 西加奈子短編作品【舟の街/炎上する君】

【ありがとうございました!】朗読劇 西加奈子短編作品【舟の街/炎上する君】

ユニットマミカ

black A(東京都)

2015/04/18 (土) ~ 2015/04/19 (日)公演終了

満足度★★★★

両国にて
西加奈子さんの「舟の街」と「炎上する君」、静と動という感じの二篇の朗読劇。自身で本を読むのとはまた違った面白さがありました。物語に想像力を掻き立てられたり、演技に笑ったりして、観劇後は不思議なほっこり感が残りました。居心地の良い空間での朗読劇、楽しみました!

ヨミガエラセ屋

ヨミガエラセ屋

PFP(Pay it Forward Project)

新宿村LIVE(東京都)

2016/03/30 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

一級のエンタメ作品
故人のネット上のあらゆる情報をかき集めて、ホログラムによって蘇らせる「ヨミガエラセ屋」。近い将来、こんな事が可能になるのでは?と思わせる説得力があった。映像と芝居のマッチングが素晴らしく、作品の世界観をうまく表現していたと思う。それだけに、上演中バイブ音が複数回聞こえてきたのは本当に残念。

タケルのミコト!【アンケート即日公開】

タケルのミコト!【アンケート即日公開】

劇団バッコスの祭

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/02/05 (木) ~ 2015/02/11 (水)公演終了

満足度★★★★

ヤマトタケルの真実
迫力ある殺陣に加え、笑いどころも多々あり、大いに楽しませてもらった。

ネタバレBOX

物語としては出生前診断や中絶、身体的ハンデや介護の事まで取り上げられており、現代劇では中々テーマの重さゆえに難しかったかもしれないが、そこを日本神話を舞台にして表現した点に感心。重々し過ぎず、しかし深く考えさせられる内容になっていたと思う。

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