コミの観てきた!クチコミ一覧

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よく喋るマダム達は、パクチーより食えない

よく喋るマダム達は、パクチーより食えない

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2015/04/08 (水) ~ 2015/04/14 (火)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
有田佳名子さん演じる、ブティックオーナーの若い頃の回想シーンが秀逸。これがラストシーンに繋がった時は涙が出ました。また「ドンキーの翼」を彷彿とさせる、仙崎情さん演じる優しさ溢れるお父さんも良かった。興呂木バツイチ探偵とそれを取り巻く人達、とりわけマダム3人衆があれやこれやと笑わせてくれて2時間があっという間でした。楽しい舞台をありがとう!【ABチーム観劇】

底ん処をよろしく

底ん処をよろしく

東京ストーリーテラー

高田馬場ラビネスト(東京都)

2015/10/19 (月) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

ひたすらお腹が空く舞台
創業70周年、戦後間もなく開店した大衆食堂「底ん処」を舞台に、店主と娘とお客達が織り成す温かな物語。店内のメニューは何の変哲もない定番ばかりだけど「愚直にまっすぐ生きていればきっといいことある」という物語のテーマとダブって見えた。【キャストA観劇】

ネタバレBOX

ラストで、「底ん処」が有名になる→混雑する→味が落ちてしまうのでは?という流れが頭をよぎったが、「底ん処」に限ってはそのような事はない!という結論に至った。劇中、店が経営難ということで宣伝のチラシ配りを始めるが、これが観客にも少し嬉しい演出となっていた。キャストBも観ようと思う。
ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

ザ・ボイスアクター アニメーション&オンライン (再演)

劇団6番シード

新宿村LIVE(東京都)

2015/04/15 (水) ~ 2015/04/21 (火)公演終了

満足度★★★★★

拍手!!
アニメ編とオンライン編の両方を観たが、座組のチームワークと個人の技量レベルの高さが相まって、素晴らしい舞台に仕上がっていた。両方の作品に共通するものは師弟愛。といっても堅苦しいものではなく、笑って笑って泣ける6番シードのスタンダードは変わらず。

ネタバレBOX

それぞれの作品の主役である土屋さんと宇田川さんは勿論だが、的確なツッコミを入れる椎名さんの存在も大きかった。何度笑わせられたことか。特筆すべきは、オンライン編における宇田川さんと栗生さん。ベテラン声優と付き人の関係ながらも、お互い相手に対する愛情が強く伝わってきて、普段からのお二人を見ているようだった。栗生さん演じる友田茜が勝手にアフレコを止めて叱り飛ばされる場面は、切なすぎて涙が出た。重苦しい雰囲気の中、一人で泣きながらポチョミンの声を練習する友田茜。そこへやって来るミキサーの山野不堂。お手本に山野が「ポチョチョ〜」、すかさず友田が「ノット」のダメ出し‥何ともホッとする、個人的に大好きな場面。
一言でも台詞を間違ってしまったら全体が台無しになってしまう緊張感の中、やり遂げた役者陣全員に拍手!
Dear friends (東京)

Dear friends (東京)

劇団6番シード

劇場MOMO(東京都)

2013/11/29 (金) ~ 2013/12/08 (日)公演終了

満足度★★★★★

期待どおりの良作
ボロアパートに住む住人達を、季節の移ろいとともに、愛情いっぱいで描いた作品。笑って泣いて、最後は何とも幸せな気分になりました。感謝!

6C成人式 -ハタチになりました-

6C成人式 -ハタチになりました-

劇団6番シード

池袋6C稽古場(東京都)

2013/04/13 (土) ~ 2013/04/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

祝20周年!
A、B両日程を鑑賞。
かなり本格的なレミゼあり、学園ドラマあり、20年振り返り映像ありでとても楽しめました。

ネタバレBOX

嬉しかったのが、サプライズ入団発表と強制握手会。
これだけメンバーと濃密に触れ合える機会はなかなか無く、まさに出血大サービス!的なイベントでした。
次回の20周年記念公演も楽しみです。
2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

【リコリス〜夏水仙】鑑賞
決して繁盛しているとはいえない喫茶店「リコリス」が舞台。ある事故をきっかけとした人間模様が丁寧に描かれている。クールなリコリスのマスターと、彼に惹かれて店に集う人達の優しさが、物語が進むにつれてじわじわ染み込んでくる。観終わった後、コーヒーを飲みながら思い返してみたくなる、そんな作品。

Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜

Call me Connect you〜交渉人遠山弥生〜

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2023/04/06 (木) ~ 2023/04/09 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2023/04/08 (土)

前作の舞台であるトレーラーから一転、今作は広い空間を上下に目一杯利用し、
銀行強盗現場と警察指揮所が同時進行で俯瞰できる臨場感あふれる舞台だった。
飄々とした交渉人の遠山弥生は健在で、登場シーンから懐かしさにテンションが
上がる。30名もの登場人物達が躍動し、会話劇の面白さが堪能できた。

2016-TSTクラシックス

2016-TSTクラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/04/06 (水) ~ 2016/04/17 (日)公演終了

満足度★★★★★

【ラストシャフル】AB鑑賞
亡くなった資産家の老人宅に、金品目当てで忍び込んだ恭平と久美。しかし老人は生きていて、そのうえ近所の商店街の草野球チーム「イールス」の面々が乱入し大混乱。ドタバタ劇が続くかと思いきや、後半は意外な展開に。
AB両チームで清さんを演じた中川むっくさんには圧倒された。

ネタバレBOX

典型的なダメ男である恭平だが、実は父親との間に悲しい過去を持っており、それを乗り越え徐々に再生していく様が、久美との喧嘩や老人とのふれあいを通して、良く描かれている。終盤の久美とのキャッチボールから「本当にごめんな、父さん」と老人に語りかけるくだりは涙が止まらなかった。
そして一番の驚きである「イールス」の真実が明らかになるラスト。
余韻の残る、良いシーンであったと思う。
またいつか、再演を希望します。
Life is Numbers

Life is Numbers

劇団6番シード

ザ・ポケット(東京都)

2016/09/07 (水) ~ 2016/09/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

これもまた6C!
派手なオープニングアクトで始まる6Cもいいけれど、今回の様な、じっくり見せる6Cもすごくいいと感じた。様々な数字がシンクロする物語も面白く、開始早々から引き込まれた。愛すべき登場人物達の幸せを願わずにはいられなくなる、素敵なロマンチックストーリー。

ネタバレBOX

二枚目だけど中身は三枚目の主人公拓実役の藤堂さんが秀逸。終始クールだけど最後に人間味を見せる会計士役の土屋さん、「Dear Friends」を彷彿とさせる味のある数学者役の樋口さんも印象的だった。オーロラビジョンを見つめる遥役の上田さんの表情に泣けた。
ドンキーの翼

ドンキーの翼

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2013/04/25 (木) ~ 2013/04/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

癒される
童話作家の邦二郎先生と、彼を取り巻く人々の温かい物語でした。

ネタバレBOX

冒頭から出てくる、女の子の「座敷童子」と邦二郎先生との語らいが特に良かった。「ペガサスの涙」という作品以来スランプという邦二郎先生…それを支える娘の詩織や、家を追い出されそうになっている彼を助けようとする童話教室の面々が愛らしく、物語が進むにつれ正に童話を読んでいる時のような、ほのぼのした気分になっていきました。
邦二郎先生に、作者の久間氏自身が投影されているのかな?

過去の場面で登場する、Studio Lifeの牧島進一さんの存在感は流石でした。
Call me Call you

Call me Call you

劇団6番シード

吉祥寺シアター(東京都)

2013/06/27 (木) ~ 2013/07/04 (木)公演終了

満足度★★★★★

良かった。
2時間10分と長尺ながら、全く飽きさせない。これぞ6C!的なエンタテインメント作品でした。舞台上のトレーラー、そしてオープニングアクトからワクワク。

ネタバレBOX

やはり圧巻は、遠山弥生役の宇田川美樹さん。キュートでとぼけたおばあちゃん‥実は凄腕の交渉人‥を見事に演じていました。終盤の犯人説得シーンは思わず涙。納得のダブルコールでした。
泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

泣けない二人に、快晴(ピーカン)の空が笑った!

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/12 (水) ~ 2016/10/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

題名の意味に納得。
全編に溢れる長崎の方言が心地よく、2時間があっという間だった。息子に対して不器用な父親五郎と、自分の父親を重ね合わせながら、しんみりとした気分で観た。主人公健太の少年時代の、亡き兄邦宏との回想シーンに何とも言えない温かさを感じた。おせっかいやきの隣人達とのドタバタも楽しく、今回もTSTらしい良質の舞台だった。

テンリロ☆インディアン

テンリロ☆インディアン

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2016/10/26 (水) ~ 2016/11/01 (火)公演終了

満足度★★★★★

エネルギッシュ!
舞台は牢屋の中。観客席は正面および左側面。役者にとって物理的にも、観客の視線的にも逃げ場のない過酷な状況。そんな中9人もの役者が2時間超ほぼ出ずっぱりで、無実を証明するため喧嘩したり協力したり。彼らが発する熱量たるや、実際に会場内が暑く感じられた程だった。ストーリーも謎解きの要素があり、最後まで飽きさせない。椎名亜音さんの怪演が光った。

TST クラシックス

TST クラシックス

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2012/12/13 (木) ~ 2012/12/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

これがTST
「MUKAIYAMA〜」「紅い華のデジャヴュー」両方観劇。
期待どおりの良作でした。

ネタバレBOX

祖父を亡きものにして財産を相続しようとする鍋島一家、そこに送り込まれるオフィス向山の肇と宍倉。殺害計画を実行しつつ、皮肉にも絆が深まる一家。ラストはまさに大ドンデン返し!向山良兼の手腕に感服の「MUKAIYAMA〜」。

粗暴な性格の天豹が、絶世の美女明蘭と出会い心が変化していくが、重い十字架を背負ったうえ明蘭は亡くなり‥。お互い記憶を無くした二人が、時を超えて再会するラストが切なくて素敵な「紅い華のデジャヴュー」。

役者陣も熱演、TSTやっぱり好きです!
メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

メイツ! -ブラウン管の向こうへ-

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2014/10/29 (水) ~ 2014/11/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

名も無き女の子達へのエール
昭和の歌番組を思い出しつつ、精一杯の笑顔で歌い踊るメイツガールズを見ているだけで、胸が熱くなりました。初のミュージカルとはいえ、そこは6C、しっかりとした歌唱力に加えて笑いあり涙あり、小ネタも挟んできっちり仕上げてあります。観客と舞台の一体感も相まって、大感動のラストでした。【REDメイツ観劇】

ラストシャフル

ラストシャフル

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2013/08/07 (水) ~ 2013/08/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

さすが
何度も再演を重ねている名作。観るたびに亡き父親を思い出してしまう。
ラスト近くの、重吉じいちゃんと恭平のやりとりが切ないです‥。

ミキシング・レディオ

ミキシング・レディオ

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI(東京都)

2015/11/26 (木) ~ 2015/11/30 (月)公演終了

満足度★★★★★

笑い泣き注意!
非常に面白かった。ラジオブースの内と外で次から次へと起こる騒動をノンストップで約2時間、破綻なく完璧に描ききっていたと思う。役者は一度登場したらハケることなく出ずっぱりという難易度の高い舞台であったが、安心して観ていられたのはやはり東西役者陣の力量の高さ故であろう。主演の椎名さん、それを支え続けた役者全員に拍手です!

凛として

凛として

東京ストーリーテラー

シアターKASSAI(東京都)

2014/04/23 (水) ~ 2014/04/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

方言の温もり
主人公の凛はもとより、全ての登場人物がたまらなく愛しく思えてくる、温かさのある作品。役者達の力の入れようや佐世保の方言がそう感じさせるのでしょう。言葉がとても美しく、義母ソデの一言一言が胸に響きました。ラストでの凛の「凛とした」表情に感涙。【Bチーム観劇】

露の見た夢

露の見た夢

東京ストーリーテラー

萬劇場(東京都)

2014/10/01 (水) ~ 2014/10/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

文句なし
一介の盗人に過ぎなかった主人公タジムが辿る、一瞬の夢のような数奇な運命。「もし助かったら、違う生き方が出来ますか」‥重いテーマでありながら、台詞の美しさや面白さで、ぐいぐい引き込まれた。【砂チーム観劇】

ネタバレBOX

2時間30分(途中休憩あり)の長丁場。
初日ということで固さもあったが、キャスト陣好演。特に、祭司長ラビナスの憎めない悪役?ぶりが良かった。
祭りの場面の「三姿舞」さん、賑やかで楽しかった!
ふたりカオス

ふたりカオス

劇団6番シード

シアターKASSAI(東京都)

2015/09/24 (木) ~ 2015/10/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

シンプルだけど面白い!
力のある役者さん達を揃えての二人芝居。謎の動画にシンクロする5つの物語。
コメディあり感動あり、どシリアスあり。いやー面白かった!全部のパターンを観ることが出来たら、相当幸せだと思う。

ネタバレBOX

三面囲み舞台という特殊な環境で、二人の役者はその一挙手一投足を観客にガン見されるわけで、そのプレッシャーたるや想像もつかない。そんな中でも、三方向の観客に分かりやすいような動きや立ち位置をちゃんと考えて演技されているというから驚き!また、通常では見ることの出来ない、観客の皆さんの表情が(互いに向かい合っているので)見えるのが新鮮だった。楽しんでいる様子が伝わってきて、何か嬉しくなる。
個人的には、二人の立場が入れ替わる「惑星エリス」が特に良かった。
過去作品のオムニバス「最後の1フィート」もまた観たいなぁ。

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