葡萄
THE SHAMPOO HAT
ザ・スズナリ(東京都)
2008/09/10 (水) ~ 2008/09/23 (火)公演終了
劇団初見
名前を聞くので、いつか見てみたいとおもって。自由席、ぜんぜんゆとりで見やすく満足。
物語は、どこかすごく心をえぐられるというようなことは無かったけれど、いろんな人やいろんな部分が印象的で「よくできている大人の芝居」という印象。
だんなさん役の方がとてもよかった。
ネズミ狩り
劇団チャリT企画
王子小劇場(東京都)
2008/09/12 (金) ~ 2008/09/16 (火)公演終了
サンプルを並べたような
(ご招待いただきました)
前にみた「アメリカをやっつけるはなし」より全然良かった。テーマから逃げずにやっているところに好感。
ただ、少年犯罪や犯罪被害者・加害者というテーマに対して、「こういう立場のひともいる」「逆にこういう考えや思いも強くある」「冤罪という可能性もある」という、いろんな視点・立場の人々のサンプルを並べて、「あーなるほど、いままで気づかなかったけど、そういう考えもあるのね」と(観客に)知らせている(気づかせている)だけ、という気もする。
それが目的ならば、それでいいのかもしれないとも思う。気づかせるための仕掛けというか、脚本の持っていきかたも上手だったし。
でも、そこから先が葛藤であり人間の大事な部分なんじゃないか、心が動くところなんじゃないか、と、個人的には食い足りない。
トカゲを釣る-改-
スロウライダー
新宿シアタートップス(東京都)
2008/09/02 (火) ~ 2008/09/07 (日)公演終了
うーーーーん
いいところもあるとおもったけど不満。なぜだろうかと考えた結果、モチーフが悪いんじゃないかと。あのモチーフで説得力をもたせることは至難の業じゃないかと。思った。説得力がないなあと思ってみていると、「ここはいいんじゃないか」と思う部分も、もったいなくも、説得力に欠け、「うーーーん」となったまま終わってしまう。
アダムスキーがかなり良かったので、改訂版ということで期待したのですが残念。
ワールズダッチ
青年団若手自主企画 大久保企画
アトリエ春風舎(東京都)
2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
足りないのはたぶん、
その、思っていることに対する切実さ、なのかなと思った。
主役の方はステキだし、全体にまとまっててしゃれている。はなしは、あたしは田口ランディさんの「コンセント」に似てるとおもった。それは別に良くも悪くもなくて、
主人公が「こう思っている」、それに対して妹は「いや違う、こう思っている」、その相容れなさの、その先に、問題というか、物語というか、書くべきものがあるんじゃないか。と思った。
作家さんの、「これについてどうにかしたい、書きたい、書いてどうにかしたい」という切実な欲求が、ちょっと足りない気がした。
「て」
ハイバイ
駅前劇場(東京都)
2008/06/18 (水) ~ 2008/06/23 (月)公演終了
フリータイム
チェルフィッチュ
SuperDeluxe(東京都)
2008/03/05 (水) ~ 2008/03/18 (火)公演終了
きゅうくつ
なんだろう。小さくまとまっているかんじ。とくに前半、とてもきゅうくつだった。後半も、思ったほど広がりはなかった。ただ、それは期待しすぎていたり、手法についてはもう知っていたり、そういうせいもある。手法としては、正直、演劇をやっている人間として、そういう目で見て、とても良い一つの形をもっている。何がいいかというと、常に俳優が観客と同じところにいること。嘘を平気でつくような舞台じゃないこと。ただ、それでも、小さくまとまってしまうと退屈になるんだな、と、思った。知った。
Sheep fucker's exit
tsumazuki no ishi
ザ・スズナリ(東京都)
2008/01/31 (木) ~ 2008/02/06 (水)公演終了
長い・・・
集団の内部抗争みたいな話が長くて、眠気に襲われた。
オープニングの歌のあたりとか、何かと派手なところは面白かった。
というより、主演の伊達さんの華が、なんとも、ひっぱってくれた。
手オノをもってあつまれ!
スロウライダー
新宿シアタートップス(東京都)
2008/01/04 (金) ~ 2008/01/07 (月)公演終了
厚みが足りないというか。
まずとても舞台美術がステキでした。舞台をみて、相当ワクワクしました。
それと、前回のアダムスキーが面白かったのと、金子ちゃんが主役っぽいということで、期待が高まっちゃったのか。始まってしばらくして、う~む、私のあまり好きでなかったスロウライダーの感じ。
たいくつな女の日
蜻蛉玉
プーク人形劇場(東京都)
2007/07/13 (金) ~ 2007/07/17 (火)公演終了
短いのと、美術がよかった、けど。
脚本と、演技があまりよくなかった。とくに女性陣。女性の作演出による全編「女」の話なんだけど、総じて男性キャストの方が良かったのはなぜだろうと、観ながら考えていた。
言い方がむずかしいが、女性たちは、べったりとしているというか、自分と芝居(演じている自分)の距離が取れていないかんじがした。距離がとれていないと、ああいう詩的なせりふは難しいんじゃないか、そう思った。
上演時間が短いのに、やっぱり(前回同様)後半の体感時間がすごく長い。
シトミくんが面白かった。
「おねがい放課後 (志賀ちゃんセブンティーン)」(タイトルと設定年齢が変わりました)
ハイバイ
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/05/24 (木) ~ 2007/06/03 (日)公演終了
これからどこに行くのかなあ。
(遅ればせながら感想登録)
毎度楽しみにしているハイバイに大人の俳優陣が参戦。結果、あたしの見たところ、その大人の俳優さんたちは脚本の面白さをわからずやっているように見えて残念。面白いはずなのに面白くなれないシーンがちらほら。品川さんは岩井さんがやったほうが面白いし。でもその結果は俳優よりも演出のせいかもしれないからなんともいえない。
金子さんと永井さんは面白かった。
媚励(ビレ)
乞局
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/04/05 (木) ~ 2007/04/15 (日)公演終了
いきなり面白かったです。
具体的に書くとネタバレですが、いきなり冒頭が面白かったです。バカみたいで。で、それを本人「バカだ」とわかってやってるところが。
劇団初見、ちょっとドロドロしてるイメージだったのですが、どっぷりそこに入り込んでしまわないで、ひいた目線で描いてるところが好感触でした。
頂戴
蜻蛉玉
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/28 (水) ~ 2007/04/02 (月)公演終了
体感時間が・・・
上演時間1時間半と聞いてほくほくしていたが、後半だけで体感時間は約2倍。というか、後半ほぼいらないように感じる。開演時の入り、前半ちょこちょこ面白いところがあり、照明も良くて、乗っていけるかも?と思ったのにまことに残念。
ヒロインの造形が、これは完全に好みの問題かもしれないけど、全く好きになれず。方言は面白い。
いやむしろわすれて草
五反田団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/03/15 (木) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
噂に違わず
噂に違わぬ名作。というか良作。素直に見れるし、他人にも勧められる。
端田さんは、ハイバイで見たとき好きに慣れなかったけど、とても良かった。
でもぎゅうぎゅうのアゴラの客席は、個人的に気が気でない。でも値上げは嫌。難しいですね。
一丁目二十三番地金子某の家にこぐまが居るといふ
トリのマーク(通称)
こぐま(東京都)
2007/03/21 (水) ~ 2007/03/21 (水)公演終了
居心地の良い
初めて行った「こぐま」はとても居心地のいい場所。
カフェ好きなのでほくほく。超迷ったけど。迷走したけど。
芝居自体は、ステキなところもあれど、なんかもっとステキかと思ったのでやや物足りない。
でも終演後に「こぐま紅茶」いただいてきた。普通に行きたい場所。
マスターの落ち着きが癖になる、かも。
トレインホッパーズ
劇団桃唄309
ザ・ポケット(東京都)
2007/03/14 (水) ~ 2007/03/18 (日)公演終了
まー好みの問題ですが
私の地雷をいくつか踏んでしまった作品。革命とか、思わせぶりな架空の固有名詞とか。あと演技が悪い意味で一昔前の小劇場という感じ。
でも2時間一応集中切らずに見られたのは、主役の方の演技が軽くてよかったのと、シーンの展開が速いこと。
Adam:ski
スロウライダー
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2007/03/16 (金) ~ 2007/03/25 (日)公演終了
リベンジ達成。
面白かったです。前に同じ三鷹で見た(エーテルの、なんとか)より格段に色々上達していて、感心しました。
セットとか、なんか去年のケラ演出の「ヴァージニアウルフ」を思い出したなあ。
うたかたの日々
ヒンドゥー五千回
サンモールスタジオ(東京都)
2007/03/07 (水) ~ 2007/03/13 (火)公演終了
初ヒンドゥー
割引チケットで観劇。架空の設定の、うそ臭さと曖昧さに前半やられてしまい、むむむと思っていたが、(それが解消されたわけではないけど)「本気」が見えるシーンがあって、途中からは集中できた。
劇団員さんなのに、演技の質がバラバラな感じがして、ちょっとひっかかった。