じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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魚人街

魚人街

演劇集団Z団

SPACE107(東京都)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★

従来のZ団と180度違う作品
「番外公演」ということで菅野臣太朗(作・演出)へのオファーは「従来のZ団と180度違う作品」だったそうで、歴史上の人物でも海賊や忍者でも、ましてや半分鬼でもないごく普通の現代の一般人を演じるメンバーが何と新鮮なこと!(笑)

俺とお前のムニテレビ

俺とお前のムニテレビ

KUSARE芸道R

シアターブラッツ(東京都)

2007/11/08 (木) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

全く厭きさせない
新人女子アナがスキャンダルを乗り越えて成長するという定番中の定番、ベタの極致のようなシンデレラ系ストーリーながら、思いもよらないボケや節度をわきまえた楽屋オチ、それにさり気ない毒まで含んでいて全く厭きさせないどころか非常に面白い

ネタバレBOX

TVや映画の画面から人物が出てくるというのはよくあるが、観ている側の声が相手に届くという逆転の発想は斬新だし、朝のワイドショー(ったって3分間だ(笑))のスタジオの窓からみえる遠景(影絵)をウルトラマンやウルトラホーク1号らしきものがよぎったり、影絵でカラーバーを見せたりというのはツボ
大工魂

大工魂

SORAism company

中野スタジオあくとれ(東京都)

2007/11/09 (金) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度★★★★

痛快な結末
若干類型的だったり、人物の軸足が定まっていず考え方がコロコロ変わるような感もあったが、手抜き工事に対する下請け業者の葛藤を描いたり親子ネタで感動させたりしつつ思わぬ展開で大ピンチを逆転して痛快な結末につなぐ後半が良く満足

どいつも こいつも!

どいつも こいつも!

リブレセン 劇団離風霊船

ザ・ポケット(東京都)

2007/11/07 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

まさにニューバージョン
97年の初演で印象的だった部分がなくなっていたりする一方、音楽にTHE BLUE HEARTSを使ったり新たなシーンがあったりでまさにニューバージョン。それにしても10年前に既に記憶障害をテーマにしていたとはなんと慧眼

N.G.

N.G.

K's Produce

萬劇場(東京都)

2007/11/07 (水) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★

一長一短?
癌の本人への告知について軽くて不謹慎な部分があるのと、命にかかわる場面ですぐに医者を呼びに行かないのが引っかかったが、高校時代にバッテリーを組んでいた2人の友情関連とか親子関連など良い部分もあったので相殺か?

爆裂!サイクロン学園

爆裂!サイクロン学園

いれずみベービー

池袋小劇場(東京都)

2007/11/02 (金) ~ 2007/11/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

思わぬ傑作に遭遇
やたらに濃いキャラたちによるおバカ・ナンセンスコメディと思わせておき後半では熱血感動学園青春ものに転ずる構成のみならず、アーティスティックなダンスや見事なナマ歌まであって、予想外(失礼!)に出来が良く思わぬ傑作に遭遇した感じ

のみこむ。

のみこむ。

モンキーworks

ギャラリーLE DECO(東京都)

2007/10/31 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

満足度高し
物語がミステリーとして上出来なばかりでなく、小屋の特質を活かした照明、リアルでタイミングもピタリと合った音響、ナマの演技を補うカタチでさり気なくインサートされる映像など、演出面でも見どころが多く満足度高し

ポエム

ポエム

猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか

駅前劇場(東京都)

2007/11/01 (木) ~ 2007/11/12 (月)公演終了

満足度

内容が無いよう
非常に中途半端。オムニバスのコント集ではなく登場人物は一定なものの、連作というにはそれぞれの関連性が薄く、ストーリーを構成するには程遠い、みたいな…。「内容が無いよう」(←ダブルミーニング)

アンチリアル

アンチリアル

1970 PROJECT

小劇場 楽園(東京都)

2007/10/30 (火) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

現実と虚構の狭間
フェイドインするようなオープニングや、クレジットが映写された後にフェイドアウトするようなエンディングなどはいかにも映像作家の創り上げた舞台という感じで斬新なばかりでなく、「現実と虚構の狭間」を舞台上に見事に表現していて○

ビデオスターの悲劇

ビデオスターの悲劇

劇団東京ヴォードヴィルショー

ザ・ポケット(東京都)

2007/10/31 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★★

大変楽しく鑑賞
経験上ハズレのない独身寮モノである上に、舞台が85年の暮れから年が明けるまでとよく覚えている時期なので、台詞の端に出てくる事柄とかさり気なく舞台上に置かれている小道具や貼ってあるポスターなど懐かしみながら大変楽しく鑑賞

Honey Bee! Be My money!

Honey Bee! Be My money!

Playing unit 4989

タイニイアリス(東京都)

2007/11/01 (木) ~ 2007/11/04 (日)公演終了

満足度★★★

洒落た犯罪コメディ
若干のムリもありつつ、コメディにはありがちな「芝居のウソ」と割り切って観ることができたので全く問題なく、ややベタとはいえテンポの良さに引き込まれて、かなり楽しむ。また、ラストのオチも犯罪コメディとして洒落ていて感心

Jackpot!!

Jackpot!!

Team Good Speed

池袋小劇場(東京都)

2007/10/26 (金) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★

全体的には「フツーです」
既視感のある素材であってもそれを組み合わせて痛快泥棒モノを創り出そうとする狙いやキャラクター設定、それに終盤のどんでん返しなど、決して悪くはないのだが、今一つ独創性に欠けており、その結果、全体的には「フツーです」な感じなのは残念

ハルカ彼方

ハルカ彼方

dramatic theater RARA☆

アイピット目白(東京都)

2007/10/26 (金) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★

好きなタイプの物語ではあるが
事故死してしまった主人公がその守護天使たちとともに遺された妻を護るという好きなタイプの物語ながら、人間界と天使界の描き分けが不十分なために安心してストーリーに身をゆだねることができないのがもどかしい

ツーアウト

ツーアウト

自転車キンクリーツカンパニー

新宿シアタートップス(東京都)

2007/10/17 (水) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★★

小市民的な悩みが楽しい
草野球を描きながら進行している試合はあくまでバックグラウンド的にしか描かれず、もっぱら登場人物たち(わずか5人!)の抱えている問題(?)が描かれるというシカケ。いかにも草野球なノンビリした感覚と、小市民的な悩みが楽しかった

コミック・ポテンシャル

コミック・ポテンシャル

加藤健一事務所

本多劇場(東京都)

2007/10/24 (水) ~ 2007/10/31 (水)公演終了

満足度★★★

ちょっと肩透かし
決して古い作品ではないが「鉄腕アトム」などと同質な「レトロSF」な感覚があり、ロボットものの進化の速さに改めて気付かされる。観たいと思っている『ドアをあけると…』のエイクボーン作品なので期待がふくらんでいただけにちょっと肩透かし

オセロー

オセロー

岡崎藝術座

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/10/25 (木) ~ 2007/10/30 (火)公演終了

満足度★★★

かなり実験的なアレンジ
かなり実験的なアレンジを施してあり、原典を未見な身としては新世紀エヴァンゲリオンのTVシリーズを観ずにいきなり「シト新生」を観てしまったような感覚…。とはいえ、音楽の使い方や演技が続く中で照明が落ちてゆくエンディングなどは興味深い

不審な集いは7階に。

不審な集いは7階に。

カリフォルニアバカンス

OFF OFFシアター(東京都)

2007/10/23 (火) ~ 2007/10/31 (水)公演終了

満足度★★★★

主義主張や感動とは全く無縁
主義主張や感動とは全く無縁なおバカ、ナンセンスに徹したコメディ。「おバカメーター」を振り切るように突き抜けた潔さがあり、ここまで徹すれば幽霊だろうがUFOだろうが何でもアリな感じ(笑)

きのうのつづき

きのうのつづき

空晴

OFF OFFシアター(東京都)

2007/10/12 (金) ~ 2007/10/15 (月)公演終了

満足度★★★★

優しさが心地良い
疎遠になっていた兄弟とリフォームの件で居合わせた工務店員を中心に進むストーリー、主宰・岡部尚子の初戯曲であった『たまたま、素敵。』と共通する優しさが心地良く、弟たちを見守る姉のすべてを包み込むように優しく、時には寂しそうな表情がイイ

ネバーランド☆A GO!GO!

ネバーランド☆A GO!GO!

bpm

SPACE107(東京都)

2007/10/13 (土) ~ 2007/10/16 (火)公演終了

満足度★★★★

R-15指定?(笑)
TOON BULLETS!の『ネバーランド☆A GO!GO!2』を観ていたので、このようなカタチ及びキャストで観ることができて嬉しい。また、「R-15」級の“犠牲者”の表現と2転3転どころか4転も5転もする終盤の展開を最前列中央で堪能

犯さん哉

犯さん哉

キューブ

PARCO劇場(東京都)

2007/10/06 (土) ~ 2007/10/28 (日)公演終了

満足度★★★

若干息切れ気味の部分も
ケラのナンセンスな笑いと古田新太の力ワザのような演技ががっぷり四つに組み合い、さらに豪華な出演者で彩られて楽しいことは楽しいが、ケラにしては短めの2時間15分も途中に若干息切れ気味の部分が散見される

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