どん底
「クリスマス特別企画」
MOVE FACTORY(大阪府)
2014/08/29 (金) ~ 2014/08/31 (日)公演終了
musical「タールピット」
Theatre Polyphonic
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2014/08/29 (金) ~ 2014/08/30 (土)公演終了
満足度★★★★★
とってもすばらしかったです!!
今回の公演は「差異」をテーマにしたミュージカルでした。20席くらいの極小の劇場で繰り広げられる濃密な表現に涙が出てきました。
『 』
荒川チョモランマ
日本基督教団 巣鴨教会(東京都)
2013/03/11 (月) ~ 2013/03/11 (月)公演終了
満足度★★★
特別な日に特別な場所で。
3・11だけ、教会で公演するということで、精神性の高い作品を期待していました。しかし、内容としてはこの日でなくてもよいと思ったし、教会という存在の意味を理解しているとは思えませんでした。
役者陣はとても活き活きと演じていたので、もう少し時と場所の意味を深めてもらえたら、よりよい舞台になったのではと感じました。
消失・ from メガロポリ子
mimimal
新宿眼科画廊(東京都)
2013/03/01 (金) ~ 2013/03/06 (水)公演終了
満足度★★★
面白かったです!
登場人物を街に見立てるという発想はとてもおもしろかったです。そして、日常会話をそのまま演劇にしてるところが、現代口語演劇を連想させました。
とてもデジタルな印象の舞台で、計算して作っているな、と観客に思わせてしまう所は好みがかなりわかれると思います。若い人の演劇は伝えたいことを計算しすぎてデジタル化しすぎて、一見余分と思われるけど本当はすごく大切な情報を削ってしまっているところがあると思います。
身体そのもののもつ情報量は、頭で計算した情報などはるかに上回る生々しい感覚を観客に与えることができるので、身体を見つめることはとても意味のあることだと改めて思いました。
パンザマスト【ご来場ありがとうございました】
青春事情
駅前劇場(東京都)
2012/06/27 (水) ~ 2012/07/01 (日)公演終了
満足度★★★
とっても好き
青春事情の舞台見るの初めてだったのですが、とってもおもしろかったです!
エンターテインメント性抜群だし、ちゃんと感動する仕掛けも作ってるし、わかりやすく安心して楽しめました!
月の岬
青年団
座・高円寺1(東京都)
2012/06/08 (金) ~ 2012/06/17 (日)公演終了
ハラナイ荘の人々
ちからわざ
ザ・スズナリ(東京都)
2012/05/09 (水) ~ 2012/05/14 (月)公演終了
満足度★★★★
深かった!
脚本は少し練りが甘いかなという感じもしたが、役者陣がすばらしかった!特に佐藤二朗さんの演技はものすごかった!
終演後、拍手がなりやまなかった舞台を初めて見たが、その理由は観れば分かると思います。
東京バンビ『他人の確率』御来場ありがとうございました!次回は10月!お待ちしております!
元東京バンビ
OFF OFFシアター(東京都)
2012/05/04 (金) ~ 2012/05/15 (火)公演終了
満足度★★★★
とっても面白かった。
家族って何だろうって考えさせられたし、それよりなにより、笑えたし、心にすーっと感情が入ってくる感じがして、観ていて気持ちよかったです!
脳細胞がフレキシブル/流れ星でパレード
劇団エリザベス
東中野レンタルスペース(東京都)
2012/05/04 (金) ~ 2012/05/06 (日)公演終了
がんぜない瞳の殺人者
アリー・エンターテイメント
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2012/04/24 (火) ~ 2012/05/06 (日)公演終了
FIRELIGHT
たすいち
吉祥寺シアター(東京都)
2012/04/27 (金) ~ 2012/04/30 (月)公演終了
満足度★★★★
すごかった!
たすいちの舞台を実際に観るまでは、エネルギーだけでまとまりにかける学生演劇の延長を想定していたが、実際見たら、レベル高くてびっくりした!ひとつひとつのシーンが繊細に作り込まれていて、じっくりとじっくりと考えてつくったんだなというのがよくわかった。
今回、観れてほんとによかった!
のれ!ストレッチャー【無事終了いたしました!ご来場誠にありがとうございました!!】
KUUM17
しもきた空間リバティ(東京都)
2012/04/20 (金) ~ 2012/04/22 (日)公演終了
俺以上の無駄はない
MCR
駅前劇場(東京都)
2012/04/12 (木) ~ 2012/04/17 (火)公演終了
ビルと廃材
拘束ピエロ
Studio Hatch(東京都)
2011/11/08 (火) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★
隠れ家!
公演内容ですが、ストーリーは「ある若者が実力はあるのに、まだ自分に自信が持てないためになかなか前に進めず、悩み苦しみ、仲間を巻き込んで騒動を起こし、最終的には自分の目指すべき方向性を見つけることができました。」っという、よくありがちなものでした。
なので、新しい視点とか、独自性はほとんど感じられなかったが、それを十分に凌駕するだけのコントロールされた情熱がほとばしり、キラキラと輝いていて、眩しかった!!!
会場の隠れ家的雰囲気(というか、完全に隠れ家。)で開催されたこともあって、なんだか友達の家のパーティーに来たみたいな感じで、とってもホッコリした気分になりました~!
チカブン【追加公演決定!!】
ROGO
劇場HOPE(東京都)
2011/11/09 (水) ~ 2011/11/13 (日)公演終了
満足度★★★★
とっても面白かった。
初めて観る劇団でしたが、かなりおもしろかったです。
全体的に、「動と静」「明と暗」など、状況を作り出す対比的要素が意識的に使われていて、役者は敢えて表情をパターン化し、セリフ回しも抑揚を抑えることで、無機的な雰囲気を作り出している。
4つの短編の中で、自分は最初の「西へ廻った日」が一番、秀逸だと思った。
鏡子は幼くして亡くした娘・雛子に何回も語りかける。そして、何度も全く同じやり取りが繰り返される。
母の問いかけに対して、娘は機械のように感情のない口調で返事をする。
意味もなく、母の頭の中で、何度となく繰り返される娘とのやり取りが、絶妙な演出によって表現されている。
雛子のセリフで「死は関係性。だから、子供にはわからない。」という一節があった。
このセリフが妙に心に残った。
子供が死ぬ。それは子供という存在が消えるということではなく、子供との関係性が永遠に失われることを意味している。
他の作品にしてもそうだが、全体的に哲学的で、かつ都会的でスタイリッシュな香りがした。
ソウル市民五部作連続上演
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2011/10/29 (土) ~ 2011/12/04 (日)公演終了
満足度★★★
ソウル市民1919
前日、「ソウル市民」を観た時は、現代口語演劇についていけず、消化不良に終わってしまいましたが、さすがに2日目ともなるとだいぶ現代口語演劇にも慣れてきて、とっても楽しめました。
なんだか、とても温かい気持ちになりました。
三・一独立運動という歴史的な出来事が起きているにもかかわらず、篠崎家では日常のどうでもいい滑稽な風景が繰り広げられていて、公式な歴史と対比することによって日常性ということが鮮明に描き出されていたと思う。
ただ、現代口語演劇に特有な同時多発的な会話風景を観ていると、演劇というよりテレビドラマを観ている気分になる。
演劇においてどのような形にリアリティを感じるかは人それぞれだが、現代口語演劇というのは演劇の手法としてはかなり特殊でリスクが大きいということは言えると思う。
食べる。
たこ足配線企画
北池袋 新生館シアター(東京都)
2011/10/28 (金) ~ 2011/10/31 (月)公演終了
満足度★
食べる??
今回、フライヤーがとても魅力的で、「食べる。」というそのテーマをどこまで追求できているのか楽しみだったのですが、結果的には、演劇として成り立っていないレベルに終始してしまったのが残念です。
まず、「食べる。」という所に焦点を当てたのなら、食べるということの範囲内で話しを展開すべきだったのに、食べるということがいつの間にか本能というテーマに置き換わり、セックスやらなんやらに焦点が散らばってしまって、結局、観客からしたら目の前の人たちは何をしたいのだか全くわからない状態になっていた。
次に、脚本が演劇の基本ルールを成していなかった。
例えば、登場人物のサラリーマンが常に寂しさを強く感じながら生きていて、でもその人に舞台上で「さびしい」というセリフを言わせたら、もうそれで終わってしまう。
唐十郎の戯曲並みに特別な構成ができていない限り、遠いイメージから入り徐々に中心的な想いへと近づいていくという方法をとらないと、観ている方としては嘘くささしか感じない。
三人姉妹
華のん企画
あうるすぽっと(東京都)
2011/10/26 (水) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★
すごくシュール。
チェーホフの舞台を観るのが初めてだったのですが、ものすごくシュールでした。
ほぼ、不条理劇でした。
別役実の戯曲みたいに、それぞれの登場人物が匿名性を持って扱われている気がした。
つまり、医師、軍人、大学教授といった社会的アイデンティティが、舞台上では剥奪されていて、男1、男2、女1、女2みたいな扱われ方をしていた。
不条理劇にある「人間が突然に虫になるとか、他人が突然に自分の子供だと名乗って家に来る」とかいう設定はないが、
登場人物のとる行動が全て不幸へとつながり、無機的にイベントが進行していく様は、不条理極まりないと思った。
ひとよ
KAKUTA
シアタートラム(東京都)
2011/10/21 (金) ~ 2011/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
絶対、オススメします!!
この舞台、まだ観ていない人は、絶対的にオススメします!!
観劇して、こんなに嗚咽するまで泣いたのは初めてでした。
タクシー会社とその社員たちは、それぞれに「重いもの」を抱えながらも、懸命に毎日を生きている。
何をしたからって、それが消えるわけでもない。
泣いても、笑っても、それがズシンと体の奥底でうずきながら、それでも昨日と変わらぬ毎日を生きる。
家族や仲間どうしで傷つけ合い、支え合う。その当たり前のことを、鷲掴みにして舞台上に引き上げてきたのがこの作品だと思う。
家族のことを描く場合、その根底に流れる得体の知れない感情の渦を象徴するような、周りからすると「ささいなこと」に上手く焦点を当てることが、とても効果的だとわかった。
役者、脚本、演出、全てがすばらしかった!!
ハロウィン・シックス 【次月は11/19~21】
たすいち
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2011/10/22 (土) ~ 2011/10/24 (月)公演終了
満足度★★★
役者が魅力的!
メッセージを観客に伝えたい、っていうタイプの作品だったので、それにしては少し切り込み方があまいかなぁと思った。
テーマは「悪」ということで、かなりぼわぁーんとしたものなので、なかなか表現しにくかったのだと思う。
でも、役者さんは上手い人がたくさん出てた!
池田靖浩さん(拘束ピエロ)は荒川チョモランマの公演でも観たけど、彼が出てきた瞬間に彼の世界を出現させる力があって、すごく魅力的。
黒沢佳奈さんは、あの絶妙な間の取り方、少し脱力的なしゃべりかたが妙に心地よかった。